クワイエット・プレイス 破られた沈黙のレビュー・感想・評価
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音をたてたら襲われるという緊迫感が面白い
前作も鑑賞して面白かったので、その続編という事で鑑賞。
物語冒頭、エイリアンが襲来してきた1日目が描く事で、この世界がどいう状況に置かれているのかが分かり、前作のモヤッとした部分が解消され物語に集中する事が出来た。
少しでも音をたてると、瞬時に襲ってくるエイリアンはマジで怖い。
この映画の主人公でもある、聴覚障害を持っているリーガン・アボット役のミリセント・シモンズの演技力が印象に残った。
前作同様、いい意味で緊張感を感じられる映画で面白い作品でした。続編もあるようなので、今から楽しみだ。
導入のみ素晴らしいが、蛇足感は否めない。
オープニングはとにかく素晴らしかった。
開始10分で日常が一気に失われる展開をこれでもかと見せつける。スピルバーグ版宇宙戦争を思わせるパニック描写は身が竦む程恐ろしい。この導入は単なる続編にとどまらず、前作をうまく補完出来ている点でも見事だった!
が、良いのはここまで。
全体の感想としては「残念」というのが本当のところ。
素晴らしいのは導入のみで、中盤から後半にかけてはストーリーが大味すぎて興醒めしてしまった。
ぶっちゃけてしまうとラスアスを薄味にしたようなストーリーに、パニック展開が連発すると言った感じ。蛇足と言ってしまえばそれ以上でもそれ以下でもない。
まず本作。
邦題のサブタイトル通り、沈黙が破られるのである。
否、容赦なく破りまくるのである!!w
お前らちょっとは自重しろよ!
ギャー!!
ほーら、言わんこっちゃない。
とにかくこの展開の繰り返し。
正直言って萎えます。
パニックシーンを起こす為にキャラクターが何かやらかすという映画的予定調和。
そこから何も学ばず、次のスリリングな展開の為にまた別キャラクターが何かやらかす。
この構造が透けて見えてしまうので、全く緊張感がないどころか。リアリティのある素晴らしい導入がゼロになるくらい、フィクション感満載のB級な展開で上書きされていきます。
そして何だかんだでハッピーエンド(?)
いやいやいや、あんたらの勝手な行動のせいでどんだけの人が犠牲になったと思ってるんだ。恥を知れ俗物が!
正直。
終盤の展開は面白い面白くないという以前に、主要キャラクターに胸糞悪さすら感じてしまいました。
キャストの演技が素晴らしいだけに、脚本のお粗末さでキャラクターの魅力が損ねられてしまうのは非常に残念。
やはりビジネス先行で無理やり続編作ると大抵こうなってしまうんだな…としみじみ。前作が素晴らしく、本作も前評判が良かっただけに残念。
次回作をスクリーンで見る事はないでしょう。
シーズン8くらいまで連作で作ってほしい
どゆこと!?
本作「始まり」は激エモ
前作未見でしたが、午前中にアマプラで一作目鑑賞し、午後から映画館へ!
※本作は、監督兼父役(ジョン・クラシンスキー)と、母役主演(エミリー・ブラント)が、実際にも夫婦だそうです。知らなかった。
一作目から続けて観ると、二作目の始まりは激エモです。
そこから始めるの!?最高!
「音を立てたら即死」という制約条件の中で、ストーリーが展開していきますが、時折、映画館が「完全無音」状態になったりするので、唾を飲む音でさえ躊躇したくなるほど、緊張感が半端無いです。
出産や、赤ちゃん、、、、。無音で、どうやって切り抜けるの?
さらに次から次へと、これでもかと言うほど襲い掛かる苦難。
「そっち行っちゃダメ。もう、ほら言わんこっちゃ無い。」
↑だから本作が成り立っているんだけど。
無音で音や声を我慢してからのサプライズでは、何度か椅子から飛び上がってしまった!音響の良いIMAXやドルビー劇場で観たら心臓耐えられないかも。
多くの方の感想通り、突っ込みどころも多いのですが、クロスカッティング手法を多様する構成もあり作品自体はとてもテンポが良く、最後まで楽しめました。
映画館で「無音」の緊張感を体験しながら楽しめる作品です。
次回作も決まったようです。監督は他の方みたい。
逞しく成長するミリーちゃんとノアくん
ホラーアクションに舵をきった続編
奴らは泳げない…っていうのは安易な気がしたが、それでも全体的によく練られた脚本だと感心した。
そして何より、演出が巧みだ。
いわゆる前日譚を思わせるオープニングだが、平和だった町が何の説明もなく突如クリーチャーの襲撃にあったかと思うと、この時代の描写はそれで終わる。
そして、前作のエンディングから1年ほど経った時点に一気に飛んで物語は動き出す。
このオープニングは、ことの始まりを見せるというより、エメット(キリアン・マーフィー)というニューキャラクターのための布石だった。
前作と比べると人間ドラマは薄いが、エメットの葛藤が少しだけ描かれる。
勝手に出ていった長女リーガン(ミリセント・シモンズ)を連れ戻せと半ば脅迫ぎみにエヴリン(エミリー・ブラント)に迫られるエメットは、ある意味気の毒だ。親友の妻子かもしれないが、そもそもこの母子を助けるなんて言っておらず、むしろ出ていけと言っているのに、助けるべき者だなんて言われて葛藤する「好い人」なのだ。
子供たちはわずかな期間に逞しく成長している。
演者である子役が実際に成長しちゃってるのを逆手にとった設定と言える。
