映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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自分と向き合える作品
公開初日に3回、そして先日4回目を観に行きました。
おそらく登場人物のいずれかに当てはまる自分に気づくことができるのではないかと思います。
響く、響かないの善し悪しなどという単純なものではなく、自分と向き合うことの大切さを伝えてくれます。
何度でも観て欲しい、素晴らしい作品です。
絵は綺麗です。ストーリーは子供には見せたくないかも。
絵がとても綺麗で、「アニメーション技術はすごいな」と素直に感動しました。
一見、ストーリーも子供向けなのかな。と思ったのですが、見ている間に、「よくある感じの映画だな…」を超えて、不快感がでてきて、この不快感は映画がはじまって8割方は続きました。何故なのかな。と考えた所。
・おとぎ話のような優しい話のプロットに見えて「ゴミ人間」という言葉が最後まで連呼されるように、物語の登場人物に大半の人に優しさが見られない。言葉が強すぎる。
・主人公に至っても、ロボットのプペルに対して、最後まで「臭い」を連発する。それは映画内の事実だとしても、主人公に気遣いや優しさが見えない。最後まで成長しない。
・話のプロットが「夢をおいかける」にしようとしている事が直接的な手法とセリフでわかるが、主人公の夢がはっきりせず、「いじめ」とそれに対する対抗、というテーマに収束してしまっている。全般的にストーリーを超えた作り手の「怒り」の感じが漂っている。
・「異端を排除する」という言葉が、物語の全体の世界感とずれている。この手のストーリーであれば、「秘密警察」的な呼び方で特定の情報へのアクセスを阻止する組織を置くのが自然だと思った。それが「異端を排除する」という極端な所まで言ってしまっていてる。メインキャラのプペルは何の考えももっておらず、物語の世界感的には、「異端」として排除されなくても何の問題も無い。
・「異端を排除する」テーマを前に出したいというのが、序盤に伝わりすぎてしまっていて、映画全体のストーリーとマッチしてないため「うさんくささ」を感じてしまう。「宗教的」というレビューがあったが、宗教映画のように全体のストーリーとマッチしないメッセージが、映画内でセリフで繰り返されるので、そう感じられるのだと思う。
・一部に良いキャラクターもいるが、それらは掘り下げられず、メインのキャラクターを含め殆どが、打算的な考えで動いている。主人公がプペルを、最終的に助けたのも、自分のアリバイを作ってもらうためであり、その後、仲良くはなるのだが、主人公が誰かと「群れたい」という考え以上は見えず、自分にメリットがある/ 無いかで行動が左右され、行動に「優しさ」や「友情」が見えない。
また、他の方も指摘されていますが、ストーリーは単純なため、中盤、眠くなります。
ストーリーが見え見え感。
知識ゼロで勧められて行きました。
画面は綺麗で素晴らしかったですが、だんだん机上での作られ感が出てきて、展開が進むにつれ色あせてきた。
上っ面じゃなく魂が注入されてない感があるので、大画面で見ててもスマホ動画に感じてしまった。
昔の「もくもく村のケンちゃん」が浮んだ。
評価を低くしてすまん。
子供向けとして良いが…
タイトルの通り、子供向けとしては良い作品であるとは思う。
しかし、大人が見るものとしては2.5~3.0くらいが妥当だと思う。
この作品は展開として、視聴者に「異端審問会は何を異端としているのか?」「ブルーノは何故死んだのか?」「プペルの正体は?」などなど多くの疑問を生み出しながら物語が進行していき、後半に真相が分かる、という作りになっている。
この作り方自体はよくある手法なのだが、この作り方で作られると、視聴者の中に生まれた疑問を全て解決してもらわないとモヤモヤが残って仕方ない。
特に私がモヤモヤしたのは「星の存在が異端とされているのに、なぜ星詠みの巫女?という人物がいるのか?」
さらに言うとその人物は1度登場した後、どうやってか捕まり、その後一切登場しない。そもそも出番要らなかったのでは?と思うくらいだ。
細かい事かと思われるかもしれないが、そのようなことが積み重なっているので、エンディングを迎えても頭の中から「?」が消えなかったのだ。
もちろん、冒頭でも述べたように、子ども向けとしては星4.0以上の作品だ。
物語序盤のダンスシーンや、トロッコのシーンなどは特に子どもたちを楽しませてくれるだろう。親子連れにはオススメ出来る作品だ。
最後に、視聴の前に目にしてしまったレビューには「上映後、拍手喝采!!!」「試写会でスタンディング・オベーション!!」などの必要以上のヨイショや「この人、ちゃんと作品見たのか?」って思うようなものが並んでいたが、そういえの、本当に作品に悪影響なので、辞めていただきたい。
すばらしい ゴミ映画!
