一度も撃ってませんのレビュー・感想・評価
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演技などクソ喰らえ。
演技してるのかしていないのか…そんな事すら気にさせない役者たちがいたのだ。とても気楽に楽しめる映画だった。人生で拳銃など持った事などない。ましてや人を撃ったことなどない。なのに人を撃つ、そんな瞬間を味わってしまった。人生に勝ち負けがあったとしたら、それは撃たぬ方が勝利する。
長い時間脇役を続けた役者にしか身に着けられないオーラのようなものが現実にあるのだ。ストーリーなどどうでも良い、役者の佇まいが映像化されていれば、もうそれで充分なのだ。石橋のタバコに火を点す瞬間、桃井の愚痴る台詞回し、岸部の覚めた眼差し。夜はこれからなんだ。
五年後の皆さんを、是非また見たい、お願いします。
中国山地の山の中では、こういうマイナーな🙏映画は観に行けない😭
断然!桃井かおり、こういうおばちゃんは女のいく先の最左翼だね。
女としては、この方向で行くか、右翼でいくか、悩むところだ・・・
井上真央ちゃん、左翼にも右翼にも行けそうな予感がしてきた。
妻夫木聡くん、相変わらず何にでもなれるという好感度。
阪本順治監督、楽しい映画をありがとうです。
しかしながら、楽しいだけじゃないと、ちゃんと思わせるところがある。「団地」にはその辺りを明確に感じさせた。
こちらは、メッセージはあるのに、それを恥ずかしく感じさせないようにカモフラージュしているのかなあ・・・
これは、坂本監督が持っている男の色気がなせる技?
ご出演のそうそうたる男性役者さん、みんな、セクシーだった。
こういう意味では、桃井かおり、井上真央、色気なし!
色気なるもの、アレは男のものだというのがよ〜くわかった。
*満足度十分なのに星が少ないのは、まあ、みんなの!映画じゃないからかな?
原田芳雄、松田優作の不在。
大人は楽しい、か。支持。
これだけ揃えて桃井かおりがズバ抜けて良い。
踏み込みとリアリティ。
煙草と洋酒。
このテーマこの空気、原田芳雄、松田優作の不在を今更痛感。
その空席をこそ書ける丸山昇一。
石橋蓮司にはこの役を演る資格がある。
夜顔
昼の顔は売れない小説家。しかし、夜の顔は…
伝説の殺し屋!
おっと、違った。そうだったらカッコ良かった。実際は…
旧友から依頼を受け、標的をリサーチするだけ。で、殺し屋から詳細を聞き、小説のネタにする。
ややこしや~。
昼の小説家としての名は、市川進。うだつが上がらず、妻・弥生にも頭が上がらない感じ。
しかし、夜になると…
行きつけのバーに入り浸り、帽子にサングラスにトレンチコート。
俺の名は、御前零児。(何と、こちらが本名!)
ハードボイルドを気取り、一応殺し屋の仲間だが、本人は一度も人を殺した事が無いどころか、一度も銃を撃った事すら無い。
勿論コメディ。作品に掛けて言うなら、ハードボイルド気取るコメディ。
そんな主人公を演じるのが、これが18年ぶりの映画主演となる石橋蓮司というのが絶品。
多くの映画やTVドラマで魅せてきたコミカルさと大人の渋さの絶妙なバランス。他にも出来る名優は居るかもしれないが、でもやっぱりこの人で良かった。
石橋サンの久々の主演を祝うかのように、ベテランから若手まで超豪華面子が集結。これは是非ご覧になって。個人的にはバーの筋肉ムキムキのマスター、ポパイがお気に入り。
旧友がチャイニーズ・マフィアの殺し屋に命を狙われた事をきっかけに…。
さらに、弥生が夫の行動に不審を抱き…。
零児、ダブルで危機に!
