劇場公開日 2020年6月12日

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コリーニ事件のレビュー・感想・評価

全113件中、1~20件目を表示

4.0意表つかれた

2025年8月10日
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鑑賞方法:VOD

なんの予備知識もないまま鑑賞。何かの復讐かなとは思ったが…
戦争が、集団が、やらなきゃやられる脅威、人間はそんなに強くない。
終盤の法廷で冗談で傍聴人たちが笑う演出は、観てる側と空気感が違ってイライラする。

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ここち

4.0取り返しのつかない過去

2025年7月25日
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鑑賞方法:VOD

現役弁護士によるベストセラー小説を映画化した
社会派サスペンスのドイツ映画。
ベストセラー小説ですが実話っぽい物語です。
ドイツの過去、歴史を現代でも引きずっているのが重い。
取り返しのつかない過去がドイツにはあります。
主人公はトルコ人弁護士ですが
トルコ人としての差別もあったと思います。
重いテーマですが飽きることは一切なく
最初から最後まで重厚感に押しつぶされそうになりながらも
この映画は観なくてはいけないのだと思っていました。

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tom

5.0ワルサーP38♥️

2025年7月18日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

5.0継ぐものと断ち切るもの

2025年6月10日
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鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ

ラスト!!

2025年3月17日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

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MADMAN

4.0現代にも尾を引くドイツの汚点

2025年2月3日
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鑑賞方法:VOD

ナチス政権の蛮行は現代にもなお尾を引いているんだなと思いました。
過去の汚点を清算しきれないのはもどかしいですが、
あの時代を想像すると清算しきるのも容易ではないことは明らか。
でもそれを正していかないことには同じ過ちを繰り返す可能性があるしな、、、と、とても考えさせられる話でした。

この作品を見るまでドレーアー法という法律も知らなかったので、
見終わってから制定までの経緯やその後の戦犯処理について調べ、とても勉強になりました。

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ぞの

4.5戦争犯罪とその報復を取り上げた骨太作品。

2025年1月20日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

この世に顕現化した地獄。第二次世界大戦。

戦争犯罪を加害者、被害者双方から見つめた作品。

単に加害者=敗戦国 被害者=戦勝国ではなく、戦争という特殊な環境下で、自らの凶暴性、残忍性に飲まれる人間の性に焦点を合わせた作品。

細かい演出から垣間見える、加害者側の人間味が、戦争の恐ろしさを想起させる。

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be_free

4.0罪とは何か

2025年1月13日
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私は作家シーラッハのファンだ。彼の簡潔で抑制の効いた文章、研ぎ澄まされた筆致に痺れる。

フェルディナント・フォン・シーラッハは、ナチ党青少年最高指導者の孫である。本作は、こうした出自を持ち現役の刑事事件弁護士である著者が、祖父の時代の犯罪に真っ向から取り組んだ法廷小説。原作は200ページ弱と決して長くない小説なのに、濃密で衝撃の読了感。

そして映画は映画でまた素晴らしかった。映画らしいアレンジも効いていて面白かったし、主人公が私の頭の中のビジュアルに近くて大満足!

主人公は黙秘する犯人を通して、法の解釈や量刑よりも、問題はまったく別のことだと思い至る。問うべきなのは、虐げられた人のことなのだ。

全ての元凶ドレーアー博士の起草した法律の過ちを認めさせたところでコリーニの復讐は完結。現実では2012年に「ナチの過去再検討委員会」が設置されている。

同時に、祖父は祖父、自分は自分。

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Raspberry

4.5現在まで残る傷跡

2025年1月9日
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鑑賞方法:VOD
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める

3.5新人弁護士が奮闘

2024年2月9日
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ゆかした

4.0エリアスムバレク

2023年11月1日
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悲しい

難しい

8月に観た、
ピエロが嘲笑うのエリアスムバレクさんが良かったので鑑賞。

重いテーマとは知らずに鑑賞。

最後が悲しかった…

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seiyo

4.0ナチス物は飽きたので鑑賞したが…

2023年10月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ドイツ映画といえばナチス絡みが多いので、うんざりしているのも事実だが、これはイタリアからの出稼ぎ労働者と、ドイツに多いトルコ系の軋轢を描く映画かと思って入場。
結果、またもやナチスものでした🥺。
事件のキーガジェットとして「ワルサーP38」が出ています。おかけでWikipediaでP-38を調べました。私の世代だとP-38は「ナポレオンソロ」や「ルパン三世」に出てくる現役兵器ですが、21世紀の今日では古物なのですね。そこを押さえないと本作は理解出来ない。勿論トルコ系弁護士にも「世が世ならアンタはケパブ屋台のあんちゃん」などと辛辣な言葉が浴びせられています。それにしても「裏切者イタリア」への対応はドイツらしいというか、厳しいモノがあります。「1対10」ね。それをホントにやるとは。「事件」が起こったイタリアの田舎町は現在も第二次大戦時も風景にさしたる違いはなく、そこにヨーロッパの積層した歴史を感じました。

