劇場公開日 2020年1月10日

「お下品ホラーに子どもを使うとは卑怯な(笑)」リトル・モンスターズ うにたん♪(新型コロナで映画館へ行くのに躊躇う)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0お下品ホラーに子どもを使うとは卑怯な(笑)

2020年3月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

ダメにも程があるデヴィッドと頑張る先生キャロライン、テレビタレントのテディ、個性的な子ども達の組み合わせは楽しんで観られます。

コメディホラーですがゴア描写には“あまり”手を抜いてない。貪り喰うシーンは真面目に作ってあるので苦手な人にはお勧めしません。

遠足先の牧場のとなりが軍施設と言うご都合主義で、ゾンビで再生研究していると言う…ありきたりな(笑)
当然トラブルで施設外にゾンビが溢れて、主人公達がボロい土産物店に立て籠る展開、なのに何故かゾンビが大人しい(笑)
他のゾンビ映画ならとっくにぶち破られてエライ事になってるはずだが、子ども相手だからなのか?“待ってくれてる”(笑)
ゆったりした時間がゾンビ映画では珍しい。

中身はデヴィッドの精神的な成長と意外にも勇猛なキャロライン、やっぱり下衆だったテディがキャラクターとして立っているので非常に見易い。

物語前半はデヴィッドのクソぶりに呆れ、後半はテディのクソっぷりに呆れ……その結果、子どもやキャロラインとの対比でにやけてしまいます。
個人的には「ゴルフやりたい」と喚いた子どもには腹が立ったが、今時のクソガキらしい(笑)

トータルとして、ちょっと楽しめる下品なホラーコメディ、ゾンビと言うだけでつい観てしまう人、外国のお下品コメディが好きならどうぞ。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)