監督の阪本順治も脚本の丸山昇一も、何も傑作映画を作ろうとしているのではなく、楽しい映画を作ろうとしているのが伝わってきた。
ラスト、遂に零児も銃を持ち、ある場に立ち向かうが、それすら脱力系。
でも最近暴力的な作品が多い中で、笑えて平和的で何だかほっこり。
見終わってみれば、確かになかなか愉快だった。
普段は冴えなくてもいい。
男はもう一つ、隠し持っているカッコいい顔がある。
人はそれをこう呼ぶ。
夜顔(ハードボイルド・フェイス)、と。
なんだろう❓もやもやする‼️騙されたからの‼️❓
営利殺人の指示を行い金儲けをする男には極刑が然るべきと思うのですが、いかに?
コメディの扱いなのに面白い演技なのは豊川悦司のみなのは、いかに?
これだけのキャストを揃えながら、トホホな展開なのは、いかに?
特に、妻夫木と桃井カヲリがね、良い雰囲気なのに、惜しい残念です!
井上真央も何かしそうなのに!何もしない!
期待してないけど、あまりにも残念な展開、トホホ、まだレンタルで良かった、映画館ならブチギレですよ!
久々の詐欺映画である🎞🎬🎦
ハードボイルドの世界
世代を超えた豪華キャストによるハードボイルドの雰囲気と世界観に酔いしれた。これだけの役者が揃っていればどのシーンを見ても見応え充分で大人の魅力に引き付けられます。欲を言えばコメディのシーンをもう少し増やして欲しかった。
2020-176
思い残す事なく生きて、未練が無くなるくらい飲め。的な。
あーもー、ほっとするぅ。クソ、いや、言葉わるw もとい。作り込みの足りない、もしくは、着手前の練り不足の、もしくは、偏った政治的意図を隠蔽し切れない邦画の乱発に、嫌気が差してる2020年。これは好きです。
こんだけの役者さんが揃うと、さすがに楽しい。チ○チ○も輪切りになるから、なんて井上真央に言わす?トヨエツで渾身のギャグオチ?柄本親子、合計5分の贅沢w
小品として、この脚本は好きです。ラスト、4人が各々に決め台詞があるところに、ニヤってしてしまいました。
死ぬより酒?
うん、そうだねw
思い残す事なく生きて、未練が無くなるくらい飲めるって、阿呆の幸せだよねw
伝説の殺し屋がいるって言ったら、笑う?
ハードボイルドな雰囲気の中で、凄腕の役者たちが、振り幅いっぱいのコメディを演じる。
もう他に求めるものはなし。ただ、いい年寄り連中が馬鹿馬鹿しいことをクソ真面目な顔してやってるよ、って笑えばいい。だって、上手いんだもの、皆さん。
高齢者向け映画…ではない。
世代間ギャップが面白さを生むコメディ。主要キャストが高齢者のみの映画。高齢化の進行に伴って、今後このような映画が増えてくるのではないか?
しかしながら脇を固める若手~中堅の実力派俳優陣もイイ味出してます。その中でもトヨエツのインチキ中国人っぷりがハマり過ぎ(笑)。役作りが完璧過ぎ(笑)。エンドロールまでトヨエツとは気づきませんでしたよ。あれはワカランわ(笑)。
ラストは素直に終わっても良かったかも…でもあれはあれでアリかな?
阪本順治オールスターで楽しい作品。石橋蓮司がなかなかのハマり役。勝...
阪本順治オールスターで楽しい作品。石橋蓮司がなかなかのハマり役。勝手知ったる役者を集めて楽しくジャンル映画を作るというのは、ジャームッシュの『デッド・ドント・ダイ』そうだった。
大人のハードボイルド風味のコメディファンタジー
昭和臭満載なのに、オシャレでカッコ良くて、なんだかフランス映画のようで「ウフフ」ってなりました。
中国人ヒットマンとの一戦(?)を終え、
「y」のラストの夜を、踊って惜しんで、はしゃいでいるシーンが好き。
悪あがきの大人たちが、愛し過ぎて、心が温かくなって、なぜだか嬉しくなって涙が出ちゃった。
大人のハードボイルド風味のコメディファンタジー、素敵過ぎる!
