老後の資金がありません!のレビュー・感想・評価
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見栄っぱりは悪ですな
声出して笑ってる人がたくさんいました。
しかし、自分はコメディとわかっていながら、あまりにも違和感のある生活スタイルに、イライラしながら観てました。
てことは、感情移入して作者の意図にうまく引っかかったのかなぁ?
老後の資金はいらない?
現実感のある内容で年配の方々で映画館は盛況でした。笑いの絶えない展開で楽しい雰囲気に満ちていました。
秀作だと思います。
オレオレ詐欺の新手がここまで行っているのには驚きです。不審な電話にはまず留守電対応が正解だと思います。敵もそれ以上は踏み込めないのであと非通知着信拒否設定しましょう。
いつもの事ですが名作にはお笑い芸人は要らないと思います。せっかくの秀作の価値が落ちます。
是非映画館で🎦
【老後なんて、まだまだ先だと思っていたけれど、今からイロイロ準備をしなくちゃなあ・・、と思った作品。アンナに、上手く行くかなあとか言わずに観たい、老後対応啓発コメディ。】
ー 人生百年時代と、安倍元首相が言い始めて、数年が経つ。老後資金は2000万円というのが常識かと思っていたら、イキナリ、”老後は4000万円必要です”などと、コンサルらしきおばさんに言われ、”オイオイ、安倍さん・・、話が違うじゃないか”と思いながらも、面白く鑑賞した作品。ー
◆感想<Caution 内容に触れています。>
・ええっ、棺桶ってそんなに値段のバラツキがあるのかい!
ー 友近さん演じる、葬儀社販売担当のお勧めの仕方が絶妙に可笑しい。
どうせ、燃やすんだから、4万円ので良いじゃない、と後藤篤子(天海裕希)は思うのだが、販売担当の友近さんが、貼りついた様な営業スマイルで言った言葉。
”私の記憶では、4万円のお品をご購入したお客様はおりません・・。
老舗和菓子屋、和栗堂の面子も考え、少しお高めの品をご購入。
仏壇ってそんなに高いの!とか、葬儀費用って会場費を込めても高いんだなあ・・、とかいろいろ笑いながらも、勉強になりましたよ。ー
・葬儀費用分配問題。
ー これは、実際にイロイロありそうだなあ。今のうちに弟と話しておくか・・。
全然関係ないけれど、若村麻由美さんって、相変わらず美しいなあ。天海さんと並ぶ、不老の人である。ー
・娘(新川優愛)の結婚問題。
ー 冠婚葬祭ってお金かかるんだよねえ・・、と自分の結婚時の事を思いだすなあ・・。
あと、お父さんは、あんな変なパンクロッカー(加藤涼)との結婚は許しません!ー
・夫を亡くした浪費屋の義母、芳乃(草笛光子:コメディエンヌとしても十分行けますね。)が、バンバンお金をクレジットカードで使うわ、優しいが少し頼りない夫の章(松重豊)の会社は、潰れちゃって無職になるし・・。
ー 暗雲漂う後藤家。章の就職事情の厳しさなどは、現実味が溢れる。ー
・年金詐欺問題や、オレオレ詐欺問題も盛り込み、オカシク物語は続く。
ー 毒蝮三太夫の、真剣を振り回す姿や、区役所のオロオロする役人を演じた三谷幸喜監督が、役人にしか見えなくって・・。あー、オカシイ。
<芳乃が”生前葬を遣る!”と言い出して、皆の前で言った篤子に対する感謝の言葉。
シェアハウスかあ・・。
結局、人生で大切なのは連れ合いとの関係性を良好に保つ事と(篤子は、夫が職を失った時、叱責していないし、尊敬の念を持った呼び方をしている)いざという時に”独り”にならないように、常日頃から地域の人達や、親戚とキチンとした人間関係を築いておくことが必要何だろうなあ・・、と思った作品。
でないと、お金がある家は「犬神家の一族」になってしまうだろうし、お金のない家は、もっと悲惨な事になるんだろうなあ・・。
頼むよ!、新政権!>
面白い
天海祐希さんのコミカルな演技、他の俳優さんの存在感も素晴らしい演技で楽しく、家族ほっこりする感動あり笑いありでとっても面白かったです。最初から最後までテンポがよくあっという間で本当に楽しい映画でした。
素直に面白い
ちょっと大袈裟かも知れないが、現代日本人にとって切実な問題をコメディ全開で斬る! といった感じの痛快作。
元宝塚ジェンヌの天海祐希に大開脚させたり、松竹歌劇団のトップスターだった草笛光子にシミだらけにゲジゲジ眉毛で歯抜けのじじいメイクをさせたり・・・
プライドを捨て、体を張って演じた当人達は勿論だが、こんなことを了承させたプロデューサーはじめ製作陣の熱意も素直に感服。
毒蝮三太夫の「ババァ」連呼は分かってはいても笑ってしまった。
スリムクラブやピスタチオ、佐々木健介といった最近ちょっとご無沙汰な面々もセリフのある役回りを貰えて心なしか生き生きして見えた。
ちょっと意外だったのは竜雷太のマッチョぶり。齢70を越えてあの体型を維持してるのはスゴイ。
全体的にはエンタメ色全開だけど老後資金のことだけでなく、熟年での失業やシェアハウス生活、各種冠婚葬祭費用の相場、果ては特殊詐欺の手口まで、庶民にとっては考えさせられるテーマが沢山散りばめられていて、身につまされる内容でもあった。
日曜朝の某情報番組に代表されるようにとかく偏向報道の多いと言われるTBSがこういう時事ネタ絡みのものを楽しく且つ大真面目に作ると意外とまともなバランス感覚のものだった、という感じか?
