るろうに剣心 最終章 The Beginningのレビュー・感想・評価
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余韻ひたひた…
めちゃくちゃ良い映画を観ました。
シリーズ全てアクションが凄かったり、迫力とか凄まじいものがありましたが、今作は登場人物の心が見えるように描かれており、アクションも勿論ですが、物語としても今までとはまた違ったるろうに剣心でした。
雪の情景など映像が美しく、登場人物達の儚い感じが愛おしく思えました。主題歌も物語にばっちりハマっており、暫く余韻から抜けられなくて、ずっと観ていたくなるような、そんな映画でした。
個人的にはシリーズの中で1番好きな作品になりました。
初回はIMAXで観たのですが、次は4DXでも観てみたいと思いました。これを観たらもう一度るろうに剣心シリーズを最初から見返したくなりました。
はじまりの物語なので、シリーズを観たことのない人でも観られる作品だなと感じました。
これは人に勧めたくなる映画です🌟
これはもはや骨太時代劇!
るろ剣みを随所に残しつつも、ダークで繊細な世界観で魅了する今作
まさか少年ジャンプに掲載されていた漫画が原作だとは思えないほどに骨太で重厚感のある時代劇に仕上がっていた
本作の見どころは大きく2つ
1つはやはりシリーズ通しての売りである殺陣シーン
前作までの派手さはないが、よりシャープで迫力のある殺陣に仕上がっていた
2つ目は佐藤健と有村架純が顔で魅せる演技
もう全シーンの表情が素晴らしい 映画の世界観と最高にマッチしていて痺れた
残念ポイントは、この映画単体で見た時にあまりに救いがなさすぎる
チープになるかもしれないが、最後にもう一回縁との戦いの後のシーンを入れてもよかったのでは?と思った
本作はるろ剣でありつつるろ剣でなかった
とてもいい作品だったと思うし、シリーズの中でも一番好きだが、本当にシリーズ最後のシーンがこれでいいの?とは思ってしまう
あと、The Finalから違和感を感じていたが、あの風車が回る時の謎の効果音何?The Finalではまだましだったけど、本作ではあそこだけ完全に浮いてたのが気になった
何はともあれ、とてもいい作品だったことは確かなので、オススメしたい一本です。
監督 キャストのみなさん10年間お疲れ様でした!
んー長い!!
わかってた事だが長いんです。
今までのるろうに剣心の映画はエンタメとしての振り幅も大きかったのでどこか漫画的な部分もある。
敵キャラも登場人物も漫画のキャラ全開。
今作はある意味リアルに寄せていて、史実も織り交ぜながらなのでもし、あの時代本当に剣心がいたらっていう明らかなフィクションが面白さがある。
あの時代にあんなイケメン剣士がいたら堪らないですね。
その上残酷で強い、今回は血飛沫びしゃびしゃでよかったです。
オープニングバトルはちょっと笑いましたが笑
輪をかけてよいのが有村架純。
まさに巴を現実味のあるキャラに押し上げてる。
漫画の巴はどうも綺麗すぎて違和感だったので、あの綺麗で無表情なのに微妙な笑顔や話し方などまさに完璧でした。
気になる点は有村架純の髪がカツラなのがどうしても気になりました。
あとは縁の演技がひどい、あれだけリアルで緊張感のある中であれで冷めてしまう。
あとはfinalでも語られたシーンがあるので少し退屈してしまう部分もあった。
窪田君のゾンビ並みのしつこさにはちょっと笑ってしまった。
ラストから1への繋がりは見事でしたね。違和感がない。
るろうに剣心の映画もこれでお終いと考えると感慨深いです。
実写映画史上最高
特異な
まぁまぁ。
これは観てください🙌
千々に乱れつつも静かに積もる雪
実写化の意味を痛感
よかったです。
今までとは違う。
割とすぐな戦闘シーンでスピードがとにかく凄かったです。健さんお一人でやっているなら本当に驚きの速さで、前作Finalに勝るスピードでした。
他の方も健さんとのシーンではより速く感じました。
逆刃刀を持つ前の話なのでかなり凄惨でもありました。R指定がないのが不思議でした。
全体的にはささやかな幸せもありながらやはり悲しみが多めの作品でした。
『おろ?』もありません。
やはり今までの作品とは違う印象がありました。
あくまで個人的になのですが、基本『るろうに剣心』は『殺めない』というのが大きなテーマで私もそこが好きだったりしたので、最後これなのね。。というのはありました。
ここをはじまりに剣心が、というのは理解るのですが最後も『おろ?』ありで平和的で終わって欲しかったな、と。
主題歌は作品に合っていました。ボーカルが力強くはありますが悲しみの漂う、作品に寄り添った曲でした。
素敵な映画でした☆.。.:*・
やっと…この日がきた。
嬉しいような、悲しい様な、不思議な気持ち…
素敵な映画でした。
心に染み渡る感じ。
今までと比べるとアクションはあるものの、全く違った印象かな?
