「現在まで残る傷跡」コリーニ事件 めるさんの映画レビュー(感想・評価)
現在まで残る傷跡
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ドイツが舞台となる映画は何本か観てきたかいずれも過去の傷がテーマとなっている。
とある殺人を犯した犯人。犯人は理由をなにも語らない。弁護するのは新人。そこから明らかになる真実とは?
戦争で受けた悲しみや怒りは何十年経ってもやはり消えないんやなと。ウクライナとロシアの戦争も終結したとしても当人たちにとっては終わることはない苦しみなんやろうなと感じた。物語的には静かにスタートし終始派手な展開はないんやけど、常に緊迫感があり途中から集中して観ていた。
殺される前のシーンがとても印象的やった。戦争中とはいえ、この人自身も過去の過ちを悔いていたのかなと感じさせるシーンやった。
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