劇場公開日 2020年6月12日

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コリーニ事件のレビュー・感想・評価

全104件中、21~40件目を表示

3.0深い

2022年4月18日
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投げ掛けたものはあまりにも重い。 結末には納得。あれしか終わらせようが無いよね

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Yoichiro

3.5面白い

2022年4月15日
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アマプラで適当に選んでみたけど面白かった。 主人公は何故トルコ人にしたのか? コリーニを親のように慕う立ち位置のキャラに 何故したんだろう? と言う小さな引っかかりが、 事件の真相が分かった時あぁなるほどなと思えて スッキリしました。 コリーニ事件の判決を出そうとする中で、 もう一つの事件の解決にも繋がると言うクライマックス はゾクッと来ました。 トラボルタに似てるこの目力強い老人は誰なんだろ? と思っていたら、名優フランコ・ネロ! 名前は知ってたけど、この人かと、 おじいちゃんになっても雰囲気があるのだなと 見入ってしまいました。 しかし、復讐は誰も救わない。 そして親には会える時に会っておけ。 これがこの映画化から教わった教訓です。

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奥嶋ひろまさ

4.0ドイツの暗い歴史

2022年4月11日
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泣ける

悲しい

知的

弁護士の正義感。 戦時の悲惨な場面には目を背けてしまう。 エンディングが悲しくも救い。(投げられたボール、拾う子どもと父親、天国で…)

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さぁ行けAK

4.0戦争は悲劇しか生まない

2022年4月3日
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ジャーニー

5.0哀しみしか産まない不毛さ

2022年3月20日
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悲しい

難しい

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tokuyoshio

4.0”戦犯”という言葉の重さ

2022年3月17日
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とても見ごたえのある法廷もの。 コリーニさんのトラウマを描写するくだりが特に鮮烈で、 どんなに悔い改めようと決して許されない罪ってあるよなと。 例の悪法はきっと”国に有益な人材を守ろう”っていう意図なんだと思うし、 たしかに非難されるべきなんだけど、理屈としては理解できてしまうのが怖いところ。 今も世界のどこかで繰り返されている惨劇。 やはりきっちり裁いていくことが、負の連鎖を断ち切るために必要なんだと思う。 スポーツなどで気軽に使われる”戦犯”という言葉の重さを、 しっかり心に留めていこうと思わせてくれた。

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mar

4.5法廷ものを超えた法廷もの。

2022年3月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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tochi06

4.0暴力は誰の心身にも宿っているのだろう。

2022年3月7日
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ドイツと言う国はやはり大人なのだろう。これ程時が流れ去ってもあの戦争について語り伝える力を持ち続けている。時の流れが全て忘れさせてくれるなど論外なのだ。それほどに過酷な時代を乗り越えようとしている。暴力を人間の中に存在することを否定せずにこの映画は作られた気がする。 死者は復讐を望みはしない。と心で分かっていても身体は言うことを聞かない。殺さずにはいられない。それほどまでに人は人を憎んだりできる生き物なのだ。法廷で権威に溺れ、しがみついた人間の正体を暴いたとしても、被告人の心は晴れないだろう・・・・再生する気力は殺人を犯した瞬間に失せてしまっていただろうに・・・・どんな戦争にだって勝者などいないのだ。 人を殺す。その理由を世間が知ったところでどうなるわけでもないのだ。 哀しみと言う感情は、人それぞれに異なるからだ。 しかし、いつか消え去る時が来るはずなのだ。

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はる

3.0戦争が落とす影…

2022年2月27日
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KEI

3.5故殺、謀殺

2021年11月8日
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難しいお話。新米トルコ系弁護士がドイツにおいて、恩義ある父親代わりとも言える男が殺され、被告人の弁護を務める事となる。 あんなに優しい人が戦争とはいえ残虐な行為を行うのだなぁ、お互いに悲しいなぁ。誰もが徳にならない戦争。 コリーニの最後はそうなるだろうと、そして何十年経っても憎しみを抱き続けないといけない苦しみ、報復せずにいられなかった思いを考えると悲し過ぎる。何のために生きてきたのかと。

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GAB I

4.0 殺人事件の容疑者の弁護をすることになったライアン。被害者はお世話...

2021年10月1日
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アンディぴっと

5.0奥深し!

2021年9月30日
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一言「奥が深いわあ!」 弁護士になって3ヶ月の新人・カスパーの国選担当案件。 それは自分の恩人を殺害した被疑者・コリーニの弁護。 その恩人は、勲章ももらっている大企業の社長。 現場で逮捕されているので、カスパーのできることといえば、減刑くらい。 がしかし。何を聞いてもコリーニは、一言も口を聞かない。 唯一「弁護士さんに、迷惑はかけたくないんだ」って。 原告の「被告訴訟代理人」には、カスパーの恩師もいて。 敗訴は違いない。 でも、どうしてコリーニは何も喋らないのだろう?。 それがわかるのが後半以降。 そうコリー二には「墓場まで持って行きたい辛い事件」があった。 子供の頃第2次世界大戦=ナチス。ここが話の鍵。 ここからコリーニの印象も、寡黙な老人からガラッと変化。 オセロの石を、証拠を積むことでパタパタとひっくり返す様が。 みてて力が入りました。 事件そのものが実話ではないようですが エンドロールでは、戦犯の処遇の事実をしっかり伝えてました。 見応えのある、そして新しいアプローチの1作でした。 ⭐️今日のマーカーワード⭐️ 「法廷と海は決して侮れませんよ」

