ブレイブ 群青戦記のレビュー・感想・評価
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会わない
原作は未読
本当に自分には合わなかった。
直前にみた映画のせいかもしれないがw
内容が薄すぎる。
生徒一人一人の背景説明が弱く、テンポ良く生徒側が倒れていくので、感情移入ができない。
これ見よがしに、ほら、辛いだろ、感動するだろ、という感じで死んでいくのが、見え見えすぎて冷める。
話しも、よく言えばテンポが良いが、早すぎる。
高校生側は、もっと現代に沿った武器などを用意したり、武将側は、有名な武将をもっと見せて、それと対峙させるなどすれば、エンターテイメント性が増したんじゃないかな。
主人公も、暗い過去とか背負ってるわけでもないし、無気力感が弱いし…
原作は読んでないので分かりませんが、色々と中途半端に見えた作品でした。
信長、家康は良かったですw
バトルロワイヤル+信長協奏曲÷2=?
怒涛の3月映画強化月間の始まり。
まず1本目はこちら。
戦国時代好きの私ですが、戦国VS高校生という映像が妙にリアルで、冒頭、軽い目眩。
予告と本編の印象の違いに、裏切られた感が否めない。
(こういう殺戮シーン、子どもたちは絶対面白いと思う、的なコメントを制作側がしていて、正直、けっこう、かなり、引きました。R-15とかの方が良かったかと…)
ひとつ、戦国時代ってこんなに無作為に人を殺めるものなのか、いささか疑問が。
「突如」現れた「城」に、ゾンビのような足軽たちが武器を持たない人間を無惨に殺すものなのかなぁ。不破の策略にしても、あの信長が??
というのが、第一印象。
あとは、新田真剣佑演ずる西野葵の心理描写に、どうしても寄り添えなかった、というのが残念でした。感情の起伏、展開がとにかく早い(汗)
主人公を奈落の底に突き落とし、そこから這い上がるところを魅せるため、たくさんの仲間を死なせてしまったのはわかりますが、少し多過ぎたかも…。
まさかの正面突破で戦いに挑むなんて!戦略は?と、変なところで驚きました。
兎に角、一番の見所は三浦春馬と新田真剣佑の殺陣がとても美しいところ。
特に三浦春馬!とても良いところで出現し、とても良いところで主人公を護ります。
これは最期の三浦春馬を観に来たようなものだなぁと感慨深く映画館を後にしました。最高に格好良かった。
あとは、不破瑠衣役の人!とてつもない才能の役者が出てきたんだけど!驚!
気になって「何者!」とググりましたところ、なんと仙台出身の俳優さんでした。市内で見かけたら三度見くらいしそう。
悪役なのに華があって、画に惹きつけられました。
漫画原作というのは観てから知ったのですが、漫画…納得。同じ漫画原作でも信長協奏曲は面白かったんだけど…。
実写化には少し不向きだったのかなぁと思いますが、所々見所もあってエンタメとしては楽しめたので、星は半分にいたしました。
前宣伝印象とは違う内容です
原作読まずでも楽しめるとのことで
行きました。
確かに演技派三浦春馬氏の出演場面は清らかな
空気感に溢れ存在感が安定した佇まい。
松山ケンイチ氏の威圧感も良いエッセンスとなっており武将2名には賞賛したい。
真剣佑氏や若い演者も溌剌として良い演技でした。
問題なのは、前宣伝での爽やか青春群像時代劇と継承となる人間模様の印象から大きくかけ離れたホラー映画と見紛うばかりの演出。映像のほとんどが血の海です。レイプを想像させたりショッキングな映像が満載。
舞台挨拶で松山氏だけが楽しいことはなかったと仰っていたことが、周りの若人が部活みたいで楽しかった!とばかり言う中、松山氏の発言の深いところ理解した。
軽いノリでは鑑賞しない方が良い作品です。12禁でなく15禁にしても良いのではないかと思うほどの内容と映像。
その中まさか徳川家康を抹殺するとは、これかなり衝撃的な内容。
三浦春馬氏は演出や台詞にまで意見を言い良い作品へと昇華させ、ここまでグロい作品を伝承という一所懸命と言う言葉で品位ある作品と伝えていたようだ。その作品愛に、星を3つ付けたが、最期の出演映画がホラーとは名優の無駄使いであり、ある意味一所懸命の人間への冒涜だと感じた。
とにかく前宣伝でのミスリードによって、観賞後、心折れる人間が多発するであろう作品。
期待以上
期待以上に良かった!でも想像以上にグロかった。冒頭15分くらいは子供にはキツイかな。
なんとなく原作の試し読みのを読んでみて良かった。
危うく小3の子供を連れて行くとこだった。(ホラー系、グロ系全般苦手)
私も苦手系だけど、そんな事も浄化してくれるくらい三浦春馬さん演じる元康の存在が凄かった!
