一度も撃ってませんのレビュー・感想・評価
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女優に乾杯🍷
大楠道代(75)、桃井かおり(68)を楽しみました。セリフや歌など、一番出番も多かった気がします。
大楠道代の安田道代時代の映画では緒形拳との「セックスチェック・第二の性」がすごく印象に残っています。今も変わらぬ美貌で、色っぽくて、さすがですね。
桃井かおりは「幸せの黄色いハンカチ」「ええじゃないか」が印象に残っていますが、歌も旨いし、今のほうが素敵ですね。化粧品のコマーシャルも出てるし。さすがでした。
新崎人生(ポパイ)はこの話しの大事なコアでした。店は舞台でもありました。あの体重でバーカウンターを簡単に乗り越えるのはさすがプロレスラ―、まだ引退してないのかも。役者歴ほとんどないのに、旨かったですよね。存在感ありました。合唱捻りでしたっけ?得意技。
親子共演も二組楽しめました。佐藤浩市と寛一郎の「これってパワハラ?」なシーンはNG結構出てたのでは?と思いました。
トリカブトは強心剤?毒殺用?よく加熱すれば大丈夫?ホント?
妻夫木聡はこのメンツだと一番若いのか? スナイパーシーンは誰?
冷蔵庫の中の真空パックの大量のGUNは何かの映画のオマージュですか?
井上真央のシングルマザーの看護婦さん良かったなぁ。居酒屋のシーンが好き。すごく普通で。
朝まで飲んで、しじみの味噌汁が〆ですか?パワフル老人恐るべし。オレも真似しよう。
丸山昇一節炸裂!
令和の現代、こんな粋でオシャレで恥ずかしい(ほめ言葉です(笑))セリフを書けるのは丸山昇一さんしかいない!
酔いしれました!
石橋蓮司さん、かっこいい!
桃井かおりさん、キュート!
大楠道代さん、セクシー!
岸部一徳さん、マイペース!(笑)
是非、続編を期待します♪
入っている具材(役者)が信じられない程の超豪華さによってそのハーモニーによって味わい強くなった鍋
ストーリー自体はあっさり薄口な仕上がりだけど, 入っている具材(役者)が信じられない程の超豪華さによってそのハーモニーによって味わい強くなった鍋のような印象。石橋蓮司さんはじめ、そもそもそこを期待しての鑑賞だったので一応の満足感。売れない作家、でも実は数々のお蔵入り事件となった殺人事件の闇のヒットマン。
スタンドオフ
表の顔は売れない小説家の、一度も人を撃ったことがない殺し屋の話。
裏の世界でサイレント・キラーと噂される殺し屋にして、同名ハードボイルド小説を表で書く主人公。
残念ながら物語を一切排除し、実際の事件を題材にして細かい描写のみに傾倒している為、全て没で出版には至らないけどw
殺し屋家業も裏取りと繋ぎを仕事をしている…いや、充分ですけどね。
一部の人物がハードボイルドを気取っている設定がスカしまくりで、そういう意味では確かにコメディ。
終始愉しく軽いつくりで、笑いという程のものはないものの、コミカルなドラマとして普通に面白かった。
石橋蓮司
大好きな俳優さん。
ちょっと滑舌は悪くなったけど、渋い声はあのNHKの人形劇「三国志」当時と変わらない。
近年、演じる役は間抜けなキャラクターが多いけど、立ち姿は年齢を感じさせずスッとしていてカッコいい。
物語自体は全編通じて流れるユル〜い空気感がいい。
豊川悦司のハンパ具合もうまくハマっていた。
桃井かおりも地のままで役に入り込んでて本当に楽しそう。
大楠道代が不審な行動を続ける夫を詰問するシーンもアドリブのようで過去にも夫婦役をやっている2人ならでは。
一応、殺しのシーンを何度か入れてハードボイルドの体を保っているのも、良い意味で想定外で悪くない構成だと思う。
「どうせ、セリフなど無いのだろう」と思っていた寡黙なバーのマスター・新崎人生のクライマックスシーンでの絡みにも意表をつかれた。
出演者はベテランばかりであり、おじさんとおばさんの戯れ言といった感じの作品だから、若い人にとっては食指が動きにくいかも知れないが、時間潰し程度に肩の力を抜いて見るには丁度いいと思う。
なんとも俳優の無駄遣い
予告で気になったので観賞
感想としては
キャスティングのお祭り映画かなという感じで
テーマも特に深くなく淡泊な作品でした
日中は夫婦でシジミの味噌汁をすすりガウンで
ゴミ出しに行く売れない初老の小説家「市川進」が
夜の街のハードボイルドな世界では「伝説の殺し屋」
の噂と共に「御前零児」となる一面を持っています
元検察も職を追われいわくつきの仕事を請け負う
「ヤメ検」石田からいきつけのバー「Y」で
殺しの依頼を受けますが自分でやるわけでなく
実行は他人に依頼しその詳細を小説にまとめて
出版社に持ち込みますが古くさいと相手にされず
デビュー当初の純文学以来本になったことはありません
ある日依頼主の石田自身が殺し屋に狙われたことで
その殺し屋を特定するよう石田から頼まれた市川
調べるとそのヒットマンの依頼主は石田が依頼する市川を
ヒットマンとして特定しており行動範囲を特定され
