配信開始日 2019年11月29日

ザ・レポートのレビュー・感想・評価

全34件中、21~34件目を表示

4.0学び…

2020年11月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アマゾンプライムでたまたま見掛けて鑑賞。
だが素晴らしい出来。

9.11が米国人にとっていかほどのショックだったかは分からないでもないが、それに乗じて倫理に反する捜査やまったくの嘘を報告していたなどめちゃくちゃな実態が明らかにされた…
我が国でも何度も見た黒塗り文書と、それを生み出した背景を知れば、いかに酷いことが行われているか分かろうというもの。
かの国では過去の出来事のはずだがマシになっているとも思えないし、我が国もここから学ばなくてはならないはず…

あらためてアダム・ドライバーは素晴らしい役者だったが、手放しで褒めていられないと思っちゃうのは、我が国はもっと酷いところに向かっているせいか…

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ぱんちょ

4.0拷問シーンはエグいけど

2020年11月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

観る価値あり。テロリストも怖いけど、テロに怯え、自分達の存在意義を脅かされて行き過ぎた行為を正当化する組織も怖い。そして政治的に利用する議員も怖い。途中で何のためにレポートを公表するんだろう、と観ていた自分がわからなくなってきた。レポート公表の目的を語る議員を観てアメリカらしいな、と思った。
でも、非を認めることができる分、この国よりマシなのかも。

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あき

4.0深淵を覗く者

2020年7月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

CIAが過去に行った非合法な拷問の調査を担当することになった調査員のダンは、そのあまりに凄惨すぎる実態に怒りを覚え…。
Amazonオリジナル映画。軽い気持ちで鑑賞したことを後悔するほど拷問の描写がキツいが、自国の汚点を公表できる人間たちと言う希望も残る作品でした。
調査員のダンも徐々に暴走しがちになって行くのは本当に「深淵を覗く時〜」って格言がしっかりくる。
『凶悪』に近い鑑賞感があるので、『凶悪』っぽい作品を観たい方にオススメです。

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shotgun

4.0ザ・トーチャーリポート

2020年5月31日
iPhoneアプリから投稿

残虐な尋問によっていい情報を引き出すことを期待するのは、「電波の受信を良くするためにラジオを金づちで叩く」ようなもの。極端な心理的・肉体的苦痛は虚偽の自白を生みやすいという研究結果もある。

屈辱がテロリストを生むのであれば、なぜ屈辱によってテロリストが自白すると考えるのか。科学としてはもちろん、論理的にも矛盾している。

ジャック・バウアーは、強引な手法で容疑者を次々に自白させ、事件を解決する。(奇妙なことに、バウアーはテロリストに拷問されても自白しない)。

ニセ科学・心理学者のミッチェルとジェッセン。この2人は実際の尋問がどういったものかという経験がなく、さらにはアルカイダや、テロリズムの背景、地域・文化・言語の専門知識もなかった。それでも、CIAはアルカイダの調査をミッチェルとジェッセンに依頼。

状況を悪くするだけのこの方法がまかり通り、隠蔽されていく過程が淡々と描かれていた。

資料室にこもって、ただひたすら膨大な文書に目を通していくという地道な作業。最初は1年と言われていたのに、結局7年。この地味さは、そもそも映画として成り立ちにくい題材かもしれない。
唾棄すべき真実への内なる熱と、自分はあくまで当事者ではないという冷静さ。個人的なことは一切語られていない主人公なのに、鑑賞者に対して圧倒的に説得力を与えるアダムドライバーの素晴らしさ!

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Raspberry

4.0最も重要なのは過ちを犯したと気づいた時に何をするか

2020年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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天秤座ルネッサンス

4.0どっちが悪者やねん

2020年5月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

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せつこん

3.59.11

2020年5月6日
スマートフォンから投稿

悲しい

興奮

難しい

9.11の裏でこんな揉み消しがあったなんて残念です(泣)
真実と向き合うことは、失うことが大きいがCIAと闘う主人公は正義感をつらぬく誇り高き男のなかの男である。
緊迫感があり実話ベースなので良作です‼️

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チワワ

5.0静かな怒りのこもった名作

2020年4月15日
PCから投稿

書類を誤魔化す政府はクソだとわかる映画でした。

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フェネック

4.0実話ベースの社会派

2020年3月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

劇場未公開なんですね。隠れた名作と思います。Amazonの豊富な資金を使いアメリカの巨大組織CIAの闇を暴く社会派の映画。Amazon Prime加入の方は見て損はないかと思います。

