ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たちのレビュー・感想・評価
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意味を見出せる者の強さ。
結構な、やっつけ仕事感。主役のはずの西方さんがモブキャラ化する時間帯の長さにビックリしたり。色々と今ひとつ乗り切れず。
田中圭と土屋太鳳のコンビはシンデレラに続いてですが、コレは今ひとつかねぇ。西方さんに泣かせて欲しかったのに!
悪くは無いけど、飯塚健さん作品としては、明らかに物足りなかったのよ、あーこりゃこりゃ。って事で。
エンドロール後もお楽しみ
最初の1時間が西方さんの物語なので少しポイントダウン。試験飛躍員にもっとスポットが欲しかったかも知れません。小坂菜緒さんがキーとなる良い演技をしています。感動をいただきました。
結構泣いちゃいました
長野オリンピック、ライブ鑑賞世代としてはとても気になっていた作品。
ただ宣伝文句として「実話をもとに‥」感が強くてちょっとハスに構えて臨みました。でも歳のせいでしょうか、後半はなんだか涙が途切れないシーンの連続。ほとんどエンディングのクライマックスまで西方(田中圭さん)の心情が正直ベースすぎてより心に響きました。
田中圭さん、土屋太鳳さん夫婦のやりとりは信頼しあってる夫婦の間柄がよく伝わってきました。でも出色は山田裕貴さん、小坂菜緒さん、眞栄田郷敦さんでしたね〜いっぱい泣かせていただきました。
実際のメダリストたちの風貌に寄せた配役にも感心しました。原田雅彦さん役なんてこの前映画監督してた役者さんとは思えず「ふなき〜」って泣き崩れてた本人そのものでした。レジェンド葛西さんも当時は若手選手だったんだと時の流れを実感してしまいました。
エンドロール後に西方さん以外の方々の写真やその後を出していただきたかったですね。
今の若い方々に響くかどうかわかりませんが私世代のオジさんオバさんには必ず響く作品だと思います。よかったです。
原田よく似てるわ
長野オリンピックスキージャンプ団体戦の金メダルを陰から支えたテストジャンパーのお話
面白かったし当時を思い出して涙が出ました
当時試験休みで勉強しながらリアルタイムで観てた
原田の1回目は本当にショックでねぇ…
テレビがリレハンメルのことばかり言うから可哀想で
原田の心中を思うと本当に怖かったと思う
テレビの前で涙を流しながら応援したし
大ジャンプの瞬間は飛び跳ねて喜びました
その陰にこんなドラマがあったんですね
『俺が…日本に金をとらせます』グッときたよ
この人達の頑張りがあったからこその金メダルだった
でもやっぱり原田!!
例え相手からどう思われていても
言い訳せずに一緒に背負っていく
多くを語らない姿は映画でも格好よかった
最後に一言
オリンピックを心の底から楽しめる
そんな世の中に早く戻れますように
予想以上の感動作!
公開が延期になってやっと観られてよかった!
長野五輪の代表に選ばれなかった西方(田中圭さん)がテストジャンパーとして日本に金メダルを与える感度のストーリー。
彼を中心としたメンバー達の人間ドラマがとても良かった!
