「シェイクスピアが身近な存在となる良作」シェイクスピアの庭 エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
シェイクスピアが身近な存在となる良作
シェイクスピアといえばローレンス・オリヴィエ、そしてポランスキーの『マクベス』を思うが、現在ではケネス・ブラナーだろう。彼が監督・主演し、シェイクスピアの人生最後の3年間(1613年〜16年)を描いた。
筆を折りロンドンから故郷のストラットフォード・アポン・エイボンへ帰ったウィリアムは家族とゆったりとした時間を過ごし、初めて家族のことを知る。
僅か20年の間に人類が生存する限り語り継がれるであろう多くの傑作を残した孤高の天才ウィリアム・シェイクスピア。彼とて我々と同じ人間だった。
妻役のジュディ・デンチはさすがに『歳とりすぎだろう』と突っ込みたくなったが、重厚な演技は流石だ。
コメントする