ブレイブ 群青戦記のレビュー・感想・評価
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千葉真一から真剣佑へのバトン
戦国時代へのタイムトリップを描いて、1979年に上映された『戦国自衛隊』の主人公は、千葉真一だった。あれから42年の年月を経て、同じ戦国時代へのタイムスリップを描いた主人公が真剣佑というのも因果なもの…。
しかし、当時の『戦国自衛隊』を超えることはできなかったかな。コミックが原作の分、漫画だからこそ許される描写やストーリーも、実写となるとリアリティーが求められる。その分、戦国時代での、アスリート高校生達の戦い方として描かれた、槍を掲げる相手に向かってタックルかけるアメフト部やTバッティングのように火の玉打ち返す野球部等、実写化するとあまりに滑稽。
ストーリーとしても、最後は少しサプライズはあったにせよ、ある程度先が読める展開。また、現代に帰還するための設定は、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のパクリなのか、オマージュなのか笑ってしまった。帰還してからの最後のシーンも、あれだけの死亡者が出たのに、何事もなく学校生活が始まっているところも、あり得ない。実写化するには、もう少し脚本の緻密さが必要に思う。
また、アスリートを演じる高校生が、あまりに歳をとりすぎていたのもいただけない。まあ、若手俳優の登竜門的な部分もあるのだろうが、もう少しフレッシュな、等身大の俳優陣を揃えて欲しかった。
但し、そうしたマイナス部分をカバーするのが、三浦春馬と松山ケンイチ。彼らの演技はやはり別格だった。多分、三浦春馬にとって、最後の出演作品となるのだろうから、その点を加味して最後まで見届けた。しかし、『天外者』が、とても素晴らしい作品であっただけに、あれが最後にして欲しかったな。
三浦春馬さん最後
青春×スポ根×戦国時代
一所懸命
胸熱展開が最高だった。
『ブレイブ ー群青戦記ー』鑑賞。
*主演*
新田真剣佑
*感想*
原作は観てません。
スポーツ強豪校がまるごと戦国時代にタイムスリップする話。予告編が気になって、鑑賞しました。
主演は新田真剣佑。るろ剣では最凶の敵ですが、今回は自分に自信が持てない気弱な主人公!
最初は蒼(新田真剣佑)がめっちゃ頼りなくてイラつきましたが、ストーリーを通して、徐々に成長するところが良かった。(^^)
前半はショッキングな出来事の連発で、心の中で「おいおいおいおい・・・」って呟いてしまいました。
弓道部、剣道部、アメフト部、科学部、陸上部、ボクシング部、野球部、空手部、フェンシング部の生徒達が織田信長の軍勢に立ち向かう姿が胸熱!元の時代に戻る為に奮闘します。
それぞれの部活のスキルを活用しながら戦う所が見事!
蒼は最初は地味で、目立ってたのは孝太(鈴木伸之)かな?一番しっかりしてたからな~
でも、蒼自身も成長します。人質を助ける為に戦国時代で一生懸命戦います。奮い立たせてくれたのは、仲間もそうですが、後の徳川家康となる松平元康!三浦春馬が演じてます。かっこ良かったな~
クスッと笑えるシーンもありましたが、登場人物やストーリー展開、それぞれの部活アクションシーンがすべて胸熱でした。
個人的にはストーリーが最高!
ただひとつだけ気になる所は、戦国時代でもWi-Fiは繋がってたって所w←まぁ、いっか。(^^;
総じて、斬新なストーリーでしたが、結構面白かったです!\(^^)/
思ってたより面白かった
つまんない
想像してたのと違いました
次の対戦相手は織田信長ってマジ?
桶狭間の戦いって何だっけ?
