劇場公開日 2020年10月30日

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「″ジュオン″ from Japan!!」ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷 MARさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0″ジュオン″ from Japan!!

2020年11月11日
PCから投稿

怖い

過去にある事件が発生したペンシルベニア州の家で巻き起こる、そこで死んだ者たちによる呪いの物語。

海外版呪怨のリブート作品とのことだが、オリジナル含め関係作品は一切見たことがないが、果たして…

物語は、主人公刑事とバディの刑事、不動産屋夫婦、病気の妻とその夫、の3組を中心に、呪われた屋敷で起こる惨劇を描いていく。

2004年~2006年の3年間の時間軸を行ったり来たりするが、内容はわかりやすく、迷子にならない展開。
序盤~中盤は、林で見つかった死体と過去の事件の関連を追っていく流れ。ホラーだけでなく、サスペンス映画としても面白い。

以降は、かなり頻繁なペースでビックリの連続。
そんな場面が続く為、良い意味で疲労が溜まる(笑)

亡霊が見えるようになり、参っていく主人公。刑事だけれど、絶望的な展開で地下倉庫で一人泣いちゃう。。地上に上がっていった人は普通の人に見えたけど…。

不動産屋夫婦はとにかく可哀想。
妻が病気になったおじさん、ちょっとファンタジックで素敵っぽいこと言ってたけど…。
結果として巻き込まれた(?)おばさん、その話に感動してしまう。立場わかっていない!?

後半、一瞬映ったのは学校の怪談2ネタ!?
まぁよくある時間だから関係ないか。或いは、邦画オリジナルだし遊び心?
だとしたら懐かしい…。

とにかく、内容も小難しくないし、お好みのサスペンス的な流れや、盛沢山のビックリ場面が、仕事早番のワタクシだったにも関わらず、全く眠気を誘わせず、最初から最後までしっかり観れた。
日本がちょっと映るのも嬉しいですね。そもそものあの家はオリジナル版で出てたりするのだろうか?

ここ最近のホラーの中では、個人的になかなかお気に入りの作品となった。

MAR