「アクションがショボくてリアルさの欠片もない」ブレイブ 群青戦記 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションがショボくてリアルさの欠片もない
原作は未読。
様々な部活の全国大会で結果を残しているスポーツ強豪校が戦国時代にタイムスリップ。さらわれた仲間を救出するために奮闘する高校生アスリートたちを描いた物語。
タイムスリップ直後は雑兵たちに次々殺されてしまう高校生たち。雑兵たちはゾンビのようで、昔流行ったゲーム「鬼武者」の雑魚キャラの群れを連想してしまった。この序盤の殺戮シーンはまだわかる。状況を飲み込めていないからこその弱さ。サッカー部は早々に全滅させられたみたいでかわいそうだった。うん、この高校のサッカー部は強くないのかも。でもサッカーは戦闘には向かないよな。作者が早々に全滅させた理由もわからないでもない。
でも志願してきた救出部隊たちは、もう少し対策できた気がする。防具をつけているとはいえ、槍を持った敵兵たちにそのまま突っ込んでいくアメフト部員の切なさ。他にも、仲間が切られてもそこに集まってきてはダメなんじゃないか?と思ってしまう。油断しすぎでしょ。フェンシングと空手の2人対敵兵のとき、切られて死んでいく空手部にお別れの挨拶をするフェンシング部に全俺が総ツッコミを入れていた。あぁ、もしかしたら敵兵は死んだのかなんて思っていたら、さぁ待たせたな敵よ!って感じで戦いを再会されたもんだから気持ちが萎えてしまった。
あと、タイムスリップで元の時代に戻ったのに山崎紘菜のエピソードしかないってのも解せない。しかも徳川家康の肖像画で真剣佑が出てきてるんだからそういうことってわかるのに、エンドロール途中の映像で真剣佑が(元康)という名前を「徳川家康」に変えたいって言われても、まぁそうでしょうねとしか思えない。あそこは順序を逆にしておけば、最後山崎紘菜のもらった手ぬぐい?さらし?の柄を大事に使ってたってエピソードとして成り立つのに。
自分でも偉そうなこと言ってるなと思ったが
仕方ない。だって結構面白い題材なんだもの。もったいない。
ken様コメントありがとうございます😸こちらにレスします。
なんかとっちらかり方が酷くてすみません。ken様は音楽に造詣が深いので全部わかりますよね。
ところでブレイブですが、確かにもったいない。