表情1つ1つの細やかな演技、セリフの言い回し、殺陣シーン、全てにおいて素晴らしかった。
ストーリーも想像以上に良かった!
もちろん好みもあるとは思うけど、どんな映画もフィクションだから、いちいち突っ込み入れて酷評している方はなんなんだろう?と思います。
ただ最後は、あおいが残るのは良いとして現代に戻ったら歴史の修正力とかで殺された生徒皆生き返っててタイムスリップした記憶が無くて〜みたいな終わり方の方が良かったな。ハッピーエンドぽく終わったけど、殺された生徒はそのままなの?って思ったので。
予告内容意外の予備知識なし
予告内容しか観ずに観ました。
序盤から無抵抗な先生、生徒が無惨にも殺されていく様は目め当てれない微ホラーでした。
救いが殆どないのは某アニメといい最近の流行りぽいですがハピエン大好きなロマンチストは心が悲鳴をあげます笑
他の方も言われてますが戦国と現代の融合が微妙というのはわかりますが所詮は高校生、
人など殺すなんて出来ませんしどんどんやられていくのが胸にきます...
似た作品で戦国自衛隊も武器を持ちつつ
ほぼ全滅だしその慣れがあったのか特に気になりませんでした。
アメフト部と野球部はもう少し知恵を出して欲しかった感があります。
あんなの素人でも「いや無理でしょ笑」ってなります...観ながら櫓とか燃やせよ!って思いました
戦力高めの柔道部、弓道部、ボクシング部など
あまり生き残らなかったのも何で?
って感じで...悲しかったです...
原作未読なのですが原作もこんな感じなのでしょうか?
最後は戻れましたが人が9.8割くらい死んでるのに元の学校生活を送れているのが不思議でした...歴史の影響が無いというのは
そもそも死んだ人達が存在しない世界だったのでしょうか?全くその部分が無いのが残念でした。
最後に三浦春馬さんの遺作を観れてよかったです!
ただの決められたセリフといえど
深読みしてしまうセリフが多く凄く心に刺さりました!
三浦春馬だけで、プラス星1.5だろ!
もう、冷静な判断が出来ない!
もう、こんなカッコいい春馬が2度と見られないなんて。
この映画は、三浦春馬だけで自分は元取った。
三浦春馬から剣を引き継いだ真剣佑は、
これからどう生きていくべきか?
ある意味、日本人すべてが受け継いだのだぞ!
話は、脱線するが、
平和な日常が突然戦場にっていう、SFだけど、
日本の大東和戦争が、まさにそれなんだ。
突然赤紙という召集令状がきて、平穏な日常から戦場に
送り込まれる。
そこでは、戦友となった友が、理不尽に殺される。
異常な心理状態。
やらなければ、やられる世界。
そこで、現代の常識で、人殺しはイケナイなんて、
誰が言えるのか!
平和憲法を守ろうって言ったって、
日本以外平和憲法持ってないんだぜ!
