星の子のレビュー・感想・評価
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このテーマをここまでやるか!とその忠実性に驚き
このテーマをここまでやれるんだという驚きの映画でした。
とても社会性に満ちた映画です。
どの人にもこういったことに関わることは少なからずあるのではないでしょうか?
それは私にもあります。
この映画をみて、人の幸せとはどういったことなのだろうと改めて考えました。
関わることにより幸せと思う人に、それを取り上げることは難しい。
思い、考え方、これは人それぞれ。
その価値観を変えることはとても難しい。俯瞰すれば不幸ではと思っていても、
それはその人の判断です。
主役の芦田愛菜はそれをとても普通に、飛躍せず淡々と演じていたのはとても好感が持てました。
興味深いテーマですが、こういうテーマが好きではない人はお勧めしません。
テーマを確認頂き観て頂ければと思います。
信じる者は‥
大袈裟でないから妙にリアルに感じてじわじわくる。
どっぷり浸かった親の考えに揺れる感情が上手く描かれてるなぁと思った。
作品とは全く関係ないけれど‥
携帯はマナーモードじゃダメなんです!
頼むから電源OFFにしてくれー!!
衝撃のラスト
えー!?
これで終わっちゃうの??
何にも話が進展してないじゃん。
って、衝撃を受けました。
でも、これまでになく時間がゆっくり流れる作品で
最後に大ドタバタで詰め込むのかと思ったら何も
描かれない。
芦田愛菜ちゃんの演技はとっても良かったです。
演技に吸い込まれます。
家族愛はとても感じれたの良い映画ではありました。
終盤の両親となかなか会えないのくだりは
どーいう意味だったんでしよう?
教えて欲しいです。
ちひろはちひろの道を。
病弱だったちひろを救った聖なる水金星のめぐみ。以来宗教団体ひかりの星に心酔し回りからは奇異な目で見られている両親。
中学3年生になったちひろは自分の置かれた環境や立場をよく理解している。
でも両親のことは好きだし信じている。
信じたいと思っている。
しかしひかりの星には有りがちなよからぬ噂も付きまとっていた。
ある日聖なる水を含ませたタオルを頭に乗せている両親を憧れの数学教師南に見られてしまう。完全に狂っていると一蹴する南。
いたたまれなくなって走り出すちひろ。夜の街を疾走する。
両親のその姿を滑稽だと思っていたのは本当は他ならぬちひろだったのかもしれない。
芦田愛菜が子役から大人の女性へと成長する過程で繊細に真っ直ぐにちひろを好演しています。
どんな宗教を信じても信じなくてもそれは本人の自由。ただ両親の信仰が子供に影響を与えることは当然のこと。
施設を使って大規模な団体の集会が行われる。同じ建物にいるはずなのになかなか会えないちひろと両親。
まるで今の心の距離のようで歯痒い。
3人で並んで見る星空。
私も一緒に流れ星を探しながら、ちひろはちひろの道を歩いてね。と願わずにはいられなかった。
内容よりも芦田愛菜が観たくて鑑賞
この種のテーマは扱いが難しいとこだがこれ大手の東宝 東映製作じゃないのね近年大手宗教団体が定期的に全国的にメジャーで映画製作してるけど業界でな評価はいかがなものか原田知世が十代の頃はこんな感じと芦田を見てダブった 結局何の進展も無く解決せず終了 やはりもっとそっち方面から苦情が来るくらいの突っ込みや思わぬラストが観たかったけど
宗教詐欺師にコロリと騙され、喜んで大金を奉納する家族の話
内容的には、宗教詐欺師の手口が1割、残りは家族の話で、第三者から見れば悲惨だけど、本人たちはそう思っていませんということを淡々と描いていて、それだけの痛い話です。
宗教詐欺師側の全貌が(あるいはその一部だけでも)まったく明らかにならないし。
家族の話はカットバックが無節操に入り混じり、観客にとって状況把握が困難になるばかり。
鰯の頭も信心から、という古いコトワザもありますが、信心しながら家族の小さな幸せを見つめました、というだけの終わり方にしても、なんだかなぁーという感じで。
これはいったいなんの映画なのか、監督の目的も狙いも不鮮明なまま、ぼわぼわーっとしたままでエンディングを迎えます。
もしも監督が感動を目指したのなら、残念、感動のカケラもない作品でしたとしか言葉がなく。
もしも監督が警鐘を鳴らそうとしたのなら、残念、その警鐘は割れていて音はちっとも響きませんでしたとしか評することができません。
土曜日の映画館で、観客が私たった一人だけ、というのが、評価のすべてを物語っているのではないかと思いました。
繊細なテーマが、繊細に描かれている。
監督、よくぞこの小説を映画にしてくれました!
