TENET テネットのレビュー・感想・評価
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〈時間〉から脱出せよ
冒頭はロシアのオペラハウス、軍に紛れてプルトニウムの奪還を試みる名もなき男
回収には成功するも、誘拐されて自殺ピルを飲む
目を覚ますとテストに合格したと伝えられ新たな任務を言い渡される。
任務の内容は人類を救うこと
ヒントとして手を合わせたジェスチャーとTENETの単語を言い渡される
黒幕を見つけるため、ニールと共に武器商人のスーザンと接触を図り、ロシアの秘密地域出身のセイターという男が時間の逆行に関わっているという情報を掴む
セイターに近づくため美術鑑定士の妻キャットの弱みを握り空港から絵画の奪還を試みる
セイターに近づくことに成功したワシントンはセイターが金塊を受け取っている場面を目撃、プルトニウムをセイターに渡さないために先に奪還する作戦に出る
しかし逆行するセイターにプルトニウムを盗まれ、キャッツは撃たれてしまう
キャッツを救うため自らも時間の逆行を決意
当日のプルトニウム回収、空港で時間の順行、アルゴリズムの回収の流れで作戦を進めていく
アルゴリズムの回収シーンは逆行と順行が入り乱れる、作戦の中ニールの機転で作戦は成功、しかし結果を得るためには逆行による原因を作る必要がある
ニールは未来のワシントンに任務を下されたもう1人の主役であり、親友ワシントンとの別れはワシントンにとっては出会いであり、その後のTENETを形作るものとなる
Dolby cinemaにて鑑賞
一切手の抜かれた場面がない、時間の逆行と順行によって繰り広げられていく世界が余すところなく表現されていく
場面場面で起こった現象を何度でも体感できる
観測者によって見え方の変わる世界
名もなき男とキャット、2人の主人公が憧れの存在へと昇華していく
思うに、インターステラーから今作まで科学的な事象への抵抗感が作品を楽しめるか否かを左右するように感じる
YOGA
[IMAX映画祭 in 日比谷]にて再鑑賞しました!
体に響くBGMの重低音が半端なかったです😂
クリストファー・ノーラン監督の映画はIMAXが最適なフォーマットですね👏🏻✨
それぞれの作品の世界観が確立されていて、映画の没入感が非常に高いです。
終始、観客の思考を置き去りにして映画が進行するので、何回か見ることで、落ち着いて内容を考えられます…
(完全な理解は難しいです…)
映画全体に実際に撮影している派手なシーンがあるので、意外とテンポよく感じます!
空港の飛行機から金塊を落として、格納庫に衝突させるシーン・日本の逆走車のようなカーチェイス😂・ラストの『Posterity』の音楽から始まるクライマックスが好きです。
音楽がとても印象的で頭に残ります。
時間逆行の不思議さ・困難なミッションの緊張感・時間との戦い がとても際立つ存在になります!
人によって様々なストーリーを想像できるラストが映画の余韻が残り、安心する気持ちになるので好きです☺️✨
愛のエネルギー
時間は進むものという概念が覆され、見た事無い新たな次元に放り込まれたような衝撃を受けました。自分が知るSF映画とは一線を画すような新感覚に混乱・興奮で胸がいっぱいです。
初回鑑賞時は、よくわからないけどスゴっ‼
2回目でようやく落ち着いて観られた感じです。
気になったというか印象的だったのは、名前すら明かされない無機質な主人公の男のキャットに対する感情。任務の為ならどんな事も厭わない冷徹な男なのに、キャットに対してだけは違ってたような…。人類の滅亡をかけた闘いの最中でも、キャットの為に奔走する彼には彼女への秘めた想いがあったのでは…?