まあ、脱線しすぎ。
未来の人生とかの、不確定要素をワクワクして
考えていけるようになって、
あと、自分に根拠のない自信を持って生きよう。
って事だろうな。
作品としては上手ではあるが
才能のある人が作った平凡な作品というイメージです。
絵は上手なんだけど、目をひかない絵画を見てると言った感じでしょうか。
決して面白くないわけじゃないです。
他の方が書かれてる矛盾点は、まあ映画なんでって思えるんですけどね。
ただ、戦い方!特に野球部とラグビー部は酷すぎます。
映画が陳腐化してる気がします。あそこは普通に体力まかせで戦えば良かったのでは?たまにボールを投げて仲間を助けるといったシーンはあってもいいと思いますが、火のついたボールをバットで打つとか、ラグビー部は一旦、構えて突進するとかチョットね〜。
あと最後の学校のシーンは無くてもよかった気がします。過去での家康のシーンを増やす方がいいと思いました。信長のシーンも、もっと多くていい気がします。
高校生が主役ですが、チョット出番が多すぎて間延びしてる感じがありました。
とはいえ迫力はあるしテンポも良くそこそこ面白いです。
上から目線ですみません。
コメディなし救いなし厳しめ戦国トリップ
・三浦春馬
・踊る大捜査線の監督
・原作
上記のいずれにも特に思い入れがない方には
おすすめしません。
徳川家康はいい役ですが印象薄め、織田信長と豊臣秀吉はほぼ空気。
前情報なし、フライヤーだけ見て「なろう系の愉快な作品かな〜」と思い鑑賞しました。やめとけばよかった…。
広報と本編のギャップがでかいので煽り文句変えてほしい。
監督が監督なので、作品としてはまとまってます。ファンタジーでもリアルでもなく半端ですが。
序盤から終盤まで、高校生たちがざくざく殺されます。
そういうシーンが多すぎて、活躍するシーンが印象に残りませんでした。
トリップした生徒のうち8割くらい殺されてしまったような。
ティーン向けのせいか、ジェンダーも強めです。
立ち上がる男子たちに守られ、縋り、涙ながらに出立を見送る…。
現代の子たちがわざわざ戦国時代の男女と同じ姿を見せるような作りになってます。
せっかく現代からのトリップものなんだから、女子たちの逞しさも見たかった。
以上はほぼストーリーへの感想です。
原作の漫画なら面白いのかな。
役者さんたちの演技や美術的な面はよかったんじゃないでしょうか。
高評価は三浦春馬さんへ。
徳川家康としての圧のかけ方と、決定的なシーンで常に主人公を際立たせる引き方のバランスが良かったです。
松山ケンイチさんの織田信長も出番少ないけど好き。
全体との差し引きで星2です。
アクションがショボくてリアルさの欠片もない
原作は未読。
様々な部活の全国大会で結果を残しているスポーツ強豪校が戦国時代にタイムスリップ。さらわれた仲間を救出するために奮闘する高校生アスリートたちを描いた物語。
タイムスリップ直後は雑兵たちに次々殺されてしまう高校生たち。雑兵たちはゾンビのようで、昔流行ったゲーム「鬼武者」の雑魚キャラの群れを連想してしまった。この序盤の殺戮シーンはまだわかる。状況を飲み込めていないからこその弱さ。サッカー部は早々に全滅させられたみたいでかわいそうだった。うん、この高校のサッカー部は強くないのかも。でもサッカーは戦闘には向かないよな。作者が早々に全滅させた理由もわからないでもない。
でも志願してきた救出部隊たちは、もう少し対策できた気がする。防具をつけているとはいえ、槍を持った敵兵たちにそのまま突っ込んでいくアメフト部員の切なさ。他にも、仲間が切られてもそこに集まってきてはダメなんじゃないか?と思ってしまう。油断しすぎでしょ。フェンシングと空手の2人対敵兵のとき、切られて死んでいく空手部にお別れの挨拶をするフェンシング部に全俺が総ツッコミを入れていた。あぁ、もしかしたら敵兵は死んだのかなんて思っていたら、さぁ待たせたな敵よ!って感じで戦いを再会されたもんだから気持ちが萎えてしまった。
