劇場公開日 2020年6月12日

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「”戦犯”という言葉の重さ」コリーニ事件 marさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0”戦犯”という言葉の重さ

2022年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

とても見ごたえのある法廷もの。
コリーニさんのトラウマを描写するくだりが特に鮮烈で、
どんなに悔い改めようと決して許されない罪ってあるよなと。

例の悪法はきっと”国に有益な人材を守ろう”っていう意図なんだと思うし、
たしかに非難されるべきなんだけど、理屈としては理解できてしまうのが怖いところ。

今も世界のどこかで繰り返されている惨劇。
やはりきっちり裁いていくことが、負の連鎖を断ち切るために必要なんだと思う。

スポーツなどで気軽に使われる”戦犯”という言葉の重さを、
しっかり心に留めていこうと思わせてくれた。

mar