ジャンプでの事故のトラウマがある南川(眞栄田豪敦さん)。最初はテストジャンパーを馬鹿にしていたけど自分の殻を破った展開に胸熱。
聴覚障害のある高橋(山田祐貴さん)。予告編でセリフがおかしいかったけど、そう言う事なのね(笑)
皆を明るくさせるキャラが好印象。
女子のジャンプ競技が無いのに、テストジャンパーを志願した小林(小坂菜緒さん)。父親からジャンプを止めさせられるのを、自分のジャンプで認めさせる意志の硬い女子高校生。
濱津隆之さんが演じる原田が本人そっくり(笑)競技の時に着るアンダーシャツに泣ける。
普段、日の目を見ないテストジャンパー達の苦労が良く解る作品。
この様な裏方を描いた作品は素晴らしい。
ウイスキーだと思ったら麦茶だったら誰でも驚きますよね( ´∀`)
これは私の知らなかったあの時のもう一つの物語
東京オリンピックの宣伝映画では全く無い
私はオリンピック興味ないどころかスポーツも興味ない人間だけど
キャストに釣られて試写に行った
誰もが知る長野オリンピックなんだけど、主人公は裏方の人達
その一人一人のドラマがクローズアップされ描かれてる
よくある強い主人公が紆余曲折を経て最後大感動で締めくくる
王道パターンとはちょっと違う
ドキュメンタリーみたいな感じだから序盤からポイントポイントで
それぞれ良いところがあり、自分の経験と重なって心に響く
そんでたまに笑かしてくれる
田中圭だけじゃなく主要キャストそれぞれが皆良い
演技初で期待してなかった小坂菜緒もとても良かった
良い映画なのでお金払うべくムビチケ買った
近いうちに映画館行ってパンフも買おうと思う
余談
さっき配信で見た舞台挨拶で田中圭がマジ泣きしたのを初めて見た
あの人いつもこういう場で周りが泣かそう泣かそうとしても
逃げ切っておちゃらけてああいうとこ絶対見せずに陽キャ貫いてたのに・・・
いい仲間の居た現場だったんだな
【"自分と大切な仲間、家族達為に翔ぶ!"リレハンメル銀メダリスト、西方仁也の心の変遷を軸に長野オリンピックテストジャンパー達の心意気を描いた作品。】
- リレハンメル銀メダリストながら、長野オリンピックでは、テストジャンパーに任命されてしまった西方仁也(田中圭)の心の変遷を軸に、舞台裏で頑張る人々の、様々な葛藤を描いた滅多に見れないスキージャンプ映画。-
◼️感想<Caution! 一部内容に触れています。>
1.何事に置いても、皆に"陽の光"が当たる訳ではない。
今作品でも、様々な葛藤を抱えながらテストジャンパーとして、代表に選ばれたジャンパー達のために、黙々とジャンプ台から何度も翔ぶ人々の姿が描かれる。
◇様々なテストジャンパー達の姿
・当時はオリンピック競技になっていなかった女子ジャンパー小林(小坂菜緒)の姿。反対する父親の制止を振り切って・・。
- 彼女の心意気が、その後の女子ジャンプのオリンピック競技選出の道を切り開いたのではないか? そして、高梨沙羅さんを始めとする数々の女子ジャンパーの先駆者になったのではないかな・・、などと考えながら鑑賞。-
・西方と同じく、怪我により代表から外れてしまった選手の姿。
- そして、怪我の恐怖を仲間の姿を見て、徐々に克服して行く姿。-
・西方を陰ながら応援する妻(土屋太鳳)の姿。普段は明るく夫に接するが、夫の立場に心遣い、励ます姿。幼き息子のパパを応援する姿。
ー 西方選手、嬉しいけれど、キツカッタだろうなあ・・。特に幼き息子の応援は・・。けれど、ある時点でそれを力にして、考え方をポジティブにして行く姿。どんな世界にもある事だよなあ・・。ー
・難聴だが、”飛んでいる時は全てを忘れて楽しんで飛ぶ!”と言う選手(山田裕貴:今作の難聴者の演技も良かったよ・・。)
・原田選手が、どれだけの重圧に耐えていたか。リレハンメルの失敗ジャンプの後の愚かしき人々からの嫌がらせがあった事を、告げる鬼コーチ(古田新太)・・。
ー 原田選手は、それでも大ジャンプを決めたのだよなあ。代表に選ばれなかった西方とその後レジェンドと呼ばれるまでになった葛西選手の下着と手袋を身に着けて・・。可なり沁みる。ー
・そして、吹雪で競技中断となった際に、テストジャンパー達に求められた事。危険な状況下、次々にジャンプ台から飛翔する選手たちの姿。
ー 観客は殆ど彼らを観ていない。だが、女子ジャンパーのあれだけ反対していた父親、そして西方の妻と幼き子は、その姿をしっかりと見ていたのである。ー
<彼らが"陽の当たらない役割"をキチンとこなした結果、長野オリンピックでの日本ジャンプ団体の金メダルに繋がったと言う事実を知ることが出来た、実録ドラマ。
リレハンメルで失敗ジャンプをした原田選手に対し、自分は代表に選ばれなかった長野オリンピックに出場した原田選手へ、わだかまりを持っていた西方選手の、想いの変遷。
そして、それは他のテストジャンパー達も同じだった・・。>
◇原田選手を演じた俳優さん。失礼ながら”演技、下手だなあ・・”と思っていたら、「カメラを止めるな!」の監督役の濱津さんだったよ!