それを知った市川は周囲の人間に逃げるよう指示します
しかし旦那の行動を不審に思った妻も絡みややこしい
事態に…
テーマとしては「終わりゆくハードボイルドの世界」という感じ
古くさい物としなくなっていきつつある渋い大人の世界を
ノスタルジーに扱っています
ところがこれがあんまりストーリーの重みに関わってきません
なんで殺しの詳細を小説に書くようになったのか
なぜ熟年になるまで旦那の仕事が妻にバレていないのか
真面目にやっているようでおちゃらけたいのか
映画を観ていて興味の持って行きように困ります
スケール感も小さく舞台のほうが向いていそうな内容ですし
○谷○喜のほうが得意そうなテーマです
マジックアワーがそんな映画だったような…
だからどちらかというとベテラン俳優のアドリブ交えた
演技を楽しむお祭り映画なのかなと解釈してしまいます
故・原田芳雄にゆかりのある監督・俳優さんが結集した
感じからも伺えます
脇役で輝くことの多い石橋蓮司主演も新鮮でした
オトナな画面の雰囲気は悪くないのですが
前述のように中身が伴っていないので
どうしてもコント風に見えてしまう今作
あんまり長くは覚えていなさそうです
キャストの無駄遣い感が強かったです
ええ年した大人のお遊び映画。でも阪本順治のスタイリッシュな演出のお陰で只のジジババ臭い映画になっていないのが宜しい。
①佐藤浩市扮する部長、年が明けたら定年ですって。私も同じ。いや~、身につまされますなァ。②この監督に、こんなに芸達者が揃っているので先ずは安心して観られます。後は話の内容だけ。③佐藤浩市、豊川悦司(どこ出てたっけ)か同年代。メインキャラの4人+柄本明が一周り前後上。全共闘世代に設定されていますね。桃井かおりは本当はもう少し年が下ででシラケ世代なんだけど。若い時の桃井かおりがそのまま歳を取ったみたいなキャラクターで懐かしかったけど。④妻夫木聡と井上真央とが二周り前後下。20代では「生意気」でパワハラですと。やわい時代になったものです。まあ、私の世代も「新人類」と呼ばれてましたけど。④話もちょっと捻ってあって、ノワールコメディと言ったところでしょうか。
撃って欲しかった!
原田芳雄と桃井かおりが共演した「われに撃つ用意あり」へのオマージュ的タイトルがすでに物語の主要な部分のネタをバラしてしまっているわけなのだが、そんなことにはお構いなしの「リスペクト芳雄チーム」の同窓会ハードボイルドコメディ映画なのである。監督の阪本順治は「石橋蓮司の遺作になるから・・」という文句でキャストの皆さんを口説いたというのだが、彼は原田芳雄の遺作を撮っているのだからあながち間違いではないかも知れない。脚本も丸山昇一でとにかく「あの時代」の日本映画に夢中になった我々世代にはたまらないオールスターキャストである。できることなら芳雄も優作も呼んでこんかいと思わずにいられない。年寄りたちが集う雑居ビル地下のバー「y」の看板は原田芳雄の書によるものでエンドクレジットにもその名が登場して驚く。しかし桃井かおりがなあ、石橋蓮司がなあ、みなさん御高齢なのは分かるがもっともっとと期待してしまうちょっと欲求不満な後味が辛い。
あ、あれ
86本目。
緊急のせいで昼から映画。
テンション低め。
でもこれを観ればと思い。
スクリーンで見ると、ちょっと嬉しくなる役者石橋蓮司。
存在感がスゴく好き。
でコメディだと思ってたら、あ、あれ?
チラッと見た予告だと、そんな感じだった様な。
展開も、そんなにないし睡魔がヤバい。
何か折角のキャストを生かし切れてないんじゃないかな。
格好よくて…かっこ悪い…ハードボイルド(笑)
名優·石橋蓮司が売れないハードボイルド小説家&伝説の殺し屋を格好よくハードボイルドに渋く演じている。
名脇役名優·石橋蓮司を囲む名優·桃井かおり&岸部一徳など面白おかしく演じ阪本順治監督らしいチープで地味だけどドヤ街ストーリーで石橋蓮司の為の作品に仕上げてあって僕は面白かった。
【落魄の薫りがする・・・】
■売れないハードボイルドを気取る作家市川(石橋蓮司)は"都市伝説"として囁かれる"物語"を毎夜毎夜と、仲間達と作り出している・・。
-・・・どうしたんですか? 阪本監督!
作品に、切れも冴えも可笑しみもないではないですか!-
<豪華俳優陣も"仕方なく"出演したとしか思えなかった作品。
だって、柄本親子なんて併せて2分位(もっと、短かったかな・・)の出演ですよ。>
■ある出演俳優への架空インタビュー
”ええ・・。余り喋りたくはないんですが、阪本監督からの依頼で、”少しだけ、顔出してよ”ってことで出演しました。えっ?役ですか?あんまり覚えていないけれど、定年間際の編集者で”若手編集者との感覚のギャップ”に悩む役だったかなあ・・。
いやあ、中途半端な出演だったので、映画の内容は良く分かりません・・。”
という会話が、あちらこちらで交わされていたに違いないと、私は思う作品でもある。
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