エンドロールのあとに、またるろうに剣心シーズン1を見たくなってしまいました。
そしてまた、るろ剣最終章まで…
こんな繰り返しにはまってしまいそうです。
私的には、もっともっと緋村剣心と雪代巴の
熱烈なラブストーリーにして欲しかった。
でも、やっぱりアクションならでわのるろ剣なので、仕方ないかな☆.。.:*・
これで、本当に最後かと思うと残念だけど、またこんな素晴らしい映画に出会いたいです。
今までるろうに剣心の漫画に、全く興味が無かったのですが、最終章の後、何だか漫画も読んでみようかな?
なんて、思っています。
良かった。。
シリーズでは最もよくまとまっている作品
菊は死者に捧げる花だが、江戸末期からそんな風習があったのかどうかは疑問が残る。しかし剣心が家に火を放つためにはどうしても菊の花が必要だった。つまり雪代巴はもう死んでいますよと観客に知らしめるためだ。頷けはするものの、雪代巴が死ぬシーンが綺麗すぎて本当に死んだのか解りにくかったのが原因であるのなら、明らかに死んだと解るように酷たらしく死んでいれば、菊の花は必要がなかった。加えて前作で新田真剣佑が演じた縁(えにし)の怒りももっと説得力があった筈だ。有村架純は既にそういう演出に応えられる女優に成長していると思う。
名前を知ると情が移る。過去の知人で名前を忘れたら、その人には情が移っていなかったということだ。ペットに対しては人間以上に情が移りやすいから、飼っていたペットの名前を忘れる人は少ないと思う。
主人公緋村剣心が究極のテロリストたり得ない所以は、名前を覚えた他人に情を移すこと、または情を移した相手を忘れられないことだ。相手が剣を持っていれば斬る対象、持っていなければ斬らない対象と甘っちょろいことを言う。自分が殺されるかもしれないときと、殺すと決めた相手を前にしたときには問答無用で斬るのがテロリストの本質だろう。テロリストは誰にも情を移さない。孤独に耐えられなければテロリストでいられなくなる。
高橋一生が演じた桂小五郎によると、主人公緋村剣心はどれだけ人を斬っても少しも心が汚れないらしい。心が汚れないことを別の言い方をすれば、慣れないということだ。習うより慣れろという諺がある。物事は何度も繰り返すことで意識よりも無意識に習熟させるのがいいという意味で、自転車の練習をするようなものである。慣れれば手順を意識せずとも乗れるようになる。仕事に慣れて、状況や条件が多少違っていても無意識に対応できるようになれば、プロフェッショナルと言える。慣れなければいつまでも初心者だ。
人類の歴史は人殺しの歴史である。権力闘争はほぼ殺人であった。または戦争であった。人を殺しても何も変わらないと根拠のない説を唱える人がいるが、人を殺したら様々なことが変わる。殺された人が持っていた影響力が大きければ大きいほど、沢山のことが大きく変わるし、殺された人数が多ければ多いほど、殺人そのものの影響は大きい。
歴史上の人物がもし殺されていなかったらと考えることは無意味ではない。殺されずに影響力を発揮し続けた場合の状況を否定することがテロリストの目的だと解るからだ。しかしテロリストが期待した世の中にならないこともままある。時代というものは多くの人々のそれぞれの思惑によって常にうごめいている。要人や有名人の死は様々な影響を与えるが、その後にどういう方向に向かうのは予測できない。
桂小五郎の命によって沢山の人を殺してきた緋村剣心だが、自分の殺人によって世の中がどのように変わったのかについては何も解っていない。最後には他人の名前を覚えて情が移る。そして流される。奇しくも夏目漱石が「草枕」の中で「情に棹させば流される」と看破したとおりだ。最後までプロフェッショナルなテロリストになれなかった剣心が流浪したのは、場所ではなくて彼の心の中であった。「るろうに剣心」のシリーズでは最もよくまとまっている作品だと思う。
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