老後の資金がありません!のレビュー・感想・評価
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楽しめる!
主演の天海祐希さんがネタとお笑いに振り切ってるから見やすいしつぶさに笑える。
ごく普通の家庭に家族間の金銭トラブルが次々と襲いかかる。
友近の本音と建前を使い分ける葬儀業者が皮肉で笑える。
松重豊さんの情けない夫役もアハハと笑えて見てしまう。
物語の終盤に老後の暮らし方への提案がなされ(こんな人生の終幕も悪くない)と思わせてくれる。
なんか、ありそうでなさそうで、親近感あふれる。
老後と言われてもピンとこないけど、とにかくコメディが見たくてちょっと気になっていたこちらを見た。
まだまだ先だと思うけど知識としてあってもいいと思う。
うん、こういうことありそう、ありそう!
あるあr…あるか!??みたいなことまで楽しめた。
盛り上がりがピンとこなかったけど、小刻みに楽しめる映画だと思う。
芸人さん好きなのでちょい役としてたくさんいろんな人が出てて嬉しかった。
コメディって感じがしてよかった。
みんなどこか親しみがあって登場人物全員愛せる。
おばあちゃん役の人すごいな~。
きびきびと若いのに親しみ感じるおばあちゃん感もちゃんとあって。
こんなおばあちゃんだったらほっといても人生満喫してくれてそう。
結局お金の解決はしていないような…気がした。
人生の参考に勉強したい方は、参考にはあんまりならないかもしれません。
でもなんか楽しめちゃう映画です。
深刻なタイトルなのに、観おわったあとに気持ちがぽかぽかになる作品でした
タイトル的に、今後の参考になるかなと思って気になって鑑賞しました。
もっと深刻で重い感じの作品なのかなと思いきや、最初から最後まで笑いと、家族や人との繋がりってやっぱり素敵だなと気持ちがぽかぽか明るくなるような作品でした。
深刻な問題なのに、そう感じさせない感じと、役者さんのキャラの濃さ、テンポなど最高でした🥰
温かい映画
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松重と天海の夫婦は、老後用の貯金が1000万円もなかった。
そんな時に松重の父が死亡、葬式代で何百万円も消える。
さらに突発的出費がかさみ、しかも夫婦そろって失業w
以降、松重の母の草笛は高い高齢者用マンション?で一人暮らし。
そのために月9万円も仕送りせねばならず、家計は火の車に。
それで仕方なく呼び寄せて同居することにした。
するとこの母がとんでもない浪費家で・・・っていう地獄。
でも一緒に住むうちにお互いのことが分かって来た。
で共に犯罪の片棒(かわいいものだが)を担ぎ、連帯意識も生まれる。
そんなある日、草笛が倒れた。
一命はとりとめた後、生前葬をするとか急に言い出す。
また出費が・・・と思って天海は関わらず、参加もしない。
するとそこで草笛は、そこにいない天海への感謝を述べる。
実は一人暮らしになって退屈で生きる気力をなくしてたのだった。
そこで天海に呼んでもらい生きる気力が戻った、命の恩人とのこと。
そして草笛が薬を忘れてると勘違いした天海は届けに来て、
偶然にもそれを聞き、うるっとなる。そしていることもバレるw
でもみんな幸せな気分になり、パーティは大いに盛り上がる。
やがて草笛は松重の妹の家に引き取られることになった。
生前葬は友人の庭でやったので大して金はかかっておらず、
むしろ香典で10万円の利益が出てて、草笛はそれを天海に渡す。
このお金はあなた自身のために使いなさいと。カッコイイ~
天海は、ずっと欲しかった10万円のバッグを買いゴキゲン。
また家を売り払い、夫婦でシェアハウスに入ることにした。
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劇場で見た。いやー、ホントいい作品だった。
タイトルと内容はあまり一致してない気もする、
まあ全体に金がないことはさんざ主張されてたけどw
天海祐希ってやっぱりすごい女優やな。
この人がやると悲劇が悲劇に見えんし、負けない強さを感じる。
数多の不幸が彼女を襲うのは、むしろ笑い所やもんな。
また草笛さんも存在感がホンマにスゴいわ。
中盤まではろくでもないババアにしか見えんのやけど、
最後はさすがの草笛節って感じでとにかく粋。
草笛が天海への感謝を述べるシーンは号泣してもたわ。
全体にコメディなんやけど、感動もある良い映画だった。
登場人物も、最初は色々あったけど結局みんないい人やったな。
あくまでもメルヘン
草笛さんのワンマンショーで生前葬の場面なんて、まんまそうですよね
天海さんは意外と控えにまわるとのほほんとしたいい雰囲気を出していました
これで老後の一部の生活描写はできたかもしれません
天海さんのコメディエンヌぶりがナイス
天海祐希と松重豊が演じる50代の夫婦が、お互いに「~さん」と呼びあってて、とてもいい。
社会問題をテーマにしているようなタイトルだけど、そこは、深く追求していなくて、軽いコメディ。シェアハウスで問題が解決するはずもないのだけど、楽しく見れる。
終始笑いあり気軽に!
