劇場公開日 2020年3月20日

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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のレビュー・感想・評価

全207件中、21~40件目を表示

3.5三島由紀夫本人が登場しているから迫力満点。 抽象的な議論に終始し、...

2022年11月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

三島由紀夫本人が登場しているから迫力満点。
抽象的な議論に終始し、何を言っているのか理解できないことも多かったが、それでも当人間では議論が成立しているのがすごい。
三島がこれほどの武闘派だとは知らなかった。

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省二

5.0三島由紀夫の全共闘との真摯なやりとりが感動的

2022年11月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

三島は決して学生を馬鹿にしたような発言はしないし、学生から馬鹿にされたような発言があってもユーモアを交えて真面目に対応している。1970年の自決も真面目過ぎたのが原因だと思う。

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あっちゃんのパパと

5.0芥氏は『全共闘は失敗しましたか?』と言う問いに『全共闘は自殺しなかった。』と嫌味を込めて言う。

2022年10月24日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5三島由紀夫・・・生まれてくるのが早かったのか?遅かったのか?

2022年8月30日
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鑑賞方法:VOD
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琥珀糖

5.0切腹って

2022年6月30日
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怖くないん!?おれこわい!

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ミスター

2.5天皇も東大も

2022年6月12日
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まやかしで作り上げられ練り上げられた言葉の呪詛のようなものである。という事を長時間に渡り表した作品。
三島の嘘をつけない魂の清々しさと、こねくり回し独りよがりな思想を展開する全共闘の対話が
後に三島の自決で本質としての違いを露呈した。と言うのが事実だと僕は思う。
なぜ、全共闘の自決はなく、三島の自決で終わったのか?本当に問い詰めるべき事柄ここに集約されているよ。
と見た感想として残したい◎

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tomokuni0714

4.0言葉というものの重みを感じる作品

2022年3月29日
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面白い。観てよかった。

話を聞いていて、本当に頭がいい人だと感じる人はごくわずかだけれど、三島由紀夫はその稀有な人物。
地頭がいいと言った方が適当だろうか。

学歴がある、勉強ができるといわれる人の中には知識ばかりで物事を表層的にしか理解できない人も多いが、三島は本質を理解し昇華できる人だと思う。
だから言葉のひとつひとつが深く重みのあるものだと感じた。

彼の作品をしっかり読みたくなった。

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yuna

4.0この熱はすごい

2022年3月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

難しい

日本の平和ボケにより、この討論が伝説になっているのが、いいのか残念なのか、正直わからない。

世界同時に改革の時代だったというから、腑に落ちる。
あれから50年が経っている今、日本にはそのパワーはない代わりに、目に見える内乱もなく、いまだ平和ボケなのかもしれない。

「熱と敬意と言葉」とナレーターが発していたが、暴力ではなく、言葉しかないんだろう。
第3次世界大戦を回避するためには、武力ではなく言葉、という気持ちが世界中に伝わって、首謀者と側近の行動を変えて欲しい。

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かずじー

3.5禅問答

2022年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

尊敬する高校時代の恩師が三島由紀夫を研究し、著書を頂いたのだけれど、読んでも頭に入ってこないので、映像なら理解が深まるかな~と思いDVDを借りて観た。

東大の学生と三島の討論は、私などには全くの禅問答で、それは理解できなかったけれど、その時代の「熱情」はヒシヒシ伝わってきた。
三島と学生の語り合いは暴力的ではなく、互いに落ち着いていたことに、知性を感じたかな~
知性主義ではなく。

全共闘って反体制の左翼だと思ってきたけれど、ひとくくりに左翼でかたずけられるものではないことがわかって良かった。
当時の熱い国への思いは、現代を生きる私たちにはないもので、すっかり古びてしまった感じだけれど、学生運動の「熱さ」は、ある意味素晴らしいのかもしれない。

やはり解説付きの映像はわかり易い。
これで現状積読状態の先生の著書に再び光がはいりそうだ。

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Jo

3.0確かに「熱い」

2021年12月31日
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鑑賞方法:VOD
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大阪ぶたまん

4.0生々しい臨場感

2021年11月29日
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単身で全共闘の学生1,000人の討論を受けて立つ三島由紀夫も凄ければ、芥正彦を中心に三島と対等に論を交わす学生も凄い。今では想像できない時代が、日本が、50年前に確かに存在したという事実。

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masya

3.5圧倒的熱量の行先

2021年11月22日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

知的

内容。1969.5.13東大駒場キャンパス900番教室で行われた三島由紀夫と東大全共闘の討論会と残された関係者による事件後50年目の真実。三島由紀夫にスポットライトを当てた作品だがメディアの隆盛時期に反米愛国運動の本質に迫る熱量の強すぎる和解とアンビバレントな決裂。オープンエンドな妥協点が良かった。強すぎる経験は、呪いと同じで三島由紀夫自身も戦争に対し呪われたし、呪われた三島由紀夫に関係した人も一生忘れることは出来ない連鎖の時代だったんだなと感じた。しかし紳士的で誠実な三島由紀夫には好感が持てた。事実は小説よりきなりでした。

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コバヤシマル

5.0知性を伴う言葉

2021年10月3日
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U-3153

4.0これは必要な映画ではある

2021年9月20日
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鑑賞方法:VOD

三島由紀夫が残した叫びを、いま鮮明に残しておく
こういったものは必要なのではないでしょうか?

