星の子のレビュー・感想・評価
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途中のアニメーション?
信じるという行為は、
自分を安定させるといういい点もあるけれど、
依存や盲目にもなり、その線引きがわからないと思いました。
依存や盲目になっていることに本人は気づがないのだと思います。ですが、それを他人が判断できるのか?という疑問もあります。
結局は自分で気づかなければ変わることはできません…。
他者が見た事実と、自分の中にある真実は
完全に一致することなんてなく、
結局は、今その状態にあるのは自分で選択した結果なのかもしれないと思いました。
まーちゃんも、ちひろも
与えられた状況の中で
違和感や、家族の絆などを考えた上で
今の状態に至っているのだと思います。
ただ、その「与えられた状態」は、
自分の意思ではどうにもならないこともあり、
それがその人の人生や悩みの元になるのかなと思いました。
どんなことを信じるかは自分次第です。
「騙されてるんじゃないの?」と言われ、
海路さんを
「エリートでお金持ち。立派な人だから!」
と騙されていることを否定するちひろ。
どんな価値観で人を判断し、信用するかって人それぞれだし、結局は自分の直感を信じることができればと私は理想論を語ります…笑
「お前何知ってんだよ!」と別れた(?)ことに反論する新村くん。
何も知らないのに、人は自分の想像という世界で物事を捉えている…とこのセリフから感じて心に残りました…
宗教のことをあっさりと受け入れた新村くんの態度はとても素敵だと思いました。
私も婚約したい!笑
黒木華さんと、高良健吾さんは、
独特なオーラが出ていました笑
芦田愛菜さんは、
鉛筆の持ち方まで役作りされているのかなと思ったり、まーちゃんのジャンバーを着たときの表情がとても素敵だったり、素敵な女優さんです!!
途中のアニメーションは私的には謎だったのですが…皆様どうでしたか???
宗教の不気味さ
気になっていたので借りてみました、確かに宗教を非難している訳ではなく肯定している訳でもありませんが不気味な空間でした。家にも施設にもある振り子の置物がなんか洗脳しているようにみえます。芦田愛菜さんはやっぱり演技が上手いなって感じます。岡田将生君はクズ教師でなんか告白を思い出してしまいますね。
今までなかった視点
色々考えさせられる内容だった。
宗教一家の友達。
どんな風に育ってきたのかなんて考えたことなかった。
親の気持ち。
単純じゃない。
昔のあの友達は、コロナ禍のなか何を信じて生きてるんだろう。
話したい。今だからこそ。
宇宙に浮かんでいるような気分。
そして自分はこれからどう生きていこうか。
差を認めれるかどうかの問題だと感じた
●感想の前提(私について)
私の家は浄土真宗を信仰している。つまりゆる〜い仏教徒であり、他の宗教に寛容である。小学生の時に母が知り合いの付き合いで一時、エホバの証人の教えを受け、同時に私も受けた経験がある。が、母はその教えに納得が行かず、自分や家族をエホバの証人から遠ざけた。物の良し悪しの判断がつかない頃だったのでその判断には感謝している。更にエホバの証人に触れる経験についても感謝している。大人になり宗教に興味が湧き、特定の宗教ではなく広く宗教という物について勉強をした経験がある。その結果、浄土真宗をゆるく信仰する事にもなった。
●演技について(軽いとこから)
芦田愛菜の演技が素晴らしい。自然であるし受け入れやすい。反面、教師から叱責されるシーンの演技は、言葉やオーバーな表現無しに見事に内面を現したと思います。
●描かれた「宗教」という物について
素晴らしく現実に近いものを感じた。信者は皆、善良で疑いを持たないのが、私の新興宗教に対するイメージである。仕事でエホバの証人のイベントに触れた事があるが、その印象にすごく近かった。
