スキャンダルのレビュー・感想・評価
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カッコいいね
みんなカッコ良くて、テーマがテーマだけに心に残ります。面白かった。私には、セクハラは精神的に追い詰められていく女性の問題と頭で勝手に納得していたが、問題点は・・・、とっても良かったです。もう一度みたい。
押しが強い作品か
舞台となるテレビ業界をうまく表現しているのかも、またはきれいめで高学歴女性の象徴的な表現なのか、または製作者のキャラクターなのか、全体に良くも悪しくも米国的押しの強さでお腹いっぱい。
勧善懲悪。それはそれでまた米国的。もちろん、結果を知ってみているのだから予定調和で安心感はあります。
こまいけど引っかかったのは、最後にマードック氏が米国を”我が国”と言っていたように思えたところ。あなたは豪州人ではなかったか?とツッコミたくなりました。無論全体を通じて豪州的な感じはニコールさんもメイクでほぼ別人になってたポイントを含めて皆無でございましたが。
実話か物語か?
とても喋りが早いので、理解しながらついて行くのが大変だった。こんな変態男にNO!と言ってその事実を訴えられる健全な社会が理想。実際は出てこないケースが殆どなのだろうな。
豪華な女優陣による実際に起こったスキャンダラスなテーマ、それなのに...
豪華な女優陣による実際に起こったスキャンダラスなテーマ、それなのにもの足りなさだけが残り、心に響いてこなかった。セクハラや権力に立ち向かう難しさをもっと伝えてほしかった。
カズ・ヒロを誇りに思う
予告編を観た時は面白そうだったが野生的直感で臭く感じたから映画館で観る選択にはならなかった
アカデミー賞最有力という謳い文句が知性に欠けたゴリ押し感たっぷりでなんだかとても恥ずかしい
しかもアカデミー作品賞は『パラサイト』だったし
あちらは娯楽性が高かったけどこっちはそれが乏しい
スタッフの1人としてカズ・ヒロが受賞したけど
FOXという共和党寄りのテレビ局で働く女性がセクハラ上司に抗議し失脚に追い込む話
そういう話なら面白いはずだが残念ながら眠くなってしまった
実話が元になっているらしいが冒頭の注意書きだとどこまでが本当か疑わしい
ハリウッドは大多数が民主党支持で反トランプ反FOXの印象が強いということを考慮すると鵜呑みにはできない
アメリカの事情について精通していないとこの作品は十分に楽しめないらしい
知っているつもりではあったがまだまだ甘い
教養が高い知識人やフェミニストしか楽しめない映画は商業映画としていかがなものか
海外の社会派作品の欠点は制作された国では有名な話でもよその国では?が多いことだ
少なくとも自分はターゲットではなかった
よそのサイトの好意的なレビューは役者が豪華とかme too運動が殆どで退屈なものだった
映画で1番重要なのは作品を通じて何を訴えるかではない
無知が原因で楽しめなかったのだから高評価できないのは自分が悪いという自己評価はとてもじゃないができない
退屈な原因は脚本にある
実話をヒントにしただけでどうせドキュメンタリーじゃないなら痛快なコメディー映画作りに徹するべきだった
登場人物が多い(特に女性)はこの作品の性質上しかたがない
だからといって一丸となって戦いましょうとはならない
アメリカは日本の左翼のような全体主義ではなく個人主義の集まり
強い白人女性は強いアメリカの象徴でありそれがなぜか鼻につく
基本的にアメリカという国が嫌いなんだろう
インディアンや黒人奴隷や原爆やベトナム戦争や急浮上して漁船を沈没させた潜水艦など理由はたくさんある
「ファック!」「ファッキン!」はアメリカ人の特徴だがそれらは生理的に受けつけない
ぶっちゃけ軽蔑している
産卵で涙を流している亀にさえ胸を打つのに白人女優が泣いていてもなにも感じない
アメリカ生活が長いという某女性ライターは「アメリカは人種差別は酷いけど男女差別は経験したことがない!」と書き記していたが怪しいものだ
セクハラの被害者が日本や韓国などアジア系なら同情できたかもしれない
この映画の一番の売りはメイク
カズ・ヒロの特殊メイクを中心とした長めのメイキングがあるなら本編よりそっちのほうが興味あるし多くの人が楽しめるはず
パンツが見えるまでスカートを上げさせ興奮するセクハラ権力者ロジャーはルックスも手伝って気持ち悪いがあれはセクハラの域を超えている
普通におもしろかったけど、顔を似せる必要あるかなあ。半端な美人さを...
