「映像化ありがとう」るろうに剣心 最終章 The Beginning ぽめさんの映画レビュー(感想・評価)
映像化ありがとう
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大好きな追憶編を映像化してくれてありがとう。その一言につきます。最高の贅沢を味わえた2時間でした。
映画のレビューとしては、原作が素晴らしい映像になったということで、残念ながら原作の感動以上はありませんでした。(でもそれで私は満足です)
映画ならではのところとしては、冒頭の剣心の圧倒的な強さを見せるアクション、ラストの日記を綴ってゆっくりお別れするところでしょうか。余韻を残し素晴らしかったです。
里山へ逃れるシーン、映画の方が剣心の気持ちの砕け方が早かったようです。
やはり映画は漫画に忠実だとマンガチックな部分があるため、特に今回のようなシリアスなテーマだとどうしても気になるところが出てきてしまいます。
1作目からこれまでエッセンスを汲んだ作りだっただけに、映画ならではのアレンジで、幕末史上最大の宿命と業、悲恋を感じたかったなあ…と思いました。これまでの素晴らしい脚本家さんが脚本協力とあったのが気になるところ。
でも監督さんが原作をリスペクトし、これ以上の構成はないと思った結果なんでしょうね。
改めて、25年前は映画で観れるなんて思ってなかった。感謝します。
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