ありがとう。
勧善懲悪でもなく、
異質と普通の対比でもなく、
ただただ主人公の目線で一気通貫。
世の中の価値観、社会から視線を感じ始めた時、
家を出る家族も。
そんな中でも、問いかけつづけのは自分の中の声。
ひたむきに自分の心と対話する主人公の姿が、
心に深く刺さりました。
子供な大人と子供と大人の狭間にいる子供
作品の中身について書く時に
何処からがネタバレになるのか
見た人の受け取り次第だな と思ったので
【ネタバレ】にしました。
芦田愛菜さんの『信じること』
についてのインタビューを
動画で見て興味持って観に行きました。
観た後に感じたのは不思議だな。っていう感覚。
金星の水を学校で机の上に
常に置いていても同級生の反応は
特に過剰な感じにはならないんだなぁ
親が変な宗教に入ってるだけで
子供である主人公ちひろ
には変な拒絶反応は無いのかな。
それとも、多様性の問題で、趣味・嗜好、宗教も人それぞれ違うものだと認識出来ていて受け入れているのか。
今の子供は大人だな。
と、勝手に思って自分の中での認識のギャップから不思議な感覚に陥りました。
それに対して周りの大人。
先生は、随分と大人っぽくない子供な対応、幼い。
ちひろの両親も、無垢な子供のように宗教を信じている、信じていたいのかな。
まー、でも、
許されるならば
ずっと子供でいたいもんです‼︎
と、思うときが
自分にはあるけれど
他の人はどうなのかな。
終盤で施設に行ったところからエンディングまでの流れ
ここの展開も何だか不思議な感じだったなー。
いかにも何か良く無い事が起こりそうな雰囲気満載だったのが不思議。
最終的に、
映画の完成報告イベントでの芦田愛菜さんの『信じること』
についてのインタビューが
主人公ちひろの思考の全てを表していたんじゃないかと思える。
映像は何を信じさせるか
新興宗教を風刺的に描きながら、普遍的な家族内のいたわりや教育的交流をしっかりと感じさせる演出で、主人公の家庭のいびつさがより鮮明に浮き上がっていました。どこにでもいる家族の、何でもないようで異常な生活が、経過を遡りながら語られます。
芦田愛菜さんの出演作を初めて見ましたが、本当に上手で、知性的で品のある女優さんで、見て良かったと思いました。本作を知ったのが、彼女の宣伝のコメントだったので、見る前から期待をしていたと思います。
本作のテーマでもある、信じること、疑うこと、騙すこと、は、そのまま演じることにもつながります。観客は、俳優が演じる役柄を通して俳優本人のすがたも見ていることを、強く意識しました。
抑えた演技の意味を、見終えた後で納得した箇所があり、生徒役など若い俳優さんも、作品全体での各々の役割を理解されて作っていたのだろうと思いました。家族、友人、好きな人、先生…誰を信じるか、誰が信じてくれるか。誰も悪気が無い故の葛藤をきちんと描かれていました。
実写映画の中にアニメが挿入される箇所は、人は現実とファンタジーどちらも同等に信じ得ることを示しつつ、もちろん宗教的コンテンツの'実写'にもなっていて、子どもの頃は結構、現実とフィクションが地続きだったりしたなと思い出したりしました。
映像や現実の中で、何を見、感じ、信じるかは最終的には個々人に委ねられる、という当たり前に通過している常識に、改めて意識的になった鑑賞体験でした。
芦田愛菜、天才子役から本格派女優へ
こういうシュチエーションは本当にある。
医学の進歩と並行して宗教活動を行なっていると結果どちらにも助けられた、あるいは宗教の方に助けられたという感覚に陥ることもある。そのためにやめることもなく無尽蔵に宗教に投資してしまう。
信仰の自由といっても子供の立場じゃありがた迷惑だ。
それに対して自分を信じるマーちゃんは家を出る。一方両親をこの道に走らせることになった原因でもあるちひろは両親を信じ続けるしかない。わかってるけど両親を裏切れない。その葛藤を含む心情を天才芦田愛菜は完璧に表現します。
宗教絡みの世界はジャッジがくだせない。大森監督もラストはファジーに落としたね。
しかし日曜日のテアトル新宿、かってないくらいに客入ってなかった。コロナ禍のミニシアター本当に心配だ。