序盤、友近さんとのやり取りから爆笑!
なるほど、こう言うノリで行くんだなと宣言されたようなつかみ。
案の定、色々なエピソードを放り込んで笑いの連続。
途中、タイトルから逸脱する流れもあるがそれはお構いなし。
別に老後の資金がないからどう対策するなんてものを見るつもりも、見せるつもりもなくていいのだ。
気軽に楽しく観られる映画でした。
失敗した立派な地雷映画
どうでも良いが脚本がぶっ壊れ過ぎている。
これが日本映画の標準的なレベルだ。
この映画こそオレオレ詐欺だ!!!
自分の時間がもったいないので、評価してたまるか!!!
こんなのあるか!
地雷映画
しかし、
日本の老人特有に『僕も切れる』あえて『切れる』
親なんて放っておけば勝手に死ぬ。心配するな。
物欲を淘汰させない限り、世界の問題はどうにもならん。世の中、個人的なこだわりや都合で、生きていける様な時代じゃないんでしょ?だから『金持ってる奴は75歳で死ね』っておっしゃるのじゃないの?!
なんか『オレオレに矛盾してる』よね。『絶滅危惧種大和民族』と今の若者を僕はディスりたくなるね。
コメディだが、テーマは深刻
家計に無頓着な夫の章、フリーターの娘まゆみ、大学生の息子・勇人と暮らす平凡な主婦・後藤篤子は、あこがれのブランドバッグも我慢して、夫の給料と彼女がパートで稼いだお金をやり繰りし、コツコツと老後の資金を貯めてきた。
しかし、亡くなった舅(しゅうと)の葬式代、パートの突然の解雇、娘の結婚相手が地方実業家の御曹司で豪華な結婚式を折半で負担、さらには夫の会社が倒産と、節約して貯めた老後の資金を目減りさせる出来事が次々と降りかかる。
そんな中、章の妹・志津子とのやりとりの中で、篤子は夫の母・芳乃を引き取ることを口走ってしまう。芳乃を加えた生活がスタートするが、芳乃の奔放なお金の使い方で予期せぬ出費がかさみ、篤子はさらなる窮地に立たされてしまう。(解説より)
非常にテンポ良く進むので全体的に楽しめた。
様々な悪運が続くが、ひとつひとつの災難(起こるべくして起こったことも含め)は誰しにも起こりうるであろうし、そういったことがあるタイミングで続くことも絶対にないとはいえない世の中になってしまってるんだろうなと感じた。
また本作は基本的に善人しか登場しない(悪い人に見えて、結局全員 根は善人)ので、性悪説に立ち本作のような災難が降り掛かった際は、誰も助けてくれない、世知辛いことになるのだろう。
今の内から貯蓄、投資等含めた資産形成の重要性を感じつつ、不況な現代でそういった資産形成に回す経済的余力がなく日々の生活費に追われている方も多分に溢れているのではないだろうか。
本作はいわゆるコメディ作ではあるものの、深刻な社会問題の危険性を痛烈に感じた。
なかなか良かった
ジャンルとしてはコメディとヒューマンドラマの融合と言えばいいのだろうか。
ふと見た映画にしてはとてもよくできていて久しぶりにちゃんと見た映画であった。
ところどころ中弛みはあるが最終的に上手くまとまっており、終わりよければ全てよしといったところだろうか。
いろんな人を元気にできる作品だと思う。
天海祐希さん、素晴らしい❗
終始、笑いっぱなしの映画でした。
天海祐希さんの演技が素晴らしく、リアルな日常が犇々と伝わってきます。
草笛光子さんの男装シーンも笑えました。違和感なかったですよね。
老後の資金がないってことを忘れてしまいました。
観終わった後、みんながハッピーな気分❤️ になれる素敵な映画でした。
大丈夫。この夫婦関係さえあれば。
<映画のことば>
「どんなに好きなぼた餅も、旨く感じるのは二つまで。」
「政府の試算によると、老後の生活に必要な資金は平均○千万円」とか言う話題が、ひところマスコミを賑わせました。
確かに、リタイアして(年金以外の)収入がなくなっても、人間は霞を食べて生きていく訳にも行かない…ふつうに食費も必要でしょうし、働き盛りの世代に手に入れたマイホームも、退職金で何とか重たかったローンを整理できたとしても、今度は修繕費や、老いた(相応に築年数を経た)駆体に合うようなリフォームの費用が、今度は必要となることでしょう。
突き詰めて考えれば、考えるほど、暗澹たる気持ちになってくることも、やむを得ないのかも知れません。
しかし、ここは一番、作中のこの台詞が示唆するようにに、「人生、ほどほどを追い求めるべきなのであって、その意味では何事にも「ちょうど良い」ということがあるということなのでしょう。
