ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語のレビュー・感想・評価
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愛のかたちと独身を貫くということ。
なぜ自分はいまだに独身なのか。
なぜ独身女性に迫られると逃げるのか。
すこしでもいいなと思った人を誘わないのか。
ずっと、自分には勇気がないだけと思っていた。
最近は怖いんだな、と思っている。
自分の自由がなくなること、相手を幸せにできないんじゃないかということ、ずっと大切にできる自信がないこと…。
そして今日、この映画を観てちょっぴり気づいてしまった。
自分の女性の愛し方はちょっぴり変わっているのかもしれない…。
この作品ではいろんな愛の形が描かれている。
四姉妹の愛の形、父母の、登場人物たちのその違いはやっぱり大変に面白い。
長く読み継がれる理由もわかる気がした。
そして、ちょっぴり落ち込み、ちょっぴり元気が出た。
ジョーが独身でいることを模索する場面も大変面白いのだが、この物語にあっては独身でいることを模索する人間は昔からいたということ、そのこと自体は新しくもなく、人間たちの人生との格闘として昔からみなが苦しんできたこととして描かれていて、それもきっと一つの真実であると思った。
若草物語知らない人には苦手
劇場が再開されたので、アカデミー賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグ監督の「若草物語」を観たのですが…。
ごめんなさい、嫌いでは無いのですが個人的にはそこまではまりませんでした。
恐らく、「若草物語」に今まで一度も触れたことが無いからかも知れません。
決して悪くは無いです。
まずは好きだった点から書こうと思います。
主要人物の四姉妹の絆が観ていて凄く微笑ましいです。
南北戦争で不安な世の中を健気に仲良く暮らしていく姿が劇中で何度も映し出されるので、四姉妹の間に凄く絆を感じさせられます。
そこの部分に功を奏したのが、キャスト陣の演技です。
主演のシアーシャ・ローナンをはじめ、長女のエマ・ワトソンや三女のフローレンス・ピュー等の演技が本当に素晴らしい!
現場でもかなり仲良かったのか、それが本編で凄くよく出ていました。
登場人物としてはエマ・ワトソン演じる長女が一番好きでした。
夢を見ながらも自分の気持ちに正直に向き合ってる姿がとても良かったです。
ティモシー・シャラメも良かったです。
次女と三女の両方から好意を寄せられており、二人との関係に葛藤している様を見事に熱演していました。
しかし、彼は男の自分から見てもくっそイケメンだよなぁ(笑)
衣装や撮影のセットもなかなか良かったです。
女性達の服装にかなり拘っていたので、アカデミー賞で衣装賞を獲得しているのが大いに納得です。
ただこれだけ素晴らしい要素がありながら、肝心の主人公が全然好きになれませんでした…。
この映画を高く評価している方達は全員主人公の性格が「リアル」だと受け入れられたのかも知れませんが、個人的には主人公がワガママで優柔不断にしか感じませんでした。
作家という厳しい世界を目指しているにも関わらず、ダメ出しをされると不機嫌になって文句ばかり言ったりするし、「結婚はしたくない」と言っておきながら恋愛はしてるのですが、そもそも何故主人公が結婚したくなかったのかが曖昧なので何がしたいか解りませんでした。
7年後のあの男との決断も、「今さら遅いわ!」となりました(^_^;)
主人公の事が好きになれない事を考えると、自分はまだ女子の感情を理解出来てないのかと落ち込んでしまいました...
あと、この映画には「女性の社会進出」や「女性の自由」といった現代社会に通じるテーマが盛り込まれていましたが、そのメッセージ性は全然悪くないと思います。
ただ、その社会的な主張の入れ方が強引過ぎます!
登場人物との会話等にその説明が入ったりするのですが、主張を入れることばかり考えているからか会話が自然に感じずに押し付けがましさが出てしまっています。
いちいち詳しく説明しなくても、映画観てれば何となく伝わるので、そんな押し付けがましく入れる必要は無いと思うんです。
あと、ラストの場面がかなり臭くて劇場で自分だけ思わず失笑してしまいました(^_^;)
何せ、その男は冒頭と終盤しか登場しないので「おめでとう!」という気持ちに素直になれないよ!