特別とは。
赤ちゃんの発疹が「特別な水」を使ったら治ったことで、怪しげな宗教にのめり込んだ親に育てられた子供の話。
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私はそもそも誰かに育てられるって一種の宗教みたいなもんだと思ってるから、この映画の親が信じてる宗教はそれがわかりやすい形で表れてるんかなと思った。
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親の価値観で育てられて小さい時はそれを当たり前のように受け入れるけど、成長するにつれて自分の目で世界を見るようになって、そこから親の価値観のままで生きるのか他の価値観も受け入れるのかはその人次第。小さい時は親の選んだ服を着せられて、自分の選んだ服を着るようになっていくみたいに。
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この映画の最後、主人公がお母さんに「特別な場所」があるから星を見に行こうと言われるんだけど、この「特別」と「特別な水」の「特別」はの人達にとっては同じ意味なんだと気づいた。
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水自体は水道水でも、子供を救えたという思い出が付加されるとたちまち特別になる。水だから特殊に見えるけど、他の人から見ると普通のものでもその人の生きてきた中では特別なものって沢山あると思う。例えば、ライブ中にアイドルから投げてもらったタオルとかね。
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でもそこに漬け込んでお金をだましとるのは絶対にあかんことでそれがちゃんとはっきりでは無いけど本編には漂ってた。昔は広くて綺麗な家に住んでいた家族が今はボロ家に住んでいるとことか、明らかに宗教がその家の家計を圧迫しているのが悲惨。
信仰することは自由だけど。。。
子供は選べなく当たり前と思ってしまう。どうしようも無い時に何かにすがりたくもなる。でも親子関係や親族関係で衝突した時に深く頼りすぎている事に気付いて欲しいとしみじみ思ってしまいました。。(;^ω^)もっとその後どうなるか見たかったなぁ
「信じる」ことの葛藤~天才女優の演技
少し前、主演の芦田愛菜さんの「信じる」ことについての考察が、日本や中国で話題になった。
この映画は、未熟児で生まれ体の弱い娘を奇跡の水で救ってもらったと「信じた」夫婦が、その後その奇跡の水をプロデュースする宗教団体に入信し、恐らく奇跡の水などの商品購入や布施の為に家計が苦しくなる中、すくすくと育った娘が、姉や両親の屈折した行動に翻弄され、自分を見つめ、成長していく物語である。
そんな娘を演じる中で、「信じる」ことへの考察を深めた芦田愛菜さんのそれは、幼少から文学に親しみ感性を磨いてきた彼女ならではの深みに満ちたものであることは想像に難くない。
それは、彼女の演技から容易に想像できるのである。
この映画の良し悪しは、『良くもなく悪くもない』というのが正直なところであるが、演技陣の印象は心に残るものがあった。
特に、芦田愛菜さんのそれは、本当に存在し悩み葛藤する少女そのものであり、映画を観終わって時間が経っても、その少女のその後に想いが馳せられるのである。
人にとって「信じる」とはどういうことか。物語の夫婦は、自分の命よりも大事な我が子の命を助けられたことで、一つの「教え」に生活の全てを捧げていく。
これは誰にでも起こることで、人は自分が救われたと感じるものを「信じる」
宗教に限らず、音楽、文学、哲学、映画、絵画、人物、企業、そして国家まで。あらゆる他事を対象に「信じる」行為がなされる。
それは、自分の心のバランスを取る大きな要素であり、それゆえ「信じた」ものが他者から否定されることは心の大きなストレスになる。