『インセプション』や『インターステラー』を観た時にも感じたのですが、“愛”って何なのだろう。
科学の理論では説明できない愛の力。その計り知れないエネルギーと危うさを感じました。
時間が逆行する世界を初体験
冒頭から緊迫感のある展開で一気に引き込まれる。武器は未来を進み未来を変える。過去に進む武器があれば過去を変えれる。
過去に行く作品は数あれど、時間が逆再生する世界は初めてみました。中盤まで何の事かよく分からないシーンも後半になると、そういうことだったのか!と合点がいくようになり、ますます引き込まれてるいく。順行と逆行が入り交じる描写は頭がおかしくなりそうな不思議な感覚。『映画ドラえもん のび太の大魔境 』を観た時の感覚に似ていますね。
時間が逆行する装置が開発され、その装置を使い第3次世界対戦が起こる...
あの映像がやりたかった
SFとしてストーリーは大したことないけど、クリス・ノラン監督はあの映像を見せたかったんだな。確かにあの映像は凄いと思いました。あれがこうなるとこっちがこうなって...なんて考えてるうちに、どんどんびっくりの映像が出てくるから、脳みそが追いつけない。これが狙いなんですよね。何回も見ないと解らない、ってそういうことなんですね。ストーリーが難しい訳じゃなんだ。
未来から過去へネタを仕込めるんだったら何でもありありなんで、特にああいうぎりぎりの作戦をする必要はないと思うよ。(俺なんか勘違いしてる?)
目的はあの映像を作って見せるってことだから文句言うな? わかったわかった。
劇中でも「祖父殺しについては答えがない」みたいに言及されるけど(笑)タイムパラドックスについては矛盾のまま笑。タイムスリップものではどうしようもない。
分かりやすさとは無縁 1回で理解するのはムリ
興奮と混乱が入り混じる感情で終わる1回目の鑑賞。2回、3回と観てやっと内容が整理されてぼんやりした部分が見えてきました。やっぱりクリストファーノーランってすごいわ。
分かりやすさや派手さを求めれば、低評価になるのでしょう。インターステラーやインセプションが好きでも今作が苦手な方がいるのも意外でした。ノーラン作品は時間の伸縮や並行がテーマという部分で、似ている部分もあり過去作ファンは気にいると想像していました。
私の中でクリストファーノーランの作る映画は、監督の名前だけで観たくなる数少ない作品です。今作TENETも大満足でした。監督は現在51歳。3年に1本と考えると、健康体でいらっしゃればあと10作品くらいでしょうか。どうか長生きして変わらず素晴らしい映像作品を見てみたいものです。
2回見ることをおすすめ
やばい面白かった
クリストファー・ノーランの頭の中見てみたい
彼こそが未来人カモ
ポイントは時間軸です
冒頭のシーンがウクライナのキーウと言うところが何ともグッとエンジン入る。
単純なところでは段々と変化していく主人公と相棒的なニールの関係性がいい
ニールのリュックのアレがポイント・・・
エントロピー(熱力学における方向性の現象の度合いを数値化したもの)や
アナグラム(文字の入れ替えによって別の意味にする言葉遊び)など聞いた瞬間は
なんだっけと思うような言葉に思考が停止してると展開が早い、
戦闘シーンなどの映像は普通に進むのと逆に進むのでクラクラする、
酔わないように(笑
冷戦中、ウクライナにあるとされている核施設
旧ソ連時代にたまたま発見したアナグラムから人生が変わったセイター、
ケネスブラナーなんだけどちょいちょいポアロが
出てきちゃって憎み切れなかったわ・・・
最初はミッションインポッシブルばりにプルトニウムを奪還せよかと
思いきや、未来人がどんな感じの組織なのかがまったくわからないのも
いいのかも
それぞれの人間らしさが別の縦軸で流れてるので難解さとわかりやすさの融合
例えば・・・この映画のヒロイン的なキャットの女性的な感性や
セイターがなぜ未来人の話にのったのかという動機
TENETは地球を第三次世界大戦から守りたい謎の存在
現在、過去、未来を行き来できるがゆえに
どこからが始まりでどうなるのかは永遠に繰り返されることを想像できる
感覚的にはホラーだわ
これと類似点のある話を聞いたことがあるので2chだけど・・・笑