また、時系列が7年前と現在を交互に描かれるのでたまにアヤフヤになってしまいます。
恐らく、「若草物語」を知ってる人であればそこまでアヤフヤにならなかったのかもしれませんが、個人的には登場人物の髪型や衣装に変化を付けて解りやすくしてほしかったです。
まぁ、恐らく自分は少数派かも知れません。
とりあえず、自分はまだまだ女性への理解が足りてなかったとして考えておきます。
今のところ、今年のアカデミー賞ノミネート作品の中で一番好きじゃない作品でした。
タイトルなし
結局薬局、結婚かーい
夕方のレディースデイ、観客は私を含めて3人。
どんなに集中して観ようとしても、眠くて眠くて。帰ろうかなと思ったほど途中まで退屈だった。
過去と現在を交互に描いているんだけど、ありきたりな手法だし、単調。髪型や衣装で区別する感じ。
この4姉妹に全く共感できる部分がない。「えー!旦那にそんなこと言うの!?」とか、「えー!本気のプロポーズ茶化すの!?」とか、「えー!昔の想い人の妹と結婚するの!?しかも黙って!?」とか、この4姉妹+テディ、あまりにも我がが!我がが!に見えて、他人の気持ちをあんまり考えてないような言動が目立つ。
ティモシーは『君の名前で僕を呼んで』以降、チャラチャラした役柄が多い?なんかあんまり魅力的に見えないんだなあ。
ものすごーく期待して観に行った割には大したことなかった。
ミッドサマーは偉大
ちょっと私事なんですが
ミッドサマー観てから
フローレンスピューちゃんが
ダニーにしか見えなくて
本編みていて
幸せになれ!幸せになれ!
ダニーお前は幸せになるんだぞ!
と作品違うのに訳の分からない
念を送ったりして観てました。笑
昼の回観ましたが
映画館だれもいなく貸切上映でした
(ちょっと客足戻らなすぎて心配)
本編は非常によくまとまっており
本当になんというか
優等生な作品。
ちょっと時系列グチャっとしそうな感じもしますが
それを差し引いても問題ない作品。
前半というか3分の2が丁寧すぎ。
後半駆け足すぎな印象で
ここまでいえば贅沢かもだが
そう感じた。
あとネタバレになるのであれだが
ひとりの男性の描写がほぼ最初と最後のみで
そこもう少しだけエピソードいれてくれたらなぁ
とおもったり。
上記の希望はほぼわがままレベルの話
素晴らしい作品でした
ぜひ映画館で観てもらいたい作品でしたね。
映画館復帰作としてもオススメしたいです
余談
パンフレットは劇中の若草物語の本と同じデザインにすべきだったとおもう。
なんでそうしなかったのかな?
