グレイス 消えゆく幸せのレビュー・感想・評価
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監督は熟女に親でも殺されたのか?
監督は熟女に親でも殺されたのか?
この映画には年配女性がたくさん登場。シャノンに騙されたグレイス、サラに監禁された高齢者たち、みんな酷い目にあってる。誰一人救われてる人が居ない。監督は歳上女性に恨みだったり、トラウマがあるのかしら。監督に「歳上女性は好きですか?」と質問してみたい。
中でもグレイスは酷い。元夫、シャノン、親友のサラ、こんだけ裏切られたそりゃ人間不信になるわ。シャノンがグレイスの家で若い女とやって煽るシーンは、心の底から腹が立った。どん底のグレイスの気持ちになったらシャロンを殺したくなるのも当然。あの場面でバットがあったら誰だって殺ってると思う。
歳の差デートに胸キュン
写真展での出会いから、ホタルの場所でプロポーズまでを切り取ったら、歳上女性と若い男性の素敵なラブストーリー。私は歳上好きなのでグレイスとシャノンのデートにきゅんきゅんした。年上の攻略法がシャノンを見習いたい。いちいち台詞がカッコイイけど、許されるのはシャノンのようなイケメンだからだろうな。付き合って3か月なのに肉体関係なしはスゴイよ、僧侶かな。私だったら絶対我慢できないね。
裁判パートも面白い
弱気な弁護士がグレイスを弁護しようと決意するのは熱くなった。夫、友人、上司、弁護士の周りの人がみんな良い人で微笑ましい。最後まで裁判に挑めたのも、周りの力があってこそだろう。1人だったら心折れてたに違いない。
1つ残念だったのは「弁護士の活躍があまり無かったこと」。裁判をやらせてください、と啖呵を切った割に目立つこと何もしてない。最後の最後でなにか逆転してくれると期待していたのに、偶然サラが身に着けてるシャノンのアクセを発見しただけ。もうちょい自分の力だけで活躍する所を見たかった。
特に上司のロリーが好き。最初は嫌味な感じの上司で嫌いだった。でも、だんだんと良いやつになっていくので好きになる。言葉はキツイが、何だかんだ弁護士を鼓舞してくれるギャップにやられた。後で調べて分かったけど、ロリー役の人が監督だったのね。めっちゃ美味しい役持ってたな。
派手な見栄えと奇抜さだけで黒人市場に売込みを図った退屈な作品
本作に登場するのは、被告人の中年女性もその夫も友人も、公選弁護人の若い女性もその夫の警官も職場の上司も、主要キャストは全員黒人であり、黒人マーケットを狙いに来ているものと想像する。
マーケット戦略性の強い作品は、えてして派手な見栄えとか奇抜さで勝負に来ることが多い。本作もそれが露骨で、被告人女性と若い男性との出会いから結婚までの甘い関係を延々とウンザリするくらい描いて、女性の幸福が頂点に達した後、突然、そこから真っ逆さまに突き落とす。まさに<派手な見栄え>を狙っているのだ。
ところが、弁護人女性が事件をきちんとフォローしてみると、意外にも死体のないことがわかる。そして、さらに訴訟に入って審理が進められていくと、意外や意外などんでん返しが…という<奇抜さ>が待っている。
この辺はヒッチコックじみていて悪くないのだが、いかんせん裁判シーンがチープでバカバカしい。前半で退屈なラブシーンに延々と費やした時間に比して、こんな重要な箇所を端折った監督の能力に疑問符が付く。
さらに最後のどんでん返しも、全然盛り上がらないで、「は、そう来たか」というだけの話に止まる。この辺は、見栄えと奇抜さを優先させ作品の良し悪しを後回しにしたんじゃないか、と勘繰りたくなる。
入口が簡単すぎる恋愛は・・・
裏切られたのを知った時のグレイスは辛かっただろうなぁ。
悔しかっただろうなぁ。
自分を責めただろうなぁ。
公選弁護人ジャスミン(若干26歳)が敗訴したあとも、グレイスの親友サラのもとを訪れた事により真相がわかりました。
同時にシャノンが他のいくつかの州で指名手配されていたことが分かるのですが、そんなこと、もっと早くに気づかないか??
