劇場公開日 2021年3月26日

ロード・オブ・カオスのレビュー・感想・評価

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4.0恐ろしくて悪魔的だが、魅せる。

2021年3月30日
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恐ろしく邪悪な作品だ。危険で痛くて悪魔的。R-18指定なので、事前にどのような描写が含まれるのか確かめてからご鑑賞されることをお勧めする。とはいえ、ノルウェーにおける90年代ブラックメタルの勃興期に起こったこの事件は、音楽ファンでなくとも多少は知るところのもの。事実をもとにしている強度や語り口の巧さゆえか、何度も顔を背けはしても、ことの顛末を見届けたいという思いだけは確実に高まっていく。登場人物は皆ぶっ飛んでいて、観客にとって共感可能な何かを秘めているわけでもない。ただ、主演のローリー・カルキンだけは別。時に常軌を逸しつつも、どこか透明感があり、暴走の中に怖れがあり、ふとした瞬間に夢から醒めたような瞳をする。そんな心の咆哮に寄り添いつつ、映画は徐々に彼を突き放して闇を深めていく。その熱さと冷たさの波状攻撃。悪魔的な情熱というある種のシュールさ。止められない狂気。強烈だが見応えはある作品だ。

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牛津厚信

3.5【悪魔崇拝を標榜したブラックメタルバンドが引き起こした事。徐々に”悪魔”に魅入られていくメンバーの姿が、恐ろしくも切ない。極北の集団心理を描いた映画でもある。】

NOBUさん
2021年5月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

ー ノルウェーは、世界で一番自殺率が多いというコメントが冒頭流れる。嫌な予感がする・・。ー

◆舞台は、1987年ノルウェーのオスロ。
 若きギタリスト、ユーロニモスは、自傷癖のあるヴォーカル、デッドと「ブラック・メタル」を突き詰める「メイヘム」を結成する。

■感想

・自傷癖のあるヴォーカル、デッドが、ライフルで自らの頭をぶち抜くシーン。
 ー カート・コバーンの最期を想起してしまう・・。そして、その死体を見つけたユーロニモスの取った有り得ない行動。
 彼は、バンドを有名にする事しか頭にない事が分かるし、悪魔が取付くのも、納得である。ー

・「メイヘム」のメンバーに参入を望んだヴァーグが、ユーロニモスに着衣の”スコーピオンズ”のロゴを指指され、”ボーザー(ど素人)”と言われたシーンから、徐々に目付きが据わり始め、多くの教会に放火していくシーン。
 そして、「メイヘム」の中で、ユーロニモスと対峙して行く姿。
 ー キリスト教の国では、赦されない行為である。しかも、時により聖書を破って火をつけている。彼も又、悪魔に取り入られた男である。ー

・バンドの中での、主導権争いは苛烈化し、殺人まで侵す者も・・。
 ー どのような罪を犯しても、称賛するユーロニモス。ー

<恋人を得て、長髪を切り、一度は決別したヴァーグに手紙を書くユーロニモス。
 彼は、悪魔と手を切ったかと思ったが、悪魔は直ぐにやって来た・・。
 極北の集団心理を描いた、背筋が寒くなる映画。
 今作は、ヘビーメタル映画ではなく、世界中どこでも起こりうる凄惨な事件を描いた作品である。>

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NOBU

3.5犯罪者バンド

りやのさん
2021年5月3日
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悲しい

怖い

興奮

ノルウェーのブラックメタルバンド•メイヘムの狂乱ぶりや実際に起こした犯罪を元にした作品。
ギタリスト、ユーロニモスは悪魔崇拝主義のブラックメタルバンド•メイヘムで活動していた。ボーカルのデッドはライブ中に自らの身体をナイフで切るなど過激なパフォーマンスを繰り返し、一部で熱狂的な支持を集めていた。しかし、デッドがナイフで腕や喉を切り、ショットガンで頭を撃ち抜いて自殺してしまう。ユーロニモスが家に行き死んだデッドを発見する。警察に通報する前にインスタントカメラを買いに行き、脳が飛び散った遺体の写真を撮り、頭蓋骨の欠片をメンバーに渡して宣伝したためカリスマ化する。誰が一番邪悪かを競い合うサークルで王として君臨するが、メンバーのヴァーグが教会放火事件を起こし、主導権争いが激化し・・・という話。
事実を元にと言うことなので、実際に有った事なのだろうけど、デッドがナイフで腕や喉を切り血が噴き出るシーンは気持ち悪かった。デッドの自殺死体を発見して写真を撮るためにカメラを買いに行くユーロニモスの行動も気持ち悪い。
教会を放火し喜んでる姿は犯罪者以外の何者でもない。
その後メンバーによる殺人事件が2件有り、音楽はともかく、犯罪者だらけのバンドで気持ち悪かった。
グロいシーンだけじゃ無くセックスやストリップバーなど性的なシーンも含めてR18+なのが理解出来た。
なかなか過激な作品だった。