あと、タイムスリップで元の時代に戻ったのに山崎紘菜のエピソードしかないってのも解せない。しかも徳川家康の肖像画で真剣佑が出てきてるんだからそういうことってわかるのに、エンドロール途中の映像で真剣佑が(元康)という名前を「徳川家康」に変えたいって言われても、まぁそうでしょうねとしか思えない。あそこは順序を逆にしておけば、最後山崎紘菜のもらった手ぬぐい?さらし?の柄を大事に使ってたってエピソードとして成り立つのに。
自分でも偉そうなこと言ってるなと思ったが
仕方ない。だって結構面白い題材なんだもの。もったいない。
【”一所懸命に生きよ、平和で明るき世を創るために・・”と”彼の”戦国武将は言った。三浦春馬さん、松山ケンイチさんの圧倒的存在感も印象的な、タイムスリップ青春ムービー。】
■感想
1.序盤
・突如、戦国時代に学校ごとタイムスリップしてしまった弓道部の歴史に詳しい冷めたリアリスト、西野(新田真剣佑)達の前に突如現れた、残虐なモノ達・・。
- 右往左往する高校生達を、男女関係なく切り捨てるモノ達。戦国時代では、統べる武将の気質が部下たちに反映されたと言われているが・・。
”出て来ておくれよ!「戦国自衛隊」!”と思いつつ、不快感を感じながら、鑑賞。-
2.中盤
・明るき表情の”後の家康”(三浦春馬)が現れ、捕らわれた西野に掛ける言葉。 ”良い目をしている・・。” そして、徐々に明らかになる残虐な武将の正体。
ー 三浦春馬さんの笑顔を浮かべた甲冑姿から後光が射しているように見える・・。
圧倒的な存在感と明るき雰囲気。自らの理想を語る言葉。リアリストで、冷めた西野の心を氷解させていく姿。稀有な俳優さんであったことを、今更ながらに実感する・・。-
・フライヤーでは、”信長と対決”みたいに書いてあるが、実際の映画では違った。 きっと、”南蛮渡来の新しき物好きであった”信長は、歴史を変えようと現れた不破(渡邊圭祐:初めて拝見したが、凄い俳優さんになるのではないかな・・。)の事も、”面妖な奴だが、試してみるか・・”位にしか、思っていなかったのではないかな・・。
- それにしても、織田信長を演じた松山ケンイチさんの鋭き眼光や、声音の使い方を始めとした存在感が凄い。もっと、観たかったなあ・・。ー
3.後半
・囚われた仲間、恋人達を決死の思いで、助けに行く高校生達の姿が、心に沁みる。数々のスポーツグッズの使い方も面白い。
<序盤はちょっと・・・、だったが、多くの若手俳優さんたちが躍動する姿が印象的であった作品。
そして、三浦春馬さんと、松山ケンイチさんの圧倒的な存在感に支えられた作品でもある。>
#22 結構シリアスな内容
単なるタイムスリップ学園ものかと思いきや、いきなり生徒が殺されまくってまるでスプラッター映画。
そもそもいくら戦国時代の侍だからって、丸腰の民間人を理由もなく殺さないでしょ。
せっかく生き残っても先陣切って殺されるし。
現代に戻ってもほとんど生徒が死んじゃってるから学校は存続しないんじゃないの?
原作もあのラストなのか知りたい。
令和と戦国のバトロワ
周りはエヴァ、エヴァ、エヴァ……だし
予告で見た時はタイムスリップモノで設定に無理がありそうだし、期待しないで見に行きました
そんなもんだからやっぱり席はスカスカ。
新宿でも1列マルッと独り占めで、プライベートシアターのようでした笑
ただ、見始めるとかなりの過激さ。
どなたかも書いてましたが、まさに「バトルロワイヤル」と言った感じ。
個人的にはゴア描写は慣れているので大丈夫でしたが、かなり予告と印象が違い少しビックリ。
苦手な人はかわいそうかも。
超高校級の生徒たちが、それぞれの部活での能力を発揮し、戦う姿は、血湧き肉躍るといった感じでテンションが上がりました。
怒涛の展開でダレることは殆ど無かったのですが、タイムスリップまで解明出来てるなら、生徒たちが生きてるところまで戻るなり、現代の時点で不破に何かするなりどんでん返しと救いが欲しかったようにも思いました。
不要な暴力描写に閉口
予告で何度か見て戦国自衛隊みたいな話かな?
