映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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自己啓発系?
独創的な世界観、スチームパンク系のファンタジー空間に圧倒される。
プペルのキャラもいい、見た目もしゃべり方も独特でとても気に入った。
ひねりのないわかりやすい寓話なので子供には良いと思う。
大人でもピュアな人やポジティブな人なら素直に感動できると思う。
ただ、私のような薄汚れたひねくれた大人はハナからお呼びでなかったのかもしれないが…、作者が作品を通じて伝えたいテーマがあって熱がこもっているのはよくわかるのだが、それを直球でくどくどと朗読するのは興ざめ。自己啓発セミナーや宗教を彷彿とさせて、せっかくのクライマックスが盛り下がる。
あとプペルの結末が…、絵的には美しいけど、ただそれだけのために消された感がある。あれではストーリーをまわすために作られたただの道具、捨て駒ではないか。彼はとても純粋なので納得して成仏したのだろうが、私は納得できない。彼にも尊重されるべき人格があり自我があったのに。
それから、あの妙にリアルな暴力描写は控えめにして欲しかった。彼は血を流さないからぱっと見は残酷ではないけど、あの身体欠損レベルの暴力はえぐすぎ。暴力ふるったヤツが彼に謝ることもなかったし、寓話ならそのあたりも気を使って欲しかったな。
年末年始にぴったりの作品(12/27追記)
原作未読。
ジェットコースターのような演出、ミュージカルのような演出、華やかな映像に目を奪われました。
シナリオはきっちりとした構成、きれいにまとめている、という印象。
構成がきっちりしているので、そこに当て込むためにキャラクターの行動がやや力技に感じられるところもありましたが、芦田愛菜さん始めキャストの方々が説得力のある演技で魅せてくれるのでさして気になりませんでした。
作り手の「これが言いたいのだ」という強いメッセージを感じる作品。それが合わない人ももしかしたらいるかもしれませんが、観て損はないかと思います。
老若男女楽しめる、年末年始にぴったりの美しい作品です。
追記
ネットで拝見したのですが、「自分の殻を破るため(?)」に、劇場で拍手をしよう、という運動(にまでは至っていないようですが)があるようです。
拍手ができなかった自分に落ち込んでいる方も見かけたのですが、どのような動機で映画を観るかは自由ですが、拍手をしていない=楽しんでいない、変われなかった、ではないですし、その逆も然りかと思いますので、もっとシンプルに作品を楽しめば良いのではないか、と思いました。
また、「面白かった」「つまらなかった」「合わなかった」という感想はあって当然で、特に高評価の作品が合わなかったときに「あれ」となってしまう人もいるかもしれませんが、ネガティブな感想も個性ですから、それもまた大切にしてほしいなと思います。
みんなが面白いと言っているのだから、面白いと言わなければならない、なんてことはまったくないのです。
よい映画ライフを!
面白かった
悪くは無いけど…
原作絵本を越えて
大人の世界のいやらしさをぶっ飛ばすクリスマス向き映画。
ディズニーを超えてしまった。
我慢ならん。
本当に凄い。映画の為に長い年月を掛けた集大成の物語。勇気の物語。当たり前だけど、1人の力じゃないのね。凄いはほんと。
現代社会を風刺するような、挫くものと挫かれるものとが居て、その中でも諦めず信じ抜く強い強い意志を感じれる。ワクワクとドキドキ。人生の目的を見失う、はたまたそもそも想像をさせてもらえない閉鎖的空間において人を奮い立たせる。そんな力のこもった作品ですよ。
鬼○じゃない、約○バじゃない。ジャンプでもない、ディズニーでもない。どこにも抗いながら、リスペクトしつつ、自分のやりたい事へとひた走る西野亮廣という生き様だわ。カッコいいわ。
オープニングからのアクション、物語の進みと主人公の成長とそれを支える人達の誠意と純粋。芦田愛菜先生の「見たのかよ、誰か見たのかよ!」が物語ってる。
嘲笑う人がいて、イライラして間違った方法で人と接してしまう。多数の暴力で常識を押し付ける。大きな声を出せば叩かれ、排除される。知らぬ間にカッコ悪いし諦めてしまう。諦めた人は諦めてない人をバツの悪さから、過去の間違いを正せなくて、自分を押し殺した自分も騙して、その人の口を塞ぐ。
くだらないよ。くだらない。
今こそ、今だからこそ、絶対に、観るべき映画。
大人こそルビッチと一緒に空を見上げよう!
