「ライオンも美女には弱い」ジェントルメン 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)
ライオンも美女には弱い
ロンドン暗黒街を舞台に、麻薬ビジネスで成り上がったミッキーを取り巻くワルたちの駆け引き。
なるほど、これがガイ・リッチー節ですか。
ただ、自分は正直微妙でした。
登場人物、設定、相関図などがパッと頭に入ってこず。
その割にイケオジたちがやりたい放題やりまくるので、結局なんだったの?とあまり印象にも残らない。
ただ、やりたい放題やりまくることで、分からなくてもなんとなくワクワク感は伝わってきて、緊迫感と興奮が良いバランスになっていたと思います。
特にラストにかけてはとても楽しい映画でした。
また、終わると思ったらまた始まるというのが何回かあって、テンポは良いのに体感的にはすごく長く感じた。
マシュー・マコノヒー演じるミッキーとマシューは別人で、マシューがマシューと呼ぶの紛らわしい笑
第一、設定として誰が敵か味方かわからない的要素がありますが、それ以前に、誰がどっち側なのかが分からなくなることもありました。
そもそもこれは現実の話なのか?作り話なのか?
とにかくもう一度出直してきます。
わざわざ劇場でまた観ようとはならないけど、もう一回観たら確実に評価も変わってくるはず。
元々マシュー・マコノヒー目当てだったのもあってか、ミッキーがただただカッコ良かった。
もちろんどの登場人物も魅力的ですが、銃突きつけるところや、妻への献身的な愛には男の自分でも惚れてまうわ〜。
冒頭のアレでてっきり彼の死までの物語だと思っていましたが、見事に裏切られました。
色々文句は言いましたが、ある程度の前情報入れてから見たら最高な映画だと思います。
追記:ビッグ・デイヴの豚動画内容気になる〜。