州を跨ぐと、捜査ってあまり行われないんですね。
まあ、サラのシャノンの個展への誘い方が、結構しつこかったですもんね。
あの時から怪しいとは感じていましたが。
シャノンとサラの関係は驚きました。
『入口が簡単すぎる恋愛は、何かある』
いつも感じてしまいます。
by TRICKSTER10
日本にはPLAN75があった。日本の老人のほうが騙されやすいのかなぁ?
ちょっと、無理があるような気がする。
傷害罪じやないのかなあ?
アメリカは老人や独身女性を甘く見ている様な気がする。いやいや、
日本にはPLAN75があった。日本の老人のほうが騙されやすいのかなぁ?
長い仕掛け…
6年間親友になって、ようやく落とすってかなり忍耐力いる詐欺師親子。若くてイケメンで焦らず口説く息子もかなりの用意周到。こりゃ騙されるわ。あまりにも初心者過ぎ、子供のように駄々をこねる戦略を取った主人公弁護士にはこの後どう展開するのかと思ったが、まさかの急展開。しかし、やはりバットでは殴っていたんだなと。次の展開を期待する内容で中々楽しめた。
バツイチ中年には恐ろしい話
バツイチで息子も大きくなり、銀行で真面目に勤務してそれなりに資産もある女性が、運命とも思えるような男性に出会い、騙され、奪われ、侮辱され、殺してしまう。恐ろしい話です。
それにしても、まだ遺体も見つかっていないのに「裁判になったら死刑もあり得る」なんて、アメリカはそんな適当なの?
そもそもサラの紹介で個展に出向いたわけだし、知り合いなのかなと思って観ていた。遺体が見つかってないと言われた時点で、サラと相手の男は繋がってるのは確定かなとは思いましたが、まさかママでしたか。
サラの家から逃げ出してきたと言う老婆を、主人公が話も聞かずに無理やり連れ戻すのはイラッとしました。
とりあえずグレイスは無罪になって良かった。
どう考えても相手が悪いのに、なんであんなに諦めてたのか不思議。
身近に、ロマンス詐欺にあって毟り取られちゃったり、既婚を隠してた男...
身近に、ロマンス詐欺にあって毟り取られちゃったり、既婚を隠してた男にだまされてた妙齢の女性が、少なからず居て・・・。
肩書きとか、心地よい言葉とか、信じたくて、信じてしまうのか・・・。
男女の関係は、非日常じゃなくて、日常に目を向ければ良いのに・・・。
ラストまで見逃せない
決着はまだついていない。
その一言がもうグワァーとなりました。
サラは逃亡してまたどこかで同じことを繰り返している。
という終わり方でしたね。
まさかサラと帽子頭が家族だったとは
ぜんぜん知らず、どんでん替えされました!
サラが犯人とは全く思ってなかったので
ただあの帽子頭が詐欺師でグレイスを
はめてたと思って見ていたから気づきませんでしたが
めちゃくちゃ伏線貼られまくってたんですね!!
