劇場公開日 2020年3月20日

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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のレビュー・感想・評価

全211件中、21~40件目を表示

3.5議論が出来てるが、頭良すぎてバカになってる。

2023年1月16日
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鑑賞方法:VOD

内容は国体思想vs共産革命の議論。議論は民主主義の根幹。実際は思想のぶつかり合いでしか無いが、議論はしていた。

思想の軸が真逆なのに議論をする。
今の政治には無い。
議論はしているが歩み寄ることはない。後日談で三島が全共闘のメンバーを勧誘したって話はあるが現場では軸を譲る事は無かった。
それでも笑い声が上がるユーモア、理解はするが交わらない態度。真剣勝負の議論はいつまででも見ていたい気にさせられた。

しかし議論の中身は思想的なもの、屁理屈vs屁理屈。テーマの立て方はボンヤリしたもの、それに三島が持論を展開。そこからあとは理屈の応酬。
それでも不思議とキャッチボールが成り立ってる。
ただしキャッチボールみたいに取りやすいところに投げるのではない。厳しい場所に速球を投げ合う。
「これ受けれるか?どうだ手が痺れるだろ」と言うようなやり取り。
学生だから出来る議論に三島が合わせる。余裕を見せつけると言うが三島には余裕があったのだろう。対芥以外は相当の余裕が見えた。
余裕が議論としての歩み寄りに見える雰囲気を作り出したのだろう。

こう見えるのは演出の賜物だろうな。面白い作品になった。

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mrkc7

3.0右か左か、勝つか負けるかでは無く

2023年1月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

右か左か、勝つか負けるかでもなく、
語り合ってわかったことは、
互いにこれからの日本を真剣に憂いた。
今この国を本当に憂いて真剣に考える熱情溢れる若者がどれほど居るだろうか?
最後の在り方はどうかと思うが、出来れば生きてその熱情を持ち、この国を憂い続けて欲しかった。

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上みちる

3.0この時代の熱量を感じる

2022年12月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

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Keita

4.0相手の立場に立つ、誠実に本気!

2022年12月12日
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知的

現役東大生(全共闘)相手に自分を曝け出してして自分の考え方を述べ質疑応答でも冷静で迷いがない、凄い人だ!と感心する。
でも真面目過ぎた!
思い込んだら命がけ!も場合による。
切腹する事なかったのに?
あんなにどんな人にも誠実に見える人はいないように思いますが、今の時代ならノーベル文学賞は川端康成じゃなく三島由紀夫だったかもね?
惜しい人を亡くしたように思います。
残念。

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kachasin

3.5三島由紀夫本人が登場しているから迫力満点。 抽象的な議論に終始し、...

2022年11月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

三島由紀夫本人が登場しているから迫力満点。
抽象的な議論に終始し、何を言っているのか理解できないことも多かったが、それでも当人間では議論が成立しているのがすごい。
三島がこれほどの武闘派だとは知らなかった。

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省二

5.0三島由紀夫の全共闘との真摯なやりとりが感動的

2022年11月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

三島は決して学生を馬鹿にしたような発言はしないし、学生から馬鹿にされたような発言があってもユーモアを交えて真面目に対応している。1970年の自決も真面目過ぎたのが原因だと思う。

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あっちゃんのパパ

5.0芥氏は『全共闘は失敗しましたか?』と言う問いに『全共闘は自殺しなかった。』と嫌味を込めて言う。

2022年10月24日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5三島由紀夫・・・生まれてくるのが早かったのか?遅かったのか?

2022年8月30日
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琥珀糖

5.0切腹って

2022年6月30日
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怖くないん!?おれこわい!

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ミスター

2.5天皇も東大も

2022年6月12日
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まやかしで作り上げられ練り上げられた言葉の呪詛のようなものである。という事を長時間に渡り表した作品。
三島の嘘をつけない魂の清々しさと、こねくり回し独りよがりな思想を展開する全共闘の対話が
後に三島の自決で本質としての違いを露呈した。と言うのが事実だと僕は思う。
なぜ、全共闘の自決はなく、三島の自決で終わったのか?本当に問い詰めるべき事柄ここに集約されているよ。
と見た感想として残したい◎

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tomokuni0714

4.0言葉というものの重みを感じる作品

2022年3月29日
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面白い。観てよかった。

話を聞いていて、本当に頭がいい人だと感じる人はごくわずかだけれど、三島由紀夫はその稀有な人物。
地頭がいいと言った方が適当だろうか。

学歴がある、勉強ができるといわれる人の中には知識ばかりで物事を表層的にしか理解できない人も多いが、三島は本質を理解し昇華できる人だと思う。
だから言葉のひとつひとつが深く重みのあるものだと感じた。