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コーヒービート

3.0なぜ黙る

2023年2月1日
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鑑賞方法:VOD

怖い

何故、コリーニは黙秘を貫くのか?
動機は何かと同じ位に重要な黙秘。
コリーニが何も話をしない事で、話が必要以上に複雑になっている。最後の結末もちょっと納得いかなかった。。

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とたすけ

4.0正義とは

2023年1月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

難しい

率直に言って面白かったし、想定していた以上に奥が深かった。
沈黙を続ける容疑者に対し、国選弁護人が頑張って調査をはじめますが、その裏にあったものが表に出てきた時は物語の大きさにびっくりしました。

原作者は、これのことを言いたかったのかと、学校で習わない歴史が学習できました。

また、ピザ屋のお姉さんが、アクセントになっていて好印象でした。

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たけお

3.5ほぼドキュメンタリー

2023年1月2日
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事実を淡々と追う感じだが、ついつい引き込まれる

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adamsmith

4.5二次大戦ドイツ、戦争の背景と犠牲について考えさせられる映画。

2022年12月2日
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フィクションですが、なかなかノンフィクション的な雰囲気のある映画。
見ごたえありますし、考えさせられます。
二次大戦のドイツ市民の背景を勉強するには非常に良い映画です。

現実に似たようなことがありそうだな~と。
見た後は、重い、重すぎるため、見たことを忘れていました。

戦争と一言で言っても置かれた立場と状況で全く異なりますよね。
第二次大戦に限らず、私たちが教えられている戦争の事実は本当に真実なのか?
改めて考えました(戦争以外でも真実は見つけにくい)。

戦争というものを考えるのには、とてもいいフィクションの映画だと思います。
ですが、現実にありそうで可哀そうで、見た後は気分が重いです。

戦争や内戦の背景も色々ありますよね。

【ロシアとウクライナ】
東ドイツが西ドイツと統一されたとき、アメリカ(西ドイツもかな?)はソ連と約束をしました。
「これ以上の東方へのNATOの拡大はしない」と。
こうして、ソ連の許可を得て、ドイツは統一されました。

ところが、今は、その約束は守れていません、ロシアは怒りました。

【イスラエルとパレスチナ難民】
第二次大戦のころ、ユダヤ人は西欧人として同化している人たちと、シオニズムを重要視する人たちとに二分化していました。

収容所に運ばれていくユダヤ人とは別に、シオニズム重要視のユダヤ人は船でイスラエルに運ばれていきます。

また、イギリスはユダヤ人(シオニズム系)には、「パレスチナをユダヤ国家とすること」を約束します。その一方ではアラブ人にも「アラブの国家独立」も約束します。

多くのユダヤ人がパレスチナに来て、アラブ人を追い出しました。
こうしてパレスチナ難民が生まれました、アラブの国家は作られていません。
ガサ地区のアラブ人は気の毒です。

本のレビューに「ユダヤ人だって同じことをイスラエルでしている」、と書いてあったのを見たことから、少し調べて事実をしりました。

イスラエルが、何故、国家として認められないのかを初めて知りました(最近は認める国も増えましたね)。

ユダヤ人が侵略し、パレスチナからアラブ人を追い出したことを知りました。そのやり方が酷かったことも。

第二次大戦中のドイツではユダヤ人迫害が行われてもいましたが、
時期同じくして、イスラエル建国のために船で運ばれていたユダヤ人も多くいました。
なんとも、やるせない現実です。

【レビューまとめ】
コリーニは完璧フィクション映画ですが、実によくできたフィクション映画です。
戦争の背景にあったできごとに焦点を当てています。

戦争の後片づけ、いまだ終わっていないことが多いですよね。
日本の憲法は戦後アメリカが作ったという話は、本当なのでしょうか?

日本の戦争も終わっていないな~、とか。
映画見終わった後に、ぼんやりと考えました。

一緒に見た旦那と、無言で映画館を後にしました。
旦那は可哀そうだと何度か言っていました。

見た後の気分は軽くはないので、気持ちが元気なときに勉強のために見るといいかも。

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ころん

4.0隠されワルサー

2022年7月23日
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鑑賞方法:VOD

書棚に隠されたワルサーは罪の意識なのだろう。
法律すら間違いを犯す。
やはり時代を問わず、戦争は悲劇、憎しみ以外の何も生み出さない。
今も行われている戦争が、一刻も早く集結することを願う。

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上みちる

5.0立場を超え真実に生きる

2022年7月18日
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ドイツの戦後の在り方、とりわけ日本との違いを垣間見る。
移民の問題、自己のアイデンティティ、家族や仲間との愛情、恩義、暗い過去の隠蔽と贖罪、
さまざまな要素が絡み秀逸な作品。

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redir

4.0悪法もまた法なり

2022年7月7日
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みっく

4.0ドレーアー法。 ドイツにはそんな法律があったのか。この法律は悪用す...

2022年6月12日
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鑑賞方法:VOD

ドレーアー法。
ドイツにはそんな法律があったのか。この法律は悪用するために作られたのか、それとも誰も戦争犯罪人の救済に悪用できることに気づかなかったのか?

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hato
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