1994年、ネバダ州ヒドゥンデザートにサーカス団がやってきたのだが、住民たちに歓迎されず、司祭の言葉により住民たちがサーカス団を皆殺しにする。一人の子どもを除いて・・・
25年後、フェスに向かう若者たちが休憩のため、ヒドゥンデザート近くに車を止める。一人の青年デイヴィが好奇心でサーカス跡地に足を踏み入れ、なかなか帰ってこないデイヴィを捜すために残り8人もヒドゥンデザートに入る。ゴーストタウンと化したその町は住居には立ち入り禁止のテープが張られ、サーカス跡地のFUNHOUSEに興味を惹かれる。そう、デイヴィは気味悪い場所が大好きだったのだ。
一人のピエロのために恐怖に陥るメンバー。お化け屋敷というより色んな仕掛けのある迷路のような小屋なのだが、帰り道がわからなくなり、次々とピエロの毒牙にかかってしまう。ある者は殺され、ある者は捕えられ・・・メンバーにはアメフト選手だっているのに、どうして壁を蹴破られないんだ!もう血まみれのワンシチュエーション・スプラッター!
『ホーンテッド』(2019)なんて複数犯だったのに、この作品は一人のみ。25年もどうやって暮らしてたんだ?などというツッコミどころもあるし、穴だらけの舞台設定。「サーカスは続けてね」という母親のビデオもあったし、マザコンなんだろうけど生命力は強い。いや、その前に、デイヴィはみんなを置いて、何しに行ったんだか・・・そんなにサーカスが見たかったのか?終盤は眠くなってしまったよ。