彼の作品をしっかり読みたくなった。

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yuna

4.0この熱はすごい

2022年3月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

難しい

日本の平和ボケにより、この討論が伝説になっているのが、いいのか残念なのか、正直わからない。

世界同時に改革の時代だったというから、腑に落ちる。
あれから50年が経っている今、日本にはそのパワーはない代わりに、目に見える内乱もなく、いまだ平和ボケなのかもしれない。

「熱と敬意と言葉」とナレーターが発していたが、暴力ではなく、言葉しかないんだろう。
第3次世界大戦を回避するためには、武力ではなく言葉、という気持ちが世界中に伝わって、首謀者と側近の行動を変えて欲しい。

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かずじー

3.5禅問答

2022年3月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

尊敬する高校時代の恩師が三島由紀夫を研究し、著書を頂いたのだけれど、読んでも頭に入ってこないので、映像なら理解が深まるかな~と思いDVDを借りて観た。

東大の学生と三島の討論は、私などには全くの禅問答で、それは理解できなかったけれど、その時代の「熱情」はヒシヒシ伝わってきた。
三島と学生の語り合いは暴力的ではなく、互いに落ち着いていたことに、知性を感じたかな~
知性主義ではなく。

全共闘って反体制の左翼だと思ってきたけれど、ひとくくりに左翼でかたずけられるものではないことがわかって良かった。
当時の熱い国への思いは、現代を生きる私たちにはないもので、すっかり古びてしまった感じだけれど、学生運動の「熱さ」は、ある意味素晴らしいのかもしれない。

やはり解説付きの映像はわかり易い。
これで現状積読状態の先生の著書に再び光がはいりそうだ。

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Jo

3.0確かに「熱い」

2021年12月31日
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大阪ぶたまん

4.0生々しい臨場感

2021年11月29日
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単身で全共闘の学生1,000人の討論を受けて立つ三島由紀夫も凄ければ、芥正彦を中心に三島と対等に論を交わす学生も凄い。今では想像できない時代が、日本が、50年前に確かに存在したという事実。

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masya

3.5圧倒的熱量の行先

2021年11月22日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

知的

内容。1969.5.13東大駒場キャンパス900番教室で行われた三島由紀夫と東大全共闘の討論会と残された関係者による事件後50年目の真実。三島由紀夫にスポットライトを当てた作品だがメディアの隆盛時期に反米愛国運動の本質に迫る熱量の強すぎる和解とアンビバレントな決裂。オープンエンドな妥協点が良かった。強すぎる経験は、呪いと同じで三島由紀夫自身も戦争に対し呪われたし、呪われた三島由紀夫に関係した人も一生忘れることは出来ない連鎖の時代だったんだなと感じた。しかし紳士的で誠実な三島由紀夫には好感が持てた。事実は小説よりきなりでした。

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コバヤシマル

5.0知性を伴う言葉

2021年10月3日
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U-3153

4.0これは必要な映画ではある

2021年9月20日
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鑑賞方法:VOD

三島由紀夫が残した叫びを、いま鮮明に残しておく
こういったものは必要なのではないでしょうか?

映画として、よくある証言者と当時の映像を振り返る
というだけの 何の外連味もないモノではあるが
当時、革新的な子供を抱きながらも堂々と三島とやりあった
芥氏が、いまもキチンと老害ヨロシク狂っているのが最高だった。

全共闘のメンバーは、紛れもなく東大生だったわけで
いまのテレビ画面で弄ばれる東大生とは
全くの異質の存在なのが感慨深い。
それは、全国どこの学生や社会人もかつての世代とは違うわけだけど
やはりモノを考える必要は常にあると思われる。

何歳になっても勉強しなくちゃいけない。
そう思わされる。
ちなみに監督の豊島圭介は豊饒の海を読んでないのか
と、芥氏に怒られたらしい。 そら、怒るか。
でも、良いモノ作ってくれて監督さん、ありがとう。

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Nov

4.0ナレーターが…

2021年9月9日
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鑑賞方法:VOD

内容は良かったが、TVのドキュメンタリー番組じゃないんだから東出昌大のナレーターはないかと
ナレーターの人選だけが非常に残念だった

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moonsing

1.0三島由紀夫の優しさは伝わりました

2021年9月9日
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Katsuhisa
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