定点理論と違う世界線、パラレルワールドの無限
どこの定点の繋ぎ合わせを本線とするかの戦い
このパターンは今までの映画でもあるけれど
過去に戻れちゃうと逆巻きであっても触れれる時点でこうなるよね
この映画こう言う系が好きな人にはたまらないのか
考察が色々出てるので、それを読んでみてもう一度見るのも
自分なりの解釈が出て楽しいかもしれないです
ノーラン監督のインセプションも映画館行ったなぁ
2001年て11年前か、この監督ますますキレてるね
TENET面白かった
ネタバレ覚悟で予習する人以外にはおすすめしない
独創的で面白い設定ですが、基本的にほとんど説明がないままストーリーが進行するという、不親切な設計なので、初見ではまず理解できません。だからといって複数回視聴することも後述する理由からおすすめできません。
なのでネタバレ覚悟で予習する人以外にはおすすめしません。あるいは観終わってからまとめサイトなどで調べてもいいかもしれません。(自分はそうしました。)
何回も同じ作品を観て楽しめる人にとっては傑作なのかもしれませんが、一回観て満足したい人にとってはただの駄作です。
そもそも観れば観るほど発見があって興味深いならまだしも、初回でほとんど理解すらできない作品に価値は無いと、個人的には思います。
・複数回視聴をお勧めしない理由
私は一度最後まで観た後に、まとめサイトなどを調べて情報を補完して理解しました。
しかし調べれば調べるほど矛盾点が多いことが分かります。別に科学的に絶対正しくなければならないなんて言うつもりはありませんが、奥の深い作品を作るならばせめて生じる現象くらいは一貫性を持たせて欲しいです。
本作ではその時々によって同じことをしても全く別の現象が生じるという矛盾が散見されます。この矛盾はストーリーの流れや、行動の合理性すら怪しくなるレベルのものも含まれます。そのため興味深い部分を考えれば考えるほど、矛盾が出てきて、主人公の行動原理、必然性に疑問が生じてきます。そんな大きな欠陥を持つストーリーを何度も観る気にはなれません。この作品のコンセプトからしても致命的です。
クリストファー・ノーラン監督は一回観てちょっと調べた程度の自分よりも、ずっと多くのことを考え、多くのメッセージやこだわりが詰まっているのだとは思います(実際に監督は上記の矛盾にも気づいていながら、映像作品として面白くなるようにしたようです。)。
しかし自分にはどうにもそれが自己満足に思えて仕方がない出来だったので、星2にしました。
世界を壊したい男と救おうとする男
冒頭、見始めてすぐに分かった。
また映画館で観るべき映画を見逃してしまったんだと。
タイムパラドックスで難解。役者ですら、自分が何を演じているのか分からなくなると吐露していた映画。
迷って観に行かなかったのを後悔。
タイムパラドックス、世界は多次元なのか、過去への干渉は未来をどう変えるのか。いまだ解明されてはいない。
時間軸を遡り、進めば後退し、火は身体を凍らせる。設定は複雑だが、主軸は世界を壊そうとする男と、救おうとする男にある。
特殊部隊の男を助けるニールとは何者なのか、黒幕は誰なのか、
世界を救うことは出来るのか。
すべてが明かされた時に、胸がグッと熱くなる。
2時間半、ストーリーや登場人物を理解しようとしなければ、この面白さは味わえない。
この作品を世に送り出したクリストファーノーラン監督の才能に改めて賞賛を。
普段はあまり自分からアクション映画を選んで観ないのですが、面白いと...
言うほど難しくない
よく理解出来ていないと思う
未来や過去を行ったり来たりの映画です。よく理解出来ていません。会話とか辻褄が合わないのだけど何度も観れば分かるかな?TENET第二弾がありそうな終わり方でした。
難しいけど何回も見たい
1回みただけじゃ理解しずらいけどいろんな考察やストーリーを見るとどんどん面白く感じる!
伏線も回収されて後半になるにつれて納得や驚きが多い!
ニールの活躍もかっこよくでも未来の結果の切なさもあった
メメントを優しくした感じ
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