●テーマについて(宗教についての解釈)
宗教を描くというのはかなり繊細な心配りが必要だと思う。私の実家の近所の商店街にオウム真理教信者が住んでいた経験があるので奇行など思い当たるため、飲み込めた。
オウム真理教については、まともな宗教ではなく、カルトであり犯罪集団であるとくくり、他の新興宗教と同じではない事を前提として続ける。
私は宗教とは限られた人の中での精神維持装置であると考える。金を払ってそれが得られるのであれば、金を払う事が徳を積む事ならば、信者にとって裕福かどうかを超える価値を持つのだ。既存・新興問わず、現にそれにより救われた人も多い。
●テーマについて(私が感じた裏テーマ)
題材として宗教を取り上げているが私が感じたテーマは、自分と他人との間にある超えられない差である。LGBTなんかと近い価値観の違いでは解決できない差を宗教を題材に表現したのではないかと感じた。結局、家族は一度救われた経験からその宗教から離れられない。それは、この家族にとっては当然のことで踏み込んだり否定したり出来ないことなのだと思う。
●まとめ
他に差別されている価値観やその人のたちの特徴だって同じ事だ。歴然とした差はある。それはそういう物だと理解して、認め合わなければいけないのだという示唆を私は感じた。
良い着眼の良い映画だった。
芦田愛菜の演技力✨
病弱な主人公:ちひろを救った新興宗教の水をきっかけに、宗教にどっぷりハマる家族。
宗教家庭と一般社会との狭間にて揺れ動く思春期中学三年生ちひろの心を描く。
まず観て思う事は「芦田愛菜主演で無ければ面白く無かっただろうな」と。
慶応の受験勉強にて一時期芸能界と距離を置いていた彼女。最近はバラエティー番組にてハツラツかつ秀才さも見受けられるが、この映画にはそんな姿が無い。
「一般人であるならば、この様な姿なのだろう」を彼女は演ずる。その姿には大変感心させられる。
さすが天才子役、いや天才女優である。
新興宗教と言うある意味タブーの領域がある内容には賛否両論あるかも知れないが、この映画の様に何か一つの幸せをきっかけに入信する人々や、しぶしぶ「どんなものか?」と野次馬の様に初見学に来る輩も居る。
積極的に勧誘する団体もあれば、「入りたい人だけ入信する団体なので、世間には迷惑掛けないからそっとしておいて下さい」系の団体もあるのは確か。
現代社会には色々なコミュニティ(共同体)の中でそれぞれ依存している人間模様がありますので、そこを事前に知っておくとこの映画に面白みが沸くかも知れません。
日本の小説の素晴らしさ
個人評価:3.7
宗教に深い信仰をもった家族を、とても中立に描いていると感じる。信仰の自由や、生き方を選ぶという事を、思春期の中学生のフィルターを通し教えてくれる。
小説で評価されている原作の実写化という、いかにも邦画らしい手法だが、そういった作品には良作が多く、日本の小説家が作り出す、物語の素晴らしさを再認識する。
転任してた寺田センセー
大森立嗣監督の感じがしませんでした。
といっても、同監督を、よく知っているわけではありません。が、他の映画では、もっとアーティスティックな自我が出ていたと思います。アーティスティックな自我というのは、媚びや目に見える野心のことです。もっとギラギラとして、揺さぶる感じが、同監督の特長だと思っていました。
わたしの勘違いかもしれませんし、変わったのかもしれません。(以下若干ねたばれあり)
さいしょから困惑するのですが、時間がぶつ切りに編集されています。
この内容の話としては、信じられないほど、時系を錯綜させています。
なんで、そんなに入れ替えるの?ってほどの、メタ・エディットでした。(メタ・エディットなどということばはありません)
その結果、登場人物の相関性が、映画の半ばまではっきりしません。