人が「信じる」ものは人それぞれであり、人に迷惑を掛けない限り自由であるはずだが、人は自分の理解を越えるものに対して案外許容しない生き物であり、それも自分の心を守る一つの傾向なのだろう。
集団からの抗力。
個と集団の関係によって、個が「信じる」ことには、安定と不安定の両面があり葛藤が内在する。
少女は、無条件に自分を愛してくれる両親を慕いながら、両親に注がれる世間の眼差しに戸惑い、悩み、葛藤する。自分が両親の側に立つか、世間の側に立つか。かつて幼い頃は、両親を信じて疑わなかった少女も、客観的な価値観が備わり、心が揺らぐ。
主観と客観の狭間で思い悩む姿は、思春期の只中で自己のアイデンティティーの確立に思い悩む姿と重なり、二重の苦しみに掛ける言葉もない。
そんな息が詰まるような思いの揺らぎを、本来の天真爛漫な性格を微塵も感じさせず観客に静かに伝えてくる彼女は、天才子役から天才女優への階段を確実に登っている印象だ。
宗教の話ではなく、少女の成長物語だと思います。
信仰宗教を信じる一家に育った少女の物語です。生まれつき病弱だった次女ちひろの為に始めた信仰宗教。両親はドップリつかり、家はドンドン貧しくなるが、両親は純朴で二人の娘にありったけの愛情をそそぐ。でも長女のまーちゃんは、そんな宗教が嫌でなのか、家を飛び出してしまう。次女のちひろは、純粋に真っ直ぐに成長し、中学3年生になる。そんなちひろのお話。
ストーリー的に、考えさせられる映画。ヒロインのちひろにとっての関心事は、宗教ではなく、家出したお姉ちゃんの事、一目惚れした数学教師の事、親友が彼氏と喧嘩している事。こういう思春期の少女の話なんですね。
ちひろは小五の頃からイケメンに目覚め、ともかくイケメンなら直ぐに気になってしまう。一目惚れの数学教師も、信仰宗教のお兄さんも、親友の彼氏も、背が高くてシュッとした顔が大好物。「イケメン教」なんだな。で、今は一目惚れの数学教師にゾッコン。
ここでのメタファーは「授業」です。無駄に数学の授業が細かく何度も繰り返します。でもちひろはノートに教師の顔を描いて授業を一切聞いていない。つまり「顔」だけで中身には興味ない恋愛をしているってこと。
それが教師の正論だが心ない言葉に熱が醒めて、馬鹿だが優しい親友の彼氏の言葉に救われる。それで「イケメン教」に頼らず、自分の価値観を認めてくれる男を良いと思えるように成長する。
家出した姉との間のメタファーが「コーヒー」です。宗教一家は体に悪いとコーヒーを飲まない。でも、それに反発する姉から、こっそりコーヒーの味を教えてもらう。「苦い」と閉口するも、姉は「いずれ分かる味だよ」と言われ、中学になってコッソリ飲んでいる。
ちひろにとって、家族の外の世界はコーヒーのような苦いもの。背伸びして飲んではみたものの、やはり苦い世界。それが叔父さんとの喫茶店のシーンなんだろう。コーヒーを飲んで背伸びはしてみたが、自分はまだ両親の元を選ぶ。
う〜ん長女の家出の理由は本当に宗教なのかな〜?叔父さんの策略に一度は加担するも母親を守ろうと対決する訳で、本当は恋愛なんじゃないかな。それがコーヒーの苦味なのかも。
家族と宗教の関係がタイトルにもある「星」なんでしょう。ラストで両親は三人一緒に流れ星を見たいと、ちひろを連れ出す。両親は流れ星を三人で一緒にみたいと言うが、ちひろは「そんなことよりお風呂の時間は?」「風邪ひくから帰ろうよ」と言い、姉の出産の連絡に「元気で暮らしていて本当に良かった」と涙して、流れ星が見えない。
つまり、もう宗教は家族を照らしてくれない=必要がない、というメタファーかな。
病弱な次女を懸命に愛す故に宗教に頼った両親、自分の見た目に自信がなくイケメンへの憧れにすがった次女。信仰宗教もイケメン教も、そういう逆境に立った時に支えとして頼った存在に過ぎないのです。で、そんな家族が家族を頼りに生きていこうとする話、じゃないかな〜。
主演の芦田愛菜は、この純粋で真っ直ぐ育った少女の役にぴったりです。愛敬はあるが美人でも可愛い訳でもない等身大の中学生を好演しています。
姉のまーちゃん役の蒔田彩珠も流石ですね。万引き家族や志乃ちゃんは〜、の女優さんで存在感あるな〜。ちひろの両親が永瀬正敏と原田知世、宗教にお姉さんが黒木華、とがっちり固めています。
