劇場公開日 2020年7月10日

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WAVES ウェイブスのレビュー・感想・評価

全109件中、61~80件目を表示

3.5「家族という他者」と生きていく

2020年7月16日
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「誰が正しい」とも「誰かが間違っている」とも言えないのが『家族』という繋がり…という、至極普遍的なテーマ。 混ざり合う色彩描写や(特にアメリカでは警戒を示す)赤と青の点滅、使われている音楽も、ただノリの良いだけのヒップホップではなく、多層的な構成になっているあたりも、家族というものの多面性を表している様に見える。 その誰もが「家族のために」と思ってとった言動が、結果的には家族を追い込むことにもなりえる。それでも、その時自分が「正しいと思う道」を選び続けなくてはならない。 途中まで、主人公は兄のタイラーだと思っていたら、上映開始から1時間20分ほどかけて描かれるのはあくまでその「前フリ」。 そこからもう一度『家族』というものを、そのそれぞれが手探りで築いていこうとする。 家族という共同体は、その選択を放棄することが許されないからこそ、誰しもがいろいろな軋轢や葛藤を抱えながら生きていくことになる。 どの家族にも、少なからず「不和」があるし、どの家族も何らかの形でそれを乗り越えて暮らしている。 そういった家族の「崩壊」と「再生」の物語。 コレといった派手さも明快なカタルシスもないが、それがむしろ家族のリアルでもある。 (評価の★の数を「オススメ度」としてとらえると、そういう意味ではもうひとつ。) 「ああ。ちゃんと親に会っとこう…」 そう思わされる映画。

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キレンジャー

4.0寄せては返す音と色彩

2020年7月16日
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プレイリストムービーといわれた本作。 何でもリストを組んで、そこから脚本を作り上げたらしいですね。 だからか楽曲のこだわりは強く感じます。 まぁ音楽ジャンル的には正直好みかというと、決してそうでも無いんです。しかし物語には実にフィットしていました。 特にそれぞれの内面や置かれた状況をとても良く表しており、時にはそれは台詞の代わりにもなっているようでしたね。 そして目まぐるしく回るカメラワーク。 力にあふれ無軌道で何処か危うげ、そんな彼らの世代をよく表していたと思います。 また色彩も鮮やかで美しく、所々に挟まれる波のようなグラデーションも効果的でした。何というか嫌みの無いセンスを感じます。画角変えてくるのもすごかった。 作品は起承転結のようなテンポではなく、大きく前後に切り分けた構成が新鮮で、そのじっくりとした見せ方は後半にとても効いていました。 また楽曲だけでなく、劇伴自体も良かったです。 ただ豪華なアーティスト達が話題になっているので、BGMだけのサントラは出なさそうな気がしますね…残念。 それにしても全編を通して楽曲の使い方は本当に秀逸で、レディオヘッドの入れ方とかこれ以上無いくらいでした。 最後は「Sound & Color」、この作品全てを表しているようでしたね。 そんな素晴らしい楽曲達が散りばめられた作品ですが、個人的に一番印象的だったのはエイミーでした。 歌の内容のマッチングもですが、入れ方とあの切り方。 とても強烈でした。 物語は基本とても重いのですが、後半のゆっくりと夜が明けてくるような感じが少しずつ心を軽くしてくれるんですね。 そうして訪れるラストシーン、時間にして1分程だと思います。たったそれだけの時間ですが、そこで見た虹はそれはとても美しく、気がつくと心が満たされていました。 寄せては返す音と色彩、素晴らしい作品でしたよ。

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白波

3.0長くて強烈なネタフリ

2020年7月16日
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前半の兄の話の兄の転げ落ちっぷりがあまりにも壮絶過ぎたので、それを受けての後半の妹の話に一体どんな事が起こるのだろうかとドキドキしていたら、、、 前半の兄の話は後半の話のための長い長いネタフリだったのですね。 というか、前半の兄の話だけである意味映画として成立してるので、その時点でおわってもヨカッタくらい。 でも、監督や脚本家は後半を描きたかったんだろうね。 最後まで見たらそれは伝わってくるけど、、、 しかしながら、兄の転落ぶりはあまりにもヒリヒリし過ぎていて、見ていてツラかった。もう充分でしょというラインをどんどん越えて、そこまでしないといけないの?というくらいの転げ落ちっぷりですから。しかもそれがメインの話ではなく、ネタフリって、、、 スタイリッシュな映像にかなりキツめな内容という、変わった映画でした。

