コロンバスのレビュー・感想・評価
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アフター・ヤンは過去の歴史。この映画は始まりかなぁ?
『集中力の欠如ではなく、興味の欠如』始まって15分に突然現れた台詞。この映画の結末がなんであれ、この台詞に共感を持つ。
モダニズム建築と言っている。その特徴は?
『シンメトリ』とか直線とか配色とか色々な特徴はあると思う。しかし、一番の特徴は『現代建築』とか『近代建築』とか訳される訳だから、それが『いつなのだ?』という定義と『歴史が浅い』と言う事だと思う。
この映画はそれを語っていると感じた。
映像から『シンメトリ』を意識的に避けている。それは、
『大韓民国』と『朝鮮民主主義人民共和国』と言う分断国家を、見た目はシンメトリでありながら、全く違った二つと言っているように感じる。両国は歴史はあるが、戦時国家である限り、歴史も始まっていない。つまり、モダニズムな国家なのだ。(両国に平和を)
と、勝手に解釈した。ストーリーはあって無いようなもの。建築の映像を見るだけで良いと思う。
映像に対する個人的な感想は、モダニズムと言いながら古臭く感じた。日本で例えるなら、ル・コルビュジエの『西洋美術館』かなぁ?渋谷とか新宿の新しさが日本のモダニズムになるのだろうが、コロンバスの地にはそれがない。
さて、日本に於いて、新宿や渋谷の先駆的建築が破壊され、『カザ』とか『キーウ』見たくならなければ良いが。日本はそれでなくとも『スクラップアンドビルド』の国で街の様子は日々刻々変化する。(両国に平和を)
さて、先日山手線全駅を降りようと一周の旅に出たが、
約60年ぶりで降りた田端の町があんなに変わっていたとは驚いた。親父は田端に住んでいたし、小学一年生の時に3週間程この地で入院していた。当時の病院でモダニズムな建築であったと記憶する。
なお、病名はヘルニア。脱腸である。
『韓国では親の死に立ち会わないと、親の魂が客鬼になって彷徨う』ふむふむ、たが、それも良い♥
追記
図書館学に修士課程や博士課程は存在しないと思う。少なくとも日本には。また、分類的には000に分類されるが、教育課程では社会学に端を発していて、文学とは似て非なるものである。
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