で、意外と好きなのが、この映画はとても「静かな」映画です。みんな小さな声で話し、物音も静か。それが急に大きな音を立てたり、怒鳴りだすと、すごく緊迫感がでる。なんか、ちひろの世界を壊さないで!、と感情移入してしまいます。
数学教師に親の宗教儀式を見られた時の、ちひろの疾走と、アニメ表現も上手いです。あそこは、あくまでもちひろの心情描写なので、商店街を駆け抜ける実写も含め、ああいうデフォルメがぴったり。
地味なので一般受けはしないでしょうが、良い映画でした。
https://hoshi-no-ko.jp
新興宗教の宣伝ではない
怪物・芦田愛菜が数多あるオファーから敢えてこれを選んだ事が1番興味深かった。
題材は新興宗教を土台に、実に素直に育った15歳の女の子を中心にした日常を描いている。
なにも知らずに芦田愛菜だからと選んだ観客の中に、
新興宗教の狂気的とも思えるシーンが出始めた頃、
席を立つ観客がチラホラと出たのも興味深かった。
これがなにかの啓蒙活動ではないことは、
途中で気がつく。
ただ、この作品の良さはなかなかに理解し難いものかもしれな
い。
それというのも、演出がひでぇw
しかもラストがしりつぼみ感満載で、
はっ???で終わってしまう。
終わってみれば偏見と概念の中で、
なにを信じてなにを精査すべきなのかを
考えさせる良作だと思った。
きっと原作で選んだのだろうなあ芦田愛菜。
人には進めにくい作品なのは確か。
両親がヤバい‼️
はまる時にはこんな風にあっさり信じてしまうもんなのかも。おかしいと思いつつ、責め立てない娘が優しい。そう、この家族は優しいんだ。だって、娘のために一生懸命なだけ。
知世ファンとしては、最近役柄の幅が増えて嬉しいかぎり。もっともっと需要が増えますように。
なかなかに微妙…
芦田さんが素晴らしい女優なのは疑いがないところだけれど、テレビなどでパブリックイメージか付きすぎたんではないだろうか。クレバーなイメージかありすぎるだけにただ面喰いなちひろにあまり見えてこない…
自分の身体の弱さがもたらしたにも関わらず、受け入れられなくなりつつある両親の信仰のこと、自分もどこまで信じているのか分からなくなる感じ、など演技としては素晴らしいだけに映画のリアリティが乖離していっているような…
宙ぶらりんな結末がなんとも言えないが、まぁそういう演出意図なのでしょう…
あと、大友康平と蒔田彩珠の芝居が良かった…
シュール
先生と生徒の恋物語推しなのかと思ってたら、
そこではなかったのが嬉しい誤算。
登場人物に味があって、ずっと見ていられるドラマだった。
ただ、
伏線回収でスッキリしたい私としては、もうちょいパンチが欲しかった。
"河童"のくだりは最高だったけどw
「芦田愛菜」劇場
怪しい宗教がテーマ。
未熟児で生まれた子供の為、両親がたどり着いたのが怪しい宗教。
その宗教が親子。親戚。友達。
全ての歯車を狂わせる展開。
宗教を信じる親。
宗教に疑問に思う子。
宗教から救おうとする親戚。
宗教とは関係無く接する友達。
それぞれの立場を上手く表現していた感じ。
姉妹のちーちゃん(芦田愛菜さん)とまーちゃん(蒔田彩珠さん)が台所で会話するシーンがリアル感があって良い。
終盤の泊まり込みの宗教イベント。
両親と違うバスに乗車するちひろ。
イベント中、ちひろが両親と会えない展開。
親が仕組んだ事なのか?
そんな感じに観賞中、胸が苦しい。
ラストで親子3人で流れ星を見るシーン。
「(3人で一緒に流れ星が)見られないね」のセリフ。
これから親と子が、それぞれの生き方を示唆していた感じが印象的。
原田知世さんが演じる母がその時、ちひろに寄り添う場面がこれからの生き方を匂わせていて少しだけ救われた感じが垣間見られた映像がとても良い。
ストーリーよりも、女優としての芦田愛菜さんの演技に引き込まれた作品。
南先生(岡田将生さん)の授業が一方的に喋ってるだけで教師としてあれはどうなんだろう?( ´∀`)
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