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ただの映画好き

2.5物足りない

2020年7月15日
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鑑賞方法:映画館

前半は兄の、後半は妹の単純なるラブストーリーです。内容も薄っぺらいです。でも、それじゃぁ2時間ちょいも、もたいないので多少凝った映像と31曲の音楽で補ってる作品でした。映画の出来としては、大した事なかったですね。

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オクやん

3.0#49 感情をスクリーンサイズで表現する

2020年7月15日
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鑑賞方法:映画館

新しいやり方。 タイの気持ちが縮こまると正方形サイズ、エムは上が切れた横長さいずになり、気持ちが満たされると通常のサイズに戻るという具合。 タイが厳しい父親の教育のプレッシャーに押しつぶされるのは最初からわかる話。 タイが主人公の前半よりもエムが主人公の後半のほうが私は共感できた。

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chicarica

2.5"Sound & Color"

2020年7月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

興奮

プレイリスト・ムービーと大々的に宣伝する程、個人的には音楽にインパクトを感じられなかった、最近の含めて聴かないジャンルばかりが流れた要因か? ラストに"Alabama Shakes"の「Sound & Color」が流れて、好きなバンドの曲がエンディングで、エイミー・ワインハウスは気付かずにスルー!? 凝った映像と場面に合わせた音楽、心を揺さぶられる感動や衝撃を求める感覚で観ていた反面の肩透かし。 将来の夢に一直線で全てが順調な日々から一転、全てが砕け落ちる様が定番とも言うべき分かりやすさで描かれていて、共感出来る若者は国は違えど日本にも沢山いるのでワ。 娘との絆を取り戻そうとする父親が、逆に自分が相談する立場に、複雑な家庭環境の中、二人だけの関係性に涙するが、娘が自分を責めて後悔する場面、あんなムキムキの父親が息子に対し一回吹き飛ばされて断念してしまう情け無さ。 斬新さとは違うが、全てが新しい2020年代の正しく今!を象徴した映画って印象を受ける、日本の中高生は観るべき作品としてお薦め。 大理石の床は危険すぎる、、、!?

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万年 東一

2.5期待していましたが、普通でした。

2020年7月15日
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鑑賞方法:映画館

兄弟の物語、別々の進行など映画宣伝に興味を持ち観に行きましたが、普通でした。 たぶん兄が事件を起こすところと家族が一つになっていくことがヤマだと思うのですが、 この程度のヤマはTVの2時間ドラマでもあると思います。従い、この程度は想定出来ます。 黒人の一般よりも裕福な家庭でなくても、この程度は白人でも、また日本人でもあるでしょう。 もっと落差を感じられれば感動しますが、ちょっと中途半端感は否めませんでした。

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ごぶさん

3.0邦画的

2020年7月14日
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鑑賞方法:映画館

予告を見て想像していたのとちょっと違かったかな。 好き嫌いの好みが分かれそうな。 兄妹の2つのストーリー。 兄の話はすごく引き込まれました。ケルビンハリソンジュニア、めちゃ上手。 妹の話がたっぷり間延びに情緒的、でなんだか邦画みたい。 画面サイズが変わる演出は途中で気づきました。どの場面で変わるか、誰かレビューしてくれてるかな。 あと音楽がトレンドレズナーなんだ。

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ぼろんてーる2

2.0テンプレすぎない?

2020年7月14日
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前半の展開はもう擦り倒したような内容で、鑑賞中にうんざりしました。 後半は破綻寸前の諸々を、あの彼が救ってくれた。。。 うるさいくらい愛を強調されて、これも辛い 音楽は全体的に重低音が効きすぎてうるさいし、効果音がずっとズーンとかドーンとかなってて、ドゥニビルヌーブかと。 音でのあからさまなミスリードというか、こちらの感情に不安感を与えてくるのが結構不快でした。

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あかつきき

3.5おしゃれな映像

2020年7月14日
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題材はチョイ重め。けれど、言いたいところを的確に見せてるところが凄いな。 色と影と、定点の映像をうまく使って、メッセージを送る感じ。、ニクイ演出です。 メッセージが強いけれども、そのあたりの見ている側が疑問に思っているところの解消のしかたがニクイです。 いや、盛り上がりには欠けますが、ジワジワと好感モテる映像です。

