「始まりにして集大成!!」るろうに剣心 最終章 The Beginning 白長須鯨さんの映画レビュー(感想・評価)
始まりにして集大成!!
初レビューなので、ご容赦を。
結論から言うと、個人的には大友監督は苦手(嫌い)だと確信した作品。1作目は複数回映画館へ足を運んだのも遠い過去で、作を重ねる毎に駄作になってしまった。
さて本作、佐藤健・有村架純・高橋一生・村上虹郎などの俳優陣により作品に没入しやすく、はて名作かと思ったが、やはり詰めが甘い。何故こうなってしまうのだろうか…単純にセンスというか、魅せる直感なのだろうか。
1.最後のシーン。シリーズ集大成の最終シーンが、あれかと哀しくなってしまった。何故、今更鳥羽伏見?最悪、新選組のストーリーが濃いなら理解できるが。赤空が逆刃刀を渡す位の事をして欲しかった。
2.飯塚について。志士雄が登場せず残念。藤原竜也を映さなくても、影や姿のみ無限刃で示唆のような形でも良いので登場して欲しかった。
3.服装。ファイナルから特に気になったが(ウールや化繊多ない?)、衣装に違和感。新選組の衣装には失笑してしまった。
4.エンディング中、ワンオクのThe Beginning流さんのかい!!と突っ込んでしまいました。エヴァとの差よ…サプライズでイエモンとかだったら上がっただろーなーと思います。
上記、気になった事を書いたが、気にならない人は殺陣と人間模様のバランスも良く良作だと思うので是非映画館で観て頂きたい。(IMAXをオススメする)
個人としては今後、大友作品を映画館で観賞する事は無いと思う。