みたいな軽い感じの予告を見て子供(小6)が見に行きたいというので行ってきました。
原作は知らず、刀や槍vs部活動の道具での戦い、予告では残酷なシーンもなかったので、子供と楽しく見れそうだなぁと私も勘違いしていました。
開始早々、「あれ?想像してたのと違うぞ…子供怖がってないかな…」と不安に。
戦国時代、なめてました。
ブレイブは命をかけて一所懸命戦う高校生達の映画でした。
キングダムや進撃の巨人などを見れるお子さんだったら大丈夫かと思いますが、子供も予想外の展開に「お母さん、映画間違えてない?」と思ったと言っていました。
ちなみにPG12でした。
そんなのでやっつけれるの?とツッコミを入れたくなる部分もありますが、人質となった仲間を救おうと恐怖に立ち向かう高校生の勇敢さを感じました。
子供も、仲間や家族を想うシーンでは泣きそうになったと言っていて、結果的に見て良かったと満足そうでした。
あえてツッコまずに勢いで観ましょう!
予告から、トップアスリートが集う高校が丸ごと戦国時代にタイムスリップし、高校生たちが鍛えた体と技術で戦国の世に衝撃をもたらす、「戦国自衛隊」的展開かと思ったら違いました。開幕早々、生徒の大半が、たかが雑兵ごときに次々と斬り殺されていく地獄絵図。予告で何度も見た、スポーツ技術を用いた快進撃など全くありません。
でも、考えてみれば、ルールを守って競うスポーツと、問答無用の殺し合いでは、必死さのレベルがまるで違うのは当たり前。命のやり取りを生業とする相手に、現代高校生たちが勝てるはずもないのです。こうしてなすすべなく囚われの身となった彼らに徳川家康が接触したところから、織田軍に連れ去られた仲間の奪還と、自身の生き残りを賭けた、高校生たちの熱い戦いが始まります。そこにさらに、不穏な雰囲気の漂う武将が絡むことで、歴史の改変が絡む展開となり、おもしろさが加速します。
こうしたストーリーの魅力もさることながら、多数登場する若い役者さんたちの演技もなかなかよかったです。突然命の危機に晒され、仲間のために文字どおり命をかける高校生を、全員が熱演しています。この演技に緊迫感がないと、観客がしらけて作品が根底から揺らぐだけに、演者全員でいい作品を作り上げようとする意気込みが伝わってきます。主演の新田真剣佑くんは言うまでもなく、脇を固める鈴木伸之くんも持ち味を生かした安定の演技を見せ、仮面ライダーウォズ役が記憶に新しい渡邊圭祐くんも大事な役どころを好演していました。中でもヒロインの山崎紘菜さんは、目に力の宿る、いい演技を見せています。そしてなんといっても、三浦春馬くんが本作でも抜群の存在感を発揮し、作品をしっかり支えています。本当に惜しい人を亡くしました。
ただ、一方でツッコミどころもそれなりにあります。なぜ校地だけがきれいに切り取られて飛ばされたのか、どうして教師たち大人が誰もいないのか、丸腰の高校生たちが殺意むき出しの相手に向かっていけるのか、いくら仲間が斬られたとはいえ戦場で駆け寄るか、その間に敵はなぜ斬りつけないのか等々。このあたりのことを気にせず飲み込めるかどうかが、本作を楽しめるかどうかの分かれ目のような気がします。
あまり書くとネタバレになりそうですが、大好きなBTTFへのオマージュもあり、タイムスリップものについてまわるタイムパラドックスに触れる部分もありで、自分は全編通して楽しめました。さあ、このタイムスリップはどんな結末を迎えるのか。ラストは自身の目で確かめてください。
想像を越えた死者数
一所懸命が理解できる作品
スポーツ強豪校の生徒達が戦国時代へとタイムスリップする。そこは桶狭間の戦いの直前。多くの生徒が殺され、人質に。人質を救いに徳川家康と共に織田信長の丸根砦を攻める。主人公は最初気が乗らなかったが、家康の言葉で成長していくという流れ
まず、軽めのグロさでほっとしました。
真剣佑(主人公 西野蒼)は、弱々しい役も強い役も似合う役者だと思う。
プロを読んだら、今回、ちはやふるからover driveのを幅を見せて欲しいとの本広監督の
要望があったようだ。
(個人的には、センシティブな役の方が好きです・・・)
他にも、若手の役者が活躍している。
山崎紘菜は芯のある役が似合う、鈴木伸之は包容力があり生徒会長で剣道部主将が似合う。
そして、何より三浦春馬がこの映画をしめている。
なんとも言えない色気があり、とにかく品がある。
一所懸命も三浦春馬に言われると説得力が増す感じ。
相手(真剣佑)の演技に合わせて、元康を演じているので深みがある。
それは、真剣佑との殺陣のシーンにも現れていて、画面に引き込まれた。
(ほんと亡くなったのが勿体無い)
戦国時代の武士より、現代の高校生の方が体格も良く、技もあるのに
なんで斬られてしまうのか?途中そんなことも考えた。
最後によぎった答えは、
戦国時代の武士は、命がけで生きているからかも・・・。
一所懸命、生き抜きたいと思った。
最後に、
弓道、剣道、フェンシング、空手、野球、アメフトなど、
何かスポーツを極めたことがある人は、自然と体が動いてしまうので要注意です!!