内容はテロに攻撃された国で国民を守る政治とは?正義とは何かを問う難題を描く。
テロリストに正攻法や常識で対抗できるのか?自分を見失う組織も分かる気がする…
脚本以外では主人公のアダム・ドライバーの演技が素晴らしく唸った。これから益々活躍しそうだ。

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Iwarenkon

3.5いい社会派映画

2020年3月20日
iPhoneアプリから投稿

9/11 以降のCIAによる拷問を追究する議員委員会メンバーのストーリー。関係省庁との駆け引きや圧力、妨害行為、非常にリアルに再現された社会派映画。結果的に記事が出されるがCIAのメンバーは無傷、これが報道の限界であり、報道の真実ということをよく出している映画

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素子

4.0CIAによる拷問

2020年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

9.11でテンパっていたCIAはアルカイダと思われるアラブ人を片っ端から捕まえる。
これに疑問を抱いた上院議員が主人公(アダム・ドライバー)に調査をさせる。
権力がブッシュ共和党からオバマ民主党に代わり、真実が明らかになると思われたが・・・。
オバマの腰砕けがその後の流れを決定づけたかも。

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いやよセブン

4.0トランプ時代の今だからこそ

2020年1月27日
Androidアプリから投稿

「情報の隠蔽」は、近年の日本でもしばしば問題となる。
桜とか、医学部とか、自衛隊日報とかね。

本作でも、主人公の目的は、真相の追求であっただろうが、
他者にとっては「政治」そのものとなる。

そんな中、主人公は自分を守るため、真相の公表のためにマスコミを利用するか葛藤する。
そういう意味でいえば、このトランプ時代に「真実の大切さ」とか「報道の自由」の大切さを描いた作品の一つであろう。

私が映画会社だったら、絶対作らない「売れない映画」であるが、そんな本作を作って、公開してくれた人々に感謝。

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みっく

5.0日本未公開の大傑作

2020年1月15日
iPhoneアプリから投稿

CIAによる非人道的な拷問の実態を暴く一人の男を描いたポリティカルサスペンス。

実話ベース!アダム・ドライヴァー主演!
Netflixではマリッジ・ストーリー、Disneyではスター・ウォーズ、そしてAmazonでは本作「ザ ・レポート」です。映画配信サービスの三大市場の大注目作でそれぞれ主演(スターウォーズは主演級かな?)を務めるドライヴァーの躍進は止まらない。

日本では劇場未公開のままAmazon primeにて配信になった。私の中では2019年TOP10に入る作品。

5年もの歳月をかけ630万ページにも及ぶCIA強化尋問の資料を精査し、非人道的な行いの数々をあぶり出し、巨大な組織へ立ち向かっていく姿に感動する。

尋問と聞いて頭に浮かぶのは「24」のジャック・バウアーによるテロリストへの尋問シーンだろう。(通称SJT:スーパージャックタイム)。
人間が何処をやられると痛いかを知り尽くしたジャックの行いに観てるこっちも痛くなるが、本作の尋問はそんなものではない。ジャックは尋問のプロだったが、強化尋問を行うCIAのメンバーは全くの尋問素人!(尋問経験0!)

素人が考え出した尋問(拷問)ほど怖いものはない。科学的、心理学的に効果があると自称しているが、印象に残っている尋問の一つが棺桶に大量のゴキブリと一緒に閉じ込めるといった拷問だ。

彼らの人を人扱いしない行いに怒りを燃やすアダム・ドライヴァーに感情移入していく。責任の所在がわからないよに隠蔽や揉み消しが繰り返されていく権力者達の話は決してアメリカの話だけではない。他人事ではない。

今観る価値のある作品だと思う。
Amazon primeに入っていて良かったと思える作品だ。

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ヘルスポーン

4.0こっそりと現れた力作

2020年1月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

Amazonプライムビデオにいつの間にか現れており、ポリティカル映画はあまり興味なかったが、アダムドライバー主演ということで鑑賞。(SW、マリッジストーリーといい引っ張りだこだね)

当時のCIAの非情な実態。9.11による焦りからか、テロリストの容疑者を拷問してしまう。
屈辱がテロリストを生むのになぜ、屈辱によって自白を生むのだろうか?この映画を見なければ知ることもなかったし、考えさせられることもなかったであろう。

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いたかわ