なら親子で同じような映画出るんだなぁと興味を持ち観賞
原作漫画は未読です
最近漫画読まなくなったもんだ
感想としては
予告などの雰囲気からすると
意表を突いてかなり過激な暴力描写が冒頭から
てんこ盛りで唖然としました
そしてそれに対する稚拙な演出のオンパレードに
個人的には過激な暴力描写自体には別に抵抗ないです
ただ昔のB級ホラーじゃないんだからそうするからには
不可欠な説得力は欲しいですよね
でもこの作品にはそんなものありません
スポーツエリート校「星徳学園」が学園ごと
織田信長が今川義元を奇襲で倒した桶狭間の戦い直前に
タイムスリップしてしまうという導入
砦と勘違いした織田軍の偵察部隊が学園内に攻め入り
何のことやらわからない学内の教師や生徒を「惨殺」します
その描写は指が切り落とされたり首を掻っ切られたり相当ゴア
主人公の西野蒼らは幼馴染の剣道部の主将に助けられ
(その幼馴染だとかって説明は一切なし)なんとか逃げ延びます
でこの映画全体的に乱闘シーンが一定の空間でつかみ合って
揉み合っているだけで仲間が斬られて倒れると数人で介抱して
その介抱している間敵は「待っている」という感じで
緊張感がさっぱりありません
それでいてその残酷描写で非常にアンバランス
織田軍の怪しい武将は生徒を何人か砦に人質で連れていき
それを助けなきゃみたいな話になります
そもそもなんでタイムスリップしたのかというと
学校の真ん中にある要石に雷が落ちてうんたらかんたら
で次落ちる雷を利用すれば戻れるみたいなうんたらかんたらを
仮説のまま科学部があっさり解明してしまいます
かたや運動部の連中は人質を助けに砦に行きますが
基本的にワンパターンの正面突破の脳筋
この学校本当にスポーツエリート校か?と思います
なんかもっと運動部の特徴を生かした作戦や戦略で
見せてくれる映画なのかと思ってたんでがっかり
刃物持った相手にアメフト部が正面タックルして
刺されて死んでます
勇気とか以前にさすがにアホでしょう
でなんやかんやあって科学部の仮説のまま
要石に電気流して校舎と生き残った生徒ごと
現代に戻れるのですがまあなんやかんや主人公だけ
過去に残ることになります
序盤で殺されまくって数人しか残らなかったとかなら
まだわかるんですが結構たくさん生き残っているし
そもそもそんなゴアシーン必要だったのかと
思ってしまいます
そのせいで陳腐な死亡シーンのバーゲンセール状態
になってしまっており少なくともこれで泣けと
言われてもというシーンのオンパレードになっています
不必要な暴力シーンで映画全体が薄まってるのは
本末転倒な気がします
本広克之監督は踊るの時も場の状況を無視した
ギャグシーン等の挿入で白けさせられましたが
やっぱ変わってないなという印象です
さすがに それは無理ゲー。
予想を遥かに超えてバタバタやられるもんで。大量殺戮に度肝を抜かれるタイムスリップ直後。情け容赦なさ過ぎてバトルロワイヤル?