内容やキャストの構成からするとメインターゲットは中高年層になるだろうし、若い人にはツボらないと思うが、タイトルを聞いて、将来のお金のことを多少なりとも考えるキッカケになってくれれば御の字、というのが製作陣の思いなのかも。
この作品もコロナ禍で一年公開延期となってしまったが、そんな事を忘れさせるくらいの会心作と言っても良いと思う。
50歳超えてる人はハマるはず。
まさに明日は我が身。共感度ハンパなし。前半は老後の資金の問題をビシビシ考えさせされ、後半は親の死についての問題をグイグイ考えさせされる。最後はとっても幸せな気持ちに。
主役の天海祐希、いつもの攻撃的な感じはほとんどなく、とても素敵な奥さんだった。旦那の松重豊もリアルにいい旦那さんだった。周りのおじさん、おばさん、じいさん、ばあさん、子供達も、悪い奴がいなくて、全員に共感できた。何より義理の母役の草笛光子にはまってしまった。最初はお嬢さん育ちの浪費家婆さんが、夫婦を危機に陥す元凶かと思っていたら、全く逆の存在に。
全体を通して老後のお金に関する問題提起なのに、軽くて楽しい構成。人生、諦めなければ何とかなるよね。笑って泣いて大満足でした。
詐欺に遭わなければ、そこそこ、生きていけると思う‼️❓
オレオレ詐欺に百万円取られるくらいならどんなにしても資金はありません。
そしてバトンの監督なんで、観ました。
そこそこハートフルです。
コメディですが、笑いは三谷幸喜のところだけです、トホホ。
でも、ほのぼのしました、暇ならどうぞ。
天海さんの新境地。コミカルでよかった。シェアハウスが幻想のように描...
天海さんの新境地。コミカルでよかった。シェアハウスが幻想のように描かれてるのは気になるけど、一番大事なものは何かがよく描かれていた。
面白かった 『決算!忠臣蔵』と感じ似てるかな? 原作読んだことあっ...
面白かった
『決算!忠臣蔵』と感じ似てるかな?
原作読んだことあったけど、全然内容覚えていなくて、ただあんまり老後の資金については解決していなかったような記憶。
映画ではそうか、そういう解決案か…。
観客の年齢層が気持ち高めだった気がしたのは決して気のせいじゃ無いはず笑
みんななにか参考になればと思ったのかしら…?^^;
どういう筋で評価するのかで評価は極端に分かれそう…。
今年154本目(合計218本目)。
今日最後の映画はこちら。
内容的にコメディドタバタものとみるか、「多少は」学術的な内容も含む問題提起型の映画と観るのか…によってかなり評価は分かれるんじゃないか…と思います。
前者の前提で見るとそれほど傷はないし、まぁ2000万円問題をどう取るかにもよりますが、リアルな現実を(もっとも、今後の年金政策がどうなるかなんて、それこそ明日(10/31のこと)の選挙次第のこと)コメディで見せるという点では、まぁツッコミどころもありますが、笑える点は結構多いです。
一方で、一応にも社会的問題を扱っている内容でもあり、それを前提に見ると、一部配慮が足りていない部分があるので、どちらの筋で見るのか…というのがわかりづらいです。
また、この映画自体、「どういうターゲット層」を想定しているのかも微妙です。20代の子に今から老後の心配をしろというのも酷だし、60~70代の実際に受給している方は、いまさら増やす方法は原則ないので(高齢者でも働ける会社で働くくらい?未納年金の納められる金額にも限度はあるし、いまさらNISAだの何だのやってる状況ではない)、消去法的に考えて「社会的問題の提起型の映画」とみる場合、40~50代くらいの方が見る内容ではないか…と思うのですが、描写はどうみても20~30代の方向けで(未成年の方も、内容を見て面白いかは別にして、描写としては面白い)、正直、どの軸(コメディものか、多少にも社会問題提起とみるか)で判断はかなり別れそうな気がします。
ただ、お話の内容自体はかなり誇張も多いし、実際に「2000万円」問題をどうとらえるのかにもよると思いますが(50年後くらいしたら、年金制度が破綻するか、生活保護が続出しそう…)、一応趣旨は理解できるし、現在ホットな話題で(まぁ、元になったリアル発言自体も、一応理解はできる)、「笑いながらオレオレ詐欺とかには気を付けてね」という趣旨というように解釈するのが妥当かなと思います。
