マイ・スパイのレビュー・感想・評価
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元気なバティスタが見れるのは嬉しい
バティスタ主演アクション作品。
スター時代のパフォーマンスより、上腕の血管がヤバい印象ばかりの彼。
顔は大幅にデカくなりましたが、元気そうでなによりです。
そんな彼の王道アクション作品。
可もなく不可もないと行った感じなのですが、それなりに安定して見れるのは流石ハリウッドですね。
何より元気なバティスタが見れるのは嬉しいものです。
面白かったではなく、楽しかった
凸凹コンビのバディコメディ作品で、とにかく楽しかった。
良いとこ取りの詰め合わせ、驚くような展開が存在しないベタベタな作品だったけれど、同系統の作品に比べてより笑えたように思う。
それに何より、ソフィがすごくいい笑顔をみせるのが効いてた。
私は、子役の魅力でかどうか分からないけれど、どことなく「アニー」っぽさを感じた。
「キンダガートンコップ」を感じた人、「トゥルーライズ」を感じた人、「張り込み」らしさもあったか、まあ色々あると思うけれど、そんな感じで、どこかで観たことあるような懐かしさをおぼえるところも良かったよね。
ジェイミー・フォックス版の「アニー」はあまり面白くなかったけどさ。
最初に書いたようにバディものなのだけれど、JJにはソフィとボビーの二人のバディがいる。
80年代とか90年代の同系統の作品であったならソフィとボビーは一人のキャラクターに統合されていて、エンディングで無事にスパイデビューしたと思う。
それが、ボビーにはボビーの、ソフィにはソフィのアイデンティティーがあり、急に覚醒してスパイになったりはしない、現代映画らしさもあったね。
何かに変身することをよしとした時代から自分のアイデンティティーを大事にする時代へ。
アクションコメディ作品でも知らず知らずのうちにアップデートされていくものなのだなと感心した。
アップデートと懐かしさは反する状態だと思うけど、現代人が童心に返る楽しさみたいなものがあったのかなと思った。
子どものころに公園や遊園地で遊んだ「楽しさ」を感じた。
愛情いっぱいのスパイムービー
【オシャマで可愛い9歳の女の子と母を守るゴツイCIA捜査官の交流とテロリストとの闘いを描いたスパイアクションコメディ。子役が良い映画はヤッパリ面白いよね。】
■CIAのタトゥバリバリ、ムキムキ捜査官・JJ(ナント!デイヴ・バウティスタ)はミッション遂行の際に暴れ過ぎたことが問題となり、上司キム(ケン・チョン:珍しく素っ裸にならずに真面目に演技)から経験未熟なボビー(クリステン・シャール)と地味な監視の任務に回される。
監視するのはテロリスト・ビクターの義姉・ケイト(パリサ・フィッツ=ヘンリー)とその9歳のオシャマで可愛い娘・ソフィ(クロエ・コールマン)。
彼らは2人を監視し始めるが、ソフィに監視がばれてしまい、彼女に良いように振り回されるのであーる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・子役が良い映画は、面白いとはよく言われる事だが、この作品もそれに該当すると思う。ソフィを演じたクロエ・コールマンのオシャマで可愛くて頭が良いところが、大変に良い。で、トーゼン、彼女は今作後引っ張りだこになるのである。
・ムキムキ捜査官・JJを演じたデイヴ・バウティスタと、ソフィとの遣り取りが面白いし、ほぼソフィにしてヤラレルJJなのだが、仕事で忙しいケイトの代わりに父兄参観日に行った時には、ソフィのために格好良い(でも、言っちゃ駄目だろ)スピーチをして、それまで友達がいなかったソフィに友人が出来るところなど、JJはゴツイが優しいのである。
・経験未熟なボビーを演じたクリステン・シャールのコミカル演技も、この作品に風合を齎している。出演者たちのキャラが立っているんだよね。
・テロリスト・ビクターとの闘いは、結構あっさり終わるのだけれども、この作品ではあれくらいが良いのだろうね。ホモの隣人の真実の姿なども上手く機能していたかな。
<そしてラスト。
ソフィが望んでいた全てが終わった後に歩き去るヒーローの後ろで爆発が起こり、ヒーローはそれをチラッと振り返るシーンなども、可笑しくって良かったな。じゃーね。>
運も実力の内
子役が良いと映画の質が変わる。平凡だけど何とも楽しいスパイ映画。
スパイ映画を心地良いコメディーに味付け。"愛情"というスパイスがGOOD。
9歳の女の子ソフィーが、いかつい不器用なスパイJJを翻弄するのが楽しい。そのJJ演じるデイブ・バウティスタが機密漏洩しまくりでスパイとしては疑問だが、ここは突っ込まずに楽しむ設定。【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】のドラックスと同じく、役がスッポリとハマっている。
時折挟まれるジョークのセンスと、時折見せる不器用なJJの優しさに、グイグイ引き込まれる。展開は至極普通のコメディーだが、良い意味で''変化球''は無し、安心して家族で楽しめる内容。シンプルに分かりやすくまとめた脚本が、ほぼ無名(?)のキャスト達の良さを最大限に引き出している。
''起承転...''までは穏やかに緩やかに、''...結''の後半1時間で一気に急展開。前半に2人が丁寧に置いてきた伏線と、クリステン・シャール演じるボビーの前フリも含めて、ゆっくり回収されていくのも微笑ましい。
寂しさを隠しきれないソフィーの表情が素晴らしく、結局それを放っておけないJJの凸凹コンビが楽しい。ラストのソフィーの笑顔と、安定のハッピーエンド。莫大な予算じゃなくても、楽しい映画は作れる。休日の午後に観たくなるオススメの一本。
ザ・映画という感じ
劇場で観たかった映画です。
落ちこぼれスパイが、監視対象の少女に正体を見破られたことから巻き起こるドタバタ劇。
スパイをベースにしたコメディ映画です。生意気で、でも愛くるしい少女と、戦闘バカで愚鈍な大男のコントラストが心地よく、楽しい時間を過ごせる映画です。
ただ、やはりコメディ映画は劇場で観なければなりません。家でテレビで観ても大笑いは出来ませんから、物足りなさを感じますね。
スパイ映画だけどホームファミリー
真っ直ぐ育ってほしい
普通に面白かった〜
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