映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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公開初日は一人で、翌日は子供と
どうやら最新の技術を見たい人には物足りなく感じるらしい。ドラえもん3Dを見た自分は技術の凄さばかりに感心して、内容があまり入ってこなかった。なのでプペルはストーリーを際立たせ、メッセージを届けるという目的がある中で、原作の絵を最大限に活かしてとてもいい作品に仕上がっていると思う。
子どもたち(7歳〜14歳)は映画好きで最近鬼滅と約束のネバーランドも見たところですが鬼滅と約ネバよりも面白い、もう一度観たいと言っているのでまた行くつもりです。西野さんの関西での舞台挨拶の日には行けなかったのでまたあることを期待しています。
悪くないのにモヤモヤする
絵本やサロンは何も入ってない完全初見の人間の感想。
悪くない。悪くないけどよくも無い。
伝えたいことは伝わってきたし、痛いほど言いたいことは分かるし、優しい絵本の中に大人でも大切にしなきゃならないエッセンスが仕組まれてるのもよく分かる。
雲で隠されてる世界を今の日本的な物を暗喩している事も、夢を笑う人間の足を引っ張る人間が居る事も、それでも夢に向かって突き進めば見えてくる世界は違ってくる的なことを言いたいのも分かる。痛々しいくらい分かる。
ただ、一通り通して見たけれども何故かぱっとせずモヤモヤを抱える作品だった。
そもそも主人公に共感が持てなかった。
自分で首を突っ込みゴミ人間に文句を言い、1人と分かれば友達になろうと持ちかけ、彼がトラブルを起こせば「何でお前なんか現れたんだ!」と癇癪を起こす。
確かにゴミ人間は約束を破ったし分からなくは無いけど、自分が友達が欲しくて危険なのは承知で匿って、トラブルを起こせばイライラ爆発的な流れが何というか…。
…ゴミ人間が一度でも匿ってくれと言った事があっただろうか?自分の性質上の事まで非難されてて可哀想だった。
周りの人間関係の描写が薄いせいで最後のみんなが加勢してくれる熱いシーンが冷めてしまった。煙突掃除する人ってゴミ人間なんかと関わったから…とか怒ってませんでしたっけ?何故急に…?
絵本読みを最後までプペルと聴いてた少年があのジャイアン的なやつなのも知ってるし、プペルに意地悪してる訳じゃなく愛があるのも知ってる。ゴミ人間にブチギレしたのも自分が信じたかった事、蓋をしたことを堂々と話してるから逆上したのも分かる。
分かるけどゴミ人間ボロクソに殴って、致命傷負わすセリフを吐いて、主人公もいじめ倒して(愛だけど)最後に加勢はちょっとしっくりこない。映画版ジャイアンフィルターは効かなかった。
悪役として描かれてる国の成り立ちとして、そもそも国が腐る通貨を発行し、世界が平和になったが中央銀行に追われ、平和な国を作ろうとして作られたという内容。
あれ?悪役そこまで悪くなくね?と単純に思ったし、そんな…意味深に隠す必要性があったかと言われるとそこまで無いというか…。てかそこまでして隠蔽する必要あるのか?
謎を明かしたとしてもそこまですっきりしないし、国民に明かしたとして結局どうなったのかが描かれても無くて…国家の守りたかったことはなんなの…。
というかゴミ人間ってだけでそんな国動く?異端者というワードが一人歩きしてるというか。というかゴミ人間結局なんだったの?なんとなく父親なのは分かったけど心臓だけの状態になったの?ゴミ人間として生まれ変わったの?