なんかわけあったのか
幸せの形
素敵な物語
(古き良き)アメリカ。
ストーリーが一貫してあるわけではなく、オムニバス形式のようになっているので1回見ただけでは分かりにくい所がある。良さそうな作品だが今一つ納得できないので2回見たらようやく全体が分かった。四姉妹の個性の違いが丁寧に描かれていると思うが、映画の短いシーンだけではやはり伝わりにくい。原作は未読だがおそらく四人の人間性と言えるものを深く掘り下げてそれが魅力になっているのだと思う。小説のファンならすぐあのシーンだと分かるのだろう。映画では深みは表現しにくいにしても、一人一人が本当に愛おしくなるように描かれている。四人が反発しあいながらも相手を思いやる仲の良さにはじんと来る。
「若草物語」は仲の良い姉妹を描いた愛情の物語であるとともに、南北戦争時代のアメリカを描いた風俗小説でもある。なんとなく「古き良きアメリカ」と言いたくなるが、社会は差別や矛盾で満ちていた。マーチ家の慈善活動も崇高な行為であるけれど、今の時代から見ると「貧しい者」に対する「裕福な者」(マーチ家は裕福ではないけれど)の優越感の裏返しの「施し」ととられかねない。有色人種への差別は根強いし女性の社会的地位も低すぎる。主人公のジョーは当時は異端だろうけれど、抵抗にもめげず強い意志で道を切り開こうとする姿は本当に気持ち良い。物語の中(?)だけど幸せになって本当に良かった。
いま観て良かった
えー、そんなに野太い声かなあ(笑)
私のような昭和生まれ女子は当然「若草物語」を知っていますが、男性はどの位知っているんでしょうか。他の方のレビューを読みますと、『時間軸が行ったり来たりして複雑な構成』・・・なるほど、そうですね。
私としては、話を知っているので特に複雑とも思わず、単純に、「ああこれは『続・若草物語』の映画化なんだね。これは続編だけど、所々に回想シーンが入っているから知らない人でもわかるようになっている」という意識で観てしまいました(汗)
「若草物語」を読んだのは4年生位の時で、続編があるのを知ったのは何年も後です。テレビでBBC制作の「続・若草物語」をやっていて、残念ながらもう終盤に差し掛かってました(涙)うろ覚えですが、エイミーとローリーの会話、「ジョーじゃなくて私と結婚した事を後悔してる?」「ジョーへの気持ちと君への気持ちは違う」「ベスが死んだ時・・・」みたいなセリフにええ~っ!と驚きました。あと、ラストでジョーが駅まで追いかけて行ってキスしたのは、本作のような若いイケメンではなく、だいぶ年上の落ち着いた男性で、その時はちょっとがっかりしました。BBCは原作に忠実に作ったと思いますが、本作の方が好きです♡
衣装や調度品、美しい風景は見ごたえがあります。製本のシーンも、活字を組む、糸で綴じる、くっついたページを切り離す(結構大胆)、それを見守るジョーの姿がいいですね。
ジョーが生き生きしていてとても良かったですが、エイミーも成長しました。エイミー役のフローレンス・ピューの声が低くて太い、と話題になってますが、そうするとケイト・ウィンシュレットなんかも野太いということになりますかね。あの時代の女性の事はわかりませんが、ハリウッドの知的な役をやられる方は低いかどうかは別として、けっこう太い声で話していると思います。
原題の”Little Women”も良いですね。”Lady”だと躾けられた感じがしますが、”Woman”は自分の意志でしっかり立っている感じがします。
壮大だった
・四姉妹の末っ子の子が優しさから病気をして亡くなってしまったのがとても悲しかった。
・家庭教師と結婚したメグがどう考えても悲惨で辛かった。どちらかというと旦那側に自分が近いと思ったのでたまらなかった。ラストにジョーが学校を作ったからそれで生活が良くなってたらいいなと思った。
・作家になるために結婚はできないというジョーが後から無性に寂しいといって泣いていたのが印象深かった。
・四姉妹でいるとき、とても楽しそうで羨ましかった。
・衣装とかが凝っているように見えた。当時の雰囲気とかが多分よく出ていた。
・末っ子が亡くなって、書くのをやめてた小説を書き始めたシーンがとても良かった。
・最終的に好きな相手と結婚するのが正解!っていう感じだった。そうなりたいなぁと思った。
すごい脚本
キャスティングを予告でみただけで、これは凄いぴったりじゃん、と思って、ストーリーはまあ超有名作だし普通なのかなと思ってたら、斜め上いく練られた脚本でした。