油断していた。本当に油断していた。
絵本をネットで読んで 絵本買って 映画観て 舞台挨拶見て。
本当にすばらしいゴミ映画。鬼滅の刃の映画より 入りやすい。何の情報無くても世界が分かる。
もう一度 すばらしいゴミ映画!
挿入歌が…
サロンメンバーの方のすすめで鑑賞しました。
芦田愛菜さんの演技が思っていた以上によかったです。
オリラジ藤森さんの滑舌には圧巻。
内容は王道ど真ん中。西野さんの言葉が至る所に
散りばめられています。
キャラへの感情移入も割としやすく見やすい映画でした。
しかし、内容より何より挿入歌が気になりすぎました。
せめてバックトラックであれば良かったのですが…
意味のある構成なのでしょうが私には違和感が残りました。
演出は子ども向け、内容は大人。もっと上手くやれたのでは?
アニメ作品として、又は映画として話が面白いか面白くないかで言えば面白くない。
ただ設定や世界観、現実へとフィードバック出来そうな啓発的な内容は興味が持てる。
まるで子どもにでも分かるように書いたビジネス書か啓発本を映画にしたのかのような内容です。
話は面白くないが、作風に興味があるこの矛盾。
観る側が観たかった物と、製作側が伝えたかった物とで齟齬があるように感じます。
評価が割れているのもそれが原因かと。。
この現実世界も確かにプペルの街のように知らないと「損」をする世界ですが、しかしその「損」をする人達によってもたらされる「得」をこれ見よがしに、それが正しき道のように示したり、「損」をする人達が間違っているかのように描かれているように感じ、本当にこれが物語の主人公として選んで良かった選択だったのか疑問です。
物語がこの後も続く描写もあったので今後どのような展開になるのか、えんとつ町の通貨とそれにおける外交の件などどのように落ちをつけるのか不安ですが、同時にプペルの話を追いたいとも思いました。
自分の中でも良いところと微妙なところがあったので評価は3です。
作品も良し悪しを評価され続けている限り売り上げは伸び続けますから、こうした議論が起きること事態、製作者側のビジネスとしては大成功でしょう。(詰まる所"ビジネス臭"がぷんぷんとしたのであえて強調しています。)
演出は子どもむけ、内容は大人向け、このギャップが上手く機能していない為かより強くそう感じでしまいます。
もっと工夫すれば上手く出来たんじゃないかな?と
ちょっと残念でした。
信じる根拠の薄っぺらい物語世界
星ひとつあるのは、映像演出と展開の盛り込み方が隙なく飽きのこない作り込みになっていたところです。
冒頭の芦田愛菜さんのモノローグがとてもよい声で素晴らしく、4℃さんらしい趣向を凝らしたアニメーションが楽しかった。
ただ、そもそもの物語に違和感がいくつもあって、どうも隙や矛盾の穴がボコボコ空いている欠陥住宅のような居心地で、たいへんつまらなかった。
具体的いうと、
まず冒頭のルビッチがプペルに「友だちになって下さい」とお願いするところ。
いくら友だちがいないとはいえ、さきほどまで「くさい」「バケモノ」と吐き捨てていた相手に、友だちになってほしいという気持ちに急になるものだろうか?
また、
外が見えないこの世界において、「煙の向こうに外の世界がある」というブルーノの主張の根拠。
たまたま煙の合間に星が見えた経験と、場末のバーでベラベラとよくしゃべる胡散臭い男からあやしい黒歴史を聞いたというだけで、行動を起こせるだろうか?
裏付けを得るために調査をしたりとかも特になく、ただ紙芝居を繰り返している父親を見て、息子は外の世界を信じられるようになるだろうか??
母親は応援したくなるだろうか……?
そうやって無根拠で主張し闘う彼らを見て、街の人々は彼らを助けたい、いっしょに闘いたいと思うんだろうか???
そもそもの黒歴史もどうも妙だ。
強大な銀行組織が治める資本主義社会から逃げ出し、彼らと隔絶し、自国民に外を見せないために煙を焚き続けるえんとつの国らしいが、
煙を炊き続けなきゃいけないとんでもないコストがついているのに、おまけにどうやらろくに作物も育たない世界のようだが、喘息なりかけの国民をどうやって食わせているんだ?
渋谷をモチーフにしたらしいスクランブル交差点はあるのに、他の人々の仕事ぶり、生活程度、食文化がまったく見えてこない。
腐る通貨?それうまみあるの?
スタッフロールで暗示されているように、たとえそこから外の世界へ船出したとしよう。
でもそこは君たちの先祖が逃げ出してきた犯罪だらけのディストピアだろう?