父親の決死の戦いを目の当たりにした子供たちは過酷な状況下で急成長したのだから、少し大人になったように見えても不思議ではない。
前作はエミリー・ブラントの熱演に圧倒されたが、本作は二人の子供たちが素晴らしい。
驚かしのテクニックは前作以上ではないかと思う。
クリーチャーの得体の知れない怖さが薄まっているので、ドカンと驚かす手段を多用しているのだが、オープニングシークェンスから終盤に至るまでショックシーンが絶妙に散りばめられていて刺激的だ。
そして、異なる複数の場所をシンクロさせて描く演出がうまい。
ラジオ放送を流している島にクリーチャーの弱点を知らせに行こうと、家族から一人離れて行動する長女リーガン。
怪我をした長男マーカス(ノア・ジュプ)のために薬を調達しようと、やはり一人で町に向かうエヴリン。
赤ん坊と二人で隠れ家に残されたマーカス。
この三者の行動を並行で描く演出が見事だ。
やがて、エメットはリーガンと合流して二人で島を目指すこととなり、エヴリンはマーカスのもとに戻るのだが、この2拠点それぞれで起きる試練の見せ方が実にうまい。
ジョン・クラシンスキー監督の演出には職人業を感じる。
他人を排除しようとする凶悪グループや、島という遮断された場所で平和に暮らすコミュニティなど、『ウォーキング・デッド』的な人間模様も描かれているが、そこに尺を割くのは勿体ないとばかりに、間髪いれす危機がやってきて、死ぬ役回りの人は無惨に死んでいく。
家族の絆を描いて見せた前作に対して、サバイバルアクションに特化した本作は、それはそれで面白い。
クラシンスキーには次回作のアイディアがあるらしいので、よりアクションを強めるのか、極限状況下のヒューマンドラマを見せるのか、期待しながら続編を待ちたい。
やはり劇場で見るべき作品
この紋所が目に…
…入るわけないか、なんたって目が無いのだから。
音を立てたら超即死映画の第2弾。
見た目と特性は某人気ゲームの怪物リッ○ー、鳴き声は某人気怪獣映画のメガヌ○ン(違いますかね?)な怪物に対し、闘う術を見つけた前作クライマックスの続きを描いた作品。
初っ端は、発端である前日譚が見せられる。お父さん…。
町がパニックになる様子がうつされ、前作では出せない迫力が満点‼
さらに、序盤は「こんなのあったな~」と懐かしめるポイントが沢山(笑)程なくパート2でのメインの冒険が始まる。
全体を通して、ビックリホラー的な怖さは前作より控え目だが、中々できなかった会話シーンも多く含まれるようになり、物語の中身はやや充実。その他、逃げる隠れるに徹するしかなかった前作と比べ、音を立てられないプレッシャーの中でも怪物と闘う場面はまた違った緊張感があり◎
さらに…危険なのは怪物だけではなかったか。こんな世界じゃこうもなりますかね。。
このあたりの細かな伏線回収や高揚感はグッド。島の人たちは可哀そうすぎ。
てか、前回スイーッっと泳いでなかったっけ?まぁ、長距離はムリか。
前述の通り、ホラー感は薄まった印象があるものの、音を立てることへのスリルはしっかり残しつつ、前作には無かった怪物との闘いや、足元に転がる細かな演出等々のゾクゾクがたまらなく、抜群に面白かった。
ただぶっちゃけ、結局事は動いたの?感が残るし、前作みたいな新しい発見みたいなものも…。
いずれにせよ、公開延期を重ねた末に漸く観れて良かった。
007とかもう何回予告見ただろう(笑)…本作とは関係ない話ですけど。
主人公はリーガン
おもしろこわい
1を観ておけばよかった
面白い。
続編か…前作を観てないけど、まぁ何とかなるかなぁ…もう上映時間が迫ってるし…ウーン…なんて思いながらチケットを買って席に着いた。
結果的に、やはり最低限の予習はぜったい必要だと後悔する羽目になった。
楽しめなかった訳じゃないけれど、何度か完全に置き去りにされたから。
映画の中身に目を向けると、静寂から突然ワッと飛び出て、うわぁぁぁ!の連続。
もう、変に動かずその場にいたらいいのに…絶対でるよ…でる…でるぞ…アレっ?意外とでないのか?…イヤイヤでるでしょ、だってそういう映画だもの…ほらでたっ!…うわぁぁぁ!何してるの!早くトビラを閉めて!
…って、まぁ王道だね。楽しかった。
音を出すとほぼ確実に殺しに来る無敵のアイツに対して、音を出すのが仕事の赤ん坊、音が聞こえない勇敢な少女、音に怯えながらも家族のために動かざるを得ない母親。誰もが、それぞれの事情により活発に行動するから、いつどこからアイツが現れてもおかしくない。
当面は隠れ家にいれば安全だけど、家族のためには外に行くしかない…登場人物が常にリスクを選択せざるを得ない状況下に置かれることで、物語全体に逃れようのない緊張感が張りつめている。登場人物の一挙手一投足に常に恐怖が付いて回る、いい設定だよね。
でも、結局あれの正体と目的は何なの?とか、何であの音を聞かせるとああなるの?とか、特に最初の方は世界に何が起こって、主人公たちが何のためにどこに向かってるのか、正直まったく分からなかった。
…なので、今から前作を勉強しようと思う。
そしたら、さらに楽しめるだろうから。
そう思わせてくれる、いい映画だった。
これこそ 映画館で見ないと
今の世の中で見ると、、、
長女の成長著しい
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