じっくり劇場で見て欲しい作品。
本編は怪我した父親が帰ってくるところがラストだったと記憶してますが、映画は続編の姉妹のその後の人生から。そして、過去の少女時代を思い出したり今に重ねたりという構成で、俳優も同じ人がやってるんだが、全然混乱しない。
原作のエピソードもそつなくおそらく未読の人にでも分かる形で印象づけられる。
底で流れるのは、人としての生き方や自由のない女性の生き方。それが声高ではなくときどき見てる方に台詞で飛び込んでくる。
ラストの夢のようなお屋敷の学校と家族の姿は、ジョーがサービスで書いた小説のラストで本当は結婚は選ばないんだろうな
美しく爽やかな映像・二女 vs 四女
原作は何十年も前、子供の頃に読んだきりで内容はほとんど覚えておらず、何の予備知識もない状態で コロナ自粛明けの一本目、TOHOシネマズデーだったので見ました。
確かに良い作品です。基本的に皆穏やかで優しい、自分達もそれほど裕福でもないのに貧しい家族に食べ物を分け与えたりして親切。ご両親の人柄や教育方針が四姉妹達にもそのまま受け継がれている。ただ、時系列の入れ替わりが頻繁で「え?いまは過去の話?現在?」みたいになりちょっと分かりにくかったのが残念。「(時系列の変化)私は分かった!」とマウント取ってる?ようなコメントも散見されますが、もしすごく分かりやすかったとしてもちょっと頻繁過ぎで少なくとも良い手法とは思えない。
ストーリーは姉妹がそれぞれ結婚していく模様(三女は亡くなってしまう)が描かれている。ジェーン・オースティンのアメリカ版と言ったところか。
私も二女ジョー(シアーシャ・ローナン)はローリー(ティモシー・シャラメ)と結婚するものと思ってたのでちょっとガッカリ&納得いかず。ジョーのことがずっと好きだったローリー、四女に乗り換えあっさり過ぎでしょ!本当に四女のことがジョーより好きになったのか?・・いつの間に?その辺りが全く描かれておらずなんとも消化不良。急にくっついちゃったって感じ。四女のどこを好きになったのだろう。
その四女エイミーはミッドサマーのヒロイン、フローレンス・ピュー。コロナ自粛前最後に見た映画がミッドサマーだったので「え?これフローレンス・ピュー?また?」と驚いてしまった。なんだろう…彼女、そこそこ美人なのだが、美人女優らしからぬ"ポッチャリ感"。特に背中の逞しさ?といい、二の腕の太さといい、時折見せる生意気そうな表情(若いのに法令線が気になる)やドスの効いた?声や話し方、キレて二女の手書き原稿を焼き捨ててしまう激しい性格がどうしても"腕っぷしの強い田舎のヤンキー姉ちゃん"みたいに見えてしまう。なのでこういうクラシックで上品な作風の映画にはあまり似合わないような、、正直あの恐ろしく細身のスーパーイケメン、ティモシー・シャラメの妻役にはかなり違和感が。彼女の"貴族感"がゼロで、二人が夫婦というのはかなり無理がある(ファンの方には申し訳ない)。シャラメの妻役はやっぱりシアーシャだったらな~と残念に思わずにはいられない。
ジョーは自分の気持ちに気づくのが遅過ぎたのかな、、別の人とだけど結局最後には結婚するのだから、ローリーと結婚してほしかったな~。ローリー、もうちょっと待っててやってほしかった‼
シアーシャ・ローナンとティモシー・シャラメの美しさを堪能する作品だと思う(笑)
一般的に人気も知名度もオルコットよりオースティンなのは相応の理由があると思うし、やはり自分もオースティンの方が好みですね。
女性による女性のための大切な物語
女性監督ならではの細かい描写の光る美しい作品。この先もずっと折に触れ見返したくなると思う。登場人物の造形、セット、衣裳全てのこだわりが相まってアメリカのノスタルジックな愛らしい絵巻物になっているから。
四人の姉妹や母親、叔母はみな少しづつ違う考え方をしていて、生き方も異なる。その昔原作を読んだ時には主人公の次女ジョーに多いに感情移入したものだが、本作では他の女性達の生き方にももっとライトを当てている。そしてその全ての生き方を肯定している感じがいい。もちろん今回も主人公はジョーでその不器用な生き方に泣かされるのだけれど。
役者さん達の演技もいい。場面によっては20テイクもしているそうで、だからどの場面もさりげないようでいて分かりやすいのだなと思った。監督が真っ先に配役を決めたというジョーとローリーの並びは確かに最高だった!
