映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
全1367件中、601~620件目を表示
面白かったけど、情報量が多すぎる
感動しました。とても面白かったです。
音も横から聞こえたり地響きする感覚があったりしたし、TOHOシネマズ梅田では2スクリーンで上映してたけど大きい方を選んで前の方に座ったのも正解でした。
ただ説明や伏線、回想、仕掛けがいっぱい仕込まれていて情報量が多すぎるのは気になりました。
西野さんは元々漫才師だし、最近はビジネスを紐解いたり講演をしたりしているから、しつこいくらい説明しないと不安なのかもしれません。板の上に立って、目の前の観客を置いてけぼりにしないよう気を配りながら喋るのを生業にしているので。原作が絵本だから当然、幼い子どもにも分かるようにしなきゃならないですしね。だから全部説明したくなるのは分かります。
しかし漫才や講演なら言葉で伝えていただいて構わないのですが、これは映画なので、セリフやモノローグではなく、画や構成で伝えるべきです。極力、回想も使わない方が良いです。ルビッチが幼い頃のブルーノとの回想なんて、あんなに要らないです。
で、これはオンラインサロンや様々な記事で語られてますが、続編などの展開を見据えて色々な仕掛けや情報が盛り込まれていますね。もはやどこまで計算しているのか計り知れないくらい、要素がいろいろありました。
しかしまだ上映もしていない制作の時点で、続編や他の表現への展開のことを考えて作品の中に情報を盛り込んじゃうのは、個人的には嫌ですね。この映画一本に情熱を全部注ぎ込んでほしかった。
そのひずみはストーリー展開に出ているような気がします。
偶然性に頼りすぎ。
偶然ゴミ収集車に埋もれたプペルをルビッチが目撃し助けるくらいまでは良いのですが、スコップとの出会いも唐突だし、スコップが自ら秘密を3つ喋ってしまい、「3つまで願い事を聞いてやる」と言いだすのも都合が良すぎます。スコップとブルーノが実は顔馴染みだったとか、やりすぎです。
でも、ここまで説明や情報をモリモリに盛り込んでこのクオリティなのは脱帽ものです。普通はもっと散らかってしまいます。よく100分にまとめあげたなと思います。
絵は上手、内容はとても薄い。
私は友達に誘われて見に行きました。
もともと絵本から映画化されたということで、絵本を読んでから映画を見ました。絵本はとても良い作品だったと思います。また、作中で描かれている背景などもとても綺麗でした。
しかし、映画の内容は薄く、ちらほら涙を流している人たちがいて(横の友達も)、どこで泣けるのか?と困惑しました。
周りが泣いているのでその雰囲気で泣いているか、それとも泣こうと思って泣いているのか。
見終わった後に、なぜ私は泣かなかったのか。このような気持ちがモヤモヤした映画でした。
大人も泣ける…は嘘じゃない‼︎
原作を読まずに、以前絵本が話題になってたから気になった位の気持ちで観ました。
●映画を見る前●
絵本が題材なので『子ども向け』
分かりやすいストーリー(単純なストーリー
絵や世界観が綺麗
西野亮廣が色々やってるなぁ
●映画を観たあと●
良いトシした大人(30代女性)なのに泣ける‼︎
単純なストーリーと勝手に思い込んでいたので、複雑な世界観や心理描写、伏線があって大人が観ても面白い‼︎
映画の世界観が現実ともリンクしてる部分がある
子ども向けと勝手に思い込んでいたけど、映画を観たあとの感想としては【諦めずに挑戦する気持ち】だったり、誰かに反対されたり世間体を気にして大事なものを見失わないようにする大切さを感じるので10代〜30代独身には響くんじゃないかなぁ。
40代以上はピュア(絵本が題材だからね)過ぎるので、子どもに見せたい映画になるかも
絵だけ見ても十分綺麗で音楽も耳に残るメロディなので一見の価値はあるかな
カップルで観ても楽しめる(泣いてる女の子も結構いたり)
家族で見ても楽しめる
心温まる良い映画でした
絵が綺麗すぎてパンフレットみたいなアートブック欲しくなりました
全ての世代、国の人達へ
公開初日に観て涙が溢れでて画像の細かなところまで見れなかったので今日改めて観てきました。それでも涙がでます。見るたびに新たな発見があり年明けにも見に行く予定ですが、この映画は子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、そして世界中の全ての人に何度でも観て欲しい映画です。
絵本は読まずに観て、泣きました。
えんとつ町のプペル
ストーリーは、とても単純。でも、良い映画でした。
原作の絵本と雲泥の差・・・なぜ?