普通におもしろかったけど、顔を似せる必要あるかなあ。半端な美人さを再現したかったのかな…。
ジェスのキャラが好きでした。実在なのかな?
人間は人種に関係なく
富や名声、欲に溺れていくんだな。
駆け引きや利害、損得は誰でも計算して生きているのは間違いない。
自分の過去を正当化するのか、告白して精算するのか、見た目の印象よりも深く考えさせられた。
観てよかった。
及第点
及第点。
辣腕でも全然モテない顰蹙親父を堂々とキモく演るジョン・リスゴー、全観客をも敵に回す儲け役。
「屋根裏の殺人鬼フリッツホンカ」に通底する孤独な助平。
男は絶望的に性の虜だ。
1977年 「ネットワーク」の絶倫外道ぶりを想う。
メイクは本人知らずピンと来ず。
男ですいません
物凄いスピードで一気にラストまで駆け抜ける。
トランプ然りロビー然り、権力を持った男が、
権力をチラつかせ女性を脅す。
権力を持つといのは、男の子は一度は何かの一番になりたい
と思うはずで、その夢をある意味叶えた男の事であって、
憧れの象徴のはずが女性にセクハラをする。
観てて男ですいません。と言う気持ちになった。
今や強い女性の象徴となった、シャーリーズセロンが主役
なのも大きい。女を舐めるなよ!と言う空気をビシビシ
感じた。ただ、先頭を切ったニコール・キッドマンに対し
一番良い立場で身を割り振ってたようにも見えた。
マーゴットロビーは現実を知らない現代っ子って感じで
可愛かった。
後半はFOX内で分断された小さなアメリカが出来てたのも
面白かった。
引き摺り下ろしたと言うラストではあったけど、
では勝ったのか?と言うと退職金や支払われたお金から
観ても疑問が残り、まだまだ性の平等は先のようにも
感じられました。
足を見せるんだ!みたいな台詞も
全くその通りに踊らされて、
足が綺麗だ胸が大きいだと観ていた自分に
非常にガッカリです。
人権人格を守り地位向上目指す社会派映画
この映画程では無いとしても、ハラスメントには気を使う時代になりましたね。自分も思った事を口にするストレスを内に貯めないタイプなので、誰かに訴えられませんように。
セクハラシーンは少なめ、知略と恥辱とディザスター
まず、アメリカでもこういうセクハラはあるんだなと観て安心しました。
賄賂も不倫も日本やアジアほど盛んではないと勝手に思っていました。
超がつくほどの有力者がセクハラしたのが公になり、正義の鉄槌が振り落とされて立場が無くなっていく過程の表現がある意味ディザスター映画。
崩れ落ちる外壁、止まらない浸水、恐ろしい。
印象的だったのは、セクハラされるシーンです。
女性たちの反撃。
マーゴット・ロビーさん目当てで見ました。ニコール・キッドマンやシャーリーズ・セロンなどの実力派女優もメインキャラで出演し、内容はノンフィクション映画であり、メイクでアカデミー賞を受賞(それも日本人の受賞!)ということでかなりの期待作でした。
感想
今作のマーゴット・ロビー
マーゴット・ロビーさんが好きそうな女性の反撃映画となっていました。過去にも、女性の反撃撃としてアイトーニャやハーレイクインの華麗なる覚醒などに出演してきましたが今作もその様な作品です。過激なセクハラを上司(会社のボス)から受け、それを圧力で言えないでいる女性とぴったりの役柄でした。しかし、個人的にスーサイド・スクワッド時のハーレクインやワンス・アポン・ア・タイム インハリウッド時の自由奔放な可愛い感じも好きです。
内容
元ネタを知らないので初めて知りましたが、こんな性差別がいまだに存在しているとは驚きです。まさに、スキャンダラスな内容で衝撃でした。守ってもらった過去ゆえに発言すべきか悩むモーガン、ロジャーに逆らって怒りをかい首になって反撃を始めるグレッチェン、ロジャーの恐ろしさを知ることなく昇進欲から関係をもってしまったケイラの3人の物語が交差する展開は中々に引きこまれます。
メイク・セット
とにかくゴージャスでfoxニュースのセットはTVでみるそれ!そのもので驚きました。しかし、本人たちを観たことがないので、どれほどそっくりなのかが理解できませんでした。悔しい。
お見事です。
不満点⁈
チープなイメージでドラマっぽいなとも思いました。仰○ニュースなどで見れば丁度良い作品のイメージを持ちました。
総評
差別反撃作品として爽快な作品。気になっている方は観てみては?