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りやの

3.5素顔

MARさん
2021年4月21日
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悲しい

怖い

ノルウェーのブラックメタルバンド、メイヘムに関する、事実とフィクションを交えたサスペンススリラー。名前を聞いたことはあるが、曲やバンドの背景は粗知らずに鑑賞。

いやぁ衝撃的!!何が驚きって、この恐ろしい物語、鑑賞後メイヘムについて検索したら大体実話なんですね。。

そういう意味で、予備知識なしで観て正解だったかも。

作品としては、文字通りブラックな闇展開が終始続き、スプラッター的な描写も沢山。そんなに得意じゃないんですよね…w

ただ、何と言いますか、本作を観て特に感じたのは、ハッタリ合戦もエスカレートしていくと恐いな…と。

悪魔崇拝に憧れた(?)ユーロニモスにしても、最初は皆にバカにされていたヴァーグにしても、いったいどこまで本気だったのか。場面ごとに逆転を繰り返す二人の立場に深みがあり面白かった。

また、垣間見えるユーロニモスの素顔が印象的。序盤はとにかくヤバそうにしか見えなかったけど、実はまだこの中では分別があったほうなのかな。それでも、僕からしたらチキンボーンでも充分ヤバいですよ…。

あとは、トラウマとして脳裏に焼き付いた彼が一瞬見せた笑顔。本作の中で唯一、光を感じれるシーン。親友がこちら側にこなくて良かった、とでも言ったメッセージに感じられたが…結局は。。う~ん。。

その他にも、場違い的に笑わせにくる某ブルースウィリス映画や、ヴァーグを手玉にとる記者さんが印象的だった。ヴァーグ、チョロすぎ!?

因みに、私も趣味でギターをやっており、周りには所謂メタラーといった方も結構いましたね。メタル好きのギタリストさんはとにかく拘りが強いイメージ。対してワタクシはジャンルに拘りは無いのですが、その分どんな曲をやっても中途半端に…。ちょっとは見習った方が良いのかな。。

話が逸れましたが、改めて狂信的な思想は危険だなということ、それと同時に、果たして本当にどこまで本気で崇拝していたのかよくわからないことも、寧ろより恐ろしいなと思わされた怪作だった。

終わり方も良いですね。
あれはメタルと言うよりも、寧ろロックな感じもした(笑)

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MAR

ポーザーで結構だよ!

2021年4月8日
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ポーザーで結構だよ!

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Mr. Planty

5.0ルサンチマンをあっさり飲み込む退屈さが純粋な青年達のルサンチマンに薪を焚べる様が壮絶に痛ましいメタリック青春惨禍

よねさん
2021年4月7日
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鑑賞方法:映画館

987年、ノルウェーのオスロ。妹思いの少年オイステインくんは“ユーロニモス”と名乗り、自宅地下の居間で自身のバンド“メイヘム”の練習に励むギタリスト。“メイヘム”は壮絶なデス声を持つボーカリスト、“デッド”を加入させると、ステージで自らの体を切り刻むデッドの過激なパフォーマンスで熱狂的な人気を集めるようになる。しかしデッドの正体は少年期に壮絶なイジメを受けたトラウマを持つ繊細な青年ペルであり、始終死に取り憑かれた彼はついに自殺してしまう。デッドの死によってメイヘムはより過激なカリスマとなり、自身のレコードショップとレコードレーベルを立ち上げたユーロニモスの元にメイヘムに影響を受けた少年クリスチャンが訪ねてきたことで、血塗れのブラックメタル史が暴走し始める。