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ゆき@おうちの中の人

4.5法廷ミステリーに収まらない秀作

2021年9月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

実業家を惨殺した老人を弁護することになった国選弁護人の奮闘を描く物語。 想像以上の秀作でした。 黙秘を続ける犯人、「謎の動機」がサスペンスの面白さを掻き立てます。そして、意外性のある壮大な動機には驚きを隠せませんでした。 法廷シーンは勿論、動機に絡む回想シーンも緊迫感があり迫力十分。 ストーリー展開のテンポも良く、物語に引き込まれた2時間でした。 少し残念だったのは、「恩人が被害者」の設定が余り効果的でなかったこと。もう一つ踏み込めば、「恩人の仇」を薄給の国選弁護人がなぜ必死に弁護しようとしたのか・・・ここの描写が甘かったように思います。 凶器の判明が一つの転機なのでしょうが、メリハリが不十分のように感じました。例えば、弁護人を引き受けたことへの煩悶、後悔、辞退する具体的な行動、犯人に怒りをぶつけるシーン、無気力な弁護・・・等々、そんなシーンの後に凶器が判明し、子供の頃の記憶が蘇り・・・なら転調が明らかで物語も映えるように思えました。 評価は4.5。4にしようかとも思ったのですが、自国の黒歴史をしっかりと描いたその姿勢に0.5点だけプラスです。

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よし

5.0国選弁護人

2021年9月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

新人弁護士が殺人事件の国選弁護士になる。 被告(フランコ・ネロ)は完全黙秘のイタリア人、殺されたのは恩人だった。 悩みながら弁護を開始するが、驚愕の事実が明らかになってくる。 終盤は感動の嵐で、涙なしでは見られない。

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いやよセブン

4.5大企業の社長がホテルのスイートで殺害された。 被告人は無抵抗の被害...

2021年9月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

大企業の社長がホテルのスイートで殺害された。 被告人は無抵抗の被害者に銃弾を3発撃ち込み、死体の頭を何度も踏みつけて頭蓋骨を破損させるという残忍極まりない鬼畜・・・・。 終身刑は間違いない状況だが、そこには深い動機があった。 新人弁護士の奮闘、恩人殺しの被告人を弁護する葛藤、憎んでいた父親との再会など単なる法廷ものを超えたドラマがある。

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省二

4.0「強くなる練習だよ」←最低のセリフ

2021年6月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

原作未読だったがこれは読まなければとすぐさま読了した。劇場で観ておくべきだった。 最初は主人公ライネンの物語なのかと思った。恩人を殺した犯人を弁護しなければならない葛藤がメインなのかなと。うんにゃ、そんな生やさしいものではなかった。 クライマックスで現代の裁判シーンと回想の殺害シーンと回想の○○シーンを切り替えつつダブらせる編集はとても効果的で、凄惨な場面だが画面に釘付けになってしまった。 映画版はライネンとコリーニの人物設定や起こる出来事等かなり改変されているのだが、観客の感情により訴えかけるような感じになっていて、悪くいうとウケ狙いもチラつく(ラストシーンはさすがにやり過ぎ)が、独自に仕込んだ伏線や人物で感情移入しやすくなっている。 演者では特にコリーニ役のフランコ・ネロは好演だった。強面の見かけであれは…ズルい。原作は全体的にもっとフラットだが(エモさ控え目)、映画ではあっさり流していた部分が詳しく描写されていたりと、また違った印象だった。 中盤のコリーニのセリフ「永遠にいるわけじゃない」に不意打ちくらってしまい、苦笑いである。

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なお

4.0ドイツで隠された真実と言えば

2021年5月4日
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bion

4.0重厚なミステリーに堪能させられた…

2021年1月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

難しい

すごくおもしろかった。派手さはないが、一つずつ謎が明らかになってゆく過程が興味深かった。カスパーは、最初は全くどう取りかかればいいのかさえわからない状況から、あるものをきっかけにして、その謎への扉をこじ開けてゆく。そこには、被害者が自分の恩人だったことも絡んでくる。そして、謎を解き明かしたと思ったら、また壁にぶち当たる。先が読めない展開。どういう結果になるのだろうと思った。最後はドイツらしい帰結だと思った。アメリカ映画とは違う。でも、私は最後まで観て、ファブリツィオの気持ちが少しわかってきたような気がする。彼は最初は絶望していたのだ。でも、カスパーのがんばりに最後は納得し、思いを遂げた気持ちになったのではないだろうか。背景にすごく大きな問題を孕んでおり、重い内容ではあるが、ミステリーとしてもうまくまとまっていたと思う。

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瑞

3.0イタリア戦線

2020年12月20日
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既視感もある話で、ナチの罪に行き着くのであるが、枢軸側のイタリアの話なので、時系列が多少混乱。イタリア戦線を学ぶ契機にもなる。 戦争犯罪については洋の東西関わらず、個人が問われている訳ではないところ。問われない罪をどのように自己消化するかという点の方が気になるが、この映画ではハンスジマーは口を開かない。もう少し工夫が欲しかった所。

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Kj

4.0これを正義と呼ぶことに、心が抗っている。

2020年11月16日
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bloodtrail