前半ほぼいらない下りというか、本題は星を見るという事をひたすらあってる少年の話かと思ったらそこまでスポットは当たってなくて、なんなら公言するのも憚るような状態で、船を見てあの話本当なんじゃね!?って確信してから行動に移し始めるという打算的な動きでうーん?夢って結果が確定みが帯びたから行動するもんだっけ?みたいな…。
伝えたいメッセージ性は強くて、ただこれって自分を正当化したいんじゃないかな…?って考えがチラチラして見てて辛かったかもしれない。逆ルサンチマンというか…。これに関しては完全に偏見で申し訳ない。
やりたい流れ的なものはあって、そこに後付けでストーリーを押し込めてるせいでなんとなく流れが不自然になってる感がある。主人公が怒ったり、社会が動いたり、ちゃんと起爆になる理由があり、ストーリーかあるけれどもどれも説得力や整合性欠けている。
明らかにおかしいだろというのはないが、違和感を感じる程度の、理由の弱さだったりストーリーの薄さがある。
悪くない。いや、そこまで酷評する物ではない。ただ感想が悪くはないという感想にしか留まらなかった。
ついでに言うと私を誘った当本人は途中で寝ていた。
ビックリ
いろんな有名人がベタ褒めしてて前評判がすごく良かったのと、マインドゲーム以来大好きなSTUDIO 4℃制作と聞いて、これは観るしかないと満を持して映画館へ。
が、すみません。ビックリしました。悪い意味で。
ご丁寧に登場人物がベラベラ喋って感情や状況を説明してくれるのが物語を薄っぺらくしていますし(この点は子供にはわかりやすくていいかもしれません)、父親とゴミ人間の関係性がイマイチ腑に落ちません。
わかりやすくお涙頂戴的なところも逆に冷めてしまいました。
西野さんはとても才能がある人なのは知っていますし、絵本は素晴らしいのでしょうが、映画制作は全然まったく別物なので、次回作も考えているなら、一から映画というものを勉強された方がいいかと。偉そうにスミマセン。
でも私はこの作品を映画を愛していない人が作った映画に感じてしまいました。
この感覚、前にも覚えが、、、あ、そうだ、松本人志さんの大日本人を見た時と同じです。
三世代で行きました。
映画館で拍手で終わるって初めての経験でした。
元々西野氏のファンだった私の誘いでアラフォー、78歳の母、思春期の息子、小学生。
絵本を見たことない人も泣きます。
勇気をもらい、心が温かくなります!!
アニメは素晴らしいが…。
このアニメ作品の評価が分かれる点は、ゴミ人間に魂が宿るという点に尽きるのではないかと思う。
無機質なものに、父ちゃんの魂は宿ることができるのか、しかもゴミの塊…。
絵本は子供に夢を与えるためのものでは?
日本のアニメ技術は素晴らしい。しかし、そこに素晴らしいストーリーがなければ、ただのアニメオタクの作品にしか過ぎなくなってしまう。
まだ、幽霊話の方が良かったかな。ゴミじゃあ、ちょっと無理がありませんか?ストーリーのインパクトばかり考えず、あたたかみのある、夢のある作品が観たいですね。
ましてや、子供が観ますから。もう少し、人間というものを勉強してから、出直してほしいですね。
絵がうまいだけじゃ、イラストレーターですよ。そう思うなぁ…。
物語に引きこまれなかった
3Dのキャラを作画風にしているかと思いますが、予算や時間の兼ね合いかもしれませんが、ところどころトーンの差が気になりました。後半、船が竜巻?に呑まれるような激しいシーンでは作画感が急に無くなり、3D感が強まりとても違和感を感じました。線画の世界観を追求するならそこらへんもこだわってほしかった。
またストーリーの展開も盛り上がりにかけて、作品に引き込まれることがなかった。作品終了後に拍手が起きていたが、あの拍手は作品に対する正当な評価とは思えなかった。映画ファンによる作品に対してのみの正当な評価を求めます。
上映中2回ほど泣けました。 老若男女、誰が観ても心に訴えかけてくる...
上映中2回ほど泣けました。
老若男女、誰が観ても心に訴えかけてくる内容となっています。
全体的に程よくまとまっています。
欲を言えば内容にメリハリがもっと欲しかった気がします。
冷静にみても良作だと思いますので、どなたか誘っても全然恥ずかしくないと思います。
泣けるし、元気に、前向きな気持になれる作品なのでオススメです。
前情報原作未読には設定所々???未就学児ウケは良し
未就学児たちでも最後まで観れます!
定価のチケ代は割に合わないかな。
寝不足だからか前情報、原作未読だからか大人3名前半は眠い。。
しかも設定が随所で???でした。
原作が長いのかカットされたであろうキャラ描写も(ドロシー周りとか、ドロシーとルビッチが知り合いだったのもわからず、煙突掃除屋たちがなんで急にルビッチに味方するのか?etc)多々ありました。
船が出てきたあたりから目が覚めて面白く観れました笑
前半は中だるみなのかゆるすぎて眠い。
絵はきれいですね!