ブラックメタルが台頭してきた時期にはメタルをあんまり聴いていなかったのでリアルタイムには知識がありませんでしたが、『メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー』や『ライト・テイクス・アス 〜ブラックメタル暗黒史〜』といったドキュメンタリーでメイヘムのメンバーが繰り広げた凶行の数々は知っていましたし、“ヴァーグ”ことクリスチャン本人の言動も聞いていましたが、なぜ彼らがそんな凶行に及んだのかを虚実織り交ぜて描いたのが本作。まずとにかく胸が痛いのが彼ら自身は物凄く繊細で家族思いの優しい青年達だということ。悪魔崇拝を標榜してはいるもののそれは表面的な虚勢に過ぎない。若さゆえに渾々と湧き溢れるルサンチマンを表現する手段として彼らは大音量で楽器をかき鳴らすが、その轟音をも受け流す北欧の懐深さと退屈が彼らの暴走に薪を焚べる。淡々とバンド練習に明け暮れ仲間と戯れ合っている時期の彼らはかつての自分達とほぼ同じで、お互いに虚勢を張っていることを悟られないように戦々恐々としている様は当時のVHSを見せつけられているかのように微笑ましいが、カッコだけの人間、“ポーザー”と呼ばれたくないがためにお互いを煽った結果として逃げ道のなくなった人間が犯した取り返しのつかない凶行に激しく怯え、でもやはり見下されたくなくて虚勢を張るという悪循環が延々と繰り返される様は見つめ続けるのが辛い。そのいたたまれない切なさに呼応するようにこれでもかと繰り返される刺殺シーンは尖端恐怖症の私には地獄の責苦。R18+というレイティングも納得の凄惨さですが、一方で青春映画特有の爽やかさ微笑ましさも仄かに薫るなんとも不思議な作品。

さりげなく2世俳優が目立つ作品で、短い出番ながら鮮烈な印象を残すデッドを演じたのがヴァル・キルマーの息子ジャック・キルマー。ステラン・スカルスガルドの息子ヴァルター・スカルスガルドも出ています。こんな映画ですからサウンドトラックもメタル一色。個人的にはDioのStand Up and Shoutが使われたのが嬉しくて、Scorpionsが激しくディスられてたのがちょっと悲しかったです。

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よね

4.0面白かった

2021年4月6日
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軽くホラーなのかと恐る恐るみ始めたら、結果面白かった。
内容はかなりグロいのに、見終わった後ほんわかした気分になる不思議な映画でした。

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井口 はな

2.0全編イカレタ連中の日常の日々を描く

2021年4月6日
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特にストーリーは無くPV!の様に中身は薄く単にカルトな世界感に!

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ゆたぼー

3.0カルト

さん
2021年4月5日
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前知識なしで鑑賞。もっとドキュメンタリーぽいのかと思っていたら、しっかり映画でした。主人公の透明感というか憂いな感じが印象的。好きな感じでした。

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中

3.0パパとママがあってのブラックメタル

2021年4月5日
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鑑賞方法:映画館

過激な事に憑依された若者達の話だったが、印象的なのはチラホラと映し出される彼らの家庭環境。小綺麗な良い家に、優しい両親そんな絵に描いたような良い家族が映し出されているのだ。
バンドの物語というと恵まれない境遇からのし上がったみたいな話を想像するが、理解のある彼らの両親はブラックメタルの活動に小言を言うシーンも無く、なんなら資金まで出す。
親の金で悪魔崇拝してりゃ世話ない。このジャンルの音楽に感銘を受けない私は思うけど、好きな方々にはやはりカリスマなんでしょうか?
目立ちたいが為に本当に悪魔に憑依されちゃったんじゃないかと思うくらい、やる事が過激でやり過ぎで呆気に取られた。

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パプリカ

4.0北欧メタル

2021年4月4日
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鑑賞方法:映画館

主人公、マコーレー・カルキンの弟だったんだ
確かに似てる

最初のボーカル、ヴァル・キルマーの息子だし(親父、ドアーズでジム・モリソンやってたよね)

スコーピオンズがやたら標的になってて笑う

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うんこたれぞう

3.0何も知らずにバンド映画を見るつもりで足を運んだわたしを嗤うがよい

よしえさん
2021年4月2日
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鑑賞方法:映画館

メイヘムもバーズムも「なんかカッコいいな」程度に聞き流していたうっすいメタル好きのわたしは、当然そのバックグラウンドなんか知っちゃいなかった。だから「メイヘム? 知ってる知ってる」みたいな軽いノリで足を運んだのだけど、それがまさかこんな恐ろしい映画だったとは。

