「昼間なら太陽出てきたのかな?」映画 えんとつ町のプペル Route193さんの映画レビュー(感想・評価)
昼間なら太陽出てきたのかな?
けむりを吹き飛ばしたら、星が出てくる!と言って青空で太陽が出てきたらどうしようとドキドキしながら観てました。
けむりで閉じた世界ということなのに、誰でも行けるところに海岸、海がある?。じゃあ、その先から光が入ってくるんでは?
洞窟とか地下通路を抜けた先に海があるんなら、まあ、わかります。
結局、最後に船を飛ばすために、海があるということにしたのかな?。
お父さんがなぜいなくなったかとか、夜な夜な飲み歩いていたのか、ほんとは別のことをしてたのかもはっきりしない。
そもそも、お父さんがこの世界の秘密を知ったのが、たまたま会ったスコップから聞いただけというのも驚き。別の人も書いてたけど、お父さんが学者とかで研究の結果とかなら納得。
学者と言えば、一人の経済学者が通貨を変えてしまえる国ってあるかなぁ。時間が経つと腐る通貨は使い物にならなそう。中央銀行が取り締まりするという発想にもビックリ。
もっと謎なのは、一眼でゴミ人間というのがわかる格好のまま、探し物をしたり、街を移動していたにも関わらず、最後まで捕まえられないプペル。たしか、スパイ的なやつには居場所までバレてたのにね。
あと、お父さんのブレスレットを取ろうとするプペルの腕にルビッチがぶら下がって止めようとするけど、その方向に引っ張ったらちぎれちゃうよね。
途中、泣かせようとするセリフとかあったけど、全体として、謎が多い映画でした。絵本を映画に伸ばしたため、無駄なエピソードも多かった割に肝心なことが謎のまま。
ただ、芦田愛菜ちゃんは良かったです。
なお、原作等は見てませんので、理解が足りないのかもしれません。
ところで、この町、この後どうなったんだろう。中央銀行?に見つかって、争いの街になったんだろうか?
それとも、外の世界はとっくに平和になってたのかな。