映画として、よくある証言者と当時の映像を振り返る
というだけの 何の外連味もないモノではあるが
当時、革新的な子供を抱きながらも堂々と三島とやりあった
芥氏が、いまもキチンと老害ヨロシク狂っているのが最高だった。

全共闘のメンバーは、紛れもなく東大生だったわけで
いまのテレビ画面で弄ばれる東大生とは
全くの異質の存在なのが感慨深い。
それは、全国どこの学生や社会人もかつての世代とは違うわけだけど
やはりモノを考える必要は常にあると思われる。

何歳になっても勉強しなくちゃいけない。
そう思わされる。
ちなみに監督の豊島圭介は豊饒の海を読んでないのか
と、芥氏に怒られたらしい。 そら、怒るか。
でも、良いモノ作ってくれて監督さん、ありがとう。

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Nov

4.0ナレーターが…

2021年9月9日
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鑑賞方法:VOD

内容は良かったが、TVのドキュメンタリー番組じゃないんだから東出昌大のナレーターはないかと
ナレーターの人選だけが非常に残念だった

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moonsing

1.0三島由紀夫の優しさは伝わりました

2021年9月9日
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Katsuhisa

4.06歳で安田講堂事件をテレビで見て、いつか自分も、とぼんやり思った変な子でした

2021年9月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

三島は、天皇という一神教を信じ、全共闘が社会主義革命という一神教を信じていると受け止め、一神教信者というメンタリティーにおいて共闘できると信じ込み、アメリカ的価値の堕落という共通の敵と戦おうと勧誘に出向いた、という事なのでしょうか。

東大生と三島の抽象概念のキャッチボール、すごいね、頭いいとはこういう事なんだろうね、などと感心しながら見ていましたが、同時に、ただ言葉の粉飾にすぎないような気もして、本質を見極める力とは別物のような気がしないでもなかった。だから、巷のおばあちゃんなんかが、ぼそりと言う真実に打ちのめされたりすることがあるような。

三島は、割腹自殺という形で一神教に殉じた。しかし、全共闘は果たして本当に一神教信者だったのか。もともと多神教だったのか、あるいは改宗したのか。ただ、あの時代において、まじめに、かつ愚かに、そして熱く対峙する姿は、一回りほど下の私にとって限りなくまぶしい輝きを放つものでした。

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マツドン

4.0全共闘は何を残したのか

2021年8月22日
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鑑賞方法:VOD

アマゾンプライムで観賞。
三島由紀夫は終始紳士的で相手を攻撃はしない。むしろ相手の主張をしっかりと聞きその上で自分の思想を語る。対して東大全共闘は三島由紀夫の主張の矛盾や上げ足を取るようなことばかり突いてくる。これがまるで大人と子供の喧嘩のようにも見える。学生たちは大人を言いくるめようとするのに必死すぎでそれが目的になってしまっているようだ。

当時の若者はエネルギーを持て余しているためかこんなことをしていた。でも実際はそこに確固たる信念は存在しなかったんじゃないかな。だから内ゲバで自滅したんだと思う。東大全共闘は一体この日本に何を残したんだろう。三島由紀夫は一体何と戦っていたんだろう。

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たろう

3.51960年代後半の学生運動全盛期の時代背景が分かる映画!

2021年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

 ドキュメンタリーの前半で、当時の時代背景を説明してくれます。東大全共闘を始めとして、日本各地で、学生運動が起こっていた様子が伝わり、今の日本では考えられない様子だと思いました。
 その中で三島由紀夫が、東大駒場キャンパスの討論会に出るという、当時の貴重な映像も見ることができるドキュメンタリーです。正直、三島由紀夫や東大の学生が議論で話す内容は、難しい内容も多く、ついていけない部分もありました。それでも、三島由紀夫の思想の一端が分かる映画だと思います。戦後の日本の歴史の中で、その時代を知る意味でも、時代背景や三島由紀夫の思想の一端を知ることができる映画だと思いました。
 あの東大駒場キャンパスの討論会の会場の「熱量」は確かにすごかったと感じましたし、「言霊」の力を信じようとして、討論に臨んだ様子が映画から伝わりました。

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Nagoya_yabu

4.0熱と敬意と言葉と。 その頃のことを全く知らない世代で、自分達が何か...

2021年8月13日
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知的

難しい

熱と敬意と言葉と。
その頃のことを全く知らない世代で、自分達が何か行動を起こしたとして世間や政治や何かを変えることなんて出来やしないと思っているし、そもそもそんな真剣に世界のことも自分のことも考えていないと思っている。そんな私からするとこうも変革に向かって突き進んでいこうとする情熱は羨ましいとすら思う。
三島の本もほぼ読んだことないし、断片的にしか知らなかったけど、なんか一気に実在したんだ、という存在感をリアルに感じられた。

ちょっと前までは本当にこんな一人間が何かを思っていたとしても変化は起こせないと思っていたけど、最近はSNSがきっかけで少しずつでも声が届いたりするシーンも見たりする。案外まだこの時代も捨てたものじゃないのかも、まだ真剣に世の中を変えようと考えてくれる人がいて力もあるのかも。そしてその動きの根底には熱と敬意と言葉があって、それってこの全く知らない時代と共通しているんだと知った。

分かり合えなくても、頭ごなしに否定するんじゃなくてまずは熱と敬意と言葉でもって対話して知ろうとする。知ってもらおうとする。そばにいる人との関係においても、大切なことを学んだ。

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みーこ