フード・ラック!食運のレビュー・感想・評価
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肉と人への愛溢れてます
今まで観た焼き肉映画のなかで、
いちばん肉への愛を感じました。
そして 人への愛も負けずに深かった。
さすがの寺門ジモンさんでした。
才能あります。
音楽効果も面白かった。
そして、もちろん、夕御飯は焼き肉でした!
楽しめました
役者さん達が巧いんですよね。キャスティングが良いんです。
キャスティングを監督が決めたのなら、それだけでも有能な監督だと思うんだけど。
それと、ベテランの役者さんって、その道を突き詰めて来て今が有ると思うんです。
単純な演技力だけじゃなくて、その風格こそがこだわり店主達を演じるのに必要だったんじゃないかな。
それがキャスティングを良く感じた一番の要因かなと思います。
全体のストーリーは割とシンプルなんだけど、役者さんが巧いから、しっかり感動させられた作品でした。
あと、一言だけ言わせてもらうならパンフレット。
パンフレットに載ってる土屋さんの写真のほとんどが、スーツ姿なんですよね。
スーツ姿も勿論綺麗なんですが、劇中で見せてくれたニット姿の写真も載せて欲しかったな・・・。私の個人的な願望の話で、すみません。
食費がワンランク上がりそうで心配
失礼ではあるが、お笑い芸人の寺門ジモンの監督作品ということで観るかどうか保留していた。しかし先入観を捨てて鑑賞したら、これが意外に面白い。
ストーリーはベタというか、行き当りばったりの展開だし、主人公の小学生時代のシーンはいまどきそういうアホな小学生はいないとツッコミが入りそうだが、それはそれとして、りょうが演じる主人公の母安江さんが見せる器量の大きさと優しさが凄い。この人の人格が物語全体を包み込んでいるから、放っておいてもまとまりのある作品になっている。
安江さんのエピソードを語る登場人物を演じるのは、大和田獏、寺脇康文、竜雷太、東ちづる、白竜と、錚々たるメンバーで、主人公の相手役を演じた土屋太鳳やワンポイントの大泉洋も含めて、達者な役者ばかりである。残念だが主人公を演じたNAOTOとの演技力の差がありすぎて、主人公が逆に悪目立ちになってしまったのが憾まれる。子供時代の子役の演技もいまいちだった。
しかし料理のシーン、といっても殆ど焼肉のシーンだが、これがよかった。主人公が食材と料理人に対する考え方を披露する場面は、流石に食通のジモンが監督だけあって、とても説得力がある。松尾諭の演じた嘘くさいフードライターとは知識においても哲学においても一線を画していて、アンジャッシュの渡部建が紹介する料理があまり美味しそうな感じがしなかった訳がわかった気がした。
主人公以外はちゃんと見ごたえがあるので、映画館で鑑賞して損はないと思う。当方は以前から、美味しい焼肉屋と美味しくない焼肉屋があることには気づいていたが、肉を焼くだけなのにどうして美味しくない焼肉があるのかがわからなかった。本作品はその理由をわかりやすく解説してくれたので、とてもためになった。ステーキも焼肉も肉を焼くだけの料理だが、結構奥が深いのだ。これからは焼肉が食べたいではなく、美味しい焼肉が食べたいと思うのだろう。意識がワンランク上がったのは喜ばしいことだが、食費もワンランク上がりそうで心配である。
予想外に面白いが
肉愛
焼肉食べたくなる
焼肉が食べたくなる映画
アイキャッチが、おにく♪
敬意・誠意・熱意のこもった予想外の良作
お笑い芸人寺門ジモンの初監督作品、予想を裏切る出色の出来に驚きを隠せません。
主人公と母を軸とするヒューマンドラマではありますが、作中に貫かれているのは「肉」そしてそれを扱う「料理人」たちへのあふれるばかりの敬意と愛情です。それを支えるのは監督自身のこだわりと、数十年蓄積されてきた確かな下地があります。非常に不格好ではありますが、その誠意が嫌というほど伝わってくる瑞々しい作品です。