本編前の予告編はアニメ作品の予告が順に流れて子ども向けの映画を観る時と同じだった。
子ども向けなのだろうか?でも、会場は大人ばかりだ。
もちろん子どもも楽しめるように作ってある。
オープニングのハロウィンダンスはまるでUSJに来たみたいだ。
童心に戻ってウキウキした。
だけど、どんどん観ていくうちにえんとつ町の住人になってしまった私がそこにいた。
この閉塞感はなんだろう。
最近の何でもかんでも諦めてしまい、やる気を失っていく感じ。
煙の中の街は今のコロナ禍の地球と同じだ。
怖がるな!下を向くな!上を見ろ!
その強いメッセージは大人にこそ勇気をくれる。
この世界は大人が引っ張って行かなくちゃ!
ルビッチの父ちゃんも母ちゃんも かっこ いい大人だ。
母ちゃんが車椅子から立ち上がったあたりからは涙が止まらない。
自分をもっと信じよう。
諦めた大人を見て育った冷めた子どもは可哀想だ。
冷めた子どもばかりの世の中にはしたくない。
だから、大人こそルビッチと一緒に上を見ようよ!
声優陣は、窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、藤森慎吾、小池栄子のキャスティングが素晴らしかった。
特に藤森慎吾のスコップは上手いなー。
紙芝居をする父ちゃん役に落語家の志の輔さんを持ってきたあたりもピッタリだ。
帰宅して絵本を再読。
映画と絵本は違う部分もあり、映画には描かれていない部分もあり楽しめました。
最高の映像と究極の王道ストーリー
2020年アニメ映画の中で三本指に入る実力作
脚本5/5
作画4.5/5
音楽4.5/5
声優3.5/5
子供でも見やすい内容でありつつ、大人が見ても楽しめる作品だと思います。泣けること間違いなしです。
しかし、ルビッチの声である芦田愛菜さんは俳優としてはとても素晴らしいと思うのですが、声優としては及第点というとこだと思います。所々棒読みなところがあったり、感情を声だけで伝えられきれてないような印象です。オリラジ藤森さんのスコップは非常に良かったです。
また、今年2020年は上映作品数は少なかったものの、アニメに関しては非常に豊作だったので、この作品が2020年を象徴するアニメになることは無いかと思われます。
特に鬼滅の刃無限列車編や、ヴァイオレットエヴァーガーデンなど熱狂的なファンを数多く抱える作品と上映が被ってしまったので、興行収入の伸びもあまり期待できないかもしれません。個人的には西野亮廣さんの商法はとても尊敬していて、今回のえんとつ町のプペルも、芸人という立場でありながら、非常にハイクオリティな作品だったと思います。
ディズニーやジブリでなくても、それらしいアニメが作れるのは日本のアニメ業界の底力なのかも知れません。
映像と声はめちゃくちゃ良い!
※原作の絵本は未読です。
子どもにも理解しやすいストーリーでしたが、大人でも十分飽きずに楽しめる作品だと思います。
序盤にハロウィンの話題が出てきますが、公開日の今日はクリスマスというズレに、ちょっと惜しいような気がしましたが、ストーリーが進むにつれてそこまで気にならなくなりました。
そしてえんとつ町の細やかな描写は、studio4℃が手掛けているだけあって、好みはあれどとても魅力的でした!
クライマックスの星空がとても鮮やかに描かれていて、個人的にはずいぶんカラフルだなあ、、と思ってしまったのですが、子ども向けとしては正解だと思います。
冒頭のナレーションは芦田愛菜さんだ!となるぐらい聞き馴染みのある声でしたが、ルビッチの声になるとガラッと変わりとてもビックリしました。ルビッチにぴったりハマっていたと思います。また、プペルは顔の表情の変化がほとんどないのですが、窪田正孝さんの声の演技だけで表情が想像できそうなぐらい素晴らしかったです、、、!そして言われなければ窪田さんとは分からないかも、、、。
他の声優さんも役にピッタリで違和感なく世界観に飛び込んでいけました^ ^
ストーリーにある異端者を排除しようとする動きは、少しだけ日本の社会に似ているように感じます。そして異端者が存在しなければ、社会の発展はないということも現実社会と同じですね。
ちょこちょこですが、親から子への愛情、子から親への尊敬?誇り?のようなものも感じることができ、ウルっとさせられました。
クライマックスシーンではプペルがゴミのガラクタに戻ってしまうのですが、何故、、、原作を読んだら分かるのでしょうか、、とても気になってしまいました。
エンドロールにカジサックさんのお名前があって、コンビ愛?なのかなと最後にクスッとさせていただきました。(笑)
最近の映画の中で、3番目に泣けた😢😭
今年の映画泣けるランキング(個人の意見)
1位 STAND BY ME ドラえもん2
2位 映画クレヨンしんちゃん 激突!
ラクガキングダムとほぼ4人の勇者
3位 映画 えんとつ町のプペル
4位 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
5位 映画ドラえもん のび太の新恐竜
ディズニーのアトラクションにのってる気分
映像と芦田さんと藤森さんは良い
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