それにしてもあの帽子頭、口上手いですね。
あんなの好きになりますよね。
絵のところからもう詐欺で盗んだ絵だったとか
なんか詐欺を詐欺で詐欺するみたいな。すごいです。
伏線回収を全部しっかり映像でしてくれるため
この時か!!とか、だからかよ!!!ってなります。
ありがたい伏線回収です。
弁護士の裏側は事情や、見れるのも面白かったですし
いままで、取引で解決していた、弁護をしたことがない弁護士が、初めて本気で挑んだ弁護。
結構うそをサラにつかせて、弁護人を無罪にしようとしますが、結局いままでの経験の浅さや、いろんなことから出るボロで、辻褄が合わず、サラに
【殺したのと電話がきた】と証言されてしまった際に
何も言えず、以上ですと終えてしまいました。
そしてグレイスは有罪となり無期懲役に。
実際に、殺したとグレイスは思ってましたし、
遺体がなくなっていた、グレイスの息子が家から出るのをみた。と、裏で伝えていたサラ。
実際は自分の無罪をうまく伝えるために
全て利用していてのことだったんですね。
息子をかばうグレイスの気持ちすらも利用して
息子が運んだとバラされないよう
息子には証言台に立たせないようにし向いたり
今まで一体何人の人を騙してきたのか。
うますぎて驚きます。
あの地下に拉致されていた人たち
一人一人の経緯とか理由とかどういう手口で
こうなったのかとか知りたくなるほど
サラは頭がキレてましたね。
弁護士の旦那さんが【目の前で人が亡くなった】のも
あの亡くなった人も、サラに騙された人でした。
それも最初全く分からず、最後伏線回収されてました!
そして帽子頭が死んでなくて本当に嬉しかったです。
あんなひどい目にあったグレイスが
人殺しのような犯行はしたけど
無罪になって、良かったと思いました。
人殺し行為は悪いことですが、生きていて
本当にほっとしました。
グレイスには息子さんと幸せに暮らしてほしいです。
そして新米弁護士はきっとこれを気に、本当にしたいことをし続けていけたらいいですね。
見てよかった作品でした、
しっかりと、面白かったです!!
ダメダメオンパレード
あらすじを読むと面白そうなのだけど実際見ると残念な感じ。
まず主人公がダメダメ。
最初から騙されている感半端ないし何故警察にお金を巻き上げられていた事言ってないのか?しかも結局殺人で無かったのは運が良かっただけで情状酌量の余地はあるかもしれないが無罪って?
真犯人もダメダメ
男が死んだ事になると警察がくるのに隠すのが良くわからないし女の仕事も
クビになるまでやるより働かせたほうが良くない?
法廷サスペンスでダメな弁護士の成長を見れるかと思えば法廷では最後までダメダメ。
真犯人も視聴者の殆どは途中で気付いているが映画内では後半やっと突然発覚する。
ラストも全然いらない。色々詰め込もうとしてとっ散らかっている。
たたみかけるラストに楽しめました
法廷物をうまくサスペンス仕立てにされてると思いました
真実がわかってから、最初からのいろいろな伏線に気が付いてよくできた作品だなと
弁護士が情熱だけなので法廷物としては物足りないけど、きちんと伏線回収されてて気持ち良く観終われました
中年女性の描き方がかなり可哀想に思えましたが、現実にもあんなふうなのかとも思います
2時間サスペンスの王道!!
取るに足らないと思っていた案件に真摯に向き合っていく主人公と、自分の人生について冷静に語っていくグレイス、難しい事なく観る側を没入させるのが上手かったです。気難しい法廷ものではなく、まあいわゆる2時間サスペンスですが、全体的に完成度が高く楽しめました。誰にでも分かり易く、かといって程度は低すぎない、作り手(監督のタイラー・ペリーが製作総指揮と脚本、出演と名を連ねていて、作品に目が行き届いているようです)に好感を持ちました。
ステップアップ
法廷内のやり取りなどは 薄っぺらく感じるけれど、(経験の全くない)若手弁護士が、第一級殺人で有罪とされる女性との接見で 心動かされ、上司の反対を押し切り 無罪の判決を出すべく奔走するストーリー。
正直、初めから胡散臭ったですよ、“親友”のサラは。
だって、写真の展覧会を勧めるあたり、ピンポイント過ぎて(笑)。
シャノンも“お金目当てです”感丸出しだし(笑)。
でも、若手弁護士のステップアップの為の案件なんだと思って観ていたので、結末は容易に想像できますが、面白かったですよ。
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