もっとも映画自体の巧拙は決して褒められたものではありません。数々の批判には「全くおっしゃる通りです!」と何度も頷くしかありません。生かされないタイトル、忘れられる設定、場面転換の歪さ、2時間ドラマのような演出、稚拙なカメラワーク、お涙ちょうだいな安直な脚本、一から全部説明してくれるキャスト・・・粗を挙げれば枚挙に暇がありません。
もっと上手に映画を作れる監督は日本にいくらでもいるでしょう。学生の方が洗練された作品を作るに違いありません。しかし、これほどの魂を込めてこの作品を撮れるのは日本で「寺門ジモン」一人しかいません。
彼の一番の主張は最後の一シーンに凝縮されるでしょう。そこには「肉」「料理人」への精一杯の敬意、愛情、感謝にあふれています。おいしい肉をお客様に提供するために、手間暇をかけ身を尽くしてくれる店主、閉店しても心の深いところに残り続けているあの味、どうしても多くの人に残したかったのだと痛切な思いが伝わってきます。
何度でも言いますが、この映画は決して上手に作られた作品ではありません。本当に、2時間ドラマじゃ駄目だったの?という演出で、そこは擁護のしようがないのです。ですが、映画の素人が、何としてでも伝えなくてはいけない!とメガホンを握ったのです。そこに込められた熱量は、尋常なものではありません。スクリーン全体に移される肉!肉!肉!そして料理人の手仕事!こんな映画はこの「フード・ラック」の他にありません。
綺麗事をそれらしくまとめ、表層をなぞったに過ぎない映画を見ると心が寒々とします。そんな映画が沢山ある中で、これほど敬意・誠意・熱意にあふれた不格好な映画が生まれたことを、とても嬉しく思います。
今、コロナ禍で飲食店は苦境に立たされています。この状況下で、この作品が公開されることに意味があるのだろうと思われ、巡り合わせに不思議な縁を感じずにはいられません。
(映画関係者に怒られそうですが)この映画を見ても見なくとも、このご時世、身近で頑張っている飲食店や料理人へ少しばかりの応援をしていただけないでしょうか?そう問いかけたくなる作品です。
罪を肉んで、人を肉まず。
料理にかける手間と愛情を描いた優秀作!
食べさせる人の顔を思い描き、普通の食材を最高の食材に変える、料理人の母親と、息子の愛情の物語です。
こうひとことでくくると、面白さを言い尽くせない。まず上映館で最後の曲が終わるまでは、誰も席を立たなかったことで、面白さの度合いを測れると思う。いかんせん、土曜日ということもありこの映画の入りが悪く、がらがらなのが残念でした。主人公の佐藤安江の息子を演じた俳優がいいね。ぴ
ったりです。若く青くさく、かたくなな青年を好演しています。
彼が焼く焼き肉は本当にうまそうです。またおいしく食べてくれる!彼が取材に訪れる焼肉店主との肉をめぐる、プロ同志のやり取りが見ものです。
映画が終わったあと
いただきます、と手を合わせて感謝して、ご飯を食べたくらいです。(笑)詳しくは映画を見てくださいませ。食運の意味を知らなかったが、食運をもつ青年の成長のお話かな?食べることの意味、料理を作る、手間をかける、隠し包丁を入れる…こういった日本人ならではの目に見えないこころづかいを、もう一度考えさせられた。見終わったあと爽やかにほっと、暖かい気持ちになれた。良い作品だと思います
ツッコミどころは多いが、素晴らしい娯楽作品
ハッキリ言って、肉のシーンのみにしか期待していなかった。
物語なんて、あってないようなものだろうと。
しかしながら、シンプルなストーリーの奥にある、料理人という職人への敬意、食事を提供する立場の人の愛情や努力を、押し付けがましくなくしっかり伝えてくれる良作に仕上がっていた。
そうだ、映画だって、凄い練り込んだ話でなくとも良いのだ。
映像が素晴らしい作品、音が素晴らしい作品、観終わったあとで幸せになる作品、色々な良さがある。
ラストシーンで出てくる、色々な料理人の仕事に対する言葉と、私が映画に期待し、与えてもらっていることは同じだ。
寺門ジモン、侮れない。
良い仕事してくれるじゃないか。
飲食業界が困難極めるこんな時代だからこそ、観る価値のある、有意義な映画です。
りょうの演技に泣かされた
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