豪華な出演者たちの台詞から仕草まで、ひとつひとつの隅々までを、もう一回観に行こうっと!!
40代でも60代でもなく、50代男子は大喜び! リップ・ヴァン・ウィンクルの話さ
この映画は北方謙三さん的のりでなく
ドラムとトランペットがBGMに入る、かっての大藪晴彦さんのハードボイルドの世界だ。「弾丸の痕跡」ではないけど
この感動をティーン時に味わった経験を持つ人間にとって、この映画は感動的だ。
脳内主役は老齢に成った松田優作さんだ! XYZ「これで終わり」
この映画は演劇である。
シナリオも演出もカットも構成も照明も みな演劇だと理解すれば、この映画の問題点は全てが解決され、無問題。
しかし主人公の妻が、名探偵の様に短時間で旦那の行動を調べ上げた事は唯一の問題でもある。
リップ・ヴァン・ウィンクルなら、キョトンとするだけでいい。
妻が教職をリタイヤしたら、急に旦那の行動が気になった! という展開にすべきだった。
柄本親子の時間差共演は何度目かだが、毎回良い。
この映画を観たら、次に観るのは「ザ・ファブル」がいいでしょう。
前評判の悪さから、僕は劇場ではなく、配信でみてけど、面白かった。
夜はお酒、朝はしじみ
石橋蓮司主演ということで、鑑賞。
なのに、やってる映画館少ないこと
おっと?
何だこれ?そこまで期待はしていなかったけど、それを遥かに下回る映画だった。ただの無駄遣い
売れない小説家である市川(石橋蓮司)は、伝説の殺し屋という裏の顔を持っていた。
しかし、彼は1度も人を殺したことがなく...。
出演者が豪華なこと。
妻夫木聡も江口洋介も佐藤浩市も、私が好きな俳優が勢揃い。江口洋介が出てきた時はテンション上がりましたね。江口×詐欺師?あれ?
そんなテンションも一気にダダ落ち。
全員が中途半端で一瞬にして出てこなくなった。
せっかくの映画なんだからさ、コメディにしてもちゃんとした脚本にしようよ。
この気の抜けたような陽気な音楽が良き。
それでもメリハリは付けようね。
コメディと言ってる割には全く笑えない。
劇場も一切笑い生まれなかったよ。
ラスト5分くらいはそこそこ良かったかな。
歳をとってもお酒を交わせる仲間と行きつけのバーが欲しいな。若い人よりいきいきしてる。
出演者たちもとりあえず感。
いい役者揃えてんのにこりゃ無いよ。
全体的にかっるいんだよね。麩菓子
まぁ、最近公開の映画面白いのばっかだったからそろそろ来るだろうと思ってたけどね。
さすがキノフィルム!!
邦画ですが『一度も撃ってません』はノスタルジックな感じで、結構な俳優陣で固めてられてて面白かったです。(笑)
作品のバー「YZ」に居たいと思うほど、少しハードボイルドなテーマなのに、なぜかほのぼのしました。
機会があったら観てくださいませ。
流石キノフィルム、カネあるな!?(笑)
マジメなハードボイルドを笑って観る
伝説の殺し屋、ハードボイルド小説の取材、高齢者夫婦のやりとり、そんなものが混じり合ったコメディ。
結構妙な映画だ。殺しのシーンや夜の街のシーンなど、ハードボイルドの雰囲気はマジメに演出してる気がした。でもそれが滑稽に見える不思議。演者が年老いた人ばかりなのもあるが、ハードボイルド自体が時代遅れってことなんだろうか。逆に若い演者がフラットでリアルな言葉を話す作りなのかも。
いずれにしても思っていたよりも楽しめたことはたしか。ちなみに豊川悦司の名前をエンドロールで見つけて驚き、外に掲示してある写真を見て納得。全然わからなかった。
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