グリーン・ライ エコの嘘のレビュー・感想・評価
全6件を表示
緑も嘘のサイン
緑って人に安心感を与える。持続可能なという宣伝のある商品を買うことは環境まもることに繋がるか?それは嘘で、自分で探れと言う映画が。。。
嘘にもいろいろあるね。白も、黒も、赤も、これは緑。この緑の嘘の意味は『持続可能な』または、環境にやさしいという単一の言葉に騙されて、全体像の結果を見逃しているという意味。この映画はそれを教えている。
個人的に思うがイーロン・マスクの電気自動車’テスラ、それに、ソーラパネルなどやあれやこれやと増える緑のマーク。私は持続可能なラベルの生産品をまだ見たことがないが、環境にいいと言えるものはみんな緑。それに、フェアートレードというが公正なという意味の生産プロセスではない。困った。何を信じていいか。企業の言うことは全てが嘘?騙し? 嘘じゃないとするなら、社会がもっといい方向に変わって行ってもいいんだが、、、これらの緑の環境にやさしいものを購入することで意味がある?テスラ、それは大人気、若者はテスラに乗っている。CO2を出さなく環境にやさしい電気自動車だけになったら、どうなる?インドネシアのパーム油がその証拠を見せている。森林破壊しているのに真実は緑の戦略に負けている。私たちは何ができるのか?どうすることにより自分を守れる?人々を啓蒙できる?
製作者、ヴェルナー・ブーテは環境の専門家であるカトリンと各国を旅に出て、チョムスキーや専門家の話などを聞くが。。。。正直言って、古臭いメソードで、ヴェルナーが荷物運び、それに、無知の役割をして、カトリンは賢い役割で次から次へと喋りまくる。聞くのが疲れて途中で観るのやめた。
利益ばかりを求めると…
パーム油が植物性油脂としてかなり使われている事実に驚いた。
また最近の異常気象は、確実に世界的メジャー企業が先頭しているとお思えた。裁判所はエビデンスばかりを求めル為や、世論に弱いのはどこの国でも同じだと感じました。
世界の将来は…
半澤洋レビュー『グリーン・ライ』SDGsドキュメンタリー映画
こんにちは。半澤洋です。
SDGsドキュメンタリー映画
『グリーン・ライ〜エコの嘘〜』の感想を書きます。
持続可能な未来のために、自分にできることは何か?
経歴や職歴関係なく、考えさせられる映画です。
欺瞞…
よく調べられており、企業がどのように消費者を騙すのかがよく分かる。
「グリーン」だけでなくて「ヘルシー」やら「効率」やらあらゆる面でこうした欺瞞は蔓延っているのだろう。
しかしそもそもナチュラルなら良いんだろうとか思っちゃうのもお目出度すぎるのでは…?
「企業の取り組みを応援しなきゃ」と思わせられる消費者
面白かったが、期待したほどの作品ではなかった。
「“サステイナブル”なエコ製品」の実情の数々を暴いてくれるかと思ったが、必ずしもそうではない。
ヴェルナーとカトリンの2人が、世界の10ヶ所程度を回って、投資家やアクティビストや学者に話を聞く。
ヴェルナーが悲観的な“ボケ”を演じ、カトリンが舌鋒鋭い“ツッコミ”だ。
加工食品に含まれる「パーム油」が、前半のテーマだ。
「予告編」でも森林破壊の惨状が映されているが、“エコマーク”の実態は、法的根拠のない怪しいもののようだ。
むしろ、問題が深刻なほど、うわべを取り繕う傾向にある。宣伝に騙されて、「企業の取り組みを応援しなきゃ」と思い込ませられる消費者。
しかし商品には、「切手サイズ」の説明しかなく、トレーサビリティもない。
見分けるためのガイドラインがない以上、結局、消費者個人の意思に委ねられることが問題だという。
もちろん、企業や政府側にも言い分はある。
熱帯雨林を破壊しさえすれば、百万人単位の雇用を生み出すことができるのだ。
もはや、南北問題を超えて、人間存在の“原罪”にも係わる問題になる。
しかし、「パーム油」が使われるチョコやポテトチップスのような、必需品ではなく嗜好品にすぎない食品に対して、せめて環境に良いような“嘘”をつくな、という批判はできるだろう。
リチウム採掘や、製造時の環境負荷が批判されている「EV(電気自動車)」の話も出るが、残念ながら少しの話で終わってしまった。
その他は、「石炭」採掘による環境破壊、「2010年メキシコ湾原油流出事故」、「追い出される先住民」の話などであり、「エコの嘘」とは違う話になる。
(なお、電池で使用される“カーボン”は微々たる量であろうから、「石炭」を「EV」の話と絡めるのはミスリードだろう。)
全体としては、「グリーンウォッシング」や環境破壊を扱った映画とみるべきだ。
「パーム油」だけでなく「EV」など、もっと「環境にやさしい商品」の“嘘”にフォーカスすれば、興味深い作品になったのにと惜しまれる。
全6件を表示