窪田ボイス聞けて満足。
西野さんが最後クレジットでドヤってました笑
「映画を観に行った人」と「サロンの発表会を観に行った人」
西野さんの考え方行動に興味を持ち、サロンメンバーになりこの映画の事も知りました。
映画を見て感動した人は、西野さんのこれまでの想い、ストーリを知った上で今回の映画上映という「サロンの発表会を観に行った人」なんだろうと思います。
そして、その人たちの高評価を否定しませんし、信者とも揶揄はしません。映画は人それぞれが感じるものだろうと思うから。
でも、私は西野さんのこれまでの思い、ストーリを知って共感もしていますが、「映画を観に行った人」なので、率直に映画として脚本が駄目だという感想しかありません。
設定が雑、ストーリが薄い、エンターテイメント性が低い。
以上です。
作画はキレイだし、一部声優が本業の人の方がという人もいますが、私はルビッチもプペルもその他の非声優の方の演技は良かったと思います。
西野さんは300年続くエンターテイメントを作るとおっしゃっています。
おそらく今回の映画はそのベースではないのでしょう。
世界と闘うやディズニーに勝つとの事ですが、そのベースもこの映画ではないはずです。
これでは、300年続きませんし、世界にもディズニーにも勝てません。
西野さんの野望がこの映画をベースとしないことを望みますし、そうであってほしいと願います。
同調圧力と多様性
子ども向けの映画なのかもしれませんが大事なことを言っていました。
コロナ期の今だから表だって感じる同調圧力。
自分と違うものをリスペクトを持って接する多様性。
あまり言うと説教臭くなりますが考えて行きたいです。
上映終了後に拍手が起こる唯一の映画
今まで感動した映画、泣けた映画など、素晴らしい映画にたくさん出会いましたが、
私にとってこの映画は、
全回上映終了後に拍手やスタンディングオベーションが起こる唯一の映画です。
映画の上映終了後に拍手が起こるって、
実はとんでもなくすごい状況なのです。
まず、『拍手という行動を起こす最初の1人』になる方がいます。
この人は自分が拍手をして、
他の人が誰も拍手しなくて自分1人だったら恥ずかしいなあ、
という気持ちを持ちながらも、全力で勇気をふりしぼって拍手をします。
その後に、『拍手という行動を起こす最初の1人を、
1人ぼっちにさせなかった人たち』が拍手をします。
拍手をしやすい状況を作ってくれたことへの感謝や応援の気持ちが込み上げながら、
拍手という行動に移します。
この映画『えんとつ町のプペル』は、何がすごいのかっていうと、
この映画を観たら、『拍手という行動を起こす最初の1人』と
『拍手という行動を起こす最初の1人を、1人ぼっちにさせなかった人たち』という、
どちらも『即行動に移せる人になれる』という意味で、
私には人生史上最高の映画です。
だって、今まで見たすべての素晴らしい映画、エンドロールが終わったら、心の中では良かったと思いながらも、拍手しなくて帰り支度してましたから。
だからこそ、この映画は、
目の前の人の人生をより良くするお手伝いをすることに、
フルコミットしている職業の人、
頭でわかってるけどなかなか行動に移せない人、
現実と折り合いをつけて夢をあきらめかけようとしている人、
夢に向かってまっしぐらの人、
特にこういう人たちには、必ず見てほしい映画です。
自分の人生と照らし合わせる場面が必ずあって、
心に刺さる内容だからです。
そして、『即行動に移せる人になれる』プロセスを、
体感してほしいです。
ちなみに私はこの映画のおかげで、いつの間にか気づいたら
『拍手という行動を起こす最初の1人』にまでに、行動力が上がってました。
こどもからおとなまで色々な意味で楽しめる作品です
迫力ある映像と感情に寄り添ってくれる音楽が最高😃
でもそれだけじゃない。
今の世の中のみんなが感じるモヤモヤがストーリーの中心に描かれてる。しかも笑いをふまえてとっても自然に。ストーリーでも心の奥までつかまれる映画でした。ありがとう👏
裏にある想い
単純にこの映画だけを観ると、
評価はかなりバラつきがあるのかもしれない。
どんな想いをのせてとかを、
YouTubeなどで話しているのを観てから観たので、
まぁ、セリフの一つ一つにすごく重さを感じてました。
登場人物の中に、一人は自分のような人がいて、
夢を持つものへの対応にハッとさせられます。
ぜひ、映画を観る前に、
YouTube で西野さんが話しているものをいくつか見てから観るといいかもです。
ただ、そう言った意味では映画だけで全てを伝えきれてないのが、残念かも。
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