がっつりアクション
三浦春馬の素晴らしき存在感、色々粗いが楽しいエンタメ青春戦記
三浦春馬さん演じる徳川家康が素晴らしかった。色々感想はありますが、まずはこれに尽きます。戦争のない平和の世を願い、ポテンシャルは高いのに踏ん切りがつかない主人公を見出し導く、彼の台詞一つ一つが胸に響きました。
物語としては、THEマンガ。ぶっ飛び展開に物凄い速度で順応する少年少女が、高校生とは思えない戦闘能力と精神力で戦国時代から現代への帰還を目指します。
スピーディーに物語が進んでいき、ツッコミ所はそりゃあ大量にあるけれど、そこも含めて楽しく観れました。(野球部とアメフト部の戦力には無理がありすぎる。笑)登場人物がこれだけたくさんいるのに、それぞれにちゃんと見せ場があったのも良かったです。
思ったよりバンバン死んでしまうのでちょっとびっくりしたのと(殺戮シーンが結構あるので苦手な方は注意)、音楽の使い方はもうちょっとなんとかならなかったのかなー。。場に合ってないものが多かった印象。
でも全体的には楽しく観れたので満足です。
三浦春馬の存在感
三浦春馬にのみ捧げたい高評価
新田真剣佑と三浦春馬が出演しているということで鑑賞。原作未読。予告を見た感じ面白くなさそうと思ったので、期待はせず。2人を見るだけのためにお金を払ったようなものです
いや待ってよ。ここまで酷いとは...
何にも面白くない。感動もしなければ、楽しくもない。そもそも、実写化に向いてない作品なんでしょうね
スポーツ強豪校で有名な学園が校舎丸ごと戦国時代へとタイムスリップしてしまう。突如、生徒たちの前に現れた武将たちに全員慌てふためくが...。
とりあえず、良いところ。
三浦春馬は素晴らしい。ホントに素晴らしい。
決して贔屓ではなく、彼の演技は強烈で圧倒される。
「天外者」でもそうだったが、面白い映画に出演できなかったのが残念だ。
間違いなく、この作品でも彼の演技はピカイチでみ物である。武将役も凄く似合う。これからの三浦春馬はこのような役が増えていくはずだったのに。
日本映画界は本当に惜しい人を亡くしたな...。
まぁ、迫力はあるかな。
序盤の衝撃的な演出は悪くなかったし、かなり壮大なセットでお金はかかっているなと思えた。時代考証も良かったし
そして、酷いところ。
原作を否定するつもりは一切無いですが、所詮漫画かなと思ってしまう。先程も書いたように、実写化するような作品じゃない。
漫画だったら面白い?のかもしれないが、実写となると話は別。ありえないとどうしても感じちゃう。
近い作品として「信長協奏曲」を例にあげよう。
これも、戦国時代を舞台とし原作が漫画のタイムスリップ物。コメディ色が強くてジャンルとしてはちょっと違うが、この作品も現実では100%ありえない。もちろん、タイムスリップなので現実味など一切無い。それが当たり前だ。
でも、信長協奏曲は非常に面白い。ありえないことは分かっている。なのにそれを感じさせない面白さがある。
ただ、今作はどうだろうか。
ありえないことが前面に出すぎて面白さが感じられない。私の語彙力のなさじゃ上手く言い表せないが、ファンタジーとまでは振り切れず、かといって現実的とも思えないこの映画が何だかもどかしかった。
それ以外にも気になるところが山ほど。
部活してたはずなのに制服を着ている、急所狙われてんのに何故か死なない、生徒をそのままにしている、そんなタイミングのいい事あるか、何故いちいち悲しんでいるんだ、教師なんでいない?、ネット繋がってんの?、最後に声かける時もっとなんか言えんのかい!...などなど。ツッコミどころ満載だった
あと、過去の出来事がそれしかないんか!と思わせる程しつこく挿入されている謎の映像は何を狙っていたのか意味分からず。もっと2人との出来事とかで感動を誘えただろうに。大切な所が一切描けてない
