インフィニット 無限の記憶のレビュー・感想・評価
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ど派手なVFXと稚拙なプロット
輪廻転生と日本刀に象徴されるように東洋文化に染まりそうなインテリを気取った西洋人にありがちな妄想アクション映画。アクションは見どころたっぷりだがプロットが稚拙すぎて興醒め。
新たなXmen誕生かと思ったら記憶の量が凄いだけ、歴史に学ぶということはあるが知識の伝承は膨大な文献や記録があるので十分、アインシュタインは別として個人の記憶や体験の生の継承がどれほど近代に役に立つかは疑問、劇中の例のように日本刀を再現できるとしても骨董価値に毛の生えた程度にしか思えません。
それに反してバサーストは生物のDNAを破壊するというとんでもない兵器を開発、無限に繰り返される転生に終止符を打ちたいというが、それなら自身が発明した魂を封じ込める銀の銃で自殺すれば済むことでしょう。他人を巻き込む自殺願望者の身勝手な狂気は一刻も早く決着をつけて欲しいのに、気を揉ませるばかりでなかなか進まない。
アクションシーンのVFXは予算たっぷり、ど派手な豪華さ、もうこれだけで良いことにしましょう。
どこかで観たような
インフィニットって、何回もの生まれ変わりの人生の記憶が全部残ってる人のことで、このインフィニット達が二派に分かれてゴニョゴニョ…というのがざっっっくりしたストーリーなんですけど、個人的には敵方の考え方に共感してしまった。
何回もの人生で得た記憶を持ったまま、毎回生を受けるたびに胎児の時からやり直すなんて、考えただけで気が狂いそう。
全体的に面白かったのだけれども、どこかで観たことある感が拭えない映画でした。
結局、何世代にも渡るケンカか。
記憶を持ちながら、無限の転生を繰り返す特殊能力を持った人が
世界に500人いるそうな。
んで、その中の数人が何百年も戦っているそうな。
他の数百人のインフィニットたちは普通に暮らしてるの?
転生に嫌気がさした一人のインフィニットが
生命を絶滅させる卵を作ったそうな。
それを何世代にも渡り奪い合っているそうな。
その卵を秘密の場所に隠したそうな。
「look inside(オレの中を探せ」
普通、体の中って思わない?
刀鍛冶の名工が剣術の達人でもいいけどさ。
それって転生を繰り返した、ある時期の能力でしょ。
それ以外の能力や経験、技能は身についてないの?
少なくてもこの映画に出る数人は戦闘能力しか覚えてないよね?
テクノロジーや製造技術、知能発達とか
今の世界に恩恵を与えた原因は、
インフィニットのおかげだとかの
片鱗カットを見せれば物語にも奥行を出せたのに。
覚醒したら「卵はどこだ?」
「いいや、教えない」を、
ずっと繰り返すだけなのか。
一生やってろ。
あ、一生終わってもまた始まるのか。
リーインカーネーション
全世界で500人ほどいる“インフィニット”と呼ばれる特殊能力を持った人の活躍。彼らは輪廻転生を続けていて、前世や前前前世などの記憶やスキルを持ち続け、大きく二つのグループに分かれている。それはその能力を生かして人類の未来を良くしようとする“ビリーバーズ”と、転生はもう嫌だから全生物を絶滅させようとする“ニヒリスト”と呼ばれるグループだ。もう、どちらがいいのか?ってのが分かりやすい・・・
主人公のエヴァン・マッコーリー(ウォールバーグ)は子ども時代から不思議な夢を見続けていたため統合失調症となり、精神安定剤が欠かせない状況。暴力沙汰を起こしたりして仕事も安定しない。あるとき、売人から薬を手に入れるため日本刀を作ってしまう。ハットリハンゾウ!?日本人にも転生した時期があったのね。
もうちょっと神秘的、宗教的な展開になるかと思っていたのに、さすがの筋肉モリモリウォールバーグ。アクション満載でございました。序盤のカーチェイスは良かったけど、後半はCGばかりで飽きてしまいました。
手塚治虫の漫画「火の鳥(特に太陽編)」を越える輪廻転生ものはないと常々感じていました。また、記憶やスキルがいっぱいありすぎて、それをどう克服するのかな?なんてところも雑な扱い。エイベルとレオナの時空を超えた恋愛劇をメインにした方が面白かったかも。
インスタント作品
昨今のお手軽SFの典型。
見たことあるストーリーの寄せ集め。
◯etflix、◯mazon、お手軽作品。
予想通りの展開と予想通りの配役。
で、当然途中で眠くなる。
ウォルバーグさん、なんでこんな作品に出たのかなあ
もったいない
イカれてない、誤解されてるだけ!中を見ろ
LOOK INSIDE 正直そんなに見る中身はないビリーバー vs ニヒリスト!記憶を取り戻して世界を救え?アントワン・フークア × マーク・ウォールバーグ = 日本人大好き『ザ・シューター/極大射程』コンビ!! 主人公トレッドウェイ一人二役ならぬ二人一役ディラン・オブライエンで蓄積されていく記憶。敵役バサースト役スキンヘッドのキウェテル・イジョフォー。普通の映画なら、逆に生まれ変わりより今この一度しかない人生を精一杯生きようみたいな方に落ち着くだろう。マトリックスから抜け出したがっていたエージェント・スミスみたいに、すべてが終わらせようとする。中を探せ。死は終わりではない、同じ物語の新たな章だ。
"原点"で会いましょう ---『マイル22』に学ばなかったのかマーク・ウォールバーグの早口で捲し立てる神経質キャラ、ザ・ハリウッド映画の主人公らしく軽口叩いて気の利いたこと言おうとする皮肉屋。使命感に駆られて、自らが救世主である運命をスッと受け入れている様子。 その割に、理解が早すぎるのかビビりすぎなのか、持ち主アルチザンにろくに説明受ける前から「なぜそうなる?」と聞きたくなるような心配しまくり。溺れさせて覚醒・思い出させようとする辺りバカっぽい。からのフローレンス・ピューみたいなヒロインはまったく体の入っていない、手先だけ心臓マッサージ。そりゃ生き返らんねえよ?!
スタイリッシュにしたいのか結果もっさりアクションで、フークア先生のフィルモグラフィーにおいて弱い作品。おもしろくないけどキライじゃないバカ映画認定。だけどこの設定だったら時代が経ってもキャスト変えてはいくらでも続編作れそう。大きな未来が待ってる!人類の歴史から過ちを繰り返さずに学べると言わんばかりのメッセージ。
勝手に関連作『エターナルズ』『マトリックス』『ウォンテッド』
『バックトレース』『オールドガード』
アサシンクリードかと言いたい 吹替版での日本語が不正確
アサシンクリードなの?というのが見はじめて数分での感想。
また、日本刀の製造方法を「鋳造」と吹替版では言っており、正確には鍛造。
翻訳者と配給会社の知識不足は恥ずかしいが、原語版でも鋳造を意味する言葉を使っていたのだろうか。
だとしたら仕方ないが・・・
過去に学ぶ
前世の記憶が残っていたら、
人間が過去からもう少し学ぶ能力が高い生き物なら、
世の中はもう少し良くなってるような気がする。
映画としてつっこみ所(卵洗ってる暇あるなら、さっさと発動させろよとか)もあるが、
アクションもなかなかで楽しめた。
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