主人公の若いころを、主人公とは違う俳優が演じることがあります。本作もそうでした。そして、その若い頃が、現在の主人公と、似ているわけでもない──ということが、往往にしてあります。本作もそうでした。
個人的には、画がダサくなってもかまわないから「~年前のちひろ」とかテロップ入れてほしいと思いました。なお、最後までメタ・エディットの意図は解りませんでした。
話自体は、あり得る話です。親がカルトだったばあい、子はどうすればいいかの命題、その普遍性をもっています。
ですが、両親が頭にタオル載せる行為は、思いっきり変で、その部分だけで、かなりリアリティを損ねていると思いました。
ふつうに考えて、狂信者の気配のない大人が、そんなことをするはずがない──と思ってしまいますし、それ以外の集会など、かなりまともに見える新興宗教なので、なぜ夫婦でテツandトモの格好して、頭に水やりするんだろ?とか思ってしまったのは、おそらくわたしだけではないでしょう。
感想の前に反省すべき点を書いておきますが、この映画は好きな監督ではなかったので、永瀬さんが神妙な面持ちをしているだけで、映画の80%を理解した──ような気分になっていました。
永瀬正敏に、まったく罪はありませんが「日本映画+アートハウス」の顔になっているゆえに、見もしないで、満腹感がこみ上げてくることがあるのです。以上が反省点です。
しかし芦田愛菜を見たい気持ちがありました。テレビがない/見ないわたしとしては円卓以来の芦田愛菜です。ちなみに、個人的な見解として言いますが、あまりいい映画のない行定監督ですが、円卓だけは別格です。円卓は傑作でした。
芦田愛菜が成長していたことと同時に、岡田将生が、ぜんぜん成長していないことに感心しました。これは褒め言葉です。
中島哲也監督の告白(2010)に寺田先生というキャラクターが出てきますが、彼は純情一直線で、人の闇や歪みを、一切理解しません。演じていたのは、これと全く変らない岡田将生でした。
イケメンでヤな奴が演じられる役者──ほぼ岡田将生の独壇場ではないかと思います。また、驚くべきことに、かれはまったく年をとっていません。
両親(永瀬正敏・原田知世)の盲信と、南先生(岡田将生)のヒステリーは、若干リアリティに欠けていると思いますが、ただし『授業中に落書きしてるのがおかしいって言ってるんだ』は正論でした。たとえ描いているのがエドワードファーロングだとしてもそれはちひろが悪いと思います。
映画は面白い。です。マザーとか扱き下ろしたので恥ずかしいのですが、冒頭にも述べましたが、これはぜんぜん違う感じがする大森立嗣監督でした。どう違うのか、うまく言えませんが、深田晃司監督っぽいです。深田晃司監督もすきではありませんが、よこがおは笑えました。この映画、よこがおの感じがあります。(話もぜんぜん違いますが、なんとなく・・・)
宗教集会の描写が上手でした。隣席と会話する描写。一般人の一般人らしさ。食事とか安いけど、みんな喜んで食べる感じ。シンボルや会場の気配。バス内や合宿の感じ。エキストラの演技力。すごく精妙でした。
新興宗教をやっている友人がいます。かつても今もいます。かれらの特長は真面目です。総じていいひとたちです。また、一般人の雑ぱくな印象ですが、新興宗教をやっていると結婚ができます。過去を振り返ってみても、経済力に関係なく、宗教信者から結婚していきますし、離婚しても、あんがいすんなり再婚しています。婚活されている方。いかがでしょう。
全国民の理想の愛娘、芦田愛菜
オシメを替えた気もする全国民の理想の愛娘、芦田愛菜 が、善良ゆえに宗教に凝る父母を何処までも慮り追従しつつ、聡明ゆえに思い悩む、という直球。
好調の大森立嗣には得意のエグ味を期待したが止む無く甘口バーモント。
で、結局、全然面白くなかった。
芦田先生、ありがとう
