「映像と声はめちゃくちゃ良い!」映画 えんとつ町のプペル Serinaさんの映画レビュー(感想・評価)
映像と声はめちゃくちゃ良い!
※原作の絵本は未読です。
子どもにも理解しやすいストーリーでしたが、大人でも十分飽きずに楽しめる作品だと思います。
序盤にハロウィンの話題が出てきますが、公開日の今日はクリスマスというズレに、ちょっと惜しいような気がしましたが、ストーリーが進むにつれてそこまで気にならなくなりました。
そしてえんとつ町の細やかな描写は、studio4℃が手掛けているだけあって、好みはあれどとても魅力的でした!
クライマックスの星空がとても鮮やかに描かれていて、個人的にはずいぶんカラフルだなあ、、と思ってしまったのですが、子ども向けとしては正解だと思います。
冒頭のナレーションは芦田愛菜さんだ!となるぐらい聞き馴染みのある声でしたが、ルビッチの声になるとガラッと変わりとてもビックリしました。ルビッチにぴったりハマっていたと思います。また、プペルは顔の表情の変化がほとんどないのですが、窪田正孝さんの声の演技だけで表情が想像できそうなぐらい素晴らしかったです、、、!そして言われなければ窪田さんとは分からないかも、、、。
他の声優さんも役にピッタリで違和感なく世界観に飛び込んでいけました^ ^
ストーリーにある異端者を排除しようとする動きは、少しだけ日本の社会に似ているように感じます。そして異端者が存在しなければ、社会の発展はないということも現実社会と同じですね。
ちょこちょこですが、親から子への愛情、子から親への尊敬?誇り?のようなものも感じることができ、ウルっとさせられました。
クライマックスシーンではプペルがゴミのガラクタに戻ってしまうのですが、何故、、、原作を読んだら分かるのでしょうか、、とても気になってしまいました。
エンドロールにカジサックさんのお名前があって、コンビ愛?なのかなと最後にクスッとさせていただきました。(笑)