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ミツバチば~や

2.0フォトジェニックでオシャレミュージック盛り盛りだけど、辛いお話

2020年7月14日
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予告の時点で溢れ出ていた映え感は本編も健在。 色んな色がたくさんで、オシャレなショットが盛り沢山でございました。 全編プレイリストは言い過ぎな気もするけど、たくさんの楽曲がその時の心情を代弁するかのように物語を彩っています。 が、私は全然楽しめなかったです。。 序盤からハッピーな瞬間がほぼゼロで、ずっと苦しい。やり切れない思いや後悔、なんでそなことしちゃうんだよーーということばかり。つらい。。 絵作りも好みじゃなくて、更に楽曲も好みじゃなくて、正直苦手なタイプの作品でした。ざんねん。

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まだまだぼのぼの

3.0映えるものが好きなら観ればいい

2020年7月14日
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なんだか似た様な映画を同じ日に観てしまった様だ💦 レスリング馬鹿親子(父と兄)、妹、血は繋がっていない母と言う構成家族のお話。 前半はある事件までの兄貴の話、後半は事件後妹の話。 「これ普通の撮影内容だったらつまらないだろうな」と思う台詞を曲の台詞で被せている所は中々ユニーク。 (プレイリストムービー?ちょっと何カッコつけて名称付けてるかわからない💦) また、分かりづらいが映像によってアスペクト比が変わる。 刑事事件とその家族。崩壊と再生。 この映画も本日別で観た「許された子どもたち」と同じ様にどの家族でも成り得る社会話。 そこに焦点を当てた事でわかりやすい話とテーマではある。 がしかし、この家族の崩壊と再生を中心にしすぎたかなとも思うし、映える⤴︎❤️映像と歌の割には上手くマッチしている様には思えない物足りないストーリー。 方向性がアカデミー賞クレクレなのも頂けない。(まぁA24特有ですが。) 全然泣きませんでしたし、亡くなった相手側を思う気持ちがこの家族映画的にはほぼ無かったですし。 映像音楽的に拘りがあって挑戦的な作品だけは分かりました。はい。 私にすれば「真面な運転せえや❗️ゴラァ‼️」 「身体乗り出すなぁ❗️オンドリャ‼️」 360°車内撮影はセンス悪っ💦 私には悪ノリ運転の方が印象に残った映画でした。

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巫女雷男

3.5新感覚映画

2020年7月14日
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このカメラワークと音楽、その中での物語の進み方 内容的に対照的な兄弟を描く しかし、兄カップルは激しすぎる・・・・ あっちの方はあれ程激しい喧嘩をして、犯罪にまで走ってしまうのか ドラッグもそれに追い打ちをかける 道もおちおち走っておれない 日本のあおり運転がどうのこうのなんてかわいいものなのかも 長い割には面白く観ることができました

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シネパラ

2.5言いたい事はわかったけど

2020年7月14日
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悲しい

私にはちょっと.......

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バロン

3.5映像美と音楽を十二分に楽しむ

2020年7月13日
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マイアミに住む黒人家族の崩壊と再生の物語。ただそれを描けばとても重たい作品だと思う。よくこの手の映画のメッセージとしてある、普通に生きていても幸せになれない。人より努力してようやく普通、自分のしていることに誇りを持て、というセリフ。何度聞いてぐっとくる。が、この映画はそれらのシークエンスもさながら、映像作品と、音楽を楽しめる映画。本当に画像に食い入りそうなほど映像がきれい。自分の生き写しのように兄に過剰なほどに愛を注ぐ父の元、そっと生きる妹。全身にプレッシャーを受け爆発してしまう兄。そのあと大きな事件があって、さらに殻に閉じこもりそうなところをルークという神のような人が現れて、人生を取り戻そうとする妹。ラストシーンも印象的。