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(減点1.0/すべてまとめて)
このことは「満塁本塁打」さんも指摘されていましたが、倒産であっても退職金という制度がもともとあり、それを積み立てている以上、何らかの救済制度はあります(国による8割補填など)。
ほか、このようなケースでも、先取特権(民法306条)を活用して回収を図る手もあります(優先順位も高めに設定されている/条文上は「賃金」としか書いていないが、「退職金に対しても類推適用される」というのが判例(昭和43))。もっとも、倒産処理後の残ったお金の清算で、複数の従業員が(かなりの大手企業と思える描写)、それを主張した場合は取れる金額が減りますが、1円ももらえないというのも超レアケースです(完全に清算等終わって0円状態の会社ってあるの?)。
かつ、先取特権は「法定担保物権」と呼ばれるもので、証拠(この場合、タイムカード等)があれば「法律上、当然に」認められる権利です(相手側の言い訳は一切考慮されない)。この「相手方の言い訳が一切通用しない」のが法定担保物権の強みで、本人訴訟でも何ら問題がないパターンです(弁護士か、訴額が140万円を超えないなら司法書士(簡裁のみ)でも扱えるが、被害者の落ち度は低いことから、成功報酬もかなり低めに設定されています。そもそも、その場合でも代わりに証拠出して払ってねといえば、相手の言い分など存在せず成立するので、受け持った案件としてもやりやすいため。なお、これを業をもって行政書士がやるとアウトなので注意です)。
また、あのケースは倒産ですので、いわゆる「特定受給資格者」(理由が倒産にあたるケース)で、映画内でも「入社から一つの会社一筋でやっていた」と言っていること+旦那さんが55歳くらいっぽいことを考えると、給付期間はかなり手厚くなっています(2022年3月までの時限措置。おそらくこの政策はコロナ事情もあるのでそのまま?)。すると、「すぐに職業を探す必要はない」んです。
にもかかわらず、行政がやっているハローワークの言い分も無茶苦茶で「55歳を超えて仕事の選択肢もないんだから肉体作業をしろ」といっても、そもそも無理なのはわかりきった話です。もちろん、ハローワーク(職業安定所)は最終最後は「安定した職業にはやくついてもらう」ことが目標になりますが、「無理なものは無理」です。それを半ば投げていること(窓口を民間に委託していても、最終最後は行政が責任を取る事案)、またそれを真に受けてすぐに工事現場(?)で仕事をしているあたり、結局、「長期的に得をするか、短期的にお金を稼ぐか」という点の判断がかけていて(15歳ならまだしも、55歳近くの方が、そういう損得関係ができないというのは、ちょっと不自然すぎる)、全般的に「お金を描く映画なのに、それらに関する諸法律の描写が適当すぎる」というのがかなりの痛手となるところです(本当に老後の資金に困ってるのかどうなのか、わからなくなってしまう)。
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笑えないのにいっぱい笑っちゃった
なかなか切実なお金の問題なのにいっぱい笑っちゃった。映画館の中が笑いで溢れてた。こんな幸せなことはない。
今週末、一番期待してた同じ監督のもう一本がなんか合わなかったので、やめとこうかなと思っていたんだけど、「ハロウィン」と「モーリタニアン」までの間があったので、思いきって観に行って良かった。
天海祐希と柴田理恵のヨガのあんなポーズが見られただけでも最高。
あ、天海祐希と草笛光子のデュエットも。宝塚出身の女優さんたちが映画であんなに輝いてたのって久しぶりじゃないかな。
それにしてもいい夫婦だったなぁ。
天海さんじゃなかったらコメディではなくなってた。
映画の大半が結構重かったです。
「そういうこと、あるかもしれない」って不安にかられます。
自分だったら怒り狂ってるだろうなという事例ばっかり。
天海祐希さんだったから、こんなふうにエネルギッシュに乗り越えられたんだろうと思いました。
彼女以外の配役だったら、全然こんなにポジティブな映画にはなっていなかったと思います。
宝くじが当たって解決とか、何か幸運が訪れて解決とかではなく、そうするしかないんだろうなという着地点に辿り着いたから、見終わった後のしこりがなく、見てよかったと思える映画でした。