主演の芦田(愛菜)さんが子役時代から上手というのは有名だ。我が家では、TVドラマ 「マルモのおきて」 はもちろんだが、2014年(芦田先生は10歳)に放送されたNHKの時代劇ドラマ 「銀二貫」 での演技に圧倒されて、家族全員が 「芦田先生」 と呼ぶようになった。 その芦田先生が、久しぶりに映画に主演する、それも大森監督の映画に、と聞けば、観ないわけにはいかないでしょう。 (と偉そうに言いながら、すでに2か月以上経過し、キネカ大森での上映によって奇跡のように観られたわけです。あな恥ずかしや)
全編通して、芦田先生を堪能しました。大森監督との相性もいい感じ。みなさんのレビューを読んで、なにも起きない映画ということはわかった上で観ているので、平らな気持ちで静かに観ました。よかった。
"何かを心から信じている人" の強さ、まっすぐさ。周りから見ると怖さでもあるそれが、全編に散りばめられている。父母はもちろんだが、際立つのは、海路さん演じる高良さん、昇子さんを演じる黒木さんだ。
「歩くようになるよ、空も飛ぶよ」、「気づいた人からかわっていくの」、「迷っているのね。あなたがこっこにいるのは、自分の意志とは関係ないのよ(大いなるものに導かれてここにいるのよ、の意味)」 ・・・黒木さん、うますぎて怖いよ。信じ切っている人ってそんな感じだよね。静かに、それでいて揺るがない強さ。
完全に信じ切って揺るがぬ強さをもつ方がよいのか、それともどんなことにもわずかな疑いはもって確認しながら生きるのがよいのか。自分は明らかに後者だが、前者より後者が勝っているとも思えない。”生き方" なのかなあ・・・
暑い土地に生まれてそこに住む人あり、寒い土地に生まれてそこ住む人あり。それと同じように、新興宗教を信じる家に生まれてそこに住む人も、いる。
家族は、どんな場合でもそのベースにある単位なのだ、ということなんでしょうか。そして、家族と社会(通念んかな?)の間にはさまれる子供たち。姉も、妹も。
コーヒーはまずい。でも、この味がわかるようになったら、お姉ちゃんが帰ってくるかもしれない・・・。
主人公のちーちゃんの迷いというか困惑が終始観客に伝わってくる、静かで凄い映画だった。
お姉ちゃんを演じた、蒔田さん。「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」以来かな、いや 「いちごの唄」 にも出ていたか。「三度目の殺人」 もか。もうひとりの、上手で楽しみな女優だ。
なべちゃん演じてたの新音(におん)さんだったのか。「まく子」 以来だ。大きくなったな。大森監督、すごいな。有望女優の大集合だな、この作品。
その豪華若手俳優の中に混じって、新村くん演じた田村(飛呂人)さん。きみの、「オレ、河童かと思った」 のセリフ、うますぎだぞ。あのシチュエーションでそのセリフかよ、最高だぜ!!
おまけ
エドワード・ファーロングって、かっての美少年俳優(ターミネーター2)なんだね。
洞察力が試される
観ているうち芦田愛菜さん演じる主人公ちひろの他に色々な立場の人に感情移入してしまう。それは違うだろと思いつつ、いやそうことじゃないと焦ったり言い訳したい気持ちになったりと場面毎に物事の正邪を判断する気持ちがこちらまで揺らぐ。つまり傍観者である鑑賞者自身が傍観者のままではいられなくなり結局、正邪や善悪など二律背反する狭間に信じるべき基準が自分事として揺らいでしまう。ちひろの苦悩を感じつつ誰の味方をするでもなく出演者それぞれになったような錯覚に陥る不思議な作品だ。本作を観て感じる事は世間の通念も客観的に見ると立場によっては間違いになるという危険性があり、それによって誰かを傷つけてしまう事もあり得るという事だ。この作品と同様のことが自分の近くで起きた場合にどのような立場にあるかで真理は変化するのだろう。
奇異の目で見られる世間と家族との狭間にあって、その両方とどう向き合って行くのかを少しだけ大人に近づいた、ちひろには見上げる星空がどう映っているのか?
