劇場公開日 2020年4月3日

  • 予告編を見る

「韓国サスペンスはやはり面白い!」暗数殺人 アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0韓国サスペンスはやはり面白い!

2021年4月11日
iPhoneアプリから投稿

 実在の殺人鬼カン・テオ。何処までが本当で何処からフィクションなのかわからないが、実在の犯人もあんなに傲慢だったんだろうか。警察を挑発するような態度、馬鹿にし、弄ぶ。実際頭もいいようで、獄中では法律を勉強して刑を少しでも軽く出来るように策を練っている。本物の悪党だ!
 刑事ヒョンミンは実家が裕福なため、テオに要求されたものは現金や差し入れなども自費で払う。こんなことが許されるのも不思議ではある。
 テオの最初の殺人は中学生の時の父親殺し。父親に虐待されることなく愛情を受けて育っていたら、あんな殺人鬼にはならなかったのか!それとも生まれ持ったサイコパス的なものなのか、精神鑑定不可能と判定されているようだから、答えはないんだろう😣
 ラストで、無期懲役の判決を受けた後、さらに何人か殺していると自白し、獄中で自殺したとあった。自分で勝手に人生を終わらせるな😤と怒りが湧く💢。ヒョンミンは今も被害者の無念を思い捜査を続けているとは、、、1人でも多くの被害者が発見されることを願う。

アンディぴっと