スポーツ観戦について新たな発見があった
代表メンバーの選び方や選手の出した結果に対して観客の態度について改めて考えさせられました。田中圭さんの演技がすごく繊細で、かつ、抑えられたものだったので、ヒーローというよりものすごく身近な人に感じられ、だからこそ余計に、スポーツを見ていて、好き勝手なことを言ったり、報道されていることに、危機感を覚えました。
選手とその家族の絆も、通ずるものがあるからこそ、うらやましいと思いましたし、こういう風に支えたり支えられたりが大事なんだと思いました。
スポーツものというと、遠い存在の話なことが多いですが、この映画はそうではなく、色々な学びがあって、良い映画でした。
西方仁也物語だった
スキージャンパーの西方仁也(田中圭)は1994年リレハンメル五輪の団体戦で日本代表として良いジャンプをしたが、最終原田の失速で金メダルを逃し銀メダリストに終わった。1998年長野五輪での雪辱を誓うも直前の腰の故障により代表に入れなかった。悔しさで自暴自棄になってる時に、ジャンプ台の安全を選手の競技前に確認するテストジャンパーとして長野五輪への参加を依頼された。
裏方の屈辱を感じながらも、それぞれいろんな思いで集まったテストジャンパーたちと準備していた。そして五輪本番、1本目のジャンプを失敗し4位だった団体日本代表。逆転を狙う中、猛吹雪によって競技が中断した。審判員たちは「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら競技を再開する」という判断を下し、日本の金メダルへの道は西方をはじめとしたテストジャンパーたちに託されることになるという話。
当時、原田〜(怒)!、って観ていたことを思い出した。長野五輪で西方の事は忘れかけていたが、テストジャンパーとして裏方で選手を支えていたことを知った。
西方の「俺が原田に金メダルを取らせる」、というセリフのところで涙が出た。
田中圭、山田裕貴、小坂菜緒が良かった。
若い人ほど観てほしい映画なのに…
初日に観に行ったけど、私の行った映画館はリアルタイムで長野五輪見て、感動したであろう40代以上の人ばっかりでした🙄
未来のスキージャンプ界を背負う、若いテストジャンパー達の貴重な体験を描いた作品でもあるのに…
若い人達がこの作品を観て、ソウルとパッションを持って何事にも挑戦する事への重要性を感じ取ったらこの作品の価値も上がるんじゃないかな〜🤔
おじさん達の思い出補正の映画だけじゃ勿体無い作品です!!
テストジャンプの素敵な実話
実話の物語はとても感動でした。
西方さん、原田さん、それぞれの思いがよく伝わる。
特に西方さんの気持ちは正直で共感しました。
テストジャンバーに拍手!!
この映画で知る事が出来ました。
ラスト近くはMAN WITH A MISSIONの挿入歌も良くウルっときました。
待った甲斐があった!!
いい映画。
スポーツものの映画はあまり見たことがなかったのですが、表舞台で活躍...
スポーツものの映画はあまり見たことがなかったのですが、表舞台で活躍する選手だった主人公の西方が、オリンピックに落選し選手を支えるテストジャンパーになることで見えてくるスポーツ選手の明暗や葛藤は、綺麗ごとじゃないシビアさがあって見ごたえがありました。
オリンピックに人生を賭けていた西方が目標を失い、迷いながらもテストジャンパーに参加する中で、一緒に過ごしたテストジャンパーのみんなの思いだったり、ライバルであり仲間でもある原田選手の思いを受け取ることで、ジャンプへの純粋な気持ちをまた取り戻していくラストは清々しい気持ちになります。
当時女子スキージャンプが正式種目ではなかったことも知らなかったので、女子高生ジャンパーのオリンピックに賭ける思いは、他の男子ジャンパーの思いとはまた違った重みがあって特に心に刺さりました。
全体的に抑えた演出で素直に感動できるいい映画です。
テストジャンパー
素晴らしいですね!