これは大変不思議なことです。レビュー表題について誤解の無い様に申し上げますと、雲の方が「原作の絵本」で、泥のほうが残念ながら「映画」です。
この作品の原作は、今作の監督もされている西野さんが手掛けられた同名の絵本であるというのは周知の事実です。
映画を観終えて、とてつもない違和感を感じた私は、これいったい原作の絵本はどんなものなのだろうか、と調べました。するとなんと西野さんのご厚意により無料でネット掲載されているではないですか!早速、閲覧いたしました。西野さんありがとう!
原作を閲覧して思ったことは「ちょっと奇妙で独特な世界観だけどなんとも美しい、ぜひうちの幼稚園の子供に読み聞かせしてやりたい素晴らしい作品」ということでした。
そして、映画とのギャップ・・・つまり「映画鑑賞中につきまとった違和感」が鮮明に姿をあらわしたのです。
ネタバレにならぬ様にそれらを端的に申し上げると「絵本で読者の自由な想像に任せていた行間を、余計な設定、設定上追加された本来不必要な人物たち、過剰な演出、作者の主張などなどで綺麗に埋めてしまった為、表面が異常にツルツル(笑)になってしまい、本来の原作の味が消失してしまった」ということです。
原作が大変素晴らしいので、この明確なギャップは指摘せざるを得ません。原作者兼、監督の西野さんに失礼なのは承知のうえでレビューさせていただきました。
では。
3回観ても毎回泣ける
良かったと思う
コメントとかを色々と見ていると、アンチのコメントがたくさん書かれています。
でも、逆に考えてみるとそれだけのアンチのコメントがあるという事は、それだけ注目されいてるとも言える思います。
ストーリーは、わかりやすい内容で見やすいかなと思うのと途中の音楽の主張がもったいないような気がしました。
アニメ映画だけど、この映画は、メッセージ性が強くあるので子供よりも大人向けのような気もします。
ただ、色んな意見がある中でいい映画だと思いました。
この映画がそのものが作者の気持ちを代弁したような所が見えるけど、それをどう捉えるのかは、見た人次第だからその人の意見が色々あるのも頷けると思います。
何かにぶつかりながらまっすぐ進め。
自分の知らない事に対して出来ないと決めつけてしまうのは、違う。
そんな、メッセージを僕は、感じました。
芦田愛菜ちゃんは天才
全体的に素晴らしかったですが、芦田愛菜ちゃんなくしては、ここまで感動しなかったかもと思うくらい、ルビッチが素晴らしかったです。
満点じゃなかったのは、歌詞付きの挿入歌2曲。
あの2曲はなぜ入れたのかなと思うくらい浮いていた気がしました。
なぜあれをあえて入れたんだろう・・。
ロザリーナさんのエンディングは心にしみました。
いろんなレビューがあるようですが、百聞は一見に如かずです。
お金を払って観る価値は十分あると思うので、劇場へ行って観ることをおすすめします!