なんだかんだの末に信長の砦に辿り着くも、特に戦略は無くて正攻法の正面突破。全滅必至の砦攻め。
スポーツエリートが揃ったところで、所詮は丸腰じゃん。太刀を振り回す武士が相手じゃ可愛そうってもんです。結構がとこ、見てるのが辛いです。
オチも既出感ありで普通。一つ一つの局面は面白いんですよ。でも結局、最後まで今ひとつ映画に入り込めませんでした。置いてけぼりでも無いけど。ホントに微妙w
自分を信じて。俺たちには出来る。って言われても。ラグビーも野球も格闘技じゃない。そりは、さっすがに無理ゲー。ヤられるの前提の物語りはフェアじゃ無いでしょ。
入り込めなかった理由は、これどすねぇ…
今、こうして三浦春馬さんをスクリーンで見てると、不思議な気分になってしまいます。三浦春馬、松山ケンイチの2人は異次元みたいで良かったです。
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3/14 追記
ここ数年の邦画について愚痴ります。
邦画に関しては、2010年代の方が圧倒的に面白かった。最近、面白いと思う邦画が少な過ぎます。理由は以下。個人的な見解です。
①「政治批判」「社会批判」=「知」であるとの誤認を広めているメディア・映画批評によって発生した「評価の偏り」の定着。
②①により「本能に訴える」と言う文法に沿った作品への投資激減。
③収益の分配構造の問題。報いられるべき人への正当な分配が行われていない事。
④政府支援の少なさと偏り。
⑤配給会社の広告偏重。結果的に引き起こされる、製作費圧迫。
「最近の韓国映画が面白い」ってのは違います。邦画が余りにもツマラナイんです。
漫画原作の実写化も良いんですけどね。「③分配構造」が機能していれば、「漫画原作」を発想として「その弱点を補い、より本能に訴える脚本化」ができると思うんですよね。
この映画なんか、「高校生が戦国時代の足軽と互角に戦えると思わされるネタ」があれば良かったと思うんです。不利な白兵戦を最小限に留めての陽動と救出作戦ができればいいんだから。学校には先生が乗って来たクルマぐらいあるでしょうから、ガソリンと言う可燃物とドローンを使って、一の曲輪も二の曲輪も炎上させるとか。アメフトボール爆弾もガラスや強酸を仕込めば殺傷力は100倍になります。窓枠のアルミサッシは槍に改造可能だし、軽さゆえに飛び道具に利用(ミサイル化)できます。バッテリーを使って音と光で陽動。鎧を付けた武士に比べれば、機動性とスピードでは圧倒できるので、陽動さえ可能なら潜入できる、的な戦術。などなど。
説得力は役者さんと演出ですからねぇ。
前提条件には目新しさはあったので、惜しいって思いました。
好みが別れそう
私は原作を読んでいないので完全初見で偏見無く見れました。
まず、ヒロインと主人公は結ばれない。そこで大きく好みが別れそうでした。ヒロインが徳川家康になった主人公の肖像画を見るシーンだったりがありました。
恐らく正史の家康をなぞった人生を送ったであろう主人公は自分自身の本来の人生は放棄しているのでヒロインとは再開していないのが悲しく感じました。
そして、味方はどんどん死にます。呆気なく死んでいく全国トップランカーの高校生スポーツ選手達、その中にはカップルも居たりしてより悲壮感がありました。
個人的にはバッドエンドは苦手なので評価は3ですが、バッドエンド好きならもっと上の評価になると思います
演出に関しては、正直ありきたりな剣撃音だったり、切られる音だったりで少し残念でした。あまり深くなさそうな怪我で一撃死していくのも少し残念でした。
流れるは血、血、涙!
