「”戦犯”という言葉の重さ」コリーニ事件 marさんの映画レビュー(感想・評価)
”戦犯”という言葉の重さ
とても見ごたえのある法廷もの。
コリーニさんのトラウマを描写するくだりが特に鮮烈で、
どんなに悔い改めようと決して許されない罪ってあるよなと。
例の悪法はきっと”国に有益な人材を守ろう”っていう意図なんだと思うし、
たしかに非難されるべきなんだけど、理屈としては理解できてしまうのが怖いところ。
今も世界のどこかで繰り返されている惨劇。
やはりきっちり裁いていくことが、負の連鎖を断ち切るために必要なんだと思う。
スポーツなどで気軽に使われる”戦犯”という言葉の重さを、
しっかり心に留めていこうと思わせてくれた。
コメントする