そこへ向かうのが希望みたいな終わり方は、あまりに無防備で、無根拠なポジティブマインドだ。
国民全員がブルーノ化したらしい。
こんな、作者のメッセージに都合のよいところだけつくりあげた、ご都合主義の物語世界は、何とも薄っぺらい。
おまけに涙目たっぷりで子役が訴えれば観客が感動して泣いてくれると制作サイドが思ってたら、
それはあまりに俺らをバカにしているよ。
4℃さんが作っているからコロナでつまらん元旦に映画館へきたのに、
こんなもんじゃ、せいぜいレンタルDVDなってから家で寝ながら見ればよかったと、ガッカリです。
もうよっぽど興味が惹かれなければ、この制作編成では見ないよ!
えんとつ町は社会問題最先端地域の北海道である
これ全ての北海道人、特に旭川の人に観てほしい‼️子供は観ることを義務にしたいくらい素晴らしいと思う✨鬼滅も良かったが、それよりこちらの方がもっと良いです。では、なにが良いのか、どうして北海道人向けなのか説明します。
・人に笑われようとチャレンジを続ける主人公ルビッチの行動力
→時代が大きく動いている今、社会問題最先端地域に住む我々が取るべき姿勢を示してくれている
・夜のまちの空間構成が素晴らしい
→富良野の廃棄物の家と新橋を足して、高層化したような構成
・コロナ禍の現代を見据えていたかもような、ストーリー展開
→自粛警察みたいなマスク姿の取締係りが、今のまちの風景とリンクする
・恐怖をあおって行動を制限する社会を表現している
→共産主義の常套手段であり、近く起きるであろうアメリカ大統領選挙に対する民衆が立ち上がる姿を連想させる
・主人公ルビッチは煙突掃除人である
→煙突掃除は日本では北海道がトップランナーであり、日本一の会社は実は旭川にある(煙筒の横山)
→煙突掃除人にかつて子供が強制労働させらていた(煙突の中に入れて掃除させた)歴史があり、この設定に子供への大きな愛を感じる
・えんとつ町は産炭地という設定
→産炭地としてかつて栄えた北海道のまちを連想される
・閉塞感の強いまちが舞台
→旭川市はまちの閉塞感が強く親近感が湧く
_:(´ཀ`」 ∠):組織★最多。呆れる。
ファンの組織票により平均点が超高くなってます。
数ヶ月前のとある宗教団体の映画〝夜明けを信じて〟とおんなじ点数です。
一度レビューしましたが良心の呵責に苛まれ書き直しました。
やはりおかしいものはおかしい。長くこのサイトで点数つけてますが1番酷いです。
最初に言っておきますが声優陣は最高の出来でしょう。芦田愛菜ちゃんは天才です。
ですが脚本はオリジナリティなし。ゴミ人間プペルの登場はラピュタとターミネーターからでしょう。気球によるアクションもラピュタでしょうね。完全に竜の巣でしょう、あれ。
世界観の真っ黒な空と何も知らない民衆はマトリックスでしょうね。〝母ちゃん命令〟クレヨンしんちゃんか?脚本がいい加減だから後から興醒めます。
最後の〝おしまい〟って ひらがなできますが明らかにジブリ意識と言うかマネでしょう。
あぁ〜ぁって感じになりました。
私は西野氏が全ての人物や背景の作画をしたと思ってましたがそうではないです。
ここが誤解を生むところで、そうゆう人が大勢いるかと思います。
調べてわかりましたが数年前から炎上している点です。
舞台挨拶ありでも刺さらない
何回も泣いた!大感動等の評価で彼女と見に行きましたが
正直泣けない。キチンと見たかったので集中して見ました!
映画で泣いた事もあれば、何回も見た映画もありますが期待した分ガッカリ感
一度見たら十分。
サロンメンバーの評価が高過ぎるのと
西野=100点の感覚なのでしょうか?