泣ける作品。惜しむべくは公開時期「だけ」…。
今年63本目。投稿が少し遅くなりました。
さて、こちらの作品。いわゆるスチームパンクものという分野ではないとは思うのですが、世界観がそれに似ているので、その手の小説なりアニメなりで「相場」がわかっていると話に入っていきやすいと思います。
ストーリーは非常にわかりやすいし、子供のお客さんが来られることも想定したのか、あまり話に「二重三重のトリック」は入っておらず、途中からは完全に勧善懲悪ものになります。
みんながそう思っていない、あるいは、何らかの過去のできごとで「もう閉ざしてしまったもの」に対して、「その先には何かあるはずだ」と考えて動いていく主人公のお話。これってとても大切なのですよね。観念がじゃまして「そんなことをしても無駄」「どうせ何もあるはずもない」「もし何かあるとしても大きな権力に勝てるはずがない」という思い込みやあきらめがあります。それを乗り越えて、その主人公が「見たかったもの」を見るところでお話は終わります。あえてそのあと複雑にしていないのも、お子さんが見ることを想定してのものでしょう。
この作品、私もいい歳してますが…(お年を1つとってしまいました…)涙しましたね…。こんな作品、今年ではヴァイオレット~だけだったと思います。それだけ人の心をつく良い作品なのだと本当に思います。アニメだからなのかな?人の心を揺り動かす、そんな描写ができるのって。でも、アニメに限った話じゃないからね…。来年(2021年)は実写版でもそんな良い映画に出会えることを楽しみにしています(あえてあげれば「10万分の1の涙」はそれに該当すると思います)。
また、多くの方が触れていた通り、画像がとてもきれいです。構想にどれだけの時間がかかったか、調べられませんでしたが、このコロナ問題の中、色々な映画が延期になり(この映画も例外ではない)発表され、本当に映画とは思えない不思議な世界に引き込まれた100分ほどでした。
減点要素は本当にないですね。はい。
ただ、本当に多くの方が惜しむべきは公開時期なのかな…と思います。確かにコロナ問題があり映画が「押し押し」で遅れて公開されている以上、ある週にアニメばっかりということになっても困りますが、今年に限っていえば、鬼滅の刃が一強、それにヴァイオレット~が続き…という中で、やっと年内最後の25日に公開されたというのは、本当に良い作品なのですが、いかんせん2020年はあともう数日ほど(これを書いているのにいたっては、あと25時間ほど)。「ヴァイオレット~」と同じように誰かを傷つけたり傷けられたりというストーリーでもなく、見ていて気持ちがすっきりするし、明日から頑張ろうという気持ちも沸くし、ストーリーが伝えたかったこともはっきりする映画です(前者は、手紙や気持ちを相手に伝えることの大切さ、後者=この映画…は、勇気を出してタブーとされるものに手を出して閉じられた世界をあけていく…ということ…)。
減点要素なしなので、5.0としました。本当に良かったです。
まだまだ公開されていますので、まだの方ぜひ行ってみてください。
絶対損はしませんよ。
4℃のアニメーションはすごいが、
もう一度観たい
公開2日目の12月26日に家族5人で観にいきました。それほど乗り気ではなかった小6息子の感想「トーチャン。映画、誘ってくれてありがとう。良かった。スコップの親近感ハンパなかった。良かった。良かった。」って満足げ。どこに感動した?って聞いたら、「感動とか特に。」って。冒険ストーリーとして面白かったみたい。未就学児の娘は最初は身を乗り出して見ていたけど、ちょっと怖かったシーン(多分、煙突から落ちて流血するあたりから)があったようで、そこからは妻に抱っこされて観てました。観る前に色々な情報を仕入れちゃったばぁちゃんは、ここをつくるのは大変だったんだろうな…とかばっかり考えて映画を見ている感が無かったと。もう一回観るって言ってます。あれから数日、息子はhydeさんの楽曲をYoutubeで聴いてノリノリ、娘はハロハロハロハロ♪と歌っています。楽しいな。落ち着いたらもう一度、観たいです。個人的に良かったシーンはやっぱり絵本にもあった、プペルの背中を洗っているシーンかな…。トーチャンの分身と知らずのうちに何度もってのが。あと、プペルがルビッチに問い詰められて、伝えたくても伝えられないってとこ。子供の頃に勢いで聴いていたブルーハーツが大人になったら全然違う作品と感じて泣いてしまう。そんな不朽の名作になると思いました。
涙で何度もボヤけました。
全1367件中、601~620件目を表示