劇場公開日 2020年6月12日

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コリーニ事件のレビュー・感想・評価

全104件中、101~104件目を表示

4.5悲し過ぎる殺人動機

2020年6月12日
iPhoneアプリから投稿

まるで松本清張作品みたいな展開。

事件は初っ端に起こります。
そして、そこから謎が始まります。

こんなに偶然って重なるものなの?というくらいに事件の関係者が半径10メートルくらいに集まっているのは若干気になりますが、それはまぁいいとしましょう。

それよりも何よりも殺人の動機が悲し過ぎて、ツラ過ぎます。そして、結末。。。

結末は、一瞬ポカーンです。
とんでも結末ではありませんが、そんなに急展開されたら、気持ちが置いてきぼりです。
え?ウソでしょ。というくらい気持ちの整理ができないままエンディングに突入です。

とはいえカタルシスはあります。
見て損はないと思います。

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ただの映画好き

2.5一種のドイツ歴史に触れる事ができる作品

2020年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

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J24

4.5#33 本当の正義とは何か

2020年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分を育ててくれた恩人を殺した犯人を弁護するという難しい立場でも、正義を尽くそうとする主人公が格好良い。
物事を合理的に考えられる北寄りのヨーロッパだからこそ成り立つ話。
しかもドイツでしいたぎられているトルコ系っていうのがミソ。
きっと殺された元のご主人様も、主人公の行動を喜んでくれたと思う。

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chicarica

4.5シブくてコクのある、ドイツじゃないと作れない法廷サスペンス

2020年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

難しい

とかくシブい内容になりがちな法廷サスペンスものだが、本作もご多分に漏れず。被告人役のフランコ・ネロがそれにさらに輪をかけてシブい。
誰にもほじくり返されたくない過去はあるが、かといって看過するわけにはいかない。負の汚点に真正面に向き合う内容の映画は、ドイツじゃないと作れないし、もっと言うと日本では作れない。
意図せず負の汚点に向き合わざるを得なくなった某人物に、「君は君だから」と声をかける主人公。実はその言葉は、同じく負の汚点を背負った原作者の心情でもある。

『ラストエンペラー』や『ローン・レンジャー』、『LION/ライオン~25年目のただいま~』を思わせるラスト演出は、あざといと言ってしまえばそれまでだが、ある人物が過去の悲しみからようやく解き放たれた心情を思うと、絶対外せない。

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regency