他にも演技力だったり、音楽だったり言いたいことは沢山ありますがここまでにしときます。
原作ファンの皆さん、気分を害してしまったらすいません。
まさか更新すると思わなかったワースト映画ランキング。1位は樹海村でしたが、上回ってしまいました。
面白くないと思う映画は見るべからず。分かってるんですけど、予告やポスターがつまらなそうでも面白い映画ってあるんですよねぇ〜。
またも作品に恵まれなかった三浦春馬が気の毒
原作は 100 万部を超える売上を誇るコミックだそうだが未読である。各キャラの背景など、コミックでゆっくり読めば面白いのかもしれないが、映画では尺の都合上、極めて大雑把な紹介にならざるを得ず、非常に描き方が雑で浅かった。それは主人公も同じで、いくらネガティブな高校生活を送っていたと言っても、周りでバタバタと同級生たちが殺されているという状況でも変わらないというのは、「殺すくらいなら殺されよう」という共産党の支持者なのではと唖然とさせられた。
時代劇の設定は極めていい加減である。信長も家康も総髪というのがそもそも解せない。月代を剃らない髷というのは医師や学者など非戦闘員の髪型である。最近の時代劇ではやたらに目につくのがこの総髪の武士である。月代を剃り上げた姿がカッコ悪いと思っているのだろうが、それは完全に現代の視点であり、昔は月代を剃り上げることの方がカッコ良かったのである。
タイムスリップ直後の襲撃シーンも解せない。武器も持たず無抵抗の人の群れに対して完全に武装した者たちが襲いかかって虐殺をしたところで一体何の得があるのか?男は人夫にし、女は女郎として売った方が得になるはずである。何者かの指示があったとしたら、徹底して行うはずで、一部を捕虜になどする意味がない。捕虜とは後の交渉のためにしか使えないからである。
主要なキャラが次々と殺害されていく中で主人公も考え方を改めるのだが、それがまた唐突で、表情が終始能面のようで読み取れないため、全く見ている方は呆気に取られるばかりである。新田真剣佑はどういう演技プランでこのように表情に乏しい演技を貫いているのか、全く訳が分からない。原作ならじっくり時間をかけて描けているのかも知れないが、この映画では全く不可解に物語が進行する。この監督は、若い子たちが無残に殺されていくシーンが撮りたいだけなのではないのかという疑問がずっと拭えない。それほどまでに執拗な暴力描写が延々と続くのである。
友人が殺されたと言ってはその遺体を囲んで泣きわめくのもあり得ない話である。敵の真っ只中でそれをやったらどうぞ殺してくださいと言ってるも同然である。一旦敵を撃退した後でそういうシーンに移行するくらいの段取りがあるべきではなかったか。何とも間抜けな演出であった。原作では教師や刑事もタイムスリップするらしいのだが、本作では何故か高校生しか登場しない。
どこかで見たような雰囲気だと思ったら、まさに「バトル・ロワイヤル」であることに気が付いた。戦国時代のコスプレ付きのバトル・ロワイヤルという言い方が最もピッタリ来るであろう。時代劇などこの映画に期待するのは無駄である。また、雷の電力で元の世界に戻ろうというアイデアや仕掛けは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を彷彿とさせたが、雷の電力を流すには細過ぎる電線がまた脱力ものであった。タイムスリップものに付き物の時間を隔てたノスタルジックなエピソードも、取って付けたようで、ホントに肩透かしであった。
三浦春馬はまたも出演作に恵まれなかったかという無念さばかりが心に残った。
(映像4+脚本1+役者3+音楽3+演出1)×4= 48 点。
真剣佑と三浦春馬がカッコいい
三浦春馬さんありがとう
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