エル・チカーノ レジェンド・オブ・ストリート・ヒーローのレビュー・感想・評価
全5件を表示
中盤迄のシリアス展開の方が好みですが・・・
カリフォルニア侵出を目論むメキシコギャングと、現地刑事の攻防を描く物語。
バイオレンスアクションですね。
メキシコ系移民の主人公刑事のアイデンティティを絡めながら、非道なギャングとの刑事の抗争を描きます。
中盤までは、刑事やその家族達の焦燥や恐怖も描き、リアルなクライムサスペンスの展開。後半からは、バイオレンスアクション色を強めます。
その人の好みによるのでしょうが、個人的には中盤までの展開の方が好みで、その路線で最後まで撮って欲しかったと思います。
しかし、最初からバイオレンスを撮る目的の映画だったのでしょうから、仕方ないのでしょうね。
もっとも、バイオレンス作品としても、緊迫感もあり、迫力もあり、楽しめる作品だったと思います。
評価は標準です。
麻薬カルテルをやっつけろ!
伝説のヒーロー、エル・チカーノにあこがれて刑事になった主人公は、多くのギャングが殺された現場で、驚くことになる。
残虐な麻薬カルテルに法は及ばず、悩む主人公だったが、エル・チカーノの覆面を手にして・・・。
続編があるみたい。
メキシコ系アメリカン・ヒーロー
メキシコ系アメリカ人が多く住むロサンゼルス。
昔から悪党を倒す覆面ヒーロー「エル・チカーノ」の伝説があり、幼少の頃主人公:ディエゴは双子の弟と一緒にエル・チカーノを目撃する。
それから数年後ディエゴは警察官に。弟ペドロは既に死亡。
ある捜査にて凶悪カルテルグループが何者かによって半壊滅されられる。その死亡者の全ての腕には弟の名前の刺青が。
兄ディエゴは弟の件を含め事件を追いかける。
含みを持たせた展開、既に死んでいる弟の事件の関係。
前半は期待しながら観ていた。内容も悪くない。
しかし、含みも肩透かしや弟の扱いが終わった時、後半の「単なるアメリカン・ヒーロー作りたいだけじゃん」な感じが残念で仕方ない。
やはり話の肝は弟ペドロであり、「実は○○ていた」などの設定にしておけば更に覆面ヒーロー・エルチカーノにも面白味を感じたものの、、、、、。
まぁ、有名どころでも無いアメコミヒーロー映画でも楽しめる人はこの映画も楽しめます。
ミキストリとは違って肉体派
うーん惜しい。もっと面白くできたんじゃないかな🤔
弟が改心したいきさつとか、殺された理由とかがわからないまんまだから見ているこっちの気持ちが盛り上がってこない。エル・チカーノのコスチュームが決まってるだけにもったいない😩
弟の仇となった幼なじみのギャングは小物感が漂っていてこいつがラスボスじゃカタルシスが薄くなってしまう。エル・チカーノはアステカの神の化身らしいから、やっつける相手はバリバリのスペイン人顔の極悪な大ボスの方が、はまったと思う。アステカを滅ぼしたスペイン人への復讐も兼ねて。
なんだかんだ文句をつけたけど、脳みそを使わずに楽しめたからまあいいかな😄
レコンキスタ
イーストLAを巡るメキシコ人カルテルと警察と伝説の覆面ヒーロー「エル・チカーノ」の話。
ショットガンと呼ばれるギャングの部下達の腕に彫られた弟のあだ名と生年月日、しかも、弟の死は何者かに殺されたものだった。という証言から、刑事であり双子の兄が真相を追うストーリー。
ショットガンと主人公は幼なじみで、ショットガンの父親は20年前に、ゲットーの死神とか犯罪者を切り刻む幽霊とか呼ばれる「エル・チカーノ」に殺されたというところから始まっていく。
弟は元チンピラ犯罪者だけど改心したとか、レコンキスタだとか、物語としては難しくはないけれど、登場人物とか設定とかがちょっとごちゃごちゃしている印象。
カルテルの狙いとか、弟殺しは誰が?とかを捜査していく流れだけど、その辺は単純。
その割に回りくどさは否めないながら、激しい銃撃戦やドッカンもあるし、ブチ切れエル・チカーノも痛快でなかなか面白かった。
エピローグでディエゴの活躍云々があったけど、エル・チカーノはそこにいなかったことになってる?その割にエル・チカーノ許すまじ?ボスは良いとして、なんかごっちゃになってる?そこはちょっと良くわからなかった。
全5件を表示