「誰にでもよいところはあるでしょ」ストックホルム・ケース ミツバチば~やさんの映画レビュー(感想・評価)
誰にでもよいところはあるでしょ
出会い方は稀だけど、ここで会ったのが何かの縁。
異常な時空間を過ごしたから、情が芽生えるのか。
出会うべくして、出会った二人なのか。
これはわからないことですよね。
けれども、やっぱり出会うべくしてであったのかなあ〜
社会心理学では、ストックホルムシンドロームはよく出てくる単語だけど、こんな感じ?
人質の心理を表す事件として有名だけど、デフォルメされていたとしても、これって人と人の心の触れ合いで起きたことなんじゃないの?と思ってしまう。
社会からはみ出し者と言われても、誰か一人が自分の良さを見抜いてくれたら、それだけで人生が捨てたもんじゃないと思えるような。
ただの出会いの物語。
稀な出会いの物語。
心理学者が分析してシンドロームにしてしまうような、野暮な話じゃないような。
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