男性社会。それに尽きるかも
セクハラが当たり前とかしていたFOXの内情を描いた作品
その後のme too運動じゃないが結構この話題は掘ったらまだ出てきそうな気もする
お金と権力あったら後は女になるんだろうねぇ
問題は手に入れ方、力関係を利用するのは良くないよね
まぁ、世の中に平等な力関係なんてほぼ存在しないだろうとも思うけど
シャーリーズ・セロンは映画毎の振れ幅が凄いね
それにはほんと関心する
まだしばらくこうゆう映画みたいになっちゃうのかなぁ
セクハラとか大分チェックされる世の中になってきたけど
全ての会話がオープンになされる訳でもないしね
この映画みたいに個室がなくても誘ってくる奴いそうだしね
とりあえず女性が活躍する世の中、なんて簡単に言うけど
道のりはまだまだ遠いよなーってこの映画観て思いました
権力とセクハラはセット?
実際にあったFOXの会長兼CEOのロジャー・レイルズをベテランキャスターグレッチェン・カールソンが告発したセクハラスキャンダルの映画化。
FOXと和解したカールソンがこれ以上、この件を言及できない代わりにシャリーズ・セロンが意地でも映画化すると奮闘して出来た作品。
この映画の企画が出来たときは、今の#MeToo運動の前だったというんだから、よほどの信念でセロンはこれを映画化したんだと思う。
日本から見るとアメリカは日本とは比べものにならないほど、女性が社会進出しているように感じるけど、
やっぱり男性優位な社会なんだと思うし、権力を利用したセクハラなんて当たり前なんだと感じた。
私が長い間働いていた会社は、社員が9割女性で、オーナーも女性なので、セクハラなんてある意味子供じみた行為が、今の世の中、普通に横行しているということを実感したことがなかった。
業種がアパレルということもあるが、はっきり言って、お客様も女性がほとんどだし、男性に何がわかるのよと思うところもあった。
ただ、たまに百貨店の人たちに会うと、婦人服なのに現場には女性社員はいても部長以上はほとんど男性。
あたかもコレクションもトレンドもわかってるし、みたいな口ぶりで、正直、自分で着るわけじゃないのに数字だけ見ている男性のお偉い方々が謎でしかなかった。
その後、転職して、別のアパレルの会社で働いたが、そこは、9割女性社員なのに1割の男性が部長職、役員職。
そして、度々行われる飲みニュケーションと呼ばれる懇親会にただただ付き合わされる。
7時頃スタートしたんだったら、9時か、10時で終わりでいいじゃんと思うのに、2軒、3軒と行くのが当たり前。夜中の2時で、あー今日はまだこの時間で帰れて良かったって思うのって、異常ですよね。
それに有意義な話ができるならともかく、だいたい途中から、セクハラ発言連発。ボディタッチは当たり前。下ネタの一つも言えなければ、話の通じないヤツと思われる始末。
そこで私が学んだことは、
仕事も人事もほとんどのことは、タバコ部屋と飲み会で決まるということ。
タバコも吸わないし、お酒も飲まないし、その上、女な私は、絶対、上にはいけないんだなということ。
そういう社会の中で、女性が権力のある男性に認めてもらうためには、セクハラを受けたって、なかったことに出来るくらい自分を殺さなきゃいけないし、
もし、役職についたとしても、「あいつは、女を使ってあの仕事を取った」っていう、男性からも女性からも言われる嫉妬じみたやっかみとも戦っていかなきゃならない。
セクハラっていう行為自体も、いい加減、もうやめませんか?と思うけど、
古くて、大きい会社ほど、こういうことが今でも全然、普通なんだよなあと思う。
今、元気があって、新しい会社ほど、こういう空気感はないし、優秀な女性がトップにいたり、責任のある仕事を任されている。
いつまでも、平気でセクハラする能力のない権力にしがみついているおじさんが仕切っている会社にいるのは、本当に意味がないと思う。
間違いなく、そういう会社は、これから淘汰されていくと思う。
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