クラッシックが止まらない🌠
「これ好きだ!間違いない!」
冒頭、出版社のドアの前に立つジョー
その姿を見た時に幸せの扉を共に開いて行ける様な予感がした・・
真っ直ぐで意志が固く独立心旺盛なジョーの衣裳は彼女のイメージ通り赤を基盤とし
なかでもローリーと絆の深さを感じるベストの貸し借りをしたり・・
薄紫等19世紀らしいロマンチックそのもののドレスがピッタリなメグ
大人しくあどけなさの残るベスは派手さは無くとも淡い品のある服装が多く
四姉妹一の「おシャレ番長」エイミーは常にハイセンスで服装だけでなくヘアにまでも気をかけ意識の強さを感じた
そして四姉妹の母マーミー・・常に動きやすく自由感ある日常着が目立ちました
キャラクターそれぞれの個性が際立つ衣裳制作をされたアカデミー賞授賞👏ジャクリーヌ・デュランの見事な手腕には鳥肌が立つ程・・
しばらく自粛していた「お洒落・欲」がムクムク湧いてきました🌟
場面、場面で表に出たり微かに耳に入る寄り添う様な素晴らしいアレクサンドル・デスプラの音楽・・
「ここに住みたいっ!」と思える様な温かくて心地良さ気な住まいや風景も作品を更に盛り上げてくれました・・
シアーシャをはじめオールスター夢の共演に公開を待ちわびていた甲斐がありました
圧倒的なレビュー数にこの作品への関心、期待度の高さを改めて感じました!
グレダ・ガーヴィグ監督のパーフェクトな演出と脚本に心からトキメキました!
近い将来必ず!オスカーを手にする事でしょう!!
・・「若草物語」原作を母に読み聞かせしてもらった日からアニメ、舞台、映画・・何度となく出会い触れてきましたがこんなにも「心映え」する『私の!』若草物語に今、辿り着きました🍀
とてもよかった
主人公のジョーを見るたびにレディ・バードのエキセントリックな感じが重なって見えて困る。これまで若草物語には全く触れずに来て、どんな内容なのかも知らずに見て、なんとなくジョーが長女で、ベスが末っ子だと思ったらジョーは二女で、ベスは三女だったと一緒に見た妻が教えてくれた。ベスが亡くなるところは今現在のコロナと状況がだぶって見えて、ジョーが濃厚接触しているのが怖い。抗体を持っているから大丈夫だとのことだったが、ハラハラする。
あんな元気な女の子ばかりの家ではお父さんには、さぞうるさかっただろう。大人になっていてもあんなにうるさいのだから、子どもの時は大変だっただろうと思う。
最終的にジョーがベストセラー作家になって、自宅を学校にして、さらに自作を高級な装丁で自費出版しているところが、何もかも夢をかなえた感じがしてよかった。
劇場はやっぱり素晴らしい!
コロナ自粛明け、2ヶ月半ぶりの劇場鑑賞作品が、本作だった。
Netflixや、Amazonで、すでに観たけど内容を忘れた作品や、好きな作品を観あさっていた。
何故か、未見の作品は、観なかった。
そのかわり、オリジナルドラマにもハマったりして案外満足だった。
だから、劇場再開後も直ぐには足を運ばなかった。
でも、今日、劇場で本作をみて、
家の中でテレビやパソコンで作品を鑑賞する事と、決定的な違いを再認識した。
それは、劇場で鑑賞すると、人物の表情から、気持ちや呼吸を感じとる事ができる、という事だった。
自宅の小さなモニターでは、微細な表情は読み取れない。それは音もしかり、人間の"生“を観察できるのは劇場でしか
ありえないと思った。
それと、やはり、未見の作品は、劇場で新作として鑑賞するものだ。
リメイクを繰り返してきた若草物語も、時代劇ではあるが、旬の女優たちで観る事で、感じ方が変わるのではないかと思った。
人生想像できることは何だってできるって、結構好きな言葉なんだけど、...
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