WAVES ウェイブスのレビュー・感想・評価
全109件中、81~100件目を表示
アメリカンドキュメンタリーとして記憶します。
LiLiCoさんがリコメンドしていたし笑、
単館シネマずきとして早めに観るぜ!
と息巻いて館まで行きました。
んー、
わたしにはちょっとダルかったです。。。
自業自得だよね、、なんか希望はないの?
ああ、妹かぁ、、?と監督が一番言いたかった事は
なんだったんだろうと尿意を堪えて模索する
エンドロールでした。
アメリカ大好きだけど、やっぱり考えかたや
教育環境はアジアが肌に合うなぁ、、
と改めて思えたのが発見というか。
高校生で酒に車にドラッグに、、うーん
早熟が過ぎて。。
アメリカのドキュメンタリーっぽい映画として
金曜日のレイトめに観るのがオススメです。
@二子玉川109シネマにて
かったるい
不愉快な作品であることは間違いない
観ていて面白い作品ではない。寧ろ観ていて辛い作品だ。それも考えさせられる辛さではなく、悲惨な物語を垂れ流される辛さである。単に低レベルの父子が悲劇を産むだけのストーリーだから、登場人物の誰にも感情移入できないまま終わってしまう。加えて何かキリスト教的な居直りも感じる。
アメリカの高校生の日常がどのようであるのか不明だが、本作品に描かれているような、集まって騒いだり着飾ってパーティをしたり自動車で飛ばしたりという日常はあまりにもステレオタイプ過ぎる気がする。同じようなシーンはかなり昔の映画でも描かれていた。今のアメリカの高校生はもう少しマシなのではなかろうか。
独善的な父親に育てられて、その父親を憎みながら自分自身も独善的になっていることに気がつかない息子という関係性はあまりにも危うい。独善の連鎖だ。抑圧されている息子の心底には、いつ暴発してもおかしくないほど怒りのマグマが沸騰している。悲惨な出来事は起きるべくして起きる。
反キリスト教みたいな発言もないではないが、全編を通じてゴスペルみたいな歌が連続し、結局は自分と自分の家族が大事というアメリカに蔓延する家族第一主義に落ち着き、キリスト教的な価値観で収束してしまう。
シーンによっては、偽善者の怒りを見せられることに耐え難い苦痛を覚える。マルコムXがアメリカ的なキリスト教を一刀両断にしてから五十年以上経つにもかかわらず、本作品はアメリカの黒人が未だにキリスト教的なパラダイムに縛られていることを表現する。
本作品のパラダイム自体を反面教師として表現している可能性もあり、キリスト教的なのか、反キリスト教的なのか、解釈は観客に委ねられる。どちらに解釈するにしろ、不愉快な作品であることは間違いないと思う。
「A24」らしく、色彩は美しい
ミュージカルとは違う、プレイリスト・ムービー。
31もの曲が物語に合わせて流れる。
忘れていた自分の10代の頃の感情や思い出が蘇ってきた。
とにかく映像が美しい。色彩、カメラワークなど目を見張るものがある。
革新的といった意味では確かに海外では絶賛されているのも納得。
だけど、個人的には音楽はなんとなく薄っぺらく感じた(好きな人ごめんなさい)
物語は罪を犯してしまった兄と残された妹に焦点をあて二部構成にわかれている。
エミリーの恋人、ルークの登場により暗かった物語に光が差し込んだ。 犯罪者とその残された家族に焦点を当て破壊から再生を描く過程に心を打たれる。
ルークとルークの父親のシーンもこの物語で重要な鍵である。
マナティのいる川でのキスシーンやエミリーの部屋、タイラーとその恋人の水の中のキスシーンなどは特に私の中で印象深い。是非劇場で観てほしいです。
WAVES
波にのまれるかのような体験
前半、主人公が絶頂からどん底に墜ちるまでの手際が見事で、客席ごと濁流にさらわれるかのよう。
映像も素晴らしいが、特に「音」が適切にシーンを演出してくれる。
この映画では深い絶望を描いているものの、悪人は出てこない。
誰もがほんの少しのボタンのかけ違いで主人公のように誰かを傷付けてしまったり絶望的な状況に陥る可能性を秘めており、それは常に日常と隣り合わせであることを思い知らされる。
だからこそ後半に描かれるドラマは、穏やかで慎ましくあればあるほど、また何か起こりやしないかと常に緊張を強いられる。
前半は荒々しく、後半は丁寧に、あくまで静かに、さざ波のごとく絶えず心を揺さぶってくる映画であった。
たくさん流れる楽曲はあくまでも小道具のひとつとして、節度ある使われ方がされており好感が持てる。
センスと品格が感じられる秀作でした。
映画の中で、男の子や男性が、これほど涙を流す映画は、初めて見たかもしれないです。
音楽はムーンライト・セレナーデしか知らなかった。でも、音楽も映像も素晴らしい映画です。車の中で360度カメラ一周にめまいとかっこよさと、あと、え、え、スウェーデンには行かないよね!と思いながらの感覚が素敵でした。
女性、女の子、男性、男の子、こんなに皆が心からの涙を流して泣く映画、もしかしたら、初めて見たかもしれない。皆の涙に私は感動しました。なぜならば、マスクをするのは男らしくないのだ、と考え実行している人が、西欧に多いから。そういう人は、涙を流すことも、「男らしくない」と排除するのだろうか。
私たちは、どこに行くんだろう。少なくとも、年配の政治家は、もうお家にいてください。だって、20年、30年後のことを考えるのだから、60歳後半~70歳以上の人は、責任もてないでしょう?本気で決められますか?若い人を育て、彼らに任せてください。
以上!
圧倒的疲労感。学園映画であり(二部構成の)家族の物語。音と色彩 -...
圧倒的疲労感。学園映画であり(二部構成の)家族の物語。音と色彩 --- 流石A24作品、全編から確かなこだわり随所で繊細な手触りを感じさせる。ブラッド・オレンジはじめ名だたるミュージシャン達の楽曲から着想を得たような物語はしっかりと葛藤があって普遍的 --- あるいは良くも悪くも"普通"で、それ自体にさして驚きがあるといったものではない。ただその耽美的な独自の世界観やダークながら深遠な部分にリーチしようとするテーマは、『ムーンライト』やドラマ『ユーフォリア』のような作品が好きだった人にならお勧めしたい。目が眩むような大胆に動き(同じ場所を)回るカメラワークの中で語られるのは胃がキリキリするような不安/不穏、頭を抱え悶えるしかない酩酊感/絶望。特に前半の兄タイラーのパートで、何もかも失い自暴自棄になった彼が自堕落な生活を送り、挙げ句身勝手な振る舞いをして最悪の結末を迎えるまでは、その多くにおいて手に汗握り緊張感が否が応でも走る。ただ、そこから家族の破綻から再生をゆっくりと描く後半は、幾分ゆっくり過ぎるきらいがあった。現代良作名作にA24とルーカス・ヘッジズあり。
P.S. 同監督の『クリシャ』はUPLINK社長・浅田氏のハラスメント問題によって公開延期になった。当然。
今年映画館鑑賞多分37本目
ハコは完璧。で、肝心の中身は…
危なっかしくて
良作
期待が高すぎたかも
傑作です。
よくわからない
全109件中、81~100件目を表示