久々に原作を読んでみたいと思った良い作品でした。
元々、監督はじめ大好きな俳優さんが大勢出演する作品という理由で鑑賞したのですが改めて大森立嗣監督の感性が私の好みにピッタリだと気づきました。キャスティングも最高で皆さんのハマりようは見事でした。それにしても芦田愛菜さんのブランド価値はやっぱり本物。女優活動と学業の両方で並外れた才能を持つのだから天才性が今後もどこまで伸びるかが、とても楽しみです。
物語が追いかけてきた
レビューや評論を読まずに、どこかで拾ってきた「あいまい」という言葉だけ頭に入れて鑑賞。
結果それが良くって、肩透かしにあうことがなく楽しむことができた。
聞かれたら、何も信じてないですよと答えそうな自分だが、よくよく考えるとそうでもなさそうだ。
きっとうまく行く、あれはきっとそういう事だったのだ…等、思い込むことで何かを消し去ったり、存在するかのように振る舞うことができる。根拠なく信じることができなくなったら、心はたちまち窒息してしまうだろう。
風邪なんて存在しないから!くしゃみをして、慣れた手つきでティッシュを渡しても。
奇妙でありながら凪いだ暮らしが、どうぞ・ゆっくり・観てください ぐらいのリズムで、丁寧に映される。
動体視力弱いタイプの自分には優しいw
芦田愛菜さんうまい!と特別に意識しなかった程、出演者の方が全員本当に凄かった。
いちばん後ろの席の眼鏡の女の子、どうしても気になる…またスクリーンで出会いたい。
まぁまぁ良かったなと映画館を出て、無色透明の液体を吹き付け、手もみする儀式?をすると先程までスクリーンで観ていた世界が動き出した。
パパが肩車の家族連れ。ひとりベンチでスマホの人。お揃いのジャンパーのボランティア隊。何を信じ、何に救われているのか…想像が止まらない!
無限の空間を得た生き物のように、物語が膨張し目の前で次々と展開する。とても興奮した。
この「映画と現実の視界との地続き感」実写の邦画だけがくれるマジックを味わった。
やっぱり映画は観てみないとわからない!
風邪でしょ
信じること・決めることについて考えさせられる映画だった。新興宗教という、傍目から見れば"狂って"しかいないものを、本気で信じる両親を唯一見捨てなかったちひろ。ちひろが両親の元を離れることでしかこの作品に解決はない、そんな殺伐としたことを考えながら見ていたが、芦田愛菜演じるちひろの両親を愛するが故の葛藤が見事で、単純な新興宗教の映画ではないと気づいた。ちひろを愛する両親と、両親を愛するちひろがもたらした悲劇かもしれない。このあとちひろがどういう選択を取るのか、観客に委ねる終わり方も良かった。わたしは純粋に新興宗教こわってなりましたけど。笑黒木華と高良健吾の宗教家というか洗脳家っぷりが、少しの出演もあまりに印象深いです。

星をかける少女
これは完全に芦田愛菜のアイドル映画
制服恋愛友情等々、少女の成長物語を描いている現代版「時をかける少女」
お母さん原田知世だし
監督が大林宣彦なら裸にされてたかも芦田愛菜
予想以上に面白かった
エドワード・ファーロングって「ターミネーター2」のアイドル俳優だよね
確かカップヌードルのCMでてた記憶が
自分が恥ずかしい
こういう作品は、私みたいな新興宗教マニアにしか刺さらないと思ったんですが、意外と皆さんそうでもないっすね…。
家族愛を描いた作品とも見れますが…私は、今作のテーマは「被差別者の悲しみ」と受け取りました。
何ひとつ悪い事してないのに、ゲイに生まれた、黒人に生まれた、親が朝鮮半島に生まれた、被差別部落に生まれた、カルトを信じた、
ただそれだけで阻害される人々の悲しみを描いた映画かと。胸が痛みます。
しかし、だ。
そんな私も、幸福の科学が作ってるトンチキ映画を毎回観てはゲラゲラ笑ってる訳ですよ。だって笑うじゃんあんなの観たら。
あなた、隣家にカルト越してきたら、いくら善良な一家でも怯えるでしょ?あるいは笑うでしょ?本当にクズだな俺は!
ラストシーンで、最後ギリギリまで星が流れないのが胸に刺さります。未来はどっちだ?
芦田愛菜がすごっ!
芦田愛菜さんは、一段と演技力がアップしててビビったし、すごっ!て思った。
ラストが微妙に納得できなかったので、原作(文庫)読んだが、やはり納得せず。
あとがきの著者の対談を読んで納得。
最初に書いた結末を、編集者の意見で変更したのね。
だから、なんとなくフワッと曖昧に、この家族の行く末をこちら側に委ねる感じなのね。
中途半端な平和主義のような感じ。
うーん、変える前のが読みたい!
全187件中、61~80件目を表示