そして、草笛光子さんも最高。
あの方じゃなかったら、天海祐希さんとバランスのとれる姑役はいなかったと思います。
年金詐欺の場面では、会場で「え??」って声が湧き上がりました。
笑いまくり
ラスト30分前までに何度笑ったか。
こんなに映画で笑った記憶がない。ただのコメディなんかじゃなかった。
そしてそろそろ飽きたなって思ったラスト30分は感動と微笑ましい話し。
いやー凄くハッピーにしてくれた約2時間。
天海祐希さんは勿論、旦那の松重さん、義母の草笛さんがいい配役だったなー
あと忘れてはならないのは、クリス松村さんと柴田理恵さんも(笑)
観客はマダムが多かったが、老若男女笑えます‼️
誰でもたどり着く共感得られるコメディ。ただ、最後の終わりと細かいところは気にしなくて良い。【ネタバレ】
お金、と嫁姑、老い。家族
誰しも共感できるテーマだけに、客も老人ばかりでは無く、若い層も多く、笑いも多く。
ここ1年くらいの映画では、客席で最も笑いの歓声最も多かった。それは間違いない。
かなり昔の本木雅弘「おくりびと」は満員の観客、ジジイババアで棺桶に・・・な人が多く、身につまされたけど
本作はあっけらかん。
ストーリーがわかりやすく誰しも共感できるテーマだから、ほぼ満席の満員御礼。
スピーディーにテンポ良く話は進む。基本コミカル。
過不足のない万人受け映画。オススメです。でも人間リタイアした後40年は生き過ぎだよなぁ、ならば75くらいまで現役で働いてもらわないと。
ただ最後の生前葬なんて、個人のエゴでしかないし。家持ちがシェアハウス移住は「シェアハウスの宣伝??」と思うほど非現実的。トイレ風呂リビング共用って・・・普通の感覚では耐えられない。
あと、会社潰れても、多額では無いが、退職金払ってくれる、国が。という制度がある。それと、勿論費用の事前リサーチは誰しも怠らないが、親が息絶えないうちに、危篤でも、葬式の話は絶対にあり得ない。ご臨終後。追われるように葬式通夜の準備するのが日本人。本人生きているうちに葬式の話し合い段取りするのは非常識極まりない。
ここの数点で少し引いた。それは間違いない。
でもコミカルでいいんでないんですか、こういうのも。
悪妻に見せたい
なかなか、年代も一緒のサラリーマンで共感できることも多く、老後が不安になりました(^^;)
嫁はどちらかというと浪費家で、子供の学費とか考えると不安になる!ぜひ嫁に見せたい!
映画の中でも話があったが、うちは、映画の中よりも貯金がない(^^;)
そこそこ稼いでいるんですがね〜
先が不安でならない!
内容的には大変面白かった!
キャストも豪華でところどころ面白い役柄のキャストが混じっていて飽きませんでした。
草笛さんは、さすがですね〜いい味でてました。
ま〜それを引き出してるのは天海さんでしたけど!
ただ、爆笑まではなかったかな。
クスと笑える部分は多々ありました。
あんな、家族を作りたかったな〜
もう遅いけど・・
小ネタ満載 大ベテランたちの躍動
もっとお金お金してるのかと思いましたが、そうでもなく、普通に小ネタ満載の面白いお話に、最後は家族や人の温かみを感じられるいいお話しでした。普通と言えば普通ですが、、笑。
とにかく小ネタが多い。ピスタチオとかスリムクラブとか旬でもない芸人を出してくるところからして、、笑。三谷さんもよかったですね。
なにより素晴らしかったのは草笛さんですね。88歳ですか、、チャレンジ精神もすごいし、自然な演技で演技に感じないほど、、素敵な俳優さんですね。。竜雷太さんや藤田弓子さんも含め、演技をまだまだ楽しんでらっしゃって本当に素敵だなと思いました。老後をテーマにしてるからかもしれませんが妙に目がいきましたね。
もちろん天海祐希もハマり役で良かったです。楽しめる映画です。
草笛光子さん、サイコー❗
やっぱり昭和の日俳優陣はサイコーですわ。竜雷太さんまで居たなんて。感激でしたね、昭和俳優さん達の元気さと芝居の上手さに。とにかく笑えるわー。草笛光子さんの歌にも感動やし。脚本がまた現実的で意見したくなったり同感したり。熟年層には大当たりですわ。
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