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あさみん

4.5T・マリック監督の正統後継とも呼びたいシュルツ監督の傑作。乗り物酔いしやすい人は(前半部のみ)ちょっと注意。

2020年7月13日
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冒頭、自転車を漕いだ女性が並木通りを疾走する後ろ姿を、やや逆光気味に捉えた映像。陽光のまぶしさだけでなく、陰に沈んだ部分すらも豊穣さに満ちています。これほど美しく世界を捉える映像作家は、一人を除いて知りません。その一人とは、つい最近も『名もなき生涯』(2020)が公開されたばかりのテレンス・マリック監督です。 物語は、色彩に満ち、時に不安定に映像が疾走する前半部と、対して絵画のように静的で、穏やかに沈んだ色調の場面が積み重なる後半部の、大きく二つのパートで成り立っています。人物の心情は台詞よりもむしろ、計算された色彩表現や、もちろん多くのアーティストによる曲によって雄弁に語られます。人物の心境と共振すると同時に、音楽も心に染み込んでくるという、まさに「プレイリスト映画」。 トレイ・エドワード・シュルツ監督の31歳という若さももちろんですが、20代の頃にマリック監督の撮影補助として働いていたという経歴には驚かされました。敬愛する監督に強い影響を受けつつ、何とか自分なりの映画表現を確立しようとした成果が本作とのこと。導入部を含め、多くの場面でマリック作品を想起させるのは当然のことだったんだ、と納得しました。まさか、一時は忘れ去られそうになったマリック監督の、正統な後継者の作品を劇場で体験する日が来ようとは、としみじみ。 シュルツ監督の体験、個人的な音楽の趣向を遠慮なく作品に取り込んでいることが、作品の瑞々しさの一因となっていることは間違いありません。それと同時に、例えば後半の父と娘の会話場面が、明らかに小津安二郎の影響をうかがわせたり、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』との共通性を感じさせるテーマ設定など、古今東西の映画作品の取り込み方、敬意の表し方には、「老練」さすらも感じさせます。 本当は★10くらい付けたいところだけど、前半部のカメラの揺れ、横移動に慣れずに画面酔いを起こしかけたという、非常に手前勝手な理由で現在の星数になりました(中盤以降は全く問題なし)。乗り物酔いしやすい人は少し注意した方が良いかも。 映像と音楽に包まれる、得がたい体験ができる作品には間違いありません。ただRotten Tomatoesなどの海外批評サイトでは、絶賛と言うよりもやや落ち着いた評価なところが意外!

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yui

4.5音楽がよかった。妹役がよかった。空気感がとてもよかった。

2020年7月13日
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音楽がよかった。妹役がよかった。空気感がとてもよかった。

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えみり

5.0愛にまみれた作品だった

2020年7月13日
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泣ける

幸せ

映っている人の、鼓動や、悲しみなどの感情が、 音で伝わってきて、 心が打たれ、、、すごく苦しくなった。 思春期の葛藤、 どうしても止められない想い、 自分の気持ちをコントロールすることの難しさ、 思春期を思い出した タイラーは、ほんの少し間違えただけだった。 愛があるのに、すれ違ってしまう。 でも、きっと、ずっと愛を持っていれば、 人はつながることができる。 親の愛、兄妹の愛、恋人の愛、、、 本当にそれぞれいろいろな形がある。 愛とは、こうやって心がほっとして、 安心するものだったと思い出す。 何色でもなく、何色でもある。 エンディングに現れた スクリーンいっぱいのレインボーを見て、 "いろんな感情をそっと受け入れ、見守っている。" それこそが、 愛そのものだと感じた。 終わった後も、後を引く。 胸に残ってまだ消えません。 見てよかったです。 ありがとうございました。

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cai

3.5色彩とカメラワーク

2020年7月13日
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20055.トレイ・エドワード・シュルツ監督が畳み掛ける前半。救いようのない崩壊があってこそ。後半が活きる

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movie

4.0家族の再生

2020年7月12日
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エンディングで、 サウンドアンドカラーと歌っていたと思うんですが 音・音楽と色を効果的に使った映画でした。 タイの家族はいい家族だと思います。 親も人間なのだから 良いところもあれば、ダメなところもあって当たり前。 完璧な家族なんていないだろうし・・・。 でも、どうしてあんなに歯車が狂ってしまったのかを考えると タイ君が何でも優秀で完璧に育てすぎたのかな、 だから親に自分の挫折や失敗を相談することが出来なかったのかな、 それに薬の影響も大きいのだろうな などといろいろ考えさせられるところではありました。 前半は青春映画、 後半は、 妹のエミリーや 壊れかけてしまったいくつかの家族の 再生の物語だなと感じました。 一人ひとりの人生にも家族の関係にも 良いときもあれば悪いときもある。 悪い波がやって来て 家族ゆえに相手をより深く傷つけてしまうこともあるけれども 赦すことと愛する気持ちを忘れず 生きていかねばなと感じました。

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アツコ