一見するとシリアスな訴えかけをしているような邦題ですが、フタを開けてみるとコミカルな要素も「てんこ盛り」で、その点からも本作は「魂を打ち震わせるような感動巨編」という訳では確かにありませんが、「観て良かった。」と思える一本では、あったと思います。評論子は。
(年金の継続受給のために、替え玉を立てるという話は、さすがにナンセンスですけれども。)
松重豊と天海祐希のキャスティングも、あたかも漫才の「ボケ」と「ツッコミ」みたいで、ハマっていたと思います。
映画なのだからという部分はあるにせよ、自分の失業をこんなにあっけらかんと報告でき、それをしっかりと受け止められる関係って、素晴らしいなぁとも思います。
そもそも、この夫婦関係をキープしていけるなら、もう既に、老後の資金がなくても大丈夫なのではないかとすら思えます。評論子には。
老い先の短い?評論子も、本作の章・篤子夫妻のように、あまり老後に不安を感じずに、映画の鑑賞&レビューの投稿など、お小遣いでできる範囲内の自分なりの自分なりの「楽しみ」を見つけて、のんびりと暮らしたいものだ…観終わって、そうと思えた点では、正々堂々、良作としての評価が適当と思います。
(追記)本作は天海祐希の主演作品ということでも鑑賞を楽しみにしていました。
天海祐希といえば、他作『突入せよ!「あさま山荘」事件』で、主人公・佐々淳行(役所広司)の、あの素敵な素敵な、本当に素敵な奥さんを演じていた、あの天海祐希の主演作品ということで。
そ、そ、それが、こ、こ、こんな破天荒な奥さん役とは…。
ま、役者さん(女優さん)ですから。役柄、役柄によって演じ分けるのは当たり前だと、何とか辛うじて、自分を納得させた一本でもありました。
(追々記)
まったくの「蛇足」ですので、読み捨てていただいて、まったく問題ありません(謝)。
評論子が小学校五年生の当時、盲腸で入院したことがありました。その病院に、とてもおしとやかな女性看護師さん(当時は看護婦さん)がいました。(病院のナースステーションが、まだ「詰め所」と呼ばれていた時代のお話です。)笑うときは、それとなく口許を手で隠すような。本当に清楚な女性だったのですけれども。
ある日、彼女と他の看護婦さんたちが、術後の患者さんを術場から評論子もいた病室にストレッチャーで連れて来たということがありました。
そのとき彼女は、サンダルをパッと脱ぎ捨てると、ヒラリと患者のベッドに上がり、片膝を立てたので、スカートがめくれて太ももがあらわになるものお構いなく、「いいかい。いち、にの、さんで行くよ(患者をストレッチャーからベッドに移すよ)」と、他の看護婦さんたちに勇ましくも声をかけました。
あまりの彼女の変貌ぶりに、ただ目を丸くする評論子でありました。
(半世紀も前の、まだ紅顔の美少年?だった頃の、評論子の心に深く深く刻まれる記憶でもあります。)
本作の天海祐希にも、同じような感慨だったと、申し上げておきたいと思います。
そんなに高い期待値ではなかったが、そこを超えてはいかなかった。くす...
そんなに高い期待値ではなかったが、そこを超えてはいかなかった。くすくすはあったが、大きくは盛り上がらず。
「お安くないんじやー」と宝塚の話ぐらいだったかな。
Amazonプライム 早送りで見たかった(笑)
悪ふざけ映画
少子高齢化や年金問題も絡んで老後資金の問題は報道でも話題になっているタイムリーなテーマ、本来なら笑い事では済まされない深刻な問題、硬派な社会派ドラマかと思いきや、TVのバラエティのノリで個性的な芸人キャラ総動員のドタバタ喜劇にしてしまいました。
まあ、誰もが身につまされるお金の苦労話を真面目に描いても、そんな話をお金を払ってまで観てくれるお客さんがいないと思うのは無理からぬことでしょうが、ありふれたエピソードばかり。
これでは時流に乗った単なる興味本位な悪ふざけ映画にしか見えません。難といえば中身の薄さ、役者のキャラにおんぶにだっこだけの演出の軽さでしょう。観たことを悔やむ映画でした。
知らないお金
お金がどれほどかかるのか知らないことを
知ることができて、尚且つなんだか前向きになれる映画でした。
お金だけじゃない家族との絆も含めて
感じることのできる内容になっていて
勉強にもなるし、人生にプラスになる映画だった気がします。
そして出てる人のキャラがすごく立っていて
見やすい作品でした。
全268件中、21~40件目を表示