処女作としては蜷川実花よりは良かったです!笑
チャレンジする事は素晴らしいと思いますが
映画がめちゃくちゃ面白いかは別問題
アニメーション映画の中ではディズニーには程遠い
鬼滅見れば良かった(^_^;)
私もサロンに入ってセミナーの視聴の権利を買うとチケット3枚ついてきますので
その3枚×8万人が見に行くのでしょう。それだけで30万人以上が見るので話題にはなりますが
大人こそ刺さる!なんて体調大丈夫なのだろうか。
正直メンバーらしき方々のスタンディングオベーションが凄くウザかった笑
映画が終わったら拍手!みたいな事もメンバーには仕込まれていましたので、ほぼやらせです。
舞台挨拶中に聞こえてくる愛想笑いや、へーとか
そーなんだ!もう一度見ます的な感じが
宗教と言われても仕方ない感じが劇場内にあり
西野さんは好きですが映画の評価は別
映画は面白く無い事も無いですが
面白いか?と聞かれたら面白くないですね
ビジネス戦略として動員数が上がってるので、新しい形のアプローチで面白いのですが
見に行く人が見る前からファンの100点感想なので
映画の評価をきちんとする人は少ないでしょうね。
ただ美味しくない店に行列ができる事もありますし
気になる方は劇場で御覧下さい
西野さんを応援してますが、私は映画を純粋に評価しました。誰が作ったとしてもプペルの評価は同じです。
挑戦していた過去の自分を思い出す
夢を持って挑戦している人
挑戦していたけど周りに無理だバカだと言われた人
その挑戦が上手くいかなかった人
そして何より人の挑戦を嘲笑っていた人に観て欲しい映画
私は弱小校で本気で甲子園を目指していた過去があり、この映画観て本当に心の底から涙が出ました
何回でも観たくなる映画です。
絵本の映画化となってますが、元々映画にする計画があって、一部を絵本化して出版したそうなので、映画の絵本化→絵本の映画化という作品です。原作絵本からいくつか変更点もあったようですし、上映時間内に回収していない伏線は、西野さんが年末年始行っている上映後のトークショーで解説されています。
キャスティング、ゴミ人間の役は窪田正孝さん以外考えられなくなります。オリラジ藤森さん演じるスコップがめちゃくちゃ好きになりました。 志の輔師匠演じるブルーノの紙芝居の口上も聞いていて気持ちがいいし、泣けます。
STUDIO4℃の映像の美しさ半端ないです。フル3DCGでその上からオーバーペイントしていることで手書き感というか温かみ?みたいなのも感じます。 ラストの星空も奥行きあってきれいでした。
観る人それぞれのテーマが出てくる映画だと思います。親子愛なのか、夢を信じることなのか、子どもを信じて背中を押す大人になれ!なのか。 でも、映画を観ていると自分の過去と絶対重なると思います。 主人公なら夢を追いかけて否定されたけど頑張り続けている人、主人公の母親なら子どもの挑戦を心配する人、主人公の元友達なら周りに合わせて空気を読んでやりたいことを諦めたり折り合いをつけた人・・・など、絶対誰かに感情移入できるし、登場人物のエピソードで自分の経験やその時の気持ちを思い出して泣けると思います。2回行って2回ともそれぞれ泣きポイントが同じだったり違ったりして、何回でも観たくなる映画です。
1回目、なぜドロシーがプペルをスッと受け入れてたのか疑問だったのですが、2回目観たときプペルの傘が開いて(脳になってるブルーノのブレスレットがある)、ドロシーが開いた傘の中を観てハッとしているので、そこで何か気づいたか感じたからだろうな、、、とか、2回目でも考察が深まったり
映像の美しさに集中して観られたりと、2回目も楽しめます。
西野亮廣の処女作
後半に行くにつれて、様々なキャラクターに感情移入ができます。
最後のエンディングは感動でした。
1人のお笑い芸人が映画の上演まで漕ぎつけた作品であるものの、作品の後半の完成度はとても高いものだったと思います。
グッときました
2回観ました。2回目の方が何故か感動しました。子どもにももちろんいいと思うけど、大人の方が刺さるかも。絵の綺麗さ、音楽の素晴らしさにも感動し、ところどころ自分と重ねて観てしまったりもしました。声優さんも素晴らしかったです!今まで同じ映画を3回も観たことないけど3回目観るかも。
子供も見て欲しいけど、大人にこそグッとくる!
1日に2度観ましたが、また観たくなる映画。
細かい建物・風景の絵。温かいタッチの登場人物。テンポよく進むストーリー。邪魔にならない盛り上がるための挿入歌。そしてクライマックスへ感動の嵐!嵐!!
また、父親の言葉が良い。
こんなにも泣いた映画初めてです。
多くの人に観て頂きたいです。そして、何か一つ心にポッと残る温かい気持ちになって欲しい。
期待は超えてこなかった。
一瞬しか映らないようなシーンでも書き込まれているのがわかって、画がとにかく綺麗。
静止画で見てみたい。
本当に多くの時間と労力をかけられたのだとすぐにわかる。
また、声優はとても良かった。
内容は…
「王道を追求した」と謳っていた割に、挿入歌やアクションシーンがしつこく世俗的なので、おとぎ話にはなり得ないと思った。
とにかく言葉数が多く、ことばで説明されすぎて、興醒めしてしまう。
主張が強すぎて、押し付けられているように感じた。
考察の余地がなく、息苦しい。
西野さんのプロモーションでかなり期待していただけに、その期待は超えてこなかった。
応援したい気持ちがあったが、これではひとに勧められないと思った。残念。
声優陣が良かった
何かに挑戦した事がある人とそれに反応している人には刺さる部分が多いと思う
強くてハッキリとしたメッセージがある映画なので拒否反応が出る大人は多そう
うちの子供(4才)は歌もキャラクターも楽しそうに見てました^_^
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