PG12が付いている時点で原作にあったような生首ぶらんぶらんくらいするんだろうな〜と思っていましたが、想像以上に生徒を殺しまくる武士がいて、商業的なものを無視して血流描写満載で良かったです。(漫画が元なので何故武士がいきなり生徒を無計画に殺していくのか、何故突然タイムスリップできたのか、は放っておきます。)
初っ端からスポーツ最強高校生の名前通り今手にある武器もしくは体で武士に正面衝突していく様はかっこよくシビれました。ただ友人が殺されて死ぬたびに泣きじゃくって囲んでいるのは敵に背中を見せて殺されかけないのに殺されない、なんだかご都合主義の匂いがします。屋上からの煙幕ペットボトルロケットは好きです。
この物語の軸として、攫われた仲間を助けるというのがありますが、数人なのでその為の尊い犠牲が大量に出てしまったというのもなんだか腑に落ちません。結構連れて行くといった過程で殺しまくってる敵サイドにも問題がありますが。
欠点ばかり書いてしまいましたが、三浦春馬さん、松山ケンイチさんのどっしりと構えた演技はお見事でした。大河の世界からやってきたような強さを醸し出していて良かったです。主人公がピンチの時に元康が駆けつけるのもカッコ良かったです。(信長の活躍ももっと見たかった…)
野球ボールに火をつけて敵陣にぶっ飛ばしたり、ラグビーボールに灰を詰めて敵陣にぶっ飛ばしたりと撹乱する動きが独特でとても良かったです。原作の良さを上手く引き継いでいるあたり好感が持てます。道中だいぶお別れシーンがありますが、ベタながらグッときてしまいました。足止めになったかは分かりませんが…
全員の殺陣のレベルが高く、とても見応えのある殺陣が見れて良かったです。終盤の主人公VSラスボスの殺陣もお見事で、長槍を使いこなす渡邊さんの身のこなしも素晴らしいです。
やけに全員致命傷だけど死ぬような傷じゃなくないって感じで死んでいくのはいただけなかったです。真剣佑が家康と化した時の面構えが三浦春馬さんそのものだったのがゾクッとしました。似てる…
ツッコミどころは結構ありますが、嫌いになれない、むしろ好きに傾くような映画です。
鑑賞日 3/12
鑑賞時間 13:50〜16:05
座席 C-19
丸腰で真剣に挑む高校生に違和感
スポーツ強豪校に雷が落ち時空を超えて生徒が戦国時代に行ってしまう。時は桶狭間の戦いの直前、織田軍に敵と思われ生徒が殺される。また、何人かの生徒が人質として織田軍の砦に捕らえられてしまう。そのため、今川軍の松平元康(後の徳川家康:三浦春馬)の先陣として人質奪還に向かう話。
スポーツ強豪校なのは解るが、真剣を持って挑んでくる相手に、剣道、弓道、薙刀、フェンシングはまだ良いとして、空手、ボクシング、アメフト、野球など丸腰で相手になるわけないのでシラける。
若手俳優、女優の演技は良いが、どうしてもこの無謀な戦いに違和感が有りすぎる。
また、三浦春馬と新田真剣佑が似ても無いのにあのラストはどうなん?側近の本多正信をどう騙した?
良いところも多く有るが、どうしても引っかかる所が気になり、違和感から作品に入れなかった。
良かったと思う
タイムスリップ系&戦国モノ&本広監督&原作完読と個人的な好みが多く見たいと思ってました。
ただ原作知ってる者としては到底映画1作では収まらないからどうなるんだろうと……?
いやいや上手くまとまってた👏👏
冒頭の残酷なシーンが……と他の方々のレビューにもあるが自分は原作読んでたせいかそこまでは感じず🤔むしろこうじゃないととも思った。
ツッコミどころは多々ある😁
タイムスリップしてからの順応力高すぎて判断が早いわっ
救出班出発の時の別れが卒業みたいでウケた(これ持っていってくださいとか😆)
救出班移動中の危機感の無さ
藤岡さん(野球部エース)の肩、心配しすぎっ😆
少人数助けるためにどんだけの犠牲が……(これ言ったら映画にならないけどね)もっと違う目的や理由もあれば良かったかなぁ
などなどあったけど原作とも違う展開で見応えはなかなかでしたし、よくまとめてきたと思いました。あと現代人側がハッキリと分かる相手を殺す描写がほとんどなかったのも👍
あとはやっぱり三浦春馬ですよね〜
同じ茨城県人くらいしか思い入れはなかったが劇中では重要人物で、響く台詞などが逆に見ててツラくなった(泣)
全78件中、61~78件目を表示