西方さんは、リレハンメルで大活躍だったんですが、長野では選手に選ばれなくて悔しかったと思います。
でもそれから3年も現役続けてたんですね。息子からの金メダル嬉しかったでしょう!
原田さんのアンダーシャツ、グローブは、熱いです。
高校2年生の小林賀子さんめっちゃかっこ良かったです。
実話のいい作品でした。
いろんな人の、いろんなオリンピック。
スキージャンプはやったことありませんが、
個人的にスキー自体に関わりが深いので予告で気になっての観賞。
期待値的にはそこまででしたが割と楽しめる良い作品でした。
オリンピックには当然ながら関わっている人達がたくさんいます。
出るために努力する人がいて、それを支え応援する人や期待する人、
さらには努力が実らなかった人や成功を妬む人、
過去のオリンピックに縛られる人にそもそも土俵にすら立てない人などなど。
そんな人達の、オリンピックにかける情熱や葛藤がよく描かれていたと思います。
気になった点としてはあまりないのですが、
テーマ的にわかりやす過ぎる位にわかりやすく作られた作品ではあるため、
そこで若干の好き嫌いはあるかもしれません。
題材的に見た目や動きの派手さはありませんが、
オリンピックというテーマから人の想いや感情を表現し、
ヒューマンドラマとして綺麗に纏められた良い作品だと思います。
演者はかなり寄せてるけど…
スキーはほとんど『フィッシャー』ゴーグルは全て『ウベックス』大人の事情とは言えそこんとこSAJ丸め込めなかったん?
実際テストジャンパー集めるにあたって各県連に打診する訳なんだけど学校とかにも許可もらうわけだから親とかスルーとかあり得ないから。
ここで「感動してください」ってシーンがありありでちょっと引いちゃいます。
実話にかなりの脚色が有ると。
当時Cチームの遠征補助が5000円程だったんだけど西方さんはどうだったんだろうね?
お金の事とかは全く触れてない。
スキーだってAチーム時代は1本なんてあり得ないしそれこそ各メーカーのサービスマンがやってくれる。
綺麗事だけを感動させようと並べた作品。
何のために、誰のために
人は「何のために、誰のために」やっているのか曖昧だと、ただやらされている感一杯で本来の力が出ないし、そもそもやる気が失せてしまう。
この作品でモチーフになっているテストジャンパーは全くの縁の下の力持ちで、テストでどんなに素晴らしいジャンプをしても観客からの称賛も無ければ、記録にも残らない。
本作の主人公・西方仁也は、1994年のリレハンメル五輪のスキージャンプ団体戦で惜しくも金メダルを逃したため、次の長野五輪で雪辱を晴らすべく切磋琢磨している。
ところが「好時魔多し」で、開催が近付いた頃に腰の故障で代表を落選する。
悔しさで自棄になりそうになるが、テストジャンパーとして五輪の参加を依頼された彼は、嫌々ながらも裏方を受ける。
西方を含め集まった25人のテストジャンパーは夫々の思いを抱えていて、その思いが少しずつ彼の塞ぐ気持ちに刺激を与えていく。
それでもリレハンメル五輪で金メダルを逃した“戦犯”とも言える原田雅彦が代表と晴れ舞台に立ち、自分が裏方であることに忸怩たる思いを西方は拭うことが出来ない。
そんな中、五輪本番で猛吹雪の天候となり、金メダル筆頭候補である日本代表に思わぬ皮肉な運命が訪れる。
果たして、裏方で西方を含めたテストジャンパーたちがどのような役割、そしてドラマを繰り広げていくのか?
長野五輪はリアルタイムで観戦していたが、本作を観るまで舞台裏でこのようなドラマが繰り広げられているとは夢にも思わなかった。
本作を観ると、「One for all All for one」という言葉の真の意味と、「何のために、誰のために」に人は危険を冒してまでするのかということが、熱いものが胸に込み上げながら伝わってきます。
#ヒノマルソウルメイツ
ソウルとパッション
2021年4月22日
映画 #ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜 (2020年)鑑賞 @試写会
#リレハンメルオリンピック で金を逃し、#長野オリンピック でテストジャンパーを務めた #西方仁也 の物語
#原田雅彦 の涙の金メダルの影には感動的なドラマがあったとは知らなかった
#濱津隆之 の原田役は似ている
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