劇場公開日 2021年3月12日

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「「一所懸命」の意味」ブレイブ 群青戦記 HaruYumakiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「一所懸命」の意味

2021年3月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

主要キャストは好きな方が多く、本広監督の作品も好きなので、予告を見たときから楽しみにしていました。

正直、突っ込みどころは色々ありますが、、
役者さんたちの演技・アクションが素晴らしかったし、映像もキレイで、メッセージ性のある作品だったので、私は見てよかったと思いました。

生徒や武将たちがそれぞれの「一所懸命」な様を体現していて、子供にでも伝わるようなシンプルだけど強いメッセージ性があるように感じました。

PG12で、刀で斬られるシーン等は過激だとも言われていますが、海外作品の比ではなく、逆にこれくらいでないと必要なリアルさには欠けると思うので、私はこれくらいで良かったのではないかと思います。
ただ、高校生たちの姿を見ているのはとても辛かったです。。

どのキャストも素晴らしい熱演でしたが、中でも、三浦春馬と松山ケンイチは際立っていた。役柄と演出の影響もあるんだろうけど、、2人が映ると、空気が変わるというか、締まるというか、画面からもオーラみたいなものを感じました。

個人的には、三浦春馬の元康だけでこの映画を見る価値はあると思っている。だから星+0.5。それくらい、本当に素晴らしくてカッコいい‼︎
もういないなんて、やっぱり信じたくないよ、、と、改まりたくなんてないのにまた悲しくなってしまった。

鑑賞後、「一所懸命」の意味を改めて考えて、
戦国時代の価値観や徳川家康という人物に対して、興味が湧きました。

まりも