ラスト・パニッシャーのレビュー・感想・評価
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今やセガールの後継としてB級を背負って立つニコケイの近年ではまだマ...
今やセガールの後継としてB級を背負って立つニコケイの近年ではまだマシな作品(笑)
組織のボスの身代わりに、ハメられて務所暮らしの主人公が出所、昔の仲間たちに復讐を企む。
微妙に噛み合わない息子との会話。娼婦との交流。そして訪れる終盤のドンデン。驚きというより、ハァーと怒りに近い(笑)
切ないラストはなかなか良かった。棚ぼた娼婦、バンバンザーイ(笑)
BS日テレ字幕版鑑賞
ニコラス・ケイジは、 ボスが起こした殺人事件の身代わりで獄につながれ、 見返りに40万ドル(4000万円)をもらった。 19年間の刑期を終えて出所した。
動画配信で映画「ラスト・パニッシャー」を見た。
劇場公開日:2020年1月17日
2019年製作/105分/カナダ・アメリカ合作
原題:A Score to Settle
配給:クロックワークス
ニコラス・ケイジ
カロリーナ・ワイドラ
ニコラス・ケイジの出演作品は100本以上。
これは2019年製作だが、この後のすでに9本の映画に出演している。
1年に3本ペース。
原題は「A Score to Settle」
和約は「決着をつけるべき点」
ニコラス・ケイジは、
ボスが起こした殺人事件の身代わりで獄につながれ、
見返りに40万ドル(4000万円)をもらった。
19年間の刑期を終えて出所した。
彼は復讐心に燃えていた。
なぜなのか?
幼い息子の面倒を見るように仲間たちに頼んでいたが、
それが実行されていなかったからだ。
この点については逆恨みに近い部分もあったと思う。
銃器を調達。
かつての仲間たちを訪ね歩く。
売春を生業とする女性との交流も描かれる。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
復讐物というよりファンタジー
殺人の罪を被って長い間臭い飯喰って、出所後、復讐する話。まぁ、よくある話。
だけど、大事なかわいい息子が止めてるのに、息子が一緒にいてくれてるのに、何やってん?
余命幾ばくもないから、焦って、息子の今後のために復讐を優先させてるの?
つか、そもそも、19年も会っていなかったのに、よく一発で息子とわかったね?
息子もいい子過ぎ。パパに甘過ぎだけど、お揃いの時計は一回しかつけないんだ?冷たいよなぁ
などと違和感ありまくりも全て解決するあたりは爽快だったけど、不治の重度の不眠症である必要あったのかな?
それと、ボスは15年前に倒れているので息子の面倒見きれなかったのは仕方ない、その後釜が俺様の息子の薬漬けを防止しなかったのはけしからんというあたり、Qも可哀想に感じた。
比較対象は、ALLTIMEBESTに選ばれている、あの映画です。
ボスの身代わりで投獄された男が、出獄後にボスに復讐を挑む物語。
WOWOWレビューでは、「バイオレンスアクション」と謳われていましたが、そうは感じませんでした。
死を間近に控えた主人公と「息子」のヒューマンドラマの色彩が強い映画です。
映画の終盤までは、少し不思議な雰囲気を醸し出しながら親子の触れ合いを描きます。
そして、主人公の強い復讐心の理由が分からず、戸惑いを覚えます。
終盤の展開でその戸惑いは解消しました。しかし、反面、明確な伏線がなかったことに不満を覚え、消化不良を感じてしまいました。
比較対象の映画名を出すとネタバレになりますが、あそこまで伏線を張ってくれると、純粋な驚きを感じられるのですが・・・この映画にはそれがありません。
上述の通り、アクションは観るべきものはなく、私的評価はやや低めです。
インソムニア系の復讐鬼
ニコラス・ケイジはこうした疲れ切った顔が最高(アル・パチーノなんかもそう)。不眠症であるがゆえに幻覚も見るし、自分がとった行動も覚えてないことが多い。出所しても本能の求めるがままに行動するのだ。しかし、「復讐はよくない」という息子ジョーイの言葉が彼の行動を押しとどめようとする・・・
殺人罪の身代わりとなり45万ドル貰ったフランク。19年もムショにいたんだから、そのくらいの金は作れたろうに・・・などと思いつつも、高級ホテルのスイートに泊まり、高級スポーツカーを乗り回したり、悪い金はパーッと使うに限る!息子にも迷惑かけたし、19年分贅沢させてやらなきゃ。
序盤ですぐに、もしや息子はいないんじゃ?と思わせるシーン(レストランや履歴)もあったため、それほど驚くべきオチでもなかったのですが、ちょっと悲しくなるラストシーンでした。いや、その前に“Q”も最初から怪しかったよなぁ。
よくよく考えると、復讐って何の復讐なのよ?と気づくのですが、やっぱり自分と一緒に行動している息子を殺したためだったんだな。妻も何年に死んだとか、はっきり言わないところがにくい脚本。またまた考え直すと、序盤のタクシーの待ち料金は納得もいかなくなるかもだ・・・まぁ、シモーヌ=ジョセフィーヌの存在でちょっとだけ加点してしまいました。
亀裂
死に至る不治の不眠症に侵されて余命宣告をされ出所した男が、かつての友人たちにお礼をする話。
ボスの殺人の身代わりで6年ぐらいと言われ服役したが、19年が経過し、守られなかった約束に怒り、かつての仲間を訪ねるストーリー。
過去の話は冒頭でみせるエピソードだけであり、どんな関係かわからない中で、昔の仲間と対峙するし、途中まで恨みの根幹が判然としない為、イマイチテンションについて行きにくい。
終盤近くになり、唐突にそう来たか~。な流れで、ちょっとズルいけど、確かに食事に電話に車にと、色々違和感はあったよね。ただ、ナビは納得いかないけどw
最終的には哀しく寂しい男の物語で、どこかでみたことのあるオチではあったけど、この作品の流れには合っていたし、これはこれで悪くなかったかな。
Eminently forgettable そうきますか?
この映画のプロットを少しでも話したり、匂わしたりしたら、これから観ようと思っている方に対して面白みを消してしまうことになるので言うのを控えさせていただくけれども、映画の質とすれば体をなしてはいないことだけは言える。
あくまでも低予算のデジタルカメラによる撮影に加え、ニコラス・ケイジ以外の役者は、目的を持たずに演技をしているようでつまらなさすぎる。
冒頭の暴力シーンを含めアクションと呼べないものに成り下がり、しかも物語自体が奇をてらっただけのものになっていることだけは言える。
Chevrolet Corvette Grand Sport C7のエンジン音だけがサウンドスケープとして映画の中で空しく響いている。
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