まあしかし、意外とこういうことは身近であったりするよね。カッコつけだったりいきがったりで悪ぶってるんだけど、そういう仲間同士の馴れ合いの中に一人だけ本当にヤバイやつが紛れ込んでて、そいつに向かって偉そうに講釈たれてたら相手も本気になっちゃって。で、引くに引けなくなって最悪の結末を迎えたりすんの。まあこの映画ではその最悪が本気で最悪で、しかもだいたい現実に起こった事件どおりだっていうところが一番ヤバい訳だけど。

映画観終わって改めてバーズム聞き直したら、やっぱりカッコよかった。たとえ作った人間が殺人者で放火魔だろうと、良いものは良い。

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よしえ

4.0デスメタル界隈は詳しくないけど、丁寧に作られた良い映画だと思った。...

2021年4月1日
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デスメタル界隈は詳しくないけど、丁寧に作られた良い映画だと思った。
アレな描写があるのでリアル知人には勧められないけど、私は観てよかったと思ってます。

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晴耕雨読

4.0【カオスを考える】

ワンコさん
2021年4月1日
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青春と呼ぶには、あまりにも残酷で切ない。

どこか時代に取り残された感覚を覚え、鬱屈した気持ちになりがちな若者や、そうした気持ちになったことがある人には、共感されるところはあるのではないかと感じる。

退廃を求めたり、世の中が全部敵のように感じたり。

(以下ネタバレ)

ブラック・メタルと主張しても、実はヘヴィメタルから取り残されたというのが現実ではないのか。

だから、自らを肯定し、自分たち以外を否定するという行動に繋がったのではないのか。

世の中は、それほど詳細なカテゴライズを求めてなんかいない。

そして、その鬱屈した世界観は宗教観にまで及んだだけではないのか。

主要なキリスト教に対して、サタニズムや、多神教、アニミズムを無理やり対立軸として仕立て、シンボライズしていく。

ユーロニモスはカオスを主張していたが、正反対の綿密なシナリオを持っていたものも、実はユーロニモスではなかったか。

それは、デッドの自殺によって、ヒントを得て構築されたものだ。

しかし、ヴァーグ(クリスチャン)も、ファウストも、ユーロニモスのシナリオには乗ろうとしない。

それどころか、直情的な行動が目立ち、ユーロニモスは、彼らの内面に巣食うカオスに気付いたのではないのか。

デッドのカオスはヒントになったが、ヴァーグのカオスは破滅的だ。

だから、袂を分かちたいと考えたのではないのか。

カオスとは一体何なのだろうか。

必ずしも破滅的である必要はないはずだ。

そして、それは状況や演出のことではない。

きっと内面の状態のことだ。

トラウマを抱えて頭をショットガンで撃ち抜いたデッドのカオス。

名を上げるために取る行動に、結果を想定することなどなく、制御の効かないヴァーグとファウストのカオス。

世界はそんなもののためにあるのではないことを理解しつつも、それに圧倒されるユーロニモス。

一度狂った歯車は、二度と元に戻ることはない。

こんな悲劇的なストーリーではなくても、友情が突如破綻する青春のストーリーは、どこにでもあるような気もする。

カオスなんて作り出そうとして出来るものではない。

カオスは、きっと、僕達の頭の中に潜む、合理的とは程遠い感情だけに依存した世界なのだ。

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ワンコ

4.0思想、狂信の行き着く先

2021年3月31日
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鑑賞方法:映画館

僕は音楽好きですが、ブラックメタルは聴きません。また、悪魔崇拝とか良くわかりません。
本作は興味本位で鑑賞です。

まず、実話ベースなんですよね。観終わってからwikiで読みましたが、まさかねーって思うほど実話に忠実なストーリーの柱です。
(前情報が無い方が楽しめると思います。)

本作はノルウェーのメタル、酒、女、パーティー好き若者達の青春ムービーです。建て付けは。転がるように黒く染まっていく様は、最近見た「ジュース」みたいでした。それと異なるのはこれは「信」と「誉」を狂ったように追い求めた結果と言うこと。
オウムのドキュメントを見た時も思いましたが、人間は信じ込むととんでもないことをします。
それだけでゾッとします。

自分で自分をマインドコントロールしてる例じゃないですかね?本作にでてくるヤバい連中は。
(ボーカルの彼は違うと思いますが)
主要人物の今をネットで読んでみたら、凄い供述してたんだなーと。やっぱ、コントロールしてるわ、と恐ろしさ追体験。
ま、事実は当人にしかわかりませんが。

事実を知った上で本作を振り返ると、脚本が上手いなーと思いました。いくばくかの色付けはあるものの、個人の事情を背景にした動機付けが必要な分だけ描かれているし、バンドの変容していく様も丁寧です。説得力あります。スタートがそれなら終わり方もそれ選ぶよなって。
また、演出も見事です。
色があるようで無いと感じちゃう画面の色。無機質っぽい、けど血の匂いがしそうな感じ。ノルウェーは行った事がないですが、風景の殺風景がまた良い。
暴力描写も徹底してます。けど、これが必要な作品ですね。

黒い青春作品、観終わると暗くした部屋の片隅で、一人体育座りしたくなります。

黒い一瞬の煌めき。秀作。

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バリカタ

4.0ひぃ

2021年3月31日
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血やスプラッタものは全く平気ですが、今回はダメでした。自分の腕を切るシーンにひぃ!声にならない悲鳴と共にとシートに座ったまま後退りました。

最初、ドキュメンタリーかと思ってスルーでしたが、実話を元にした映画とあり観ましたが、予想以上に面白かった。

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Oyster Boy

3.5こんなノリ嫌だ 笑

モン吉さん
2021年3月30日
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メタルバンドなんて普段聞かないし、ブラックメタルなんて尚更。単純に18禁映画を久々に見たいと思ったから見に行きました。

見て思ったのが、以外と単調で再現ドラマのようでした。 メタルバンド出身の監督だし、独特なタッチかなと思ったら肩透かしを喰らいました。ですが、この短調さが普通の男の子であることが印象づけられました。特にホアキン演じるリーダーの口だけ達者で、いざとなるとしりつぼみする感じも人間らしさが醸し出されてるし、周りにメンバーもどこか無理してるような感じもする。

ただ18禁だけあって、殺しのシーンは酷かったです。もうその辺でやめましょうって感じです。

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モン吉

4.5家族はかなり可哀想

ダラさん
2021年3月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

悪魔崇拝とか、このジャンルの音楽とかほんとわかってなくて興味もなかったわけですが。

序盤から強いられる緊張感。
凄かったですね。
だんだんとエキサイトしていくメンバー達。
いや、怖い。
ちんけなホラーよりよっぽど怖かった。

初めはそんなつもりじゃなかったはずなのに、何故だかどんどんハマっていく底無し沼?
その一方で、優しく見守ってくれている親や兄妹たちがいたりして。
そこはちょっとやり切れない。

でも、おもしろかった!

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ダラ

3.0【292】ブラックメタル版妖怪人間ベム

2021年3月29日
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興奮

早く悪魔になりたーい

事実を拡大解釈したような作品
悪魔になりたいが なりきれない所に愛着を覚えた
エンドクレジットで42曲ものメイヘムの曲が使われているとわかり なるほど だからホラーではなく バンドの歴史を語る良作になったのだと感じた

2021年スクリーン224発目(今年公開作品123本目)

悪魔崇拝ってことは 悪魔に憧れている つまり 人間ということ
思想や考えの違いで仲違いすることはよくある話
バンドなら尚更 音楽の方向性の違い って良く聴く
が 彼らは きっかけは同じでも 結論までもがブラックメタルを貫いた
だからこそ 見習いたくはないが 惹かれてしまう

音楽はやっぱり素晴らしい

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5月の蝿

4.0OZZYはコウモリで病院直行でした。

Bacchusさん
2021年3月29日
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悲しい

怖い

興奮

ノルウェーのブラックメタルバンド「Mayhem」を題材にした、事実とフィクションの入り混じったカオスな話。

当時メタルが大好きだったから、Mayhemを聞いたことはあったけれど、自分には可も無く不可も無く特段ハマらずという印象で、Mayhemに詳しくはないものの、序盤とラストの事件位は既知で観賞。
理由については…フィクションなんですね。

「ブラックメタル」というジャンルに思い入れは無いし、自分は単に音楽としてメタルを聞いていたけれど、本気で悪魔崇拝的な思想を持つ人もいた訳で、やっぱり宗教的な思想が強い人は違うのかなと考えさせられるし、ポーザーと揶揄されたことに意地を張ってやり過ぎて、取材シーンで指摘されていた通り、それこそ究極のポーザーだと気付いていないというね。

その部分はフィクションだと思うけど、こうしてサイコは産まれるという一例みたいな感じが痛々しく、とても面白かった。

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Bacchus
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