侍の名のもとに 野球日本代表 侍ジャパンの800日のレビュー・感想・評価
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野球を愛する者には最高
土曜に見に行きましたが
前日のネット予約でほぼ満席
当日はプレミアシートも含む満席でした
男女問わず子供から高齢者まで野球を愛する
人たちが集まってました、全員
世界一という結果を知ってますが
こんな事が、あんな事も乗り換えたと
わくわくしながら見てました
知ってはいましたが、本当に偉業を
成し遂げたんですね
選手らの素顔が見れてよかった
マッチ最高!
【”必ず優勝する事”を求められた男たちの800日間を描いたドキュメンタリー。個々のスキルは超一流だが、寄せ集め集団を纏め上げた稲葉監督の組織マネージメントが見事である。】
ー WBSC及び、今作で描かれるWBSCプレミア12に対しては、懐疑的な見方をしていた。
私は、高校野球は好きで、地方予選には出来る限り足を運んでいる。
”それは、若き高校球児たちの負けたら終わり”と言う状況下、必死に闘う姿に、胸を打たれるからである・・。”
が、プロ野球になると、一戦必勝ではない事と、試合時間の長さ”攻守交代時には走れ!”などが、野球の面白さを半減していると思っていたからである。
そして、その延長だと思っていたWBSCも同様であった・・、今作を観るまでは。ー
◆今作は、2020年2月7日に2週間限定で公開されたドキュメンタリー作品である。
劇場で観る事は叶わなかったが、VODで配信されていて鑑賞。
■感想
・プロの超一流選手たちが日の丸を背負った事で、一戦必勝の重く圧し掛かるプレッシャーに対峙して行く姿。
・何よりも、監督経験の無い稲葉篤紀監督がWBC”侍ジャパン”の監督を引き受け、選手選考、敵情視察する過程が、実に面白い。
・稲葉監督が一番頼りにしていた秋山選手のまさかのデッドボールによる骨折、そしてチームからの離脱。
・心臓に毛が生えている男だと思っていた、鈴木誠也がWBSCの4番を任された事で、自分のバッティングが出来ない姿。一振りも出来ずに見逃し三振を喫する姿。
<日の丸を背負って、プロ野球のシーズン戦と違う一戦必勝のプレッシャーの中、寄せ集めプロ集団が仲間意識を高めていく過程。
稲葉監督の組織の長としての選手に対するスタンス。
普段は敵同士のメンバー達が”結束”していく姿。
それらが、きちんと描かれていたドキュメンタリー作品である。>
テレビのドキュメンタリーとしてはおもしろい
一野球ファンとしては満足いくものだった。が、果たして「映画」としてみたときに、映画館に足を運ぶだろうか。行ったとしても複雑な感情で帰路につきそう。
今回地上波で放映されたのでテレビで視聴したが、実にテレビ的。CMも程よく入り前後の流れを一切切断することない。つまりテレビ番組の延長なんだな、と感じた。
各選手の苦悩などエピソード的に当てられているだけで深堀と時系列の繋がりが薄く、ぶつ切りになっている印象。
岸投手や浅村選手はダイジェストで扱われるが、彼らも大会内で苦境を乗り越えてきており、それぞれのドラマを描いていくことで劇としての完成度も高まったのではないか。
もともと人気な選手だけに密着取材した素材をつなぎ合わせただけ、実に日本のテレビ的な印象を受けた。
繰り返すが各選手のストーリー、監督コーチの重圧や人柄など、試合観戦だけでは見えないことが見えて非常におもしろい。
だが公開当時気になっていたものの、映画館に行かなかった自分の判断は正しかった